ドント・ブリーズ

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ドント・ブリーズ / ジェーン・レヴィ
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「ドント・ブリーズ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督が再びサム・ライミ製作の下で撮り上げた戦慄のサスペンス・スリラー。盲目の老人の家に盗みに入った若者3人が、相手の思わぬ反撃に遭い、想像を絶する恐怖に見舞われるさまを緊張感あふれる筆致で描き出す。主演はジェーン・レヴィ、共演にスティーヴン・ラング。荒廃した街デトロイトで、少女ロッキーと恋人のマニー、友人のアレックスの3人は重罪にならない程度の空き巣を繰り返していた。自堕落な親を見限り、幼い妹を連れてここを出て行こうと考えていたロッキーにはまとまった金が必要だったが、そこへマニーがある強盗話を持ちかけてきた。ターゲットは孤独な盲目の老人で、娘を事故で失った彼は、賠償で得た大金を自宅の地下室に隠し持っているらしいというのだった…。 JAN:4547462110749

「ドント・ブリーズ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2016年
製作国: アメリカ
原題: DON’T BREATHE

「ドント・ブリーズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全40件

老人?・・いやいや到底老人には見えませんよ!

投稿日:2017/04/03 レビュアー:飛べない魔女

ドキドキしました。
そこそこ面白かったです。
お金を盗むために入った若者が盲目の老人(体つきはとうてい老人には見えない!)
にやられちゃうのは悪いことしようとしたんだから当然のことなんだけど
なんかどっちもどっちのシチュエーション。

どっち応援する?っていうと
ロッキー(ジェーン・レヴィ)の生い立ちがあまりにも気の毒なので
ビッチではあるけど、やっぱり逃げて〜って思っちゃう。
人間の怖さが充分出ていて、怖かったです。
88分という短い時間に集約された恐怖が持続するのも良かったですね。
でも、ラストのオチがいまひとつインパクトが薄いのが残念。
だから何よ?って感じなんですけど・・

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備えあれば憂いなく痒い所に手が届く

投稿日:2018/12/16 レビュアー:ビンス

サム・ライミに
フェデ・アルバレス
「新・死霊のはらわた」コンビです。
となってこのジャケット画像
「ドント・ブリーズ」で
白目バーーンなら
息を殺さなければ殺されてしまう
息を感知して殺そうとするモンスターが現れる
そういうイメージが出来上がってしまっていました。
どんなバケモノが登場するんだと
キョンシー的なもんかな、と
楽しみにしていたわけです。
そしたらなんとまぁ
そちらとは無縁のストーリーが展開され
オール生きてる人間のみの登場
生きてる人間対生きてる人間
どちらにも肩入れしずらいシチュエーション
肩透かし喰らいましたが
これはこれで面白かったです。
それにしてもサム・ライミは白目が好きですねぇ(笑)

盲目の老人対強盗3人組という構図は
中々新鮮なものでした。
かたや見えない
かたや音を出せない
近距離にいても気づかない
そして逃げれない
冷静に対処すれば切り抜けられそうなものも
焦ると選択肢は次々と消えていくものです。
で、選択してはいけない選択をしちゃう
そういう若さも愚かさとして表現されていました。

それにしても原題がひっかかります。
ドント・ブリーズ
息を止めろ
そんなに息関係ないでしょ(笑)
だったら音を立てるな、とか
騒音立てまくれ、とか
音に関連付けたほうがしっくりきます。

白目の異常な退役軍人。
彼は一体いつから
この家にあれやこれやを準備していたんでしょうか
備えあれば憂いなしにも程があるというか
備えあれば憂いなしも常軌を逸したレベルです。
どこまでを想定していたのか
ここまでの想定をしていたかのような
痒いところに手が届くリカバリーの数々
起こった事態に対する迷いがなく
次々と手段を講じていきます。
これを盲目でやってのけたってんだから
それはもうある種モンスターですね。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

つまらん映画ですが、「息をするな」という発想だけ残る。

投稿日:2017/05/09 レビュアー:ちゅく

三人組の若い馬鹿どもが、新聞の「湾岸戦争の退役軍人に6ケタの示談金」を目当てに強盗に入る。

ここに登場する誰一人として、同情をもてない。

一味の女だけは、家で虐待を受けている妹を、デトロイト(東部)から、サーフィンのできる西部に連れていきたいと望む。

その希望は否定できないが、手段が泥棒では、同感できない。
この女は、最後まで金にこだわる。

三人が押し入った家は、ある一人の老人の家。
彼が「盲目」であることは、一味の若者がセキュリティ会社の社長息子であったことから、ばれている。
(息子が鍵を父のデスクから簡単に盗む。)
老人が「盲目」になった原因は、途中から「イラク戦争」での「毒ガス兵器」に変わる。

この時点で、この映画は、駄目だと思った。そう思ったら、あとは、安易なホラー・アクションに変わる。

昔、盲目の女(オード―リー・ヘップバーン)が、男どもに家を占拠され、手探りの知恵で危機を乗り越える映画があった。
「暗くなるまで待って」(テレンス・ヤング監督、1967年)。

この「ドント・ブリーズ」を作った連中は、たぶんこの映画を見ていただろう。
そこで、盲人が、泥棒どもを返り討ちにする映画を作ったのだろう。「逆転の発想」で。それは否定しない。

盲人の「退役軍人」の「戦闘能力」が優れているので、それを逃れるため、若い泥棒どもが、「息をひそませる」という状況。
それは、逆転の発想だ。たしかに、一瞬、面白い。
しかし老人が、戦場のどんな状況で、失明したか、ということを説明して、観客に納得させる必要があった。
現代の戦場で、手足は自由で、目だけを失う戦闘が、どこにあったか? ということだ。
爆弾の破裂であれば、目だけでは済まない。生物兵器では、彼は、病院にいるはずだ。そして、死んでいるはずだ。
毒ガス兵器であれば、納得できる。
そうであれば、第一次世界大戦で、フランス、英国、ドイツが相互に開発した兵器について、語るべきであろう。
湾岸戦争、イラク戦争での毒ガス兵器の被害状況を説明できなければ、こういう設定をしてはいけない。

歴史を考えない製作陣が、安易な「ゾンビ映画」を作っている。
この映画を作った、米国の若い人には、現実認識が、希薄かつ曖昧だ。
連中が駄目だということではない。安易な「ゾンビ」に行くな、ということだ。

最も、責任を負うべき、頭(かしら)は、製作統括のサム・ライミである。
彼は、間違っている。
「人が人として死んだ」ということを認識しなさい。
「死んだ」ことを確認するためには、焼くことしかないのです。
遺体をそのまま埋めておくから、墓場から、腐った異形が出てくるのだ。
「死者」を焼くべきです。

遺体を焼くのが仏教、土葬するのがキリスト教ではない。これは習俗です。土地の習慣です。
「ゾンビ」というのが、僕は許せない。腐ったまま歩き回り、死んでいるので、誰もほむれない存在。
そして、彼らが一体一体、自分の肉親であれば、それを破壊できますか?

きれいに灰にしてしまうと。彼らは風に乗って、昇り、雨として落ちてきて、僕らの表面の肌から体に浸透してくる。
決して、DNAを変えることは、ない。
DNAは、魂ではない。


ちゅく

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ホラーではなくスリラー

投稿日:2017/04/16 レビュアー:強すぎワロタ

元々はホラーの、それも生理的嫌悪に訴えかけてくる系の作品を作っていた監督のはずだが、ホラーというよりはスリラーで、内容もえげつないものはなかった。
ハリウッドで作るような巨額の予算を投じている作品ではなく、メインの登場人物は数名、全体的にもお金はほとんどかかっていないように見える。その中でストーリーの展開がよく考えられており、監督の腕がよいと感じさせる作品となっている。
ひたすらお金にものを言わせた作品が多い中、こうした作品も見てみたい、という人にオススメできる。

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コソ泥は成敗すべし♪

投稿日:2018/12/26 レビュアー:みなさん(退会)

セリフや映像、カメラワークで張り巡らされた伏線が、物語の進行とともに拾われて行く様子は見事。然も、それらは虚仮威しではなく、物語を展開させるキーになっている。満足度が高い。いい脚本と演出だ。

――デトロイト。ロッキーは、恋人のマネーと友人のアレックスと一緒に、裕福な家に空巣に入っては小銭を稼いでいた。アレックスの父親が警備する住宅ばかりを狙い、現金は奪わず金品のみ。それも1万ドル以下に抑える。きわめてスマートに犯行を終わらせる。
けれど、劣悪な家庭環境から幼い妹を連れ出し、新しい生活に踏み出したいロッキーは、マネーが持って来た計画に賛同してしまう。廃れた郊外の住宅地で独り暮らしをしている老人宅を狙うと言うのだ。退役軍人で、イラクでの従軍中に怪我をして失明しており、交通事故で亡くした娘の示談金30万ドルを地下室に隠しているらしい。
難色を示すアレックスを口説いて計画を実行することになった3人だったが、いつもの勝手と違い、トラブルが続く。
何とか家の中に忍び込んで物色を始めるが、睡眠ガスで眠らせたはずの老人が起きて来たところから事態は最悪な方向へと転がり始める。
……というお話し。

異色の吸血鬼映画『リヴィッド(11)』を思い出させる滑り出しだった。「リメイクか?」と思ったくらい。(笑) でも、違った。
中盤以降は、モンスターホラーのような怒濤の展開。ジェイソンかエイリアンか、神出鬼没の老人の活躍ぶりが、スゴい。思わず応援していたが、ロッキーを拘束して天井からぶら下げた辺りから、白けてしまった。「SMかっ!」と期待していたら、あろうことか「レ○プはしない。けれど、子供を産んで貰う」とか言い出すし、「それこそレ○プだろ!」とツッコんでしまった。自分の精子を冷凍保存しているなんて……。どうやって採取したんだ? 然も、演じるのは、スティーヴン・ラングだ。考えると、更にげんなりしてしまう。(苦笑)

テントウムシが幸運のメタファーとして使われているが、ちょっと微妙な感じがする。罪の軽重を問う以前に、ロッキーは窃盗グループの実行犯だ。空巣に入られた側は、レ○プされたのと同じ気分になる。被害金額の問題ではない。
いくら妹に良い環境で育って欲しいと願っていたからと言ってこんな犯罪が許されていいはずはない。なのに、テントウムシが幸運を運んで来るなんて欺瞞だろう。(恋人のマネーや自分に気があるアレックスが殺されているのに、ふざけた女だ)
演じるのは、リメイク版『死霊のはらわた(13)』のジェーン・レヴィ。個人的には、『モンスター・トラック(16)』のヒロインの方が好きだな。

最後は、カメラがカリフォルニアに向けて旅立つ二人の姿を見送る。けれど、すべてが「めでたしメデタシ」ではない雰囲気が漂っている。
監督は、やはりサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』で長編映画デビューを飾ったフェデ・アルバレス。いい監督さんだ。

かなり面白い作品ではあったが、やっぱり、エンディングは納得できないなぁ。
なので、少しだけオススメってことにしておきましょう!

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ドント・ブリーズ

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老人?・・いやいや到底老人には見えませんよ!

投稿日

2017/04/03

レビュアー

飛べない魔女

ドキドキしました。
そこそこ面白かったです。
お金を盗むために入った若者が盲目の老人(体つきはとうてい老人には見えない!)
にやられちゃうのは悪いことしようとしたんだから当然のことなんだけど
なんかどっちもどっちのシチュエーション。

どっち応援する?っていうと
ロッキー(ジェーン・レヴィ)の生い立ちがあまりにも気の毒なので
ビッチではあるけど、やっぱり逃げて〜って思っちゃう。
人間の怖さが充分出ていて、怖かったです。
88分という短い時間に集約された恐怖が持続するのも良かったですね。
でも、ラストのオチがいまひとつインパクトが薄いのが残念。
だから何よ?って感じなんですけど・・

備えあれば憂いなく痒い所に手が届く

投稿日

2018/12/16

レビュアー

ビンス

サム・ライミに
フェデ・アルバレス
「新・死霊のはらわた」コンビです。
となってこのジャケット画像
「ドント・ブリーズ」で
白目バーーンなら
息を殺さなければ殺されてしまう
息を感知して殺そうとするモンスターが現れる
そういうイメージが出来上がってしまっていました。
どんなバケモノが登場するんだと
キョンシー的なもんかな、と
楽しみにしていたわけです。
そしたらなんとまぁ
そちらとは無縁のストーリーが展開され
オール生きてる人間のみの登場
生きてる人間対生きてる人間
どちらにも肩入れしずらいシチュエーション
肩透かし喰らいましたが
これはこれで面白かったです。
それにしてもサム・ライミは白目が好きですねぇ(笑)

盲目の老人対強盗3人組という構図は
中々新鮮なものでした。
かたや見えない
かたや音を出せない
近距離にいても気づかない
そして逃げれない
冷静に対処すれば切り抜けられそうなものも
焦ると選択肢は次々と消えていくものです。
で、選択してはいけない選択をしちゃう
そういう若さも愚かさとして表現されていました。

それにしても原題がひっかかります。
ドント・ブリーズ
息を止めろ
そんなに息関係ないでしょ(笑)
だったら音を立てるな、とか
騒音立てまくれ、とか
音に関連付けたほうがしっくりきます。

白目の異常な退役軍人。
彼は一体いつから
この家にあれやこれやを準備していたんでしょうか
備えあれば憂いなしにも程があるというか
備えあれば憂いなしも常軌を逸したレベルです。
どこまでを想定していたのか
ここまでの想定をしていたかのような
痒いところに手が届くリカバリーの数々
起こった事態に対する迷いがなく
次々と手段を講じていきます。
これを盲目でやってのけたってんだから
それはもうある種モンスターですね。

つまらん映画ですが、「息をするな」という発想だけ残る。

投稿日

2017/05/09

レビュアー

ちゅく

三人組の若い馬鹿どもが、新聞の「湾岸戦争の退役軍人に6ケタの示談金」を目当てに強盗に入る。

ここに登場する誰一人として、同情をもてない。

一味の女だけは、家で虐待を受けている妹を、デトロイト(東部)から、サーフィンのできる西部に連れていきたいと望む。

その希望は否定できないが、手段が泥棒では、同感できない。
この女は、最後まで金にこだわる。

三人が押し入った家は、ある一人の老人の家。
彼が「盲目」であることは、一味の若者がセキュリティ会社の社長息子であったことから、ばれている。
(息子が鍵を父のデスクから簡単に盗む。)
老人が「盲目」になった原因は、途中から「イラク戦争」での「毒ガス兵器」に変わる。

この時点で、この映画は、駄目だと思った。そう思ったら、あとは、安易なホラー・アクションに変わる。

昔、盲目の女(オード―リー・ヘップバーン)が、男どもに家を占拠され、手探りの知恵で危機を乗り越える映画があった。
「暗くなるまで待って」(テレンス・ヤング監督、1967年)。

この「ドント・ブリーズ」を作った連中は、たぶんこの映画を見ていただろう。
そこで、盲人が、泥棒どもを返り討ちにする映画を作ったのだろう。「逆転の発想」で。それは否定しない。

盲人の「退役軍人」の「戦闘能力」が優れているので、それを逃れるため、若い泥棒どもが、「息をひそませる」という状況。
それは、逆転の発想だ。たしかに、一瞬、面白い。
しかし老人が、戦場のどんな状況で、失明したか、ということを説明して、観客に納得させる必要があった。
現代の戦場で、手足は自由で、目だけを失う戦闘が、どこにあったか? ということだ。
爆弾の破裂であれば、目だけでは済まない。生物兵器では、彼は、病院にいるはずだ。そして、死んでいるはずだ。
毒ガス兵器であれば、納得できる。
そうであれば、第一次世界大戦で、フランス、英国、ドイツが相互に開発した兵器について、語るべきであろう。
湾岸戦争、イラク戦争での毒ガス兵器の被害状況を説明できなければ、こういう設定をしてはいけない。

歴史を考えない製作陣が、安易な「ゾンビ映画」を作っている。
この映画を作った、米国の若い人には、現実認識が、希薄かつ曖昧だ。
連中が駄目だということではない。安易な「ゾンビ」に行くな、ということだ。

最も、責任を負うべき、頭(かしら)は、製作統括のサム・ライミである。
彼は、間違っている。
「人が人として死んだ」ということを認識しなさい。
「死んだ」ことを確認するためには、焼くことしかないのです。
遺体をそのまま埋めておくから、墓場から、腐った異形が出てくるのだ。
「死者」を焼くべきです。

遺体を焼くのが仏教、土葬するのがキリスト教ではない。これは習俗です。土地の習慣です。
「ゾンビ」というのが、僕は許せない。腐ったまま歩き回り、死んでいるので、誰もほむれない存在。
そして、彼らが一体一体、自分の肉親であれば、それを破壊できますか?

きれいに灰にしてしまうと。彼らは風に乗って、昇り、雨として落ちてきて、僕らの表面の肌から体に浸透してくる。
決して、DNAを変えることは、ない。
DNAは、魂ではない。


ちゅく

ホラーではなくスリラー

投稿日

2017/04/16

レビュアー

強すぎワロタ

元々はホラーの、それも生理的嫌悪に訴えかけてくる系の作品を作っていた監督のはずだが、ホラーというよりはスリラーで、内容もえげつないものはなかった。
ハリウッドで作るような巨額の予算を投じている作品ではなく、メインの登場人物は数名、全体的にもお金はほとんどかかっていないように見える。その中でストーリーの展開がよく考えられており、監督の腕がよいと感じさせる作品となっている。
ひたすらお金にものを言わせた作品が多い中、こうした作品も見てみたい、という人にオススメできる。

コソ泥は成敗すべし♪

投稿日

2018/12/26

レビュアー

みなさん(退会)

セリフや映像、カメラワークで張り巡らされた伏線が、物語の進行とともに拾われて行く様子は見事。然も、それらは虚仮威しではなく、物語を展開させるキーになっている。満足度が高い。いい脚本と演出だ。

――デトロイト。ロッキーは、恋人のマネーと友人のアレックスと一緒に、裕福な家に空巣に入っては小銭を稼いでいた。アレックスの父親が警備する住宅ばかりを狙い、現金は奪わず金品のみ。それも1万ドル以下に抑える。きわめてスマートに犯行を終わらせる。
けれど、劣悪な家庭環境から幼い妹を連れ出し、新しい生活に踏み出したいロッキーは、マネーが持って来た計画に賛同してしまう。廃れた郊外の住宅地で独り暮らしをしている老人宅を狙うと言うのだ。退役軍人で、イラクでの従軍中に怪我をして失明しており、交通事故で亡くした娘の示談金30万ドルを地下室に隠しているらしい。
難色を示すアレックスを口説いて計画を実行することになった3人だったが、いつもの勝手と違い、トラブルが続く。
何とか家の中に忍び込んで物色を始めるが、睡眠ガスで眠らせたはずの老人が起きて来たところから事態は最悪な方向へと転がり始める。
……というお話し。

異色の吸血鬼映画『リヴィッド(11)』を思い出させる滑り出しだった。「リメイクか?」と思ったくらい。(笑) でも、違った。
中盤以降は、モンスターホラーのような怒濤の展開。ジェイソンかエイリアンか、神出鬼没の老人の活躍ぶりが、スゴい。思わず応援していたが、ロッキーを拘束して天井からぶら下げた辺りから、白けてしまった。「SMかっ!」と期待していたら、あろうことか「レ○プはしない。けれど、子供を産んで貰う」とか言い出すし、「それこそレ○プだろ!」とツッコんでしまった。自分の精子を冷凍保存しているなんて……。どうやって採取したんだ? 然も、演じるのは、スティーヴン・ラングだ。考えると、更にげんなりしてしまう。(苦笑)

テントウムシが幸運のメタファーとして使われているが、ちょっと微妙な感じがする。罪の軽重を問う以前に、ロッキーは窃盗グループの実行犯だ。空巣に入られた側は、レ○プされたのと同じ気分になる。被害金額の問題ではない。
いくら妹に良い環境で育って欲しいと願っていたからと言ってこんな犯罪が許されていいはずはない。なのに、テントウムシが幸運を運んで来るなんて欺瞞だろう。(恋人のマネーや自分に気があるアレックスが殺されているのに、ふざけた女だ)
演じるのは、リメイク版『死霊のはらわた(13)』のジェーン・レヴィ。個人的には、『モンスター・トラック(16)』のヒロインの方が好きだな。

最後は、カメラがカリフォルニアに向けて旅立つ二人の姿を見送る。けれど、すべてが「めでたしメデタシ」ではない雰囲気が漂っている。
監督は、やはりサム・ライミ監督の『死霊のはらわた』で長編映画デビューを飾ったフェデ・アルバレス。いい監督さんだ。

かなり面白い作品ではあったが、やっぱり、エンディングは納得できないなぁ。
なので、少しだけオススメってことにしておきましょう!

6〜 10件 / 全40件

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