ワイルド・スピード EURO MISSION

実はワイスピシリーズは食わず嫌いで
過去作品見たのがここ１〜2年でした。

なんとなく楽しめた１作目から
メンバー欠けたり、まったく別モンみたいになったりで
いろいろありましたが、
今回は素直に楽しかったです。

私はシリーズ中一番面白かったんじゃないかと思いました。

浮き沈みの激しいシリーズですな（笑

１＝＞カーアクション映画としてフツーに良い
２＝＞主役1人欠ける
３＝＞１の主役両方不在・別物・大コケ
４＝＞2人復活・持ち直す
５＝＞4よりさらにヒット
そして本作６作目・・・・さらにヒット。

２と３を観た時はどうなることかと思いましたが
ここまで盛り返すとは正直予想外。

時系列で言うと本作は5作目の後であり3作目の前であるという。
１＞２＞４＞５＞６＞３

５の後静かに暮らしていたドミニクとブライアンだったが
とある犯罪組織撲滅のためにＦＢＩ捜査官がドミニクを訪ねてくる。
「なんでドミニクに？」と思ったら、あの方が！！！！！
まだ生きてたんですね（笑

それで頼みに来たわけですね（笑

うまいことつなげましたね〜。
消えた人がまた出てくる手法はよくあるけども、
ここは別にツッコまなくてもいいね、もう。

さらに今回の魅力の１つは新キャラクター。
ルークエヴァンスとジーナカラーノ。
絵になるわ〜。この2人。

ルークは犯罪組織のボス的役柄。
ちょっと悪役としては終始2枚目すぎて、ほとんど崩れないんだけど
ファンとしては嬉しい限り。

で、ジーナカラーノ！！！
エージェントマロリーでガチの格闘を披露して以来
ずっと気になってた女優さん（というかプロの格闘家ですが）。
今回は女同士のガチバトルを披露してます。
これすごいわ（笑
相手はミシェルロドリゲス。この方も負けてないんだけど
やっぱりホンモノアクションのジーナはさすがでした。

ヴィンとポールの主役2人はもちろんのこと、
それぞれのキャラクターがバランスよく扱われ、
見せ場もそれぞれある。
それでもって、アクション映画のテンポのよさを崩していない。

クライマックスのヴィンさんのアクションなんてね・・・・
もう、外人比率の高い某映画館ではハイタッチ起こってたって（笑


その気持ちもわかる、ド派手アクションの連続。
まさかのあんなものまで投入するなんて
ちょっと楽しすぎて笑いましたよさすがに（笑

ただのカーアクション映画だろ・・・と思ってなめてかかって見始めたこのシリーズ
まさかこんなに楽しくなるとは思わなかった。

エンドロール後に次の作品につながるサプライズ映像があるのでそこをお見逃し無く！

7作目もがぜん楽しみになってきた。特にエンドロール後のアレ観たらもう！
（しかもホラーのイメージしかないジェームスワン監督だとか）

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ドミニクの前に、FBI特別捜査官ホブスが現れ、
高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、
ドミニクとそのチームに協力を要請。

しかし、いくら高度な運転技術を持っていても、
赤信号に出くわしたら捕まるか、信号無視で事故るかだよな〜。
米じゃヘリも出動するだろうし、犯罪を繰り返すのに車で逃亡は成り立たないよね。
でもそんなつまらない事は置いといて、実に楽しいカーアクションでした。

市街地でのカーアクションは素晴らしい。
他の車両が走ってる中をすり抜けるアクションなんかはスリルある。
戦車のアクションも凄い！
終盤の飛行場はド迫力！
この飛行場にシーンのために作られた映画といっても過言ではない。
大げさかな？（笑）

最後にジェイソンステイサムを出して次作につなげるのか？
でも東京でのハンの事故は、ただの事故じゃなかったのか。

どんどん派手になっていくこのシリーズ。
最新作はどれくらい派手なんだろう？

８５点　

けっこう楽しめた。ドゥエインが善玉側の親分になったことでヴィンたちも善玉として戦うことができるようになり、ストーリーに倫理感がついた。加えて、前作以上の猛烈なアクションが映画を豪華にした。

まあ、しかし、おかしなところは少なくない。ようやっと悪玉の親分をつかまえたと思ったら、ヴィンの妹が人質にとられてて、やむなく悪玉を解放するっていう流れになっていたが、どうして人質の交換という手順を踏まずにその場で解放したのだろう・・？　ちょっと理解に苦しむ。あと、ヴィンとブラジル警察の女との関係が余計だ。死んだと思っていたガールフレンドが生きていたことがわかり、最近つきあい出した女とは別れるってのは別に感動的でもないし、面白くもない。なんでそんなエピソードをつけ足したのかわからない。それから、ワンダーウーマンが韓国人のおっさんのために命を捨てるってのがイヤな感じがした。そんなに深い関係とも思われなかったし、ワンダーウーマンはそういうキャラじゃないだろうと思われた。

ま、でも、そう悪い映画ではない。カネもかかってる。

プロレスではそうです。
ジャンプの王道漫画もそうですね。
ベビーフェースとヒール
敵対していた関係の両者が
戦うことでお互いを認め
次は仲間となって一緒に戦ったりする。
そういう場合、
大抵はヒールが大人気になっているもんです。
このシリーズは大前提として主人公がヒール（犯罪者）なので
最初から大人気なのです。
そこに前作で現れた魅力的かつ強すぎるベビーフェースのロック様
もう一度戦うって手もあったんでしょうが
やはりこうなりましたね。
一緒になって別の敵と戦う。
舞台は整いました。
これなら
ロック様もイイけど、主人公たちもなぁ・・・って悩まずに済む
心おきなく応援できるわけです。
対立構造もシンプルになるわけです。
でもって、今回もカーアクションがパワーアップ
前作に負けず劣らずパワーアップ
息もつかせぬそのアクションに
文字通り、息を止めて見入ってしまいます。
体に力が入ります。
おまけにクライマックスでは「ダイハード２以上か！」と
ツッコミながらも諸手をあげて大歓迎のアクションが展開され
お腹いっぱいなのです。
さらに今回は男の中の男ミシェル・ロドリゲスの姐貴も復帰とあって
テンションが上がりまくるのです。
女性としての魅力をほぼ感じないロドリゲス姐貴ですが
男の中の男としては色気ムンムンなのであります。

魅力的なチームなら
誰一人仲間が欠けて欲しくない。
誰しもが思うことでしょう。
しかし、その願いは叶わないのですね・・・・
観終わったあとに知りましたが
時系列的に行くと
このシリーズは１、２、４、５、６、３となるようで
シリーズを全て観ている方は
こんな願いを持つこともなかったんでしょね・・・
２、３を観ていないボクは
ショックが大きかったです。
そしてこのショックが
ラスト？となるシリーズ最新作に繋がっていきます。
今作の出来栄えと新登場のキャラが
興奮度をさらに上げます。
メガるぐらいの話じゃない。
ギガります。

　カーアクションが目当てだったから、その点ではまあ満足です。スピード感はあったけれど、戦車と飛行機など奇想天外な組み合わせは、もはやカーアクションを通り越して、ちょっと違うんじゃないとか言いたくなる感じもあります。
　もうちょっとハンドルテクニックを見せるオーソドックスなアクションが好きなのですが、ちょっと車を壊しすぎですね。もったいないなぁとか思って眺めてました。
　ただ特典映像を観ると車にはだいぶこだわってるみたいで、私は判りませんが、マニアにはかなり受けるのではないのでしょうか。
　あらすじは、どういった経緯で人物が動いているのか、シリーズ中で本作が初見だからか、皆目見当がつかなくて、なんだか仲間割れしてるような感じに見えたけど、とにかく頭がついていかず、アクションだけに注目してました。
　しかしこれほど派手なアクションを映像化する監督は、意気込みが並ではありませんね。一度は観ておいて良かったです。★★