フェイズIV 戦慄昆虫パニック

フェイズIV 戦慄昆虫パニックの画像・ジャケット写真

フェイズIV 戦慄昆虫パニック / ナイジェル・ダベンポート

全体の平均評価点:(5点満点)

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「フェイズIV 戦慄昆虫パニック」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

天変地異によって知性を持った蟻と人間との戦いを描いたSF。砂漠の研究所で、急激に増殖した蟻の調査をする生物学者たち。同じ頃、付近の一軒家を蟻の群れが襲い、人間の体内にまで侵食していく。科学者たちはケミカルダストで蟻の掃討を図るが…。

「フェイズIV 戦慄昆虫パニック」 の作品情報

作品情報

製作年: 1973年
製作国: アメリカ
原題: PHASE IV

「フェイズIV 戦慄昆虫パニック」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

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ウディ・アレンのザ・フロント

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クリスマス・キャロル

狂血鬼ドラキュラ

ユーザーレビュー:12件

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6〜 10件 / 全12件

ラスト1分の仰天。

投稿日:2015/12/27 レビュアー:ぴよさん


 この映画に関するソウル・バスのインタビューを探してみたが、なかなか見つけること
が出来なかった。見つかるのは「サイコを監督したのはオレだ事件」(笑)の話しくらい。
なので、なぜこの題材を選び、こんな妙な映画を撮ったのか、当人も亡くなった今となっ
ては知りようもないことだ。
 最後に撮った短編映画が、ブラッドベリの『霜と炎』というから、彼が案外なSFマニア
だったのは想像できる。ヒッチやプレミンジャーの都会的な映画に携わりながら「オレは
通好みのSF映画を撮りたいんだ」と、思っていたのだろうか。

 昆虫パニック映画というより、ロバート・ワイズの『アンドロメダ…』を思い起こさせる
静かなSF物語。ソウル・バスのデザイン感覚を感じさせるのは、ドアップで画面を占領する
アリさんの部分だが、ここはマクロ撮影の達人ケン・ミドルハムの手によるもの。アリの姿や
ドアップ映像それ自体が上質なデザインに見える。アリが思考しているような仕草だったり
異形のアリの姿は、ミドルハムが工夫を重ねて撮りあげたというからすごい。

 それにしてもラスト1分のトンデモ展開には仰天する。初見の時は思わず「えっ!?」と
なった。しかしこれは、10分近くカットされたシークエンスがあって、その部分の残滓が
わずかに残されたということらしい。しかしここに当時のSF者らしい、観客を驚かせてやろう
という思惑が色濃く感じられる。あの頃のSF映画のトレンドは、ラストのどんでん返し(多く
は絶望的なオチだった)をどう持ってくるかと、作り手が腐心していたのだ。
まるで慌てて付け加えられたようなラストだが、そのせいで妙に印象が強まって「一体、あの
オチはなんだったんだろう」という思いにさせられる。

 そういえば『霜と炎』もいわばフェイズ1〜8のようなお話し。ソウル・バスはこういう
チャプターで区切れるような話が趣味だったのかもしれない。しかしこの作品においても
チャプター・タイトル画面の“凝って無さ”に驚く。他の仕事でやり尽くして、自分の作品では
あまり凝りたくなかったのかもしれない。そんな心情についても、聞いてみたかった。



このレビューは気に入りましたか? 2人の会員が気に入ったと投稿しています

ニューウェーブ・ムーブメントの頃

投稿日:2015/07/19 レビュアー:さっちゃん

 さて、ソール・バスです。私は『ウェストサイド物語』と『攻撃』くらいしか知りませんが、和田誠さんの「お楽しみはこれからだ」などからタイトルデザイナーとしての名前だけは知っておりました。
 この映画も、美術のエキスパートとしてのバスの特徴が遺憾なく発揮された作品だと思いますが、それゆえに捉え方の難しい作品でもあります。
 ジャンル的にはSFですけど、宇宙での出来事が地球上の蟻の生態に影響を及ぼすというのはオカルト的とも見えます。そこのところはスチル写真を背景にさらっと流しております。
 むしろ、監督が重点を置くのが、蟻の行動を実際に見せることだと感じました。接写レンズで巣の中を移動する様子、他の生物を攻撃したり、餌を運んだりする様子。それに被さる電子音楽が観客に不安感を与えます。相手が表情のない昆虫なので何を考えているのか分からないというのも不気味ですね。
 そして、異変を調査にやってくる昆虫学者ハッブス博士(ナイジェル・ダヴェンポート)と暗号の専門家レスコ(マイケル・マーフィー)の二人。彼らが砂漠の中に作られた基地を足場に調査に乗り出しますが、いきなり四角い柱が何本もニョキニョキと立っていたりするものですから吃驚いたします。周辺の農家もほとんどが撤退して、祖父母と使用人と娘だけが1軒の家に残っているばかり。この辺りは低予算映画ゆえでしょうが、却って寂寥感が増して映画全体の不安な雰囲気を高めております。
 蟻を駆除する試験のために撒いた薬で、農家から避難してきた先ほどの農家の住民が娘一人を残して死んでしまいます。薬が黄色なので皆、全身、黄色になって死んでいるのが異様です。惨事の後で基地から出てきたハッブス博士が死体に驚くこともなく実験結果だけを気にしているのが後半のマッド・サイエンティスト的行動を予感させます。
 キャラクターの他には、色彩の使い方やら蟻の生態を執拗なまでに撮る姿勢などを見ると、バス監督が美術畑出身だなぁと感じます。音楽の使い方もうまいですね。
 物語は、ここから色々あってラストのムニャムニャに繋がっていく訳ですが、B級パニックものと思いきや不可思議な魅力を持ったSFとして完結するのは素敵です。70年代半ばですから当時のニューウェーブ運動の影響があったのかもしれません。冒頭のナレーションはJ・G・バラードの終末ものを連想しますし、ラストの救いのなさも70年代SFらしいと思います。
 SFファンなら一度、ご覧になっておいて損はないと思います。

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アリを見るだけでも、一見の価値あるかも♪ ネタバレ

投稿日:2014/09/28 レビュアー:BEEFジャーキー

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宇宙空間で異常現象…
その影響を受けたのが………アリ〜?!
え〜〜〜!?!?
なんちゅう、突飛なストーリー(笑)

ある学者がアリの異常行動に気づき、
助手と二人で研究していくんだけど……
いつしか、<アリ大群 VS 人間2人>?
え〜〜〜??!!
壮大なような、小規模なような…
ビミョーな展開へとなっていく… (^ ^;)

大真面目に、
いかにアリが脅威たるものになっていくかが描かれいく…
でも、アリやし……。
面白い設定、ユニークな展開だけど…
やっぱ、アリやし……。

工夫こらして作ったのが伝わってくるだけに、
楽しめなくて、物語にひきこまれなくて……
逆に、こっちが申し訳なくなるような映画だった。
言いにくい事に、退屈だった…。


ただ、アリのドUPが、さんざん出てくるので、
気持ち悪さは、ピカイチ!!
(見てるだけで、かゆくなった…)
人間より、アリの出番が多いんじゃないかと言う位、
アリのシーンだらけ……( ̄▽ ̄;)
まるで、アリ同士が会話してるかのようなのもあって、
こんな事を言ってるんじゃないかと、
あれこれ想像するのは楽しかった。
(気持ち悪かったけど…(笑))

アリと人間の戦い…
面白かったかどうかはさておき、
記憶に残りそうな映画なのは、間違いなさそう。



*****以下ネタバレ*****


ちなみに、学者視点で、
フェーズ1、2…と、
実験段階が進んでいくように描かれていたけど…

これって、人間がアリに対して行っているようで、
実は、アリが人間に対しての実験だったりして……
フェーズ4にて、ついに……みたいな…。

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ナショナルジオグラフック

投稿日:2014/09/16 レビュアー:みき

真っ先に「ナショジオ」か「アニマルプラネット」を思い出しました。
お話しは昔のSF映画という感じですが、映像はちょっとびっくりですね。
どうやって撮影したのか特典映像つけてほしかったです。
この監督は映像クリエーターとして有名な方のようですから、素人よりもプロの映像作家さんが見たら勉強になりそう。
でももっと長かったら退屈しそうな作品。

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蟻砂漠

投稿日:2019/09/19 レビュアー:なゆ(21)デンゲリ

 蟻の強いこと強いこと。
 蟻をメインにしたSFなんだけど、蟻が本当にすごい。

 それは実際もそうなんだろうけど、ここまでするのはすごい。

 それはいいとして、ラストが突飛すぎてなんだろうってなるね。
 いきなりすぎる。

 この超展開、なんだか気持ち悪い。

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6〜 10件 / 全12件

フェイズIV 戦慄昆虫パニック

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:12件

ラスト1分の仰天。

投稿日

2015/12/27

レビュアー

ぴよさん


 この映画に関するソウル・バスのインタビューを探してみたが、なかなか見つけること
が出来なかった。見つかるのは「サイコを監督したのはオレだ事件」(笑)の話しくらい。
なので、なぜこの題材を選び、こんな妙な映画を撮ったのか、当人も亡くなった今となっ
ては知りようもないことだ。
 最後に撮った短編映画が、ブラッドベリの『霜と炎』というから、彼が案外なSFマニア
だったのは想像できる。ヒッチやプレミンジャーの都会的な映画に携わりながら「オレは
通好みのSF映画を撮りたいんだ」と、思っていたのだろうか。

 昆虫パニック映画というより、ロバート・ワイズの『アンドロメダ…』を思い起こさせる
静かなSF物語。ソウル・バスのデザイン感覚を感じさせるのは、ドアップで画面を占領する
アリさんの部分だが、ここはマクロ撮影の達人ケン・ミドルハムの手によるもの。アリの姿や
ドアップ映像それ自体が上質なデザインに見える。アリが思考しているような仕草だったり
異形のアリの姿は、ミドルハムが工夫を重ねて撮りあげたというからすごい。

 それにしてもラスト1分のトンデモ展開には仰天する。初見の時は思わず「えっ!?」と
なった。しかしこれは、10分近くカットされたシークエンスがあって、その部分の残滓が
わずかに残されたということらしい。しかしここに当時のSF者らしい、観客を驚かせてやろう
という思惑が色濃く感じられる。あの頃のSF映画のトレンドは、ラストのどんでん返し(多く
は絶望的なオチだった)をどう持ってくるかと、作り手が腐心していたのだ。
まるで慌てて付け加えられたようなラストだが、そのせいで妙に印象が強まって「一体、あの
オチはなんだったんだろう」という思いにさせられる。

 そういえば『霜と炎』もいわばフェイズ1〜8のようなお話し。ソウル・バスはこういう
チャプターで区切れるような話が趣味だったのかもしれない。しかしこの作品においても
チャプター・タイトル画面の“凝って無さ”に驚く。他の仕事でやり尽くして、自分の作品では
あまり凝りたくなかったのかもしれない。そんな心情についても、聞いてみたかった。



ニューウェーブ・ムーブメントの頃

投稿日

2015/07/19

レビュアー

さっちゃん

 さて、ソール・バスです。私は『ウェストサイド物語』と『攻撃』くらいしか知りませんが、和田誠さんの「お楽しみはこれからだ」などからタイトルデザイナーとしての名前だけは知っておりました。
 この映画も、美術のエキスパートとしてのバスの特徴が遺憾なく発揮された作品だと思いますが、それゆえに捉え方の難しい作品でもあります。
 ジャンル的にはSFですけど、宇宙での出来事が地球上の蟻の生態に影響を及ぼすというのはオカルト的とも見えます。そこのところはスチル写真を背景にさらっと流しております。
 むしろ、監督が重点を置くのが、蟻の行動を実際に見せることだと感じました。接写レンズで巣の中を移動する様子、他の生物を攻撃したり、餌を運んだりする様子。それに被さる電子音楽が観客に不安感を与えます。相手が表情のない昆虫なので何を考えているのか分からないというのも不気味ですね。
 そして、異変を調査にやってくる昆虫学者ハッブス博士(ナイジェル・ダヴェンポート)と暗号の専門家レスコ(マイケル・マーフィー)の二人。彼らが砂漠の中に作られた基地を足場に調査に乗り出しますが、いきなり四角い柱が何本もニョキニョキと立っていたりするものですから吃驚いたします。周辺の農家もほとんどが撤退して、祖父母と使用人と娘だけが1軒の家に残っているばかり。この辺りは低予算映画ゆえでしょうが、却って寂寥感が増して映画全体の不安な雰囲気を高めております。
 蟻を駆除する試験のために撒いた薬で、農家から避難してきた先ほどの農家の住民が娘一人を残して死んでしまいます。薬が黄色なので皆、全身、黄色になって死んでいるのが異様です。惨事の後で基地から出てきたハッブス博士が死体に驚くこともなく実験結果だけを気にしているのが後半のマッド・サイエンティスト的行動を予感させます。
 キャラクターの他には、色彩の使い方やら蟻の生態を執拗なまでに撮る姿勢などを見ると、バス監督が美術畑出身だなぁと感じます。音楽の使い方もうまいですね。
 物語は、ここから色々あってラストのムニャムニャに繋がっていく訳ですが、B級パニックものと思いきや不可思議な魅力を持ったSFとして完結するのは素敵です。70年代半ばですから当時のニューウェーブ運動の影響があったのかもしれません。冒頭のナレーションはJ・G・バラードの終末ものを連想しますし、ラストの救いのなさも70年代SFらしいと思います。
 SFファンなら一度、ご覧になっておいて損はないと思います。

アリを見るだけでも、一見の価値あるかも♪

投稿日

2014/09/28

レビュアー

BEEFジャーキー

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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宇宙空間で異常現象…
その影響を受けたのが………アリ〜?!
え〜〜〜!?!?
なんちゅう、突飛なストーリー(笑)

ある学者がアリの異常行動に気づき、
助手と二人で研究していくんだけど……
いつしか、<アリ大群 VS 人間2人>?
え〜〜〜??!!
壮大なような、小規模なような…
ビミョーな展開へとなっていく… (^ ^;)

大真面目に、
いかにアリが脅威たるものになっていくかが描かれいく…
でも、アリやし……。
面白い設定、ユニークな展開だけど…
やっぱ、アリやし……。

工夫こらして作ったのが伝わってくるだけに、
楽しめなくて、物語にひきこまれなくて……
逆に、こっちが申し訳なくなるような映画だった。
言いにくい事に、退屈だった…。


ただ、アリのドUPが、さんざん出てくるので、
気持ち悪さは、ピカイチ!!
(見てるだけで、かゆくなった…)
人間より、アリの出番が多いんじゃないかと言う位、
アリのシーンだらけ……( ̄▽ ̄;)
まるで、アリ同士が会話してるかのようなのもあって、
こんな事を言ってるんじゃないかと、
あれこれ想像するのは楽しかった。
(気持ち悪かったけど…(笑))

アリと人間の戦い…
面白かったかどうかはさておき、
記憶に残りそうな映画なのは、間違いなさそう。



*****以下ネタバレ*****


ちなみに、学者視点で、
フェーズ1、2…と、
実験段階が進んでいくように描かれていたけど…

これって、人間がアリに対して行っているようで、
実は、アリが人間に対しての実験だったりして……
フェーズ4にて、ついに……みたいな…。

ナショナルジオグラフック

投稿日

2014/09/16

レビュアー

みき

真っ先に「ナショジオ」か「アニマルプラネット」を思い出しました。
お話しは昔のSF映画という感じですが、映像はちょっとびっくりですね。
どうやって撮影したのか特典映像つけてほしかったです。
この監督は映像クリエーターとして有名な方のようですから、素人よりもプロの映像作家さんが見たら勉強になりそう。
でももっと長かったら退屈しそうな作品。

蟻砂漠

投稿日

2019/09/19

レビュアー

なゆ(21)デンゲリ

 蟻の強いこと強いこと。
 蟻をメインにしたSFなんだけど、蟻が本当にすごい。

 それは実際もそうなんだろうけど、ここまでするのはすごい。

 それはいいとして、ラストが突飛すぎてなんだろうってなるね。
 いきなりすぎる。

 この超展開、なんだか気持ち悪い。

6〜 10件 / 全12件