炎のランナー / ベン・クロス
炎のランナー
/ヒュー・ハドソン
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全体の平均評価点: (5点満点)
(31)
解説・ストーリー
ユダヤ青年エイブラハムズは、陸上競技に天性の才能を持っていた。彼の好敵手は、ラグビーでも活躍していたリデル。二人は人種の偏見を超えて、深い友情で結ばれていく……。二人の青年が、オリンピックのそれぞれの競技で優勝するまでを、ヴァンゲリスの流麗なメロディに乗せて感動的に描く。アカデミー作品・脚本・作曲・衣装デザイン賞を受賞した名編。
ユダヤ青年エイブラハムズは、陸上競技に天性の才能を持っていた。彼の好敵手は、ラグビーでも活躍していたリデル。二人は人種の偏見を超えて、深い友情で結ばれていく……。二人の青年が、オリンピックのそれぞれの競技で優勝するまでを、ヴァンゲリスの流麗なメロディに乗せて感動的に描く。アカデミー作品・脚本・作曲・衣装デザイン賞を受賞した名編。
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「炎のランナー」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ユダヤ青年エイブラハムズは、陸上競技に天性の才能を持っていた。彼の好敵手は、ラグビーでも活躍していたリデル。二人は人種の偏見を超えて、深い友情で結ばれていく……。二人の青年が、オリンピックのそれぞれの競技で優勝するまでを、ヴァンゲリスの流麗なメロディに乗せて感動的に描く。アカデミー作品・脚本・作曲・衣装デザイン賞を受賞した名編。
「炎のランナー」 の作品情報
「炎のランナー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
炎のランナーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
124分 |
日本語・英語 |
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR1118 |
2002年12月09日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
2人
|
0人
|
【Blu-ray】炎のランナー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
124分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語/(ロスレス) 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXXR1118 |
2012年12月05日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
0人
|
0人
|
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語/(ロスレス)
2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
炎のランナーの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
124分 |
日本語・英語 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXBR1118 |
2002年12月09日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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10枚
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2人
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【Blu-ray】炎のランナー(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
124分 |
日本語・英語 |
1:DTS-HD Master Audio/5.1chサラウンド/英語/(ロスレス) 2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXXR1118 |
2012年12月05日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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2:DTS/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:31件
古きよき英国
ストーリーは、さまざまなライバルを軸にスポーツにかける若者たちを描いたもの。その中に人種差別(ユダヤ人問題)、アマチュアリズム、宗教問題などが絡んできます。
この中で主人公が日曜日に競技には出られない(安息日なので)、と悩んでいますが、実はわたしの周りにもいました。とても才能のある日本人選手でしたが、日曜日には試合に出ないので、弱いチームからはありがたがられていました。日本人からすると一笑に付すことかもしれませんが、敬虔なキリスト教徒からすれば真剣な悩みなんだなと妙にリアルでした。
ゆったりとしたリズムの中に美しい風景と衣装が出てくるのもいいですね。
男性の服装が大変すばらしい。スーツが洗練されたスタイルであり、男性を一番美しく見せるのだ、ということを実感できます。
若い男性も一度は注文服でスーツを作ってね、合わない既製服はみっともないよ、と思いました。
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
イギリスの伝統今何処
申し分無い映像、音楽。素晴らしい教会。学舎。体格の素晴らしい白人の学生たち。黒人学生、東洋人、アラブ人、女子学生さえいない。ミタイ?!!30年を経て世界は何と変わってしまったのか?ウインブルドンのセンターコートをビーナス&セレナの姉妹が駆け巡る時代が来るなんて、この時代を生きていた人々の誰が想像しただろう。立派な作品だが、人間の心の葛藤は描かれない。主役の一人がユダヤ人であり、差別がある〜と悩むふうだが、具体的エピソードは語られない。立派なご馳走が並び美味しそうにみえる。しかし味わいは決して美味しくない。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
“スポ根モノ”じゃなかったのね...
ヴァンゲリスのあの曲が有名な本作をようやく鑑賞。
私はスポーツにあまり興味がないので、自分にはつまらないだろうな〜と思って敬遠していたところ、勘は当たっていた。
自分の好みを別にしても、これアカデミー賞の作品賞を受賞してるんだけど、それほどの秀作かなぁと...
裕福な資産家階級に生まれた才能ある青年たちのオリンピックでの成功物語で、「巨人の星」的なスポーツ根性モノとは違う。
労働者階級に生まれた貧しい青年が、紆余曲折を経て、たくさんの苦難を乗り越えてそれを成し遂げたという話なら超感動なんだろうけど、これは上層社会にいるエリートの美談で、英国人向けですね。日本人にはピンと来ない感じ。
私の目にこれはと映ったのは、服装だ。
20世紀初頭のイギリス人紳士・淑女の服装に、なるほど英国らしいなあと。
選手の姿も、今のようなカッコいいユニフォームではなくシンプルなもので、履くシューズも機能性はともかく至って地味なデザイン。
米・英両方のアカデミーで「衣装デザイン賞」を受賞してるとおり、これは納得。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
トラック( 競技場 )の「 ロレンス 」
ロキュの69日連続レビューU (参考記録 )その64
(,ネタばれあり )
ロンドン・オリンピックも残りわずか。 開会式でローワン・アトキンソンが、映像の中の海岸を集団で走るランナーの一群に紛れこんで笑わせましたが、それがこの映画の有名なシーンですね、
ヴァンゲリスの音楽と、聖歌隊による「エルサレム」が効果的に使われ、非常に印象に残る美しい映像ですが、ヒュー・ハドソンはCM、ドキュメンタリーで数々の賞を獲ってきた人で、スローモーションの使い方など「つかみ」の巧みさはさすがです。
本作が劇映画デビューですが、アカデミー賞と英国アカデミー賞両賞で作品賞を獲っています。
葬儀で始まり、主人公を回想していく展開は『 ガンジー 』とともに、『 アラビアのロレンス 』のスタイルを踏襲していますが、両作品は別の見方をすれば、ロレンスとアラビア、ガンジーとインドを描くことによって、イギリス人、イギリスという国を浮かび上がらせていると言えましょう。
本作も二人の対照的なオリンピック選手を通じて、浮かび上がらせています。
トラック( 競技場 )の「 ロレンス 」ですね。
「 ローマ人の物語 」で作家・塩野七生は、古代ローマの繁栄の基は「開かれた帝国」であったからだと書いています。 征服した土地の人間にもローマ市民権を与え、市場や人材交流を自由にした。
そこが専制的なモンゴル帝国や他の専制的な国家とは違った。
近代、イギリスそして後釜を担ったアメリカ両帝国も、資本主義の自由な市場、自由と民主主義を社会基盤のタテマエとしている「 開かれた帝国 」です。 そこがライバルのファシズムや共産主義の国、独裁政権の国とはちがいます。
ベンジャミン・エイブラハムス( ベン・クロス )の父親はリトアニア出身のユダヤ人で金融業で成功している。
彼自身もケンブリッジ大学の学生。 財力も知力もあるエリートのはずだが、権威主義的なエリート中枢の排他的な見えない壁を感じている。
自分はよそ者ではなく、真のイギリス人だと認めさせたくて、彼は金メダルを目指す。
一方のエリック・リドル( イアン・チャールスン )は若き宣教師。 キリスト教社会の英国ではマジョリティだし、スコットランド人だが自分はどこの国の何者か疑うことはない。
しかし、安息日には走れないという信仰上の理由で、国の威信やメンツを重んじる皇太子( エドワード8世)や英国オリンピック委員会の目名バーと対立する。
信仰の自由を謳っている「 開かれた 」帝国ゆえの確執。
イギリス社会に入っていこうとする者と、イギリスを出て行って中国へ宣教に行こうとする者。
天才と努力家。
それぞれの人生のコントラストが興味深い。
「 君たちにはただの名前だろうが、一人一人の顔が浮かぶ」
「 君たちは歴史を受けつぐ 」
スポーツはその人の生き方の表現だと感じます。特にオリンピックでは。
有利になるために、わざと負けるよう、無気力な試合をするような選手は、自らの尊厳をどぶに捨てたも同然です。
この映画のランナーたちは自らの人生を闘い、勝ち、そしてその一瞬が輝いて美しい。
そこに観る者を感動させます。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
1924年パリ五輪
投稿日:2013/09/12
レビュアー:趣味は洋画
古き良き時代の英国を象徴した映画で、しかも伝統と威厳も感じられる名作です。 スポーツ映画には珍しい、アカデミー賞作品賞に輝いています。 2020年の東京オリンピックが決まったから観たというわけではないのですが、この作品、1981年の製作で、‘まだ若かりし頃の自分に戻りたい’という衝動に駆られて再見したわけです。 1924年のパリ・オリンピックに出場した二人のイギリス青年を、実話に基づいて映画化した作品ですが、物語は5年前に遡り、ケンブリッジ大学やスコットランドでオリンピック出場を夢見て猛練習に励む若者たちを追います。 その中の一人、エリック・リデル(イアン・チャールソン)は宣教師の家庭に生まれた為、‘走ることが神の思寵を讃えること’と認識しており、オリンピックにはエントリーするものの、彼の種目である百メートル予選が日曜日であることを知って、出場を辞退します。(このあたりはチョット考えられない...) 大会までの紆余曲折が見事に描かれ、結果、出場した選手は金メダルを獲得します。
主人公を取り巻く状況、時代世相、そしてスポーツマンシップがけれん味のない演出で描かれ、ドキュメンタリーの新鮮な手法とも相まって高い評価を得た作品です。 ギリシャ人シンセサイザー奏者、バンゲリスの印象的なテーマ音楽は全世界で大ヒット、ロマンティックな雰囲気を醸し出し、その後スポーツ番組の定番バックグラウンド・ミュージックになっています。 脚本のコリン・ウェランドは71年「わらの犬」に出演した人物です。 また、キャストのリンゼイ・アンダーソンは、63年「孤独の報酬」を監督している人物。 ちなみに製作総指揮のドディ・ファイドは、あのダイアナ元妃の恋人と噂され、彼女が自動車事故に遭った際もその車に同乗していて、一緒に亡くなった人物です。
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ユーザーレビュー
古きよき英国
投稿日
2004/10/16
レビュアー
イオ
ストーリーは、さまざまなライバルを軸にスポーツにかける若者たちを描いたもの。その中に人種差別(ユダヤ人問題)、アマチュアリズム、宗教問題などが絡んできます。
この中で主人公が日曜日に競技には出られない(安息日なので)、と悩んでいますが、実はわたしの周りにもいました。とても才能のある日本人選手でしたが、日曜日には試合に出ないので、弱いチームからはありがたがられていました。日本人からすると一笑に付すことかもしれませんが、敬虔なキリスト教徒からすれば真剣な悩みなんだなと妙にリアルでした。
ゆったりとしたリズムの中に美しい風景と衣装が出てくるのもいいですね。
男性の服装が大変すばらしい。スーツが洗練されたスタイルであり、男性を一番美しく見せるのだ、ということを実感できます。
若い男性も一度は注文服でスーツを作ってね、合わない既製服はみっともないよ、と思いました。
イギリスの伝統今何処
投稿日
2012/11/06
レビュアー
カマンベール
申し分無い映像、音楽。素晴らしい教会。学舎。体格の素晴らしい白人の学生たち。黒人学生、東洋人、アラブ人、女子学生さえいない。ミタイ?!!30年を経て世界は何と変わってしまったのか?ウインブルドンのセンターコートをビーナス&セレナの姉妹が駆け巡る時代が来るなんて、この時代を生きていた人々の誰が想像しただろう。立派な作品だが、人間の心の葛藤は描かれない。主役の一人がユダヤ人であり、差別がある〜と悩むふうだが、具体的エピソードは語られない。立派なご馳走が並び美味しそうにみえる。しかし味わいは決して美味しくない。
“スポ根モノ”じゃなかったのね...
投稿日
2012/08/30
レビュアー
哲郎
ヴァンゲリスのあの曲が有名な本作をようやく鑑賞。
私はスポーツにあまり興味がないので、自分にはつまらないだろうな〜と思って敬遠していたところ、勘は当たっていた。
自分の好みを別にしても、これアカデミー賞の作品賞を受賞してるんだけど、それほどの秀作かなぁと...
裕福な資産家階級に生まれた才能ある青年たちのオリンピックでの成功物語で、「巨人の星」的なスポーツ根性モノとは違う。
労働者階級に生まれた貧しい青年が、紆余曲折を経て、たくさんの苦難を乗り越えてそれを成し遂げたという話なら超感動なんだろうけど、これは上層社会にいるエリートの美談で、英国人向けですね。日本人にはピンと来ない感じ。
私の目にこれはと映ったのは、服装だ。
20世紀初頭のイギリス人紳士・淑女の服装に、なるほど英国らしいなあと。
選手の姿も、今のようなカッコいいユニフォームではなくシンプルなもので、履くシューズも機能性はともかく至って地味なデザイン。
米・英両方のアカデミーで「衣装デザイン賞」を受賞してるとおり、これは納得。
トラック( 競技場 )の「 ロレンス 」
投稿日
2012/08/11
レビュアー
ロキュータス
ロキュの69日連続レビューU (参考記録 )その64
(,ネタばれあり )
ロンドン・オリンピックも残りわずか。 開会式でローワン・アトキンソンが、映像の中の海岸を集団で走るランナーの一群に紛れこんで笑わせましたが、それがこの映画の有名なシーンですね、
ヴァンゲリスの音楽と、聖歌隊による「エルサレム」が効果的に使われ、非常に印象に残る美しい映像ですが、ヒュー・ハドソンはCM、ドキュメンタリーで数々の賞を獲ってきた人で、スローモーションの使い方など「つかみ」の巧みさはさすがです。
本作が劇映画デビューですが、アカデミー賞と英国アカデミー賞両賞で作品賞を獲っています。
葬儀で始まり、主人公を回想していく展開は『 ガンジー 』とともに、『 アラビアのロレンス 』のスタイルを踏襲していますが、両作品は別の見方をすれば、ロレンスとアラビア、ガンジーとインドを描くことによって、イギリス人、イギリスという国を浮かび上がらせていると言えましょう。
本作も二人の対照的なオリンピック選手を通じて、浮かび上がらせています。
トラック( 競技場 )の「 ロレンス 」ですね。
「 ローマ人の物語 」で作家・塩野七生は、古代ローマの繁栄の基は「開かれた帝国」であったからだと書いています。 征服した土地の人間にもローマ市民権を与え、市場や人材交流を自由にした。
そこが専制的なモンゴル帝国や他の専制的な国家とは違った。
近代、イギリスそして後釜を担ったアメリカ両帝国も、資本主義の自由な市場、自由と民主主義を社会基盤のタテマエとしている「 開かれた帝国 」です。 そこがライバルのファシズムや共産主義の国、独裁政権の国とはちがいます。
ベンジャミン・エイブラハムス( ベン・クロス )の父親はリトアニア出身のユダヤ人で金融業で成功している。
彼自身もケンブリッジ大学の学生。 財力も知力もあるエリートのはずだが、権威主義的なエリート中枢の排他的な見えない壁を感じている。
自分はよそ者ではなく、真のイギリス人だと認めさせたくて、彼は金メダルを目指す。
一方のエリック・リドル( イアン・チャールスン )は若き宣教師。 キリスト教社会の英国ではマジョリティだし、スコットランド人だが自分はどこの国の何者か疑うことはない。
しかし、安息日には走れないという信仰上の理由で、国の威信やメンツを重んじる皇太子( エドワード8世)や英国オリンピック委員会の目名バーと対立する。
信仰の自由を謳っている「 開かれた 」帝国ゆえの確執。
イギリス社会に入っていこうとする者と、イギリスを出て行って中国へ宣教に行こうとする者。
天才と努力家。
それぞれの人生のコントラストが興味深い。
「 君たちにはただの名前だろうが、一人一人の顔が浮かぶ」
「 君たちは歴史を受けつぐ 」
スポーツはその人の生き方の表現だと感じます。特にオリンピックでは。
有利になるために、わざと負けるよう、無気力な試合をするような選手は、自らの尊厳をどぶに捨てたも同然です。
この映画のランナーたちは自らの人生を闘い、勝ち、そしてその一瞬が輝いて美しい。
そこに観る者を感動させます。
1924年パリ五輪
投稿日
2013/09/12
レビュアー
趣味は洋画
古き良き時代の英国を象徴した映画で、しかも伝統と威厳も感じられる名作です。 スポーツ映画には珍しい、アカデミー賞作品賞に輝いています。 2020年の東京オリンピックが決まったから観たというわけではないのですが、この作品、1981年の製作で、‘まだ若かりし頃の自分に戻りたい’という衝動に駆られて再見したわけです。 1924年のパリ・オリンピックに出場した二人のイギリス青年を、実話に基づいて映画化した作品ですが、物語は5年前に遡り、ケンブリッジ大学やスコットランドでオリンピック出場を夢見て猛練習に励む若者たちを追います。 その中の一人、エリック・リデル(イアン・チャールソン)は宣教師の家庭に生まれた為、‘走ることが神の思寵を讃えること’と認識しており、オリンピックにはエントリーするものの、彼の種目である百メートル予選が日曜日であることを知って、出場を辞退します。(このあたりはチョット考えられない...) 大会までの紆余曲折が見事に描かれ、結果、出場した選手は金メダルを獲得します。
主人公を取り巻く状況、時代世相、そしてスポーツマンシップがけれん味のない演出で描かれ、ドキュメンタリーの新鮮な手法とも相まって高い評価を得た作品です。 ギリシャ人シンセサイザー奏者、バンゲリスの印象的なテーマ音楽は全世界で大ヒット、ロマンティックな雰囲気を醸し出し、その後スポーツ番組の定番バックグラウンド・ミュージックになっています。 脚本のコリン・ウェランドは71年「わらの犬」に出演した人物です。 また、キャストのリンゼイ・アンダーソンは、63年「孤独の報酬」を監督している人物。 ちなみに製作総指揮のドディ・ファイドは、あのダイアナ元妃の恋人と噂され、彼女が自動車事故に遭った際もその車に同乗していて、一緒に亡くなった人物です。
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- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
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炎のランナー