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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ / ティルダ・スウィントン
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
/ジム・ジャームッシュ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(13)
解説・ストーリー
インディ映画界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督がヴァンパイアを主人公に描く異色のラブ・ストーリー。何世紀も生き続けるエレガントなヴァンパイアたちが現代を舞台に織り成す愛と葛藤の物語をスタイリッシュに綴る。主演はトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン、共演にミア・ワシコウスカ、ジョン・ハート。デトロイトでカリスマ的な人気を誇る謎に包まれたミュージシャン、アダム。彼の正体は永遠の命を生きる吸血鬼だった。ある日、モロッコのタンジールに暮らす吸血鬼イヴがアダムのもとにやって来る。2人は何世紀も愛し合う恋人同士。久々の再会を喜び、2人で親密な時間を過ごす。ところがそこへ、イヴの妹で問題児のエヴァが突然転がり込み、彼らの運命は静かに狂い出す…。
インディ映画界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督がヴァンパイアを主人公に描く異色のラブ・ストーリー。何世紀も生き続けるエレガントなヴァンパイアたちが現代を舞台に織り成す愛と葛藤の物語をスタイリッシュに綴る。主演はトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン、共演にミア・ワシコウスカ、ジョン・ハート。デトロイトでカリスマ的な人気を誇る謎に包まれたミュージシャン、アダム。彼の正体は永遠の命を生きる吸血鬼だった。ある日、モロッコのタンジールに暮らす吸血鬼イヴがアダムのもとにやって来る。2人は何世紀も愛し合う恋人同士。久々の再会を喜び、2人で親密な時間を過ごす。ところがそこへ、イヴの妹で問題児のエヴァが突然転がり込み、彼らの運命は静かに狂い出す…。
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「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
インディ映画界の巨匠ジム・ジャームッシュ監督がヴァンパイアを主人公に描く異色のラブ・ストーリー。何世紀も生き続けるエレガントなヴァンパイアたちが現代を舞台に織り成す愛と葛藤の物語をスタイリッシュに綴る。主演はトム・ヒドルストンとティルダ・スウィントン、共演にミア・ワシコウスカ、ジョン・ハート。デトロイトでカリスマ的な人気を誇る謎に包まれたミュージシャン、アダム。彼の正体は永遠の命を生きる吸血鬼だった。ある日、モロッコのタンジールに暮らす吸血鬼イヴがアダムのもとにやって来る。2人は何世紀も愛し合う恋人同士。久々の再会を喜び、2人で親密な時間を過ごす。ところがそこへ、イヴの妹で問題児のエヴァが突然転がり込み、彼らの運命は静かに狂い出す…。
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 の作品情報
「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド 2:ドルビーデジタル/ステレオ
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV24275R |
2014年06月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
1人
|
2人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド
2:ドルビーデジタル/ステレオ
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
123分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド 2:ドルビーデジタル/ステレオ
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TDV24275R |
2014年06月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
19枚
|
1人
|
2人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド
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ユーザーレビュー:13件
初めての吸血鬼もの
投稿日:2014/09/23
レビュアー:bell
観始めて30分くらい経ってから、これまたへんなの借りちゃったなと思った。愛し合う二人はどうやら人間でないらしい。ホラーまがいかと思ったが、とくに怖い場面はなく、気だるい雰囲気が淡々と続く。
ただ年代物の楽器や古そうなロック音楽が流れる辺りは、この監督の趣味なのかなと思わせられた。
シュールな世界だけれど、シリアスに徹底してるわけでもなさそうだ。とくに妹エヴァが登場してからは面白かった。
永遠の命を生きているわりには「生きている時間を大切に…」などという台詞は滑稽だなと思う。
吸血鬼が「ソウル・ドラキュラ」を観て喜ぶとは…。ちょっと懐かしかったが、笑ってしまう。血液アイスだけはドキリとしたけれど。
”マーロウ”って探偵フィリップ・マーロウにかけてるのかな。木製の弾丸は何に使うのだろう。いろいろと小ネタが挟まっていて、想像をかき立てられる。
ところでこれは本当の愛なのだろうか?吸血鬼同士が変わった体位で寄り添っているだけのようにも見える。
これだけシュールなのに暗に人間世界を批判しているところは、真面目な映画だなと思う。観終えてから、もうちょっと怖くても良かったのにと思ってしまった。苦手な世界だけれど、ちょっと面白かった。★★★★
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ジャムおじさんの愛情表現
投稿日:2014/07/19
レビュアー:ひろぼう
ジャームッシュの物語はどこかオフビートで、ゆるやかで、まったりしていて心地よい。
今回はヴァンパイア夫婦を主役に据えているため、浮世離れした感覚が一段と強くなってしまい、いつも感じる日常から少しだけ浮き上がった浮遊感が別物に変わってしまったように感じた。それが物語をダメにしているわけではないが、ちょっと変わった味のあるメンバーが繰り広げる素っ頓狂な物語の味わいが薄まっているのだ。登場人物がはなから人じゃないので変わっているのが当たり前と見えてしまうからだった。
しかしこの感覚はいつものジャームッシュ。クールでスタイリッシュながらキレキレではなくゆるゆると、寂れたデトロイトの街並みや混然としたモロッコの雑踏を映しこみながら、ヴァンパイア夫婦の感じたことを音楽と共に細やかに語りかけてくれる。
ヴァンパイアの、アダムに人間をゾンビと揶揄させたり奔放な生き様のイヴの妹エヴァを登場させたりと人類批判めいた主張もあるにはあるが、首尾一貫描写し続けるのはアダムとイヴの顛末であり、ラストに至る前に「ああ」と思い至ったのがこれは純粋な愛情の物語なのだということ。なんだかんだと途中にはあったがラストであの行動を選ぶのは、ある意味周りに気を配れない自己中な「バカップル」なのでは。そう思うと、耽美を装って美化されているアダムとイヴの2人にご都合主義な殺伐とした空気感が漂ってくるのだった。
普通じゃない人の変わった物語ではなく、人ではないものの人以上の純愛とその末路を描いたとしたら、それはそれでジャームッシュらしいのかなぁと感じる味わい深い作品。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
これだから「巨匠」の作品は苦手です
投稿日:2014/09/05
レビュアー:忙中有閑
私が「巨匠」の作品を苦手にしてるのは、「巨匠」になってからの作品にはなるまでの作品に比べて明らかな「手抜き」が見えることが多いからです。作家(小説であれ絵画であれ、もちろん映画も)にとって作品が「ウケる」ことは最大の目標であり、「売れない作家」というのは「黒い白馬」と同様形容矛盾です。「巨匠」というのは作品が常に「ウケる」「売れる」作家のことですが、実は作品の出来が多少悪くても「ウケる」「売れる」作家のことを「巨匠」と呼ぶ、という「定義」のほうが正しい、と私には思える。人(読者、観客)は「巨匠」の作品を、鑑賞する「前」から「出来が良いハズ」と「思い込んで」いて、その「偏見」が作品の「高評価」を生む、ということが多いのですね。私は自分がそうだからよく分かる(笑)。
「巨匠」の「巨匠」たる所以の一つに「セルフ・オマージュ」の巧みさ、というのがある。作品が自分の「作風」に適っていることを読者、観客に「思い出させる」何らかの「痕跡」を作品中に残す、というテクニックのことで、ヒチコックが作品中ワンカットだけ自分で登場する、なんてことユーモアめかしてやってましたけど、ファンには「ウケる」んですねぇ。
前置きが長過ぎましたが、要は本作が「巨匠」ジム・ジャームッシュの作品で、「セルフ・オマージュ」の「小ネタ」を適当に撒いて「ウケ狙い」してる「らしい」けど、彼の作品は「ストレンジャー・ザン・パラダイス」しか観てない私には「よく分からない」。「わざわざ」ヴァンパイアを主人公にして、一体何を描きたかったのかサッパリ「分からない」。「血」をエラく美味そうに飲む演技は落語家が扇子で蕎麦啜る仕草を連想して面白かったけど(笑)、後はただ「気怠く暗い」「長く生き過ぎた」老人が周囲に気を遣いながらヒッソリ生きてる、ってだけ。「人間」を「ゾンビ」呼ばわりしてるけど、その「こころ」は全く語られないから「年寄りの愚痴」にしか聞こえないし、「病院」の輸血用血液をコッソリ調達して後生大事に少しずつ飲む、なんてミミッチイにもほどがある。ヴァンパイアのロマンと矜持はどこ行った?老人介護促進か地球環境改善の教育ビデオのつもりか?って本気で疑っちゃいました。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
21世紀の「吸血鬼あるある」
これはなかなかに愉しい映画のハズなのだけど、
どうにも自分の精神状態がよろしくないために
ボヤっと観るはめになってしまった。
21世紀に生きるヴァンパイアはこ〜んな感じ、という
生活感たっぷりな(?)オハナシ。
映像だってジム・ジャームッシュだから、そりゃ抜かりはない。
冒頭、回るレコード盤に合わせるように回転する主人公らの俯瞰映像からして
ぞわぞわと「感じさせて」くれる。
しかしながら、「俺たち吸血鬼にとっても今の世の中は生きにくいゼ」という
長生きしすぎた老人の「ボヤき」で綴る「吸血鬼あるあるコント」は、
どうにも“茶番”って感じで、今の自分にはキツかった(苦笑)。
こういうのを作れるジャームッシュはまだまだ若いんだなーと思う。
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Vampire with an iPhone
現代に生きるヴァンパイアのラブストーリー。
デトロイトのアダム、、タンジールのイヴはヴァンパイアのカップル。
つきあっている長さは百年単位。
彼らは身体能力が高いし、その気になればいつでも人の首に噛みつけるのだろうけど、今どきそんな行為はリスキーなのでしょう。できるだけひそかに、人を殺すことなく血液を手に入れています。
アダムはミュージシャンとしてお金を稼ぎながら病院の医師から血液を買い、イブは親しいヴァンパイアのツテで・・・どちらも協力者(ふつうの人間)頼みなのでヒヤヒヤなのんですが、苦労して手に入れた上等のブツを口に含んだときの至福の表情といったら・・・
突然あらわれたイヴの妹、エヴァは超天然ムスメ、そんな苦労も知らないで・・・
先ごろ財政破綻したデトロイトですが、ジャームッシュ監督にはおなじみの町らしく、その魅力をディープに、ノスタルジックに描きます。一方、モロッコのタンジールはデトロイトとは全くちがうミステリアスな町。物理的な距離の遠さと、ほとんど一体なふたりの心の距離の近さが対照的です。
暗い部屋、ギター、ロック、アメ車、そして血液が好きな方に。ヴァンパイアの小道具として手袋が使われているのにも注目。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
初めての吸血鬼もの
投稿日
2014/09/23
レビュアー
bell
観始めて30分くらい経ってから、これまたへんなの借りちゃったなと思った。愛し合う二人はどうやら人間でないらしい。ホラーまがいかと思ったが、とくに怖い場面はなく、気だるい雰囲気が淡々と続く。
ただ年代物の楽器や古そうなロック音楽が流れる辺りは、この監督の趣味なのかなと思わせられた。
シュールな世界だけれど、シリアスに徹底してるわけでもなさそうだ。とくに妹エヴァが登場してからは面白かった。
永遠の命を生きているわりには「生きている時間を大切に…」などという台詞は滑稽だなと思う。
吸血鬼が「ソウル・ドラキュラ」を観て喜ぶとは…。ちょっと懐かしかったが、笑ってしまう。血液アイスだけはドキリとしたけれど。
”マーロウ”って探偵フィリップ・マーロウにかけてるのかな。木製の弾丸は何に使うのだろう。いろいろと小ネタが挟まっていて、想像をかき立てられる。
ところでこれは本当の愛なのだろうか?吸血鬼同士が変わった体位で寄り添っているだけのようにも見える。
これだけシュールなのに暗に人間世界を批判しているところは、真面目な映画だなと思う。観終えてから、もうちょっと怖くても良かったのにと思ってしまった。苦手な世界だけれど、ちょっと面白かった。★★★★
ジャムおじさんの愛情表現
投稿日
2014/07/19
レビュアー
ひろぼう
ジャームッシュの物語はどこかオフビートで、ゆるやかで、まったりしていて心地よい。
今回はヴァンパイア夫婦を主役に据えているため、浮世離れした感覚が一段と強くなってしまい、いつも感じる日常から少しだけ浮き上がった浮遊感が別物に変わってしまったように感じた。それが物語をダメにしているわけではないが、ちょっと変わった味のあるメンバーが繰り広げる素っ頓狂な物語の味わいが薄まっているのだ。登場人物がはなから人じゃないので変わっているのが当たり前と見えてしまうからだった。
しかしこの感覚はいつものジャームッシュ。クールでスタイリッシュながらキレキレではなくゆるゆると、寂れたデトロイトの街並みや混然としたモロッコの雑踏を映しこみながら、ヴァンパイア夫婦の感じたことを音楽と共に細やかに語りかけてくれる。
ヴァンパイアの、アダムに人間をゾンビと揶揄させたり奔放な生き様のイヴの妹エヴァを登場させたりと人類批判めいた主張もあるにはあるが、首尾一貫描写し続けるのはアダムとイヴの顛末であり、ラストに至る前に「ああ」と思い至ったのがこれは純粋な愛情の物語なのだということ。なんだかんだと途中にはあったがラストであの行動を選ぶのは、ある意味周りに気を配れない自己中な「バカップル」なのでは。そう思うと、耽美を装って美化されているアダムとイヴの2人にご都合主義な殺伐とした空気感が漂ってくるのだった。
普通じゃない人の変わった物語ではなく、人ではないものの人以上の純愛とその末路を描いたとしたら、それはそれでジャームッシュらしいのかなぁと感じる味わい深い作品。
これだから「巨匠」の作品は苦手です
投稿日
2014/09/05
レビュアー
忙中有閑
私が「巨匠」の作品を苦手にしてるのは、「巨匠」になってからの作品にはなるまでの作品に比べて明らかな「手抜き」が見えることが多いからです。作家(小説であれ絵画であれ、もちろん映画も)にとって作品が「ウケる」ことは最大の目標であり、「売れない作家」というのは「黒い白馬」と同様形容矛盾です。「巨匠」というのは作品が常に「ウケる」「売れる」作家のことですが、実は作品の出来が多少悪くても「ウケる」「売れる」作家のことを「巨匠」と呼ぶ、という「定義」のほうが正しい、と私には思える。人(読者、観客)は「巨匠」の作品を、鑑賞する「前」から「出来が良いハズ」と「思い込んで」いて、その「偏見」が作品の「高評価」を生む、ということが多いのですね。私は自分がそうだからよく分かる(笑)。
「巨匠」の「巨匠」たる所以の一つに「セルフ・オマージュ」の巧みさ、というのがある。作品が自分の「作風」に適っていることを読者、観客に「思い出させる」何らかの「痕跡」を作品中に残す、というテクニックのことで、ヒチコックが作品中ワンカットだけ自分で登場する、なんてことユーモアめかしてやってましたけど、ファンには「ウケる」んですねぇ。
前置きが長過ぎましたが、要は本作が「巨匠」ジム・ジャームッシュの作品で、「セルフ・オマージュ」の「小ネタ」を適当に撒いて「ウケ狙い」してる「らしい」けど、彼の作品は「ストレンジャー・ザン・パラダイス」しか観てない私には「よく分からない」。「わざわざ」ヴァンパイアを主人公にして、一体何を描きたかったのかサッパリ「分からない」。「血」をエラく美味そうに飲む演技は落語家が扇子で蕎麦啜る仕草を連想して面白かったけど(笑)、後はただ「気怠く暗い」「長く生き過ぎた」老人が周囲に気を遣いながらヒッソリ生きてる、ってだけ。「人間」を「ゾンビ」呼ばわりしてるけど、その「こころ」は全く語られないから「年寄りの愚痴」にしか聞こえないし、「病院」の輸血用血液をコッソリ調達して後生大事に少しずつ飲む、なんてミミッチイにもほどがある。ヴァンパイアのロマンと矜持はどこ行った?老人介護促進か地球環境改善の教育ビデオのつもりか?って本気で疑っちゃいました。
21世紀の「吸血鬼あるある」
投稿日
2014/07/15
レビュアー
ポッシュ(卒業)
これはなかなかに愉しい映画のハズなのだけど、
どうにも自分の精神状態がよろしくないために
ボヤっと観るはめになってしまった。
21世紀に生きるヴァンパイアはこ〜んな感じ、という
生活感たっぷりな(?)オハナシ。
映像だってジム・ジャームッシュだから、そりゃ抜かりはない。
冒頭、回るレコード盤に合わせるように回転する主人公らの俯瞰映像からして
ぞわぞわと「感じさせて」くれる。
しかしながら、「俺たち吸血鬼にとっても今の世の中は生きにくいゼ」という
長生きしすぎた老人の「ボヤき」で綴る「吸血鬼あるあるコント」は、
どうにも“茶番”って感じで、今の自分にはキツかった(苦笑)。
こういうのを作れるジャームッシュはまだまだ若いんだなーと思う。
Vampire with an iPhone
投稿日
2015/02/17
レビュアー
daichan
現代に生きるヴァンパイアのラブストーリー。
デトロイトのアダム、、タンジールのイヴはヴァンパイアのカップル。
つきあっている長さは百年単位。
彼らは身体能力が高いし、その気になればいつでも人の首に噛みつけるのだろうけど、今どきそんな行為はリスキーなのでしょう。できるだけひそかに、人を殺すことなく血液を手に入れています。
アダムはミュージシャンとしてお金を稼ぎながら病院の医師から血液を買い、イブは親しいヴァンパイアのツテで・・・どちらも協力者(ふつうの人間)頼みなのでヒヤヒヤなのんですが、苦労して手に入れた上等のブツを口に含んだときの至福の表情といったら・・・
突然あらわれたイヴの妹、エヴァは超天然ムスメ、そんな苦労も知らないで・・・
先ごろ財政破綻したデトロイトですが、ジャームッシュ監督にはおなじみの町らしく、その魅力をディープに、ノスタルジックに描きます。一方、モロッコのタンジールはデトロイトとは全くちがうミステリアスな町。物理的な距離の遠さと、ほとんど一体なふたりの心の距離の近さが対照的です。
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