ボーダーライン

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ボーダーライン / エミリー・ブラント
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「ボーダーライン」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

エミリー・ブラント主演のサスペンスアクション。巨悪化するメキシコ麻薬カルテルを殲滅すべく、特別部隊に派遣されたFBI捜査官・ケイト。彼女は謎のコロンビア人と共に、国境付近を拠点とする麻薬組織を撲滅させる極秘任務に就くことになり…。※R15+

「ボーダーライン」 の作品情報

作品情報

製作年: 2015年
製作国: アメリカ
原題: SICARIO

「ボーダーライン」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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タイム・チェイサー

モッド・スクワッド

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

キング・オブ・ファイヤー

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6〜 10件 / 全40件

フィクションだけどリアルで、引き込まれました。

投稿日:2016/09/04 レビュアー:カマンベール

メキシコ国境の麻薬取り引きや、
スペイン語の出来る傭兵で、
まるで、密輸取り引きの「コンサルタントみたい」に見える
傭兵のベニチオ・デル・トロ。

正義感の強いFBIのエリート捜査官(エミリー・ブラント)
ふたりの演技がリアルで、臨場感ハンパなかったです。

麻薬取り引きに戦闘服に重装備で銃撃戦・・・・って、
ちょっとそこまでやりますかねぇ・・・・とか思いました。
まるでメキシコ警官の半数は、麻薬カルテルからお金を貰って
協力してるみたいな描き方!
これも、ちょっとシラけました。

デルトロが妻子を麻薬王のアラルコンに私情のみで(コロンビア政府の
元検事が、あそこまで戦闘力がある・・というのも、眉つぱものです)

すごく面白かったけれど私がすごく懐疑的な理由は、監督が、
「プリズナーズ」と「灼熱の恋」のドロニ・ビルヌーブさんだからです。
ちょっと現実を歪曲して、衝撃度を煽る傾向を感じるからです。
でもしかし、
緊張感のある良くできたスリラーだと思いました。
面白かったです。

このレビューは気に入りましたか? 4人の会員が気に入ったと投稿しています

ハウス オブ ホラーズ

投稿日:2017/02/17 レビュアー:裸足のラヴァース

ふうむライオンズゲートなのね 冒頭の室内銃撃戦の赤いカーテン
壁の中の死体 ホラー色強く ちょい感触が違うなと感じる あら
ヴィルドゥルヌーヴかあ 有名やん 灼熱の塊とか魂だっけ

当然意識してる 静の演出部分がうまい 雲霞の如く押し寄せる敵を
皆殺しにする期待で見ると 君は15分で飽きてしまうだろう

30分でやっとこさ話が見えて来て 麻薬カルテル殲滅の選抜戦闘団
の物語へと 何も起こらないのが面白い エミリーブラントは終始
役立たず そのエミリーの不安定を ロジャーデイキンスの撮影は
ロングをビシッと決めてグッドね 物語を空間的リアリティが支える
高速道路でのタメを効かせた唯一の らしき銃撃戦も 瞬間的 車の
窓越しの演出が渋い

しかし途中ちょい狙い過ぎで 或いは気取っていて 展開がそれを
突破するかどうかなのだが あくまで重っ苦しい ベニトロの私怨の
事の始末は安直で 物語を語る限界を露呈してしまって残念
題材が難しいよね 前半の緊張感に丸ってとこ

このレビューは気に入りましたか? 3人の会員が気に入ったと投稿しています

D・トランプ氏の主張は案外正しいかも...

投稿日:2016/10/06 レビュアー:哲郎

無秩序に流入する麻薬天国に対処するため、米政府が秘密裏に行う麻薬カルテルへの超法規措置をストーリーとして、その舞台である国境地域で暮らす庶民の悲哀を描いたものである。

裏で麻薬の運び屋をするメキシコの警官に呆れるところだが、メキシコや中南米ではこれは珍しいことではないらしい。
日本なら警察と暴力団の力差は歴然としており、彼らが白昼銃撃戦を繰り広げるなんて光景は見られない。しかし、向こうの麻薬カルテルなどは重武装した組織を形成しており、警察といえどもそう簡単に制圧できるものではないのだ。警官は自分のクローンを何人も用意しなければ長く勤められないほど危険なのである。そんな場所では、裏で闇組織に加担することはある意味逆に身の安全を図れることになる。彼らの汚職を日本の常識で単純に非難することは難しい。その点で、常に戦場ともなり、法による秩序が機能していない場所で暮らす庶民の現実に焦点をあてたのはよかった。

キャストでは、なんといってもベニチオ・デル・トロ。あの容貌、役にハマリすぎてる。
一方エミリー・ブラントはどうだろう。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で意外な戦士役を見せ、また今回もタフな役柄を受けている。これまでとイメージを変えたいのかなとも思うのだが、なんかこう、もっとピッタリくる役柄があるような気がする。『羊たちの沈黙』でクラリス・スターリングを演じたジョディ・フォスターのように、自分の代名詞になるようなヒロイン捜査官といった役柄がエミリーにもあるように思えるのだ。

大統領候補のD・トランプ氏がメキシコとの国境に塀を築くと言っているが、これは案外正しい主張かもしれない。
現代に万里の長城じゃあるまいし、物理的には無理な話なのだが、現実的な処方としては移民政策の根本的な見直し、国境管理の大胆なテコ入れといった引き締め策の実施が考えられるだろう。
日本は江戸時代に鎖国政策をとっていたわけだが、これは極めて合理的な護国政策だ。
国の多民族化はいろいろな問題を引き起こすことになる。異教の流入も同様である。織田信長が容認したキリスト教も、その後秀吉、家康の代で禁教とならず国内に拡大したならば、一神教ゆえに他の宗教を認めないその教理によって、日本国内に深刻な宗教戦争を引き起こした可能性がある。宗教対立による迫害、虐殺が横行した歴史が残ったかもしれないのだ。
報復の連鎖を引き起こしたくないなら、そうなる前の状態を維持することが大事なのである。

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ベニチオ・デル・トロの存在感

投稿日:2016/09/09 レビュアー:ちゅく

怖い映画でした。しばらく忘れられないと思います。

「ボーダーライン」(2015年、米国、カラー、121分)。
原題の「Sicario」は、スペイン語で「殺し屋」という意味ということです。

監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ(1967、カナダ生)。2013年公開の2作「プリズナーズ」「複製された男」は、共に傑作でした。
(2012年「灼熱の魂」は未見ですが、近々見られそうです。期待しています。)

エミリー・ブラント(1983、英国・ロンドン生)が主演となっています。大きい眼で、怒り、怖れ、悲しみ、迷い、決断を表現できる女優です。
細身で小柄ですが、アクションができることは、トム・クルーズと共演したSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)で証明済みです。

この「ボーダーライン」では、彼女は、FBI捜査官のケイト・メイサーを演じています。
冒頭、ケイトは、アリゾナ州チャンドラーで、同僚のレジー・ウェイン(ダニエル・カルーヤ)とともに、誘拐事件の容疑者の家に捜査に突入。
家の壁の中から一体ずつビニールに覆われた、多くの被害者の遺体を発見します。
捜査終了前に、同じ敷地にあ倉庫庫で、爆発が起こり、捜査に加わっていたSWATが2名死亡します。

彼女は、この捜査の直後、FBIの上司ジェニングス(ヴィクター・ガーバー)の策動推薦で、自称「国防総省」のサンダル履きの男マット・グレイヴァー
(ジョシュ・ブローリン)のチームに入り、誘拐事件の「主犯」の麻薬カルテルのボスであるマニュエル・ディアス(ベルナルド・サラシーノ)の捜査に参加する。
飛行機でテキサス州のエル・パソに行ったケイトは、マットのパートナーの男アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に会い、以後、行動をともにする。
かれらは国境を越える。途端に、主導権は、マット(ブローリン)と、アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に移る。
二人は、ケイトに「(出しゃばるな)ただ見ておけ」という。それは、最後まで正しいアドバイスだった。
メキシコのフアレス市街に入ると、「ようこそ」と、アレハンドロはつぶやく。首を斬られた4体の遺体が、道路の高架下に吊るされている。
「残虐な殺し方」を見せ、住民に「麻薬がらみ」で裏切るとこんな目に遭うという見せしめる「うまいやり方」だとチームの運転手が言う。彼も武装している。

一行は、フアレスの監獄から、ディアスの弟のギレルモを引き取り、アメリカ本土へ運ぶ。「国境を越える直前が危ない」とアレハンドロが言う。
予想通り、国境直前の高速道路で、意図的な渋滞が仕組まれており、銃撃戦が起こる。
米国側に移送されたギレルモは、アレハンドロの水責めの拷問で、メキシコと米国をつなぐ地下トンネルの存在を白状する。
彼は、米国側で捕まった不法移民から、トンネルの場所を特定する。

音楽が、単純かつ不穏で、怖い。

ケイト、レジーの二人組は、正体不明のマット、アレハンドロに比べ、FBIの優秀な捜査官といえど、素人の正義感にすぎないのでしょう。
利用されているにしかすぎないのでしょう。

メキシコの警官に用心せよ、突然歩いてくる奴はを撃てと、言われた直後、ケイトは命拾いする。
米国に戻ったあと、「銀行には入るな」という助言を無視して、「マネー・ロンダリング」の女を逮捕するが、
ケイトは監視カメラで顔が知られる。
こういう青臭いスタンド・プレーに、「あっ」とつぶやくアレハンドロ。この場面が、非常にいい。あとでこの伏線が明確になるからです。

このように、物語が進むにつれ、主役は、FBIのケイトから、サンダル履きのCIAのマットに、最後は、謎のアレハンドロに変わる。
彼がどういう男か、動機はなぜか、ということは、映画のかなり後半でないと分からない。

「君は駄目だ。この町から、そして、麻薬捜査から去るのだ。」と、アレハンドロはケイトに言う。
「君は、娘に似ていた」と言う。

この場面は、「セブン」で、サマセット(M・フリーガン)が、ミルズ(B・ピット)の妻(グゥイネス・バルトロウ)に言う場面と、似ています。

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ラストがちょっとイマイチだったけど、それまでは面白かった

投稿日:2016/09/27 レビュアー:勇光

くら〜い話。
銃撃戦は迫力ある。CIAの作戦に参加させられるFBI捜査官と謎の人物を描いているのだが、背景にある上部組織なるものがよくわからない。大統領なのか、アメリカの麻薬組織なのか・・。
FBI捜査官を演じるエミリーはやつれた感じのいい味をだしていた。
が、主役は謎の人物を演じたベニチオ・デル・トロだった。このオッサン・・なんとも言えない迫力を醸し出す。これと対照的に、作戦の違法性にこだわるエミリーの心情がいまいち伝わってこないのでラストはちょっと消化不良な感じになった。

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ボーダーライン

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入力内容に誤りがあります。

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フィクションだけどリアルで、引き込まれました。

投稿日

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レビュアー

カマンベール

メキシコ国境の麻薬取り引きや、
スペイン語の出来る傭兵で、
まるで、密輸取り引きの「コンサルタントみたい」に見える
傭兵のベニチオ・デル・トロ。

正義感の強いFBIのエリート捜査官(エミリー・ブラント)
ふたりの演技がリアルで、臨場感ハンパなかったです。

麻薬取り引きに戦闘服に重装備で銃撃戦・・・・って、
ちょっとそこまでやりますかねぇ・・・・とか思いました。
まるでメキシコ警官の半数は、麻薬カルテルからお金を貰って
協力してるみたいな描き方!
これも、ちょっとシラけました。

デルトロが妻子を麻薬王のアラルコンに私情のみで(コロンビア政府の
元検事が、あそこまで戦闘力がある・・というのも、眉つぱものです)

すごく面白かったけれど私がすごく懐疑的な理由は、監督が、
「プリズナーズ」と「灼熱の恋」のドロニ・ビルヌーブさんだからです。
ちょっと現実を歪曲して、衝撃度を煽る傾向を感じるからです。
でもしかし、
緊張感のある良くできたスリラーだと思いました。
面白かったです。

ハウス オブ ホラーズ

投稿日

2017/02/17

レビュアー

裸足のラヴァース

ふうむライオンズゲートなのね 冒頭の室内銃撃戦の赤いカーテン
壁の中の死体 ホラー色強く ちょい感触が違うなと感じる あら
ヴィルドゥルヌーヴかあ 有名やん 灼熱の塊とか魂だっけ

当然意識してる 静の演出部分がうまい 雲霞の如く押し寄せる敵を
皆殺しにする期待で見ると 君は15分で飽きてしまうだろう

30分でやっとこさ話が見えて来て 麻薬カルテル殲滅の選抜戦闘団
の物語へと 何も起こらないのが面白い エミリーブラントは終始
役立たず そのエミリーの不安定を ロジャーデイキンスの撮影は
ロングをビシッと決めてグッドね 物語を空間的リアリティが支える
高速道路でのタメを効かせた唯一の らしき銃撃戦も 瞬間的 車の
窓越しの演出が渋い

しかし途中ちょい狙い過ぎで 或いは気取っていて 展開がそれを
突破するかどうかなのだが あくまで重っ苦しい ベニトロの私怨の
事の始末は安直で 物語を語る限界を露呈してしまって残念
題材が難しいよね 前半の緊張感に丸ってとこ

D・トランプ氏の主張は案外正しいかも...

投稿日

2016/10/06

レビュアー

哲郎

無秩序に流入する麻薬天国に対処するため、米政府が秘密裏に行う麻薬カルテルへの超法規措置をストーリーとして、その舞台である国境地域で暮らす庶民の悲哀を描いたものである。

裏で麻薬の運び屋をするメキシコの警官に呆れるところだが、メキシコや中南米ではこれは珍しいことではないらしい。
日本なら警察と暴力団の力差は歴然としており、彼らが白昼銃撃戦を繰り広げるなんて光景は見られない。しかし、向こうの麻薬カルテルなどは重武装した組織を形成しており、警察といえどもそう簡単に制圧できるものではないのだ。警官は自分のクローンを何人も用意しなければ長く勤められないほど危険なのである。そんな場所では、裏で闇組織に加担することはある意味逆に身の安全を図れることになる。彼らの汚職を日本の常識で単純に非難することは難しい。その点で、常に戦場ともなり、法による秩序が機能していない場所で暮らす庶民の現実に焦点をあてたのはよかった。

キャストでは、なんといってもベニチオ・デル・トロ。あの容貌、役にハマリすぎてる。
一方エミリー・ブラントはどうだろう。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』で意外な戦士役を見せ、また今回もタフな役柄を受けている。これまでとイメージを変えたいのかなとも思うのだが、なんかこう、もっとピッタリくる役柄があるような気がする。『羊たちの沈黙』でクラリス・スターリングを演じたジョディ・フォスターのように、自分の代名詞になるようなヒロイン捜査官といった役柄がエミリーにもあるように思えるのだ。

大統領候補のD・トランプ氏がメキシコとの国境に塀を築くと言っているが、これは案外正しい主張かもしれない。
現代に万里の長城じゃあるまいし、物理的には無理な話なのだが、現実的な処方としては移民政策の根本的な見直し、国境管理の大胆なテコ入れといった引き締め策の実施が考えられるだろう。
日本は江戸時代に鎖国政策をとっていたわけだが、これは極めて合理的な護国政策だ。
国の多民族化はいろいろな問題を引き起こすことになる。異教の流入も同様である。織田信長が容認したキリスト教も、その後秀吉、家康の代で禁教とならず国内に拡大したならば、一神教ゆえに他の宗教を認めないその教理によって、日本国内に深刻な宗教戦争を引き起こした可能性がある。宗教対立による迫害、虐殺が横行した歴史が残ったかもしれないのだ。
報復の連鎖を引き起こしたくないなら、そうなる前の状態を維持することが大事なのである。

ベニチオ・デル・トロの存在感

投稿日

2016/09/09

レビュアー

ちゅく

怖い映画でした。しばらく忘れられないと思います。

「ボーダーライン」(2015年、米国、カラー、121分)。
原題の「Sicario」は、スペイン語で「殺し屋」という意味ということです。

監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ(1967、カナダ生)。2013年公開の2作「プリズナーズ」「複製された男」は、共に傑作でした。
(2012年「灼熱の魂」は未見ですが、近々見られそうです。期待しています。)

エミリー・ブラント(1983、英国・ロンドン生)が主演となっています。大きい眼で、怒り、怖れ、悲しみ、迷い、決断を表現できる女優です。
細身で小柄ですが、アクションができることは、トム・クルーズと共演したSF映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2014)で証明済みです。

この「ボーダーライン」では、彼女は、FBI捜査官のケイト・メイサーを演じています。
冒頭、ケイトは、アリゾナ州チャンドラーで、同僚のレジー・ウェイン(ダニエル・カルーヤ)とともに、誘拐事件の容疑者の家に捜査に突入。
家の壁の中から一体ずつビニールに覆われた、多くの被害者の遺体を発見します。
捜査終了前に、同じ敷地にあ倉庫庫で、爆発が起こり、捜査に加わっていたSWATが2名死亡します。

彼女は、この捜査の直後、FBIの上司ジェニングス(ヴィクター・ガーバー)の策動推薦で、自称「国防総省」のサンダル履きの男マット・グレイヴァー
(ジョシュ・ブローリン)のチームに入り、誘拐事件の「主犯」の麻薬カルテルのボスであるマニュエル・ディアス(ベルナルド・サラシーノ)の捜査に参加する。
飛行機でテキサス州のエル・パソに行ったケイトは、マットのパートナーの男アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に会い、以後、行動をともにする。
かれらは国境を越える。途端に、主導権は、マット(ブローリン)と、アレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)に移る。
二人は、ケイトに「(出しゃばるな)ただ見ておけ」という。それは、最後まで正しいアドバイスだった。
メキシコのフアレス市街に入ると、「ようこそ」と、アレハンドロはつぶやく。首を斬られた4体の遺体が、道路の高架下に吊るされている。
「残虐な殺し方」を見せ、住民に「麻薬がらみ」で裏切るとこんな目に遭うという見せしめる「うまいやり方」だとチームの運転手が言う。彼も武装している。

一行は、フアレスの監獄から、ディアスの弟のギレルモを引き取り、アメリカ本土へ運ぶ。「国境を越える直前が危ない」とアレハンドロが言う。
予想通り、国境直前の高速道路で、意図的な渋滞が仕組まれており、銃撃戦が起こる。
米国側に移送されたギレルモは、アレハンドロの水責めの拷問で、メキシコと米国をつなぐ地下トンネルの存在を白状する。
彼は、米国側で捕まった不法移民から、トンネルの場所を特定する。

音楽が、単純かつ不穏で、怖い。

ケイト、レジーの二人組は、正体不明のマット、アレハンドロに比べ、FBIの優秀な捜査官といえど、素人の正義感にすぎないのでしょう。
利用されているにしかすぎないのでしょう。

メキシコの警官に用心せよ、突然歩いてくる奴はを撃てと、言われた直後、ケイトは命拾いする。
米国に戻ったあと、「銀行には入るな」という助言を無視して、「マネー・ロンダリング」の女を逮捕するが、
ケイトは監視カメラで顔が知られる。
こういう青臭いスタンド・プレーに、「あっ」とつぶやくアレハンドロ。この場面が、非常にいい。あとでこの伏線が明確になるからです。

このように、物語が進むにつれ、主役は、FBIのケイトから、サンダル履きのCIAのマットに、最後は、謎のアレハンドロに変わる。
彼がどういう男か、動機はなぜか、ということは、映画のかなり後半でないと分からない。

「君は駄目だ。この町から、そして、麻薬捜査から去るのだ。」と、アレハンドロはケイトに言う。
「君は、娘に似ていた」と言う。

この場面は、「セブン」で、サマセット(M・フリーガン)が、ミルズ(B・ピット)の妻(グゥイネス・バルトロウ)に言う場面と、似ています。

ラストがちょっとイマイチだったけど、それまでは面白かった

投稿日

2016/09/27

レビュアー

勇光

くら〜い話。
銃撃戦は迫力ある。CIAの作戦に参加させられるFBI捜査官と謎の人物を描いているのだが、背景にある上部組織なるものがよくわからない。大統領なのか、アメリカの麻薬組織なのか・・。
FBI捜査官を演じるエミリーはやつれた感じのいい味をだしていた。
が、主役は謎の人物を演じたベニチオ・デル・トロだった。このオッサン・・なんとも言えない迫力を醸し出す。これと対照的に、作戦の違法性にこだわるエミリーの心情がいまいち伝わってこないのでラストはちょっと消化不良な感じになった。

6〜 10件 / 全40件

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