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ヒート / アル・パチーノ

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「ヒート」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

犯罪のプロフェッショナル、ニール・マッコーリーは、クリス、チェリト等と現金輸送車を襲い有価証券を奪う。捜査にあたるロス市警のヴィンセント・ハナは、少ない手掛かりから次第にマッコーリー達へ近づいていく。マッコーリーは本屋の店員イーディと出逢い、次の銀行強盗を最後に堅気の暮らしに入ろうと決意していた。やがて決行の時、タレ込みを受け現場に駆けつけたハナ達と、マッコーリー一味は、壮絶な銃撃戦を繰り広げるのだった……。

「ヒート」 の作品情報

作品情報

製作年:

1995年

製作国:

アメリカ

原題:

HEAT

「ヒート」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全94件

男同士の共感、プロとしての誇り

投稿日:2017/05/21 レビュアー:趣味は洋画

90年代を飾る最高傑作の1本。
映画のスチールを見ただけで、ワクワクしてしまうが、この映画の素晴らしさを書こうと思えば、制限文字数を完全に超えてしまいそうだ。

最初に触れておきたいのは、何といっても「12分間に及ぶ市街銃撃戦」のシーンだ。
今まで数々の銃撃シーンをみてきたが、ここまでリアルな迫力は記憶にない。
何よりカメラワークが素晴らしい。白昼の乾いた空気をつんざく迫力ある銃撃音も効果的だ。
12分間は短いようで、長い。ほぼ連続で実射するのだから、見応えがある。後世に残る。

ロバート・デ・ニーロは冷徹なプロの犯罪者ニール・マッコーリーに扮して登場する。
適度な髭の伸び具合と、サングラスがよく似合う。
仲間には、金庫破りと爆破のプロ、ヴァル・キルマー(クリス役)や、トム・サイズモア(チェリト)、運転手のダニー・トレホ(タウナー役)等がいる。彼らは大きなヤマを常に狙っている。

一方、アル・パチーノは、ロサンゼルス市警強盗殺人課の切れ者警部、ヴィンセント・ハナ役で登場する。

デ・ニーロとアル・パチーノの共演は未だ2作品しかなく、その貴重な1本が本作である。
(クレジット順は2名同時配列にするなど、心配りがなされている)
もう1本は08年「ボーダー」(ジョン・アヴネット監督)で、こちらは2人ともニューヨーク市警のベテラン刑事を演じていた。
74年「ゴッドファーザーPARTU」(フランシス・フォード・コッポラ監督)でも、確かに2人ともクレジットされているが、デ・ニーロは回想シーンの出演で、両雄が同じ画面に出ることはなかった。

この「ヒート」はギャング対警察の攻防というだけではない。
黒幕の存在がある。その人物を記すと、ネタバレに繋がるので伏せておく。
そして豪華女優陣の競演も見逃せない。
ダイアン・ヴェノーラ(ハナの妻ジャスティン)、ナタリー・ポートマン(ジャスティンの連れ子)、シュレイ・ジャッド(クリスの妻)、そしてエイミー・ブレネマン(グラフィックデザイナー)の面々。
特にA・ブレネマンは、デ・ニーロと知り合うが、ラストの展開で約束を果たせないまま終わってしまう。わずかな運命のずれを感じさせられ、何とももの哀しい。

デ・ニーロとパチーノが、レストランで対峙するシーンがある。
互いに一筋縄ではいかない敵と認識しつつも、2人の間には奇妙な共感が流れる。
だが、次に出会うときは、どちらかが死ぬときだと、互いに分かっていた。

そこには、男同士の共感と、プロとしての誇りがあった。


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高評価

投稿日:2016/11/03 レビュアー:Eha

高評価だけあって余韻の残る良い映画。
マイケルマンは制覇していこう。
登場人物の群像と信念を感じさせる
デニーロ、そして家庭内のとろんとした
アルパチーノが獲物を見つけた猫のように
犯人に食いつく刑事を演じている。
仕事や家庭、そしてコミニュケーションのあり方など
暗示する要素はとても多く複雑だ。

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滅ぶべき悪が滅んでいく惨めさを示しているだけ ネタバレ

投稿日:2016/08/29 レビュアー:hiro

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ヴィンセント(アル・パチーノ)は職務熱心な警部補。初めのころは夫婦一緒にパーティーにも出て中むつまじい感じだった。仕事が忙しくなると家に居つかなくなり対話もなくなったからか、妻(ジャスティーン)からは仕事の話も聞きたい。苦労を分かち合いたいと提案されるのだけど、彼はワルの醜い事件の話はしたくない。秘密保持の意味もあるのだろうが、苦悩は私一人のものであって、孤独であることが辛い仕事に立ち向かう原動力になるのだと妻の申し出を拒否する。その後妻との距離は段々と大きくなっていく。妻は1人で夜に出かけるようになり、最後は男を連れ込み寝ることで、ヴィンセントとの間を終わりにしたいと宣言するに至る。
ところが、義理の娘ローレンの自殺企図で互いの存在の大きさに目覚める。
ニールとの戦いにも勝利するという流れでやっぱり勧善懲悪。
目立たないが、ヴィンセントの妻を演じたダイアン・ヴェノーラのしっかりした演技が魅力。
ラルフとの浮気のところの印象が強いようで、なんて奥さんだと感じる向きがあるのだけど、本当はヴィンセントの本当の理解者だったのだ。

ヴィンセントとジャスティーンの関わりだけに注目して俯瞰すると一つの文芸的なテーマが見えてくる。だが、銃撃戦の陰に隠れてしまって殆ど印象に残らない。

銀行襲撃時のドライバー、ドン・フリーダンは、保護観察期間、意地悪な支配人の下でコックとして辛抱していた。
あの経営者がもう少し犯罪を犯したものの社会復帰に理解があったなら彼は悪事に手を染めることは無かったのではないかなんて考えたりした。
彼女が「あなたは私の誇りよ」と言うので
男は、「俺のどこが誇れるんだよ?」と聞き返す。
彼女は笑って答えない。
でも、彼女は彼のことを本当に誇りに思っているらしい気配があるので観客は納得せざるを得ないのだけど、もう少し掘り下げて欲しかった点だ。それにしても、迷い迷ってとはいえ、ニールの誘いに乗って、射殺されるって物悲しい。彼女の悲しみはいかばかりか。

デニーロとアルパチーノの対話は、相反する立場の二人が、相手を尊重しながらも、自説を開陳して、終結を予言することになった。刑事と犯罪者のこんな形での対話はフィクションだから成り立つのだろうけど、どちらも「プロフェッショナル」あるいは「仕事人」だなあと妙に感心した。善と悪という判断基準をひっくり返せばお互いどちらにも成りえるかなと思う。

憎しみに目が曇り激情にかられて不幸せになる人は少なくないのかもしれない。
ニールは自分だけでなくイーディに対しても不誠実な仕打ちをしてしまっている。

問題解決の策として人殺しをすると言うのは、本作がフィクションだと判っているから、人によっては「スカッとする」のかもしれないが、現実世界では人を殺すと言う選択は全く役に立たない選択肢でしかない。
現実世界では、理解や信頼を得るために、泥臭くネチネチと努力をするしかない。
それでも実際には報われないことが多くて「忍耐の神様」になるしかないのだ。
かっこ良くないけど

市街地での銃撃戦がもし本当に行われると、多くの市民を巻き添えになるはず。
撮影時には止まっている一般車両は無人になっているように見えたけど、現実に銃撃戦になってしまったら一般人も区別無く殺傷されてしまう。
本作ではもちろん一般人は傷ついていないように見えるけど、
エンターテインメント(見世物)として健全であるのかなと少し心配になってしまった。

あの銃撃戦に何らかの魅力を感じるとしたらそれは危険な兆候ではないか。
自分たちの利益のために人を殺すと言う行為に正義はない。愛している人がいるのならなお更の事だ。
生命よりも大切な「男の美学」とやらが実在するかような間違ったイメージをマイケルマン監督は示しているように感じる。
イスラム国に行ってテロをやりたいと思う発想と似たものがないか。
でも、多分それは間違いで、滅ぶべき悪が滅んでいく惨めさを示しているだけなのだろう。

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最後のせつない表情がたまらない

投稿日:2016/06/08 レビュアー:つつつ

普段はヒューマンやドラマを中心に観ます。
アクションはなかなか観ないジャンルですが、
知人に借りたので観たところ、ものすごく好きな1本になりました。
ロバートデニーロがものすごくかっこいい。
そして、登場人物がそれぞれ事情を抱えていて、切ない気持にもなります。
何より、最後に車に座る女性に見せるロバートデニーロの表情がたまりません。
女性はなかなか手に取らないのかもしれませんが、これはお勧めします。
とっても良い作品です。

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★4つの面白さ(満点★5つ)

投稿日:2015/06/10 レビュアー:サッピ

★4つの面白さ(満点★5つ)
主役が揃うと重量感ある映画に仕上がっています。

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6〜 10件 / 全94件

ヒート

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:94件

男同士の共感、プロとしての誇り

投稿日

2017/05/21

レビュアー

趣味は洋画

90年代を飾る最高傑作の1本。
映画のスチールを見ただけで、ワクワクしてしまうが、この映画の素晴らしさを書こうと思えば、制限文字数を完全に超えてしまいそうだ。

最初に触れておきたいのは、何といっても「12分間に及ぶ市街銃撃戦」のシーンだ。
今まで数々の銃撃シーンをみてきたが、ここまでリアルな迫力は記憶にない。
何よりカメラワークが素晴らしい。白昼の乾いた空気をつんざく迫力ある銃撃音も効果的だ。
12分間は短いようで、長い。ほぼ連続で実射するのだから、見応えがある。後世に残る。

ロバート・デ・ニーロは冷徹なプロの犯罪者ニール・マッコーリーに扮して登場する。
適度な髭の伸び具合と、サングラスがよく似合う。
仲間には、金庫破りと爆破のプロ、ヴァル・キルマー(クリス役)や、トム・サイズモア(チェリト)、運転手のダニー・トレホ(タウナー役)等がいる。彼らは大きなヤマを常に狙っている。

一方、アル・パチーノは、ロサンゼルス市警強盗殺人課の切れ者警部、ヴィンセント・ハナ役で登場する。

デ・ニーロとアル・パチーノの共演は未だ2作品しかなく、その貴重な1本が本作である。
(クレジット順は2名同時配列にするなど、心配りがなされている)
もう1本は08年「ボーダー」(ジョン・アヴネット監督)で、こちらは2人ともニューヨーク市警のベテラン刑事を演じていた。
74年「ゴッドファーザーPARTU」(フランシス・フォード・コッポラ監督)でも、確かに2人ともクレジットされているが、デ・ニーロは回想シーンの出演で、両雄が同じ画面に出ることはなかった。

この「ヒート」はギャング対警察の攻防というだけではない。
黒幕の存在がある。その人物を記すと、ネタバレに繋がるので伏せておく。
そして豪華女優陣の競演も見逃せない。
ダイアン・ヴェノーラ(ハナの妻ジャスティン)、ナタリー・ポートマン(ジャスティンの連れ子)、シュレイ・ジャッド(クリスの妻)、そしてエイミー・ブレネマン(グラフィックデザイナー)の面々。
特にA・ブレネマンは、デ・ニーロと知り合うが、ラストの展開で約束を果たせないまま終わってしまう。わずかな運命のずれを感じさせられ、何とももの哀しい。

デ・ニーロとパチーノが、レストランで対峙するシーンがある。
互いに一筋縄ではいかない敵と認識しつつも、2人の間には奇妙な共感が流れる。
だが、次に出会うときは、どちらかが死ぬときだと、互いに分かっていた。

そこには、男同士の共感と、プロとしての誇りがあった。


高評価

投稿日

2016/11/03

レビュアー

Eha

高評価だけあって余韻の残る良い映画。
マイケルマンは制覇していこう。
登場人物の群像と信念を感じさせる
デニーロ、そして家庭内のとろんとした
アルパチーノが獲物を見つけた猫のように
犯人に食いつく刑事を演じている。
仕事や家庭、そしてコミニュケーションのあり方など
暗示する要素はとても多く複雑だ。

滅ぶべき悪が滅んでいく惨めさを示しているだけ

投稿日

2016/08/29

レビュアー

hiro

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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ヴィンセント(アル・パチーノ)は職務熱心な警部補。初めのころは夫婦一緒にパーティーにも出て中むつまじい感じだった。仕事が忙しくなると家に居つかなくなり対話もなくなったからか、妻(ジャスティーン)からは仕事の話も聞きたい。苦労を分かち合いたいと提案されるのだけど、彼はワルの醜い事件の話はしたくない。秘密保持の意味もあるのだろうが、苦悩は私一人のものであって、孤独であることが辛い仕事に立ち向かう原動力になるのだと妻の申し出を拒否する。その後妻との距離は段々と大きくなっていく。妻は1人で夜に出かけるようになり、最後は男を連れ込み寝ることで、ヴィンセントとの間を終わりにしたいと宣言するに至る。
ところが、義理の娘ローレンの自殺企図で互いの存在の大きさに目覚める。
ニールとの戦いにも勝利するという流れでやっぱり勧善懲悪。
目立たないが、ヴィンセントの妻を演じたダイアン・ヴェノーラのしっかりした演技が魅力。
ラルフとの浮気のところの印象が強いようで、なんて奥さんだと感じる向きがあるのだけど、本当はヴィンセントの本当の理解者だったのだ。

ヴィンセントとジャスティーンの関わりだけに注目して俯瞰すると一つの文芸的なテーマが見えてくる。だが、銃撃戦の陰に隠れてしまって殆ど印象に残らない。

銀行襲撃時のドライバー、ドン・フリーダンは、保護観察期間、意地悪な支配人の下でコックとして辛抱していた。
あの経営者がもう少し犯罪を犯したものの社会復帰に理解があったなら彼は悪事に手を染めることは無かったのではないかなんて考えたりした。
彼女が「あなたは私の誇りよ」と言うので
男は、「俺のどこが誇れるんだよ?」と聞き返す。
彼女は笑って答えない。
でも、彼女は彼のことを本当に誇りに思っているらしい気配があるので観客は納得せざるを得ないのだけど、もう少し掘り下げて欲しかった点だ。それにしても、迷い迷ってとはいえ、ニールの誘いに乗って、射殺されるって物悲しい。彼女の悲しみはいかばかりか。

デニーロとアルパチーノの対話は、相反する立場の二人が、相手を尊重しながらも、自説を開陳して、終結を予言することになった。刑事と犯罪者のこんな形での対話はフィクションだから成り立つのだろうけど、どちらも「プロフェッショナル」あるいは「仕事人」だなあと妙に感心した。善と悪という判断基準をひっくり返せばお互いどちらにも成りえるかなと思う。

憎しみに目が曇り激情にかられて不幸せになる人は少なくないのかもしれない。
ニールは自分だけでなくイーディに対しても不誠実な仕打ちをしてしまっている。

問題解決の策として人殺しをすると言うのは、本作がフィクションだと判っているから、人によっては「スカッとする」のかもしれないが、現実世界では人を殺すと言う選択は全く役に立たない選択肢でしかない。
現実世界では、理解や信頼を得るために、泥臭くネチネチと努力をするしかない。
それでも実際には報われないことが多くて「忍耐の神様」になるしかないのだ。
かっこ良くないけど

市街地での銃撃戦がもし本当に行われると、多くの市民を巻き添えになるはず。
撮影時には止まっている一般車両は無人になっているように見えたけど、現実に銃撃戦になってしまったら一般人も区別無く殺傷されてしまう。
本作ではもちろん一般人は傷ついていないように見えるけど、
エンターテインメント(見世物)として健全であるのかなと少し心配になってしまった。

あの銃撃戦に何らかの魅力を感じるとしたらそれは危険な兆候ではないか。
自分たちの利益のために人を殺すと言う行為に正義はない。愛している人がいるのならなお更の事だ。
生命よりも大切な「男の美学」とやらが実在するかような間違ったイメージをマイケルマン監督は示しているように感じる。
イスラム国に行ってテロをやりたいと思う発想と似たものがないか。
でも、多分それは間違いで、滅ぶべき悪が滅んでいく惨めさを示しているだけなのだろう。

最後のせつない表情がたまらない

投稿日

2016/06/08

レビュアー

つつつ

普段はヒューマンやドラマを中心に観ます。
アクションはなかなか観ないジャンルですが、
知人に借りたので観たところ、ものすごく好きな1本になりました。
ロバートデニーロがものすごくかっこいい。
そして、登場人物がそれぞれ事情を抱えていて、切ない気持にもなります。
何より、最後に車に座る女性に見せるロバートデニーロの表情がたまりません。
女性はなかなか手に取らないのかもしれませんが、これはお勧めします。
とっても良い作品です。

★4つの面白さ(満点★5つ)

投稿日

2015/06/10

レビュアー

サッピ

★4つの面白さ(満点★5つ)
主役が揃うと重量感ある映画に仕上がっています。

6〜 10件 / 全94件