宇宙人王さんとの遭遇

これ、イタリア映画なんですね（笑

「王さん」っててっきり、アジアの映画かと思ってましたが・・・

王さんって何？誰？と思ったら
宇宙人！！！！！


しかも、なぜ王さんなのかと思ったら
地球上で一番話されてる言語が中国語だから、それで・・・と（笑


その王さんがつかまって、
ひたすら拷問を受ける。

王さんの姿は、CGとか使ってるような雰囲気も感じられず、
まるで、コントの着ぐるみ？もしくは人形のようです。


もう、これだけで、コメディっぽい雰囲気なのに、
この拷問室での取調べが
めちゃくちゃマジメにやってるもんだから・・・・
笑っちゃうって言うか、俳優さんたちが不憫と言うか・・・・（苦笑

通訳のイタリア人女性も、その上司らしき男性も・・・・
必死に王さんにくってかかる！！！！


このまま終わったらどうしよう・・・と思いながら観てたら
まー、最後、痛快（笑

この最後の数分で、
これまでの、「見なくても良かったかな・・・」という思いが吹っ飛びました！！！！

自分が小学生〜中学生のころ、星新一などのショートショートがはやってました。競うように文庫本買って読んだものです。だいたいN氏が現実を超えた環境に住んでいて（未来とかね）、物事にまきこまれ、エーッといいたくなるようなオチで読み終わるんですけど、非常にあの気分に似てますね。途中から「オチはあれかな？」「これかな？」と考えはじめるんだけど、やっぱり作者もさるもので、意外な結末を用意してくれてました。

この映画もそうです。最後のオチを見たときには「えー、そうきましたか、そうですか」という、なんていうんでしょうか。
達成感？このオチを見るために、やたらながい助走を我慢した自分への。さっぱり感ですかね。
うまく言えないけど、見終えてよかったです。

「宇宙人ポール」が面白かったので、勢いで借りてしまいました。

作品説明には「エイリアンが中国語を話すというユニークな設定」とありますが、
ユニークというほどでもありません。逆に「その点だけは」説得力がありました。

作品説明もそうですが、タイトルからしてコメディーっぽい。
しかし、直球のコメディーというわけではない。

本気なのか？　ブラックコメディなのか？　微妙なテンション。　
少なくとも演者はマジモードだったかな？

冷静に展開を分析すると、突っ込みどころというか、伏線の荒さというか、説得力無い展開が続く。
まぁ、政府？に中国語が分かる人間が一人もいないって段階で、確信犯なんだろうけど･･･。

「最後の一言が効いてる」ってレビューもあるけど、どれかなぁ？気が付かなかった・・・。

　ああ、世界的にこう見てるんだ……というのが顕著。
　直球の風刺作品。

　イカに似た宇宙人。
　……なんとも言えない。

　内容も……睡魔との勝負です。


　最後の台詞が一番いいですね。
　あそこに帰結するならいいのかな。
　やっぱりね、って感じです。

いや〜＾＾Ｂ級以下です
イタリアへたりあ（笑）中国人こわ〜いってか