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ヒート / アル・パチーノ

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「ヒート」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいていく。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。

「ヒート」 の作品情報

作品情報

製作年:

1995年

製作国:

アメリカ

原題:

HEAT

「ヒート」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

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グッドフェローズ

ゴッドファーザー PART I

バッデスト 偽りの捜査線

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

ユーザーレビュー:94件

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6〜 10件 / 全94件

「フィクション」て難しい ネタバレ

投稿日:2012/01/18 レビュアー:忙中有閑

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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1995年製作、「名優」アル・パチーノとロバート・デニーロ共演のサスペンス・アクション、って言うんでエラく評判になった作品です。私も公開直後に観てますが、実はあまり好印象では無かったんですね。で、偶々最近アシュレイ・ジャッドの出演作を連続して観て、何となく検索したらこれに出ているのを「発見」したんですが全然記憶に無い。あの有名な「市街銃撃戦」シーンだけは鮮烈に覚えてるんだけどストーリーも全く忘れてるんで、これは殆ど「初見」と同じだということで早速借りて観てみました。今回はかなり「好印象」でしたねぇ。私がトシ取って「見る目」が変わったのか、最近のアメリカのサスペンス・アクションのレベルが低下してるから相対的に評価が上がったのかは不明ですが、とにかく結構気に入りました。
先ず、私にしては珍しく「映像」が素晴らしいと思いましたね。アングルとか構図とか明暗とか、私はその方面については全くの門外漢なんで「何がイイのか」言葉に出来ませんが、「市街戦」場面は勿論、会話シーン、ラブシーン、風景や人物のロングショットにもかなり頻繁に「オッ!」て驚かされました。「映像が語っている」という感じがしましたねぇ。
まぁ、ストーリーは「定番」の「プロ対プロ」の犯罪・捜査モノで新味はありませんが、逆に最近は「凝り過ぎ」て「オハナシにならない」のが多過ぎるんで、このくらいオーソドックスな筋書きが好ましく感じられたのは事実です。現実の犯罪や捜査なんてそれ程「面白い」もんじゃ無いことは私くらいのトシになると嫌ってほど分かってますから「設定」はどんなに荒唐無稽な「フィクション」でもいいんですが「フィクションの中でのリアリティ」というのはやはり大事だと思うんですね。で、この作品で今回一番「イイね」って思ったのは、主要登場人物一人一人の「仕事ぶり」だけで無く「プライベート・ライフ」もかなり丁寧に描いて、それぞれの人物のキャラにリアリティを与えている点でした。若い頃(そうでもないか)観た時はそこが冗長に感じられて(確かに作品として171分はちょっと長過ぎ)印象悪かったのかも知れません。
ただ、「犯罪者」ニール(デニーロ)やクリス(ヴァル・クルマー)の「プロ」としての能力の高さ(「職業的」倫理観や自制心の高さを含む)、恋人、妻への愛情や仲間との友情の深さなど、「人間性」の豊かさを丁寧に描けば描くほど、今度は彼らをこれほどリスクの高い犯罪に駆り立てる「動機」ももう少し「丁寧に」描いてもらわないと納得が出来ない、というもう一段レベルの高い「不満」が湧いて来てしまうのも致し方無いところです。あれほど冷静沈着なニールがあまりにも簡単にあれほど深くイーディ(エイミー・ブレネマン)と愛し合ってしまうのは何故か?とか、クリスがあんなに「稼いで」あんなにシャーリーン(アシュレイ)を大事にしてるのに彼女との仲が危うくなるほど「ギャンブル」にノメリ込むのは何故か?とか…。でも、そんなとこまで描いてたらもっと長い映画になっちゃうし、「サスペンス・アクション」じゃ無くて「ラブ・ロマンス」になっちゃいますね(笑)。その辺りが「フィクション」の本質的難しさであり、「映画」の難しさでもあるとは思いますが。

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二大スターの共演!(それ以外は特に無し!)

投稿日:2011/01/09 レビュアー:天才芸人

1位登録者470人、在庫枚数13枚。
もう4年ぐらい、1位にしたまま送られてこないので、
永遠に観られないんじゃないか…とよそで借りてきました。
やる気あんのか!DISCAS!

っと毒づいたところでレビュー。
個人的に、昔から特に指定もなく無条件に「映画スターを挙げなさい」と言われれば、
おそらくアル・パチーノとロバート・デ・ニーロと答えちゃうぐらい、
どちらも非常に好きで、その上(俳優でもないくせに)「すごいなぁ」と
単純にリスペクトさせられてしまう役者さん二人の共演ということで、
本当にかなり前から観たいなぁと思ってたんですが、
その分かなりハードルが上がっちゃってたというのもあるんでしょう、
はっきりバッサリ言ってしまえば、「二大スターの共演!」以外の見所は無いかな、と。

例えば二人が直接顔を合わせて会話をするレストランのシーンだとか、
意味深いセリフ回しもあったりしたんですが、
それでもはっきり言ってこの二人が他に出ている名作群と比べれば取るに足りません。
仮に、主演がこの二人ではなく、「無名新人大抜擢!」の映画だとしたら?
僕は「かなりフツー」の映画としか言えなかったと思います。

あくまで個人的な感想にしかなりませんが、
スゴイと言われる市街地での銃撃戦に関しても、
確かにすごかったけど、そもそも僕はドンパチ頼りの映画は嫌いなので、
そこもまた自分にとっては残念で。
この手のアクション映画に対する好みの問題かもしれませんが、
僕にとっては(期待が大きかっただけに)イマイチでした。

そもそも、胸をときめかせて観た「二大スターの共演」にしても、
全部別撮りです、と言われてもおかしくないような微妙な共演具合で、
はっきり二人が一緒に写ってるシーンがあまりにも少ない。
これはストーリー上仕方ない部分もあるし、
逆に「二人一緒」のシーンを印象的にしたかったが故にあえてそうした、
演出としての意味合いも大きいと思うんですが、
やっぱり共演を期待した人間としては物足りませんでした。
もっとヒリつくような二人のやりとりが観たかった…。

ストーリーに関しても結構不満。
単純に「犯罪者vs警察」という部分だけではなく、
主要人物全員に彼女なり奥さん&子供なりがいて、
その家族を大事にしてますよ的なシーンを多く差し込むことで、
話の幅を持たせようとしているわけですが、
これがあるおかげで妙に冗長に感じられ、
3時間近い上映時間も相まって長く感じます。
ちょー期待してたのに途中でどうにも眠くて寝ちゃったっていう。
いや、僕がいけないんですが。
ラストの展開もまんま、予想通り。

総論として、「超高級食材なのに普通の料理にしちゃったよ!(by三村)」という感じ。
いや、普通フツー言ってますけど、「男の共鳴」とか味わえる部分はあるんですよ?
あるんですけど、そこをウリにするならもっとそこを中心に据えて掘り下げるなり、
余分な話をカットしてスピーディな映画にするなり、方法はあったと思います。
そう言う意味で、活かし切れてない。もったいない。

くどいようですが、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演ですよ?
この二人が今までどれだけの名演を重ねてきたことか。
それらの映画に比べて、とても「イイ!」と言える映画ではないです。
僕の思いとしては。
仮にこの二人と話をする機会があったとしても、
「ヒートが好きです!」なんて口が裂けても言えませんよ。
二人に申し訳ない。
名前だけでこの二人を観ているのか、
演技を知って「好きな俳優です」と言える人が観ているのか、
それによって評価も変わってくると思うんですが、どうでしょうか。
そういう意味でも、軽く言ってしまえば、ミーハー向け。
そんな映画です。
完全に別撮りだったけど、この二人の出演作という意味では、
「ゴッドファーザー PART II」の方が100倍良かった。

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男であることが羨ましい

投稿日:2005/01/18 レビュアー:レビュアー名未設定

アル・パチーノもデ・ニーロも最高にかっこいいです。見た目はもちろん、演技に惹き込まれます。ストーリーも最高です。犯罪者だろうが、警部だろうが、どちらにも着いて行こうとする女性が存在しますが、その気持ちが分かります。人生を無駄に生きない。自分の信条を曲げない。そして仲間や家族を想う深い愛情も持っている。こんな魅力的な男たちが集まった映画って他にありますか?女として、男同士の信頼関係に憧れました。

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男同士の共感、プロとしての誇り

投稿日:2017/05/21 レビュアー:趣味は洋画

90年代を飾る最高傑作の1本。
映画のスチールを見ただけで、ワクワクしてしまうが、この映画の素晴らしさを書こうと思えば、制限文字数を完全に超えてしまいそうだ。

最初に触れておきたいのは、何といっても「12分間に及ぶ市街銃撃戦」のシーンだ。
今まで数々の銃撃シーンをみてきたが、ここまでリアルな迫力は記憶にない。
何よりカメラワークが素晴らしい。白昼の乾いた空気をつんざく迫力ある銃撃音も効果的だ。
12分間は短いようで、長い。ほぼ連続で実射するのだから、見応えがある。後世に残る。

ロバート・デ・ニーロは冷徹なプロの犯罪者ニール・マッコーリーに扮して登場する。
適度な髭の伸び具合と、サングラスがよく似合う。
仲間には、金庫破りと爆破のプロ、ヴァル・キルマー(クリス役)や、トム・サイズモア(チェリト)、運転手のダニー・トレホ(タウナー役)等がいる。彼らは大きなヤマを常に狙っている。

一方、アル・パチーノは、ロサンゼルス市警強盗殺人課の切れ者警部、ヴィンセント・ハナ役で登場する。

デ・ニーロとアル・パチーノの共演は未だ2作品しかなく、その貴重な1本が本作である。
(クレジット順は2名同時配列にするなど、心配りがなされている)
もう1本は08年「ボーダー」(ジョン・アヴネット監督)で、こちらは2人ともニューヨーク市警のベテラン刑事を演じていた。
74年「ゴッドファーザーPARTU」(フランシス・フォード・コッポラ監督)でも、確かに2人ともクレジットされているが、デ・ニーロは回想シーンの出演で、両雄が同じ画面に出ることはなかった。

この「ヒート」はギャング対警察の攻防というだけではない。
黒幕の存在がある。その人物を記すと、ネタバレに繋がるので伏せておく。
そして豪華女優陣の競演も見逃せない。
ダイアン・ヴェノーラ(ハナの妻ジャスティン)、ナタリー・ポートマン(ジャスティンの連れ子)、シュレイ・ジャッド(クリスの妻)、そしてエイミー・ブレネマン(グラフィックデザイナー)の面々。
特にA・ブレネマンは、デ・ニーロと知り合うが、ラストの展開で約束を果たせないまま終わってしまう。わずかな運命のずれを感じさせられ、何とももの哀しい。

デ・ニーロとパチーノが、レストランで対峙するシーンがある。
互いに一筋縄ではいかない敵と認識しつつも、2人の間には奇妙な共感が流れる。
だが、次に出会うときは、どちらかが死ぬときだと、互いに分かっていた。

そこには、男同士の共感と、プロとしての誇りがあった。


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プロフェッショナル対プロフェッショナル ネタバレ

投稿日:2009/12/06 レビュアー:さっちゃん

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 監督がマイケル・マン、主演がロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの二人ということで見る前から期待が膨らむ作品ですが、見た結果はというと期待に違わぬ出来栄えで満足しました。
 先に主演二人と書きましたが、この作品の場合、二人のどちらかに比重が傾くということがなく、演技も拮抗しているので、そうとでも捉えないと収まりがつかないのです。
 演出も最初は二人の仕事と生活をじっくりと描き、それぞれの人生がくっきりと浮かび上がってくる仕掛けになっています。片や感情に溺れず冷静に犯罪を実行していくニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)彼は仕事以外では紳士的で人生を楽しんでいます。一方、ロス市警の捜査官ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ)は執拗に犯罪者を追うちょっと禁欲的な面がある男ですが家庭は崩壊寸前までいっているというある意味不幸な人間です。
 そうした個々の事情とは別に相手を捕らえようとするロス市警のメンバーと次の銀行強盗に向けて警察を出し抜こうとするニールのグループとの闘いはクライマックスへ向かって加速していきます。
 そして銀行強盗が決行され、現場に駆けつけたヴィンセントたちロス市警とニールたち強盗団との間で激しい銃撃戦が始まります。この場面がマイケル・マンの面目躍如と言う外ない迫力のあるシーンになっています。双方が自動小銃を使ってフル・オートで射撃するのですが、ちゃんと全員片付けして撃っているのがとてもリアルです。また、こちらに向かって本当に弾が飛んでくるような迫力がありました。
 物語はこの後、逃げ延びたニールとそれを追うヴィンセントの空港での最後の対決になるのですが、結末についてはご覧になってのお楽しみということで紹介はここまでとさせていただきます。まぁ人間を描きながら切れのいいアクションも堪能できる実に贅沢な映画だと言えましょう。とにかく退屈はしないと保証できます。
 で、最後に余談というかDISCASさんにお願いですがマイケル・マン監督の『ザ・キープ』がDVD化されていたら是非、在庫に加えて下さい。第2次大戦中のヨーロッパを舞台にしたホラーで、この監督らしくドイツ軍の考証にも気が配られている作品です。公開当時はこけたと思しくマイケル・マンはしばらく映画を撮っていません。でも面白い作品ですので、まだDVDになっていなければ仕方ないですが、そうでなければ是非、お願いします。

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6〜 10件 / 全94件

ヒート

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「フィクション」て難しい

投稿日

2012/01/18

レビュアー

忙中有閑

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1995年製作、「名優」アル・パチーノとロバート・デニーロ共演のサスペンス・アクション、って言うんでエラく評判になった作品です。私も公開直後に観てますが、実はあまり好印象では無かったんですね。で、偶々最近アシュレイ・ジャッドの出演作を連続して観て、何となく検索したらこれに出ているのを「発見」したんですが全然記憶に無い。あの有名な「市街銃撃戦」シーンだけは鮮烈に覚えてるんだけどストーリーも全く忘れてるんで、これは殆ど「初見」と同じだということで早速借りて観てみました。今回はかなり「好印象」でしたねぇ。私がトシ取って「見る目」が変わったのか、最近のアメリカのサスペンス・アクションのレベルが低下してるから相対的に評価が上がったのかは不明ですが、とにかく結構気に入りました。
先ず、私にしては珍しく「映像」が素晴らしいと思いましたね。アングルとか構図とか明暗とか、私はその方面については全くの門外漢なんで「何がイイのか」言葉に出来ませんが、「市街戦」場面は勿論、会話シーン、ラブシーン、風景や人物のロングショットにもかなり頻繁に「オッ!」て驚かされました。「映像が語っている」という感じがしましたねぇ。
まぁ、ストーリーは「定番」の「プロ対プロ」の犯罪・捜査モノで新味はありませんが、逆に最近は「凝り過ぎ」て「オハナシにならない」のが多過ぎるんで、このくらいオーソドックスな筋書きが好ましく感じられたのは事実です。現実の犯罪や捜査なんてそれ程「面白い」もんじゃ無いことは私くらいのトシになると嫌ってほど分かってますから「設定」はどんなに荒唐無稽な「フィクション」でもいいんですが「フィクションの中でのリアリティ」というのはやはり大事だと思うんですね。で、この作品で今回一番「イイね」って思ったのは、主要登場人物一人一人の「仕事ぶり」だけで無く「プライベート・ライフ」もかなり丁寧に描いて、それぞれの人物のキャラにリアリティを与えている点でした。若い頃(そうでもないか)観た時はそこが冗長に感じられて(確かに作品として171分はちょっと長過ぎ)印象悪かったのかも知れません。
ただ、「犯罪者」ニール(デニーロ)やクリス(ヴァル・クルマー)の「プロ」としての能力の高さ(「職業的」倫理観や自制心の高さを含む)、恋人、妻への愛情や仲間との友情の深さなど、「人間性」の豊かさを丁寧に描けば描くほど、今度は彼らをこれほどリスクの高い犯罪に駆り立てる「動機」ももう少し「丁寧に」描いてもらわないと納得が出来ない、というもう一段レベルの高い「不満」が湧いて来てしまうのも致し方無いところです。あれほど冷静沈着なニールがあまりにも簡単にあれほど深くイーディ(エイミー・ブレネマン)と愛し合ってしまうのは何故か?とか、クリスがあんなに「稼いで」あんなにシャーリーン(アシュレイ)を大事にしてるのに彼女との仲が危うくなるほど「ギャンブル」にノメリ込むのは何故か?とか…。でも、そんなとこまで描いてたらもっと長い映画になっちゃうし、「サスペンス・アクション」じゃ無くて「ラブ・ロマンス」になっちゃいますね(笑)。その辺りが「フィクション」の本質的難しさであり、「映画」の難しさでもあるとは思いますが。

二大スターの共演!(それ以外は特に無し!)

投稿日

2011/01/09

レビュアー

天才芸人

1位登録者470人、在庫枚数13枚。
もう4年ぐらい、1位にしたまま送られてこないので、
永遠に観られないんじゃないか…とよそで借りてきました。
やる気あんのか!DISCAS!

っと毒づいたところでレビュー。
個人的に、昔から特に指定もなく無条件に「映画スターを挙げなさい」と言われれば、
おそらくアル・パチーノとロバート・デ・ニーロと答えちゃうぐらい、
どちらも非常に好きで、その上(俳優でもないくせに)「すごいなぁ」と
単純にリスペクトさせられてしまう役者さん二人の共演ということで、
本当にかなり前から観たいなぁと思ってたんですが、
その分かなりハードルが上がっちゃってたというのもあるんでしょう、
はっきりバッサリ言ってしまえば、「二大スターの共演!」以外の見所は無いかな、と。

例えば二人が直接顔を合わせて会話をするレストランのシーンだとか、
意味深いセリフ回しもあったりしたんですが、
それでもはっきり言ってこの二人が他に出ている名作群と比べれば取るに足りません。
仮に、主演がこの二人ではなく、「無名新人大抜擢!」の映画だとしたら?
僕は「かなりフツー」の映画としか言えなかったと思います。

あくまで個人的な感想にしかなりませんが、
スゴイと言われる市街地での銃撃戦に関しても、
確かにすごかったけど、そもそも僕はドンパチ頼りの映画は嫌いなので、
そこもまた自分にとっては残念で。
この手のアクション映画に対する好みの問題かもしれませんが、
僕にとっては(期待が大きかっただけに)イマイチでした。

そもそも、胸をときめかせて観た「二大スターの共演」にしても、
全部別撮りです、と言われてもおかしくないような微妙な共演具合で、
はっきり二人が一緒に写ってるシーンがあまりにも少ない。
これはストーリー上仕方ない部分もあるし、
逆に「二人一緒」のシーンを印象的にしたかったが故にあえてそうした、
演出としての意味合いも大きいと思うんですが、
やっぱり共演を期待した人間としては物足りませんでした。
もっとヒリつくような二人のやりとりが観たかった…。

ストーリーに関しても結構不満。
単純に「犯罪者vs警察」という部分だけではなく、
主要人物全員に彼女なり奥さん&子供なりがいて、
その家族を大事にしてますよ的なシーンを多く差し込むことで、
話の幅を持たせようとしているわけですが、
これがあるおかげで妙に冗長に感じられ、
3時間近い上映時間も相まって長く感じます。
ちょー期待してたのに途中でどうにも眠くて寝ちゃったっていう。
いや、僕がいけないんですが。
ラストの展開もまんま、予想通り。

総論として、「超高級食材なのに普通の料理にしちゃったよ!(by三村)」という感じ。
いや、普通フツー言ってますけど、「男の共鳴」とか味わえる部分はあるんですよ?
あるんですけど、そこをウリにするならもっとそこを中心に据えて掘り下げるなり、
余分な話をカットしてスピーディな映画にするなり、方法はあったと思います。
そう言う意味で、活かし切れてない。もったいない。

くどいようですが、アル・パチーノとロバート・デ・ニーロの共演ですよ?
この二人が今までどれだけの名演を重ねてきたことか。
それらの映画に比べて、とても「イイ!」と言える映画ではないです。
僕の思いとしては。
仮にこの二人と話をする機会があったとしても、
「ヒートが好きです!」なんて口が裂けても言えませんよ。
二人に申し訳ない。
名前だけでこの二人を観ているのか、
演技を知って「好きな俳優です」と言える人が観ているのか、
それによって評価も変わってくると思うんですが、どうでしょうか。
そういう意味でも、軽く言ってしまえば、ミーハー向け。
そんな映画です。
完全に別撮りだったけど、この二人の出演作という意味では、
「ゴッドファーザー PART II」の方が100倍良かった。

男であることが羨ましい

投稿日

2005/01/18

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アル・パチーノもデ・ニーロも最高にかっこいいです。見た目はもちろん、演技に惹き込まれます。ストーリーも最高です。犯罪者だろうが、警部だろうが、どちらにも着いて行こうとする女性が存在しますが、その気持ちが分かります。人生を無駄に生きない。自分の信条を曲げない。そして仲間や家族を想う深い愛情も持っている。こんな魅力的な男たちが集まった映画って他にありますか?女として、男同士の信頼関係に憧れました。

男同士の共感、プロとしての誇り

投稿日

2017/05/21

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趣味は洋画

90年代を飾る最高傑作の1本。
映画のスチールを見ただけで、ワクワクしてしまうが、この映画の素晴らしさを書こうと思えば、制限文字数を完全に超えてしまいそうだ。

最初に触れておきたいのは、何といっても「12分間に及ぶ市街銃撃戦」のシーンだ。
今まで数々の銃撃シーンをみてきたが、ここまでリアルな迫力は記憶にない。
何よりカメラワークが素晴らしい。白昼の乾いた空気をつんざく迫力ある銃撃音も効果的だ。
12分間は短いようで、長い。ほぼ連続で実射するのだから、見応えがある。後世に残る。

ロバート・デ・ニーロは冷徹なプロの犯罪者ニール・マッコーリーに扮して登場する。
適度な髭の伸び具合と、サングラスがよく似合う。
仲間には、金庫破りと爆破のプロ、ヴァル・キルマー(クリス役)や、トム・サイズモア(チェリト)、運転手のダニー・トレホ(タウナー役)等がいる。彼らは大きなヤマを常に狙っている。

一方、アル・パチーノは、ロサンゼルス市警強盗殺人課の切れ者警部、ヴィンセント・ハナ役で登場する。

デ・ニーロとアル・パチーノの共演は未だ2作品しかなく、その貴重な1本が本作である。
(クレジット順は2名同時配列にするなど、心配りがなされている)
もう1本は08年「ボーダー」(ジョン・アヴネット監督)で、こちらは2人ともニューヨーク市警のベテラン刑事を演じていた。
74年「ゴッドファーザーPARTU」(フランシス・フォード・コッポラ監督)でも、確かに2人ともクレジットされているが、デ・ニーロは回想シーンの出演で、両雄が同じ画面に出ることはなかった。

この「ヒート」はギャング対警察の攻防というだけではない。
黒幕の存在がある。その人物を記すと、ネタバレに繋がるので伏せておく。
そして豪華女優陣の競演も見逃せない。
ダイアン・ヴェノーラ(ハナの妻ジャスティン)、ナタリー・ポートマン(ジャスティンの連れ子)、シュレイ・ジャッド(クリスの妻)、そしてエイミー・ブレネマン(グラフィックデザイナー)の面々。
特にA・ブレネマンは、デ・ニーロと知り合うが、ラストの展開で約束を果たせないまま終わってしまう。わずかな運命のずれを感じさせられ、何とももの哀しい。

デ・ニーロとパチーノが、レストランで対峙するシーンがある。
互いに一筋縄ではいかない敵と認識しつつも、2人の間には奇妙な共感が流れる。
だが、次に出会うときは、どちらかが死ぬときだと、互いに分かっていた。

そこには、男同士の共感と、プロとしての誇りがあった。


プロフェッショナル対プロフェッショナル

投稿日

2009/12/06

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さっちゃん

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 監督がマイケル・マン、主演がロバート・デ・ニーロとアル・パチーノの二人ということで見る前から期待が膨らむ作品ですが、見た結果はというと期待に違わぬ出来栄えで満足しました。
 先に主演二人と書きましたが、この作品の場合、二人のどちらかに比重が傾くということがなく、演技も拮抗しているので、そうとでも捉えないと収まりがつかないのです。
 演出も最初は二人の仕事と生活をじっくりと描き、それぞれの人生がくっきりと浮かび上がってくる仕掛けになっています。片や感情に溺れず冷静に犯罪を実行していくニール・マッコーリー(ロバート・デ・ニーロ)彼は仕事以外では紳士的で人生を楽しんでいます。一方、ロス市警の捜査官ヴィンセント・ハナ(アル・パチーノ)は執拗に犯罪者を追うちょっと禁欲的な面がある男ですが家庭は崩壊寸前までいっているというある意味不幸な人間です。
 そうした個々の事情とは別に相手を捕らえようとするロス市警のメンバーと次の銀行強盗に向けて警察を出し抜こうとするニールのグループとの闘いはクライマックスへ向かって加速していきます。
 そして銀行強盗が決行され、現場に駆けつけたヴィンセントたちロス市警とニールたち強盗団との間で激しい銃撃戦が始まります。この場面がマイケル・マンの面目躍如と言う外ない迫力のあるシーンになっています。双方が自動小銃を使ってフル・オートで射撃するのですが、ちゃんと全員片付けして撃っているのがとてもリアルです。また、こちらに向かって本当に弾が飛んでくるような迫力がありました。
 物語はこの後、逃げ延びたニールとそれを追うヴィンセントの空港での最後の対決になるのですが、結末についてはご覧になってのお楽しみということで紹介はここまでとさせていただきます。まぁ人間を描きながら切れのいいアクションも堪能できる実に贅沢な映画だと言えましょう。とにかく退屈はしないと保証できます。
 で、最後に余談というかDISCASさんにお願いですがマイケル・マン監督の『ザ・キープ』がDVD化されていたら是非、在庫に加えて下さい。第2次大戦中のヨーロッパを舞台にしたホラーで、この監督らしくドイツ軍の考証にも気が配られている作品です。公開当時はこけたと思しくマイケル・マンはしばらく映画を撮っていません。でも面白い作品ですので、まだDVDになっていなければ仕方ないですが、そうでなければ是非、お願いします。

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