アンダルシア　女神の報復

このシリーズは悪く無いですねぇー前作同様楽しめる作品でした

ストーリー　殺された邦人の真相を突き止めるミステリー物

淡々と危険を顧みず真相を突き止めて行く主人公黒田はほんと織田君に嵌まってる
飽きの来ない展開で最後までまあ楽しめましたぁー
うーんなるほどのラストも良かったです

ＴＶドラマの視聴率低迷の昨今出来ればＴＶドラマシリーズにならないのかなぁー

今回は、海猿くんがインターポールの捜査官という役所で参戦しています。
かつて映画評論家の故水野 晴郎が水曜ロードショウで、名作「ルパン三世カリオストロの城」を解説した際、銭形がインターポールから派遣されてきたとか、インターポールが重い腰あげたとかいってるが、実際のインターポールは犯罪をデータとして蓄積管理する組織で現場で捜査することは無いんですよというようなことを解説してたのを思いだした。

黒木メイサがズボンはいたり、ぬいだり、上着着たり脱ぎ捨てたり（といっても服の上からだから肌が見えるわけではない）不必要に着脱シーンが多いのだけど、たぶん監督は本当は脱がせたかったんだろうね。
でも赤西くんがNGだしたから叶わずせめてもと意味の無い着脱シーンを多用したわけだ(笑)

福山のちょっとだけシーンは、本来ハリウッド映画とかだと大物がちょっとだけでてると、おお！贅沢だぜ、という花を添える効果を期待してのことなんだろうが、本当にちょっとだけのこぢんまりとシーンが収まってしまっているところに、まだまだ歴史大河ドラマの主役を張るには早すぎた彼の演技度量の軽さがみてとれる。

まあ、でも全体的には、あまり必然性が無いシーンが多く油断を与えているので、逆にひやりはっとシーンが生きてくる効果もあって、偶然の産物なんでしょうが(笑)そこそこ驚きながらみてました。

評価７２点(１００点満点)
織田祐二扮するところの黒田康作シリーズの劇場版第二弾で舞台はオール海外といつもどうりなのだがなんとなく期待はずれ感が強い。
パリでサミツトに出席していた黒田はアイルランドで日本人殺害事件の調査のため現地に向かう。そこでインターポール捜査官神足と事件の第一発見者である銀行で通訳を務めている結花と出会い、事件の裏にある国際金融犯罪に巻き込まれて行くという設定、謎の女結花と一癖ある神足、この三人を中心にストーリーが展開してゆくが、事件解明までの流れを少しややこしく見せてはいるが、実際はそうではない。被害者が警視総監の息子だというだけでこれほどの政治介入があるのだろうかと疑問が残ってしまう。過去をひきずる神足と結花のエピソードもあまり本筋に関連するものではない。正義をつらぬくスーパー外交官黒田康作、そのクールすぎるほどのキャラに神足を加えたところに新鮮味はあるが、謎の女結花役の黒木メイサがイマイチしつくりとこない違和感があるのが残念なところ。雪深いアイルランド、スペインのバルセロナ、そして太陽のアンダルシアと舞台を移してゆく流れは決して悪くはないのだが、やはり期待ハズレ感は否めない。

さて、観光促進ムービーの第二弾。
一作目ではイタリアの美しさをバンバンと伝えてくれました。
そこで今回、スペインです。
アンダルシアです。
響きがイイですねぇ。
響きだけでも「スペイン行きたい」って思わせてくれます。
内容でも、スペインの美しさを伝えてくれよってなもんでした。
が、前作よりは観光促進度は落ちているような気がしてなりません。
ステキな場所は一応押さえてるみたいなんですが。
（特に、ヌエボ橋の空撮の美しさは圧巻でした。）
（ココだけでも価値はあるかもねアル・カポネ）
そこよりも人間関係によりクローズアップしてしまった感がありますね。
サスペンス映画なので、その方向性は間違ってないんでしょうが。
その方向性に、あまり期待していないので、ちょっと肩透かし。
まあでも、楽しめる内容ではあると思います。
結末までの筋が見えすぎてるのが勿体無いけど。
こんなこと言いながら、結末はかなり好きでした。
余韻を感じるラストでしたねぇ・・・

スーパーでハイパーでエスパー的な活躍を続ける黒田の新しい一面。
苦戦する様だったり。
ちょっとしたコミカルさだったり。
伊藤英明さん演じる神足との絆だったりと。
今までにあまり見せなかった部分が描かれているのは楽しいです。
そんな中「え〜！！！」って部分もある。
そう、黒田がまだ見せていない部分。
ココは腑に落ちない・・・・
そこいくなら、違う人いたでしょ・・・・って。
個人的好き嫌いが大いに乗っかってしまってますが・・・・
で、そんな黒田との絆を育てた神足刑事。
完全無欠の黒田とは違い、弱さや脆さ、過去の傷なども描かれていて魅力的です。
単純に、見た感じもカッコイイ。
興行的に成功しているなら、この二人が活躍する続編ってのは大いにアリでしょうね。
そうすれば、まだ見えてこなかった黒田の意外な一面も見れるかもしれません。
となると次はどこの国？

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　何かを隠しているヒロイン。組織を内部告発して左遷されたインターポール捜査官。主要メンバー全員が本音と建前をもっていて、物語が謎を含んだまま進みますが。いかんせんその謎が謎のまま120分のうち60分以上たっても解明されず、みんな腹の探りあいをしながら追いかけっこをしたりするので。見ているうちに、何で追われ追いかけをしてるんだろう?　とどこに話が向かっているのかわからなくなります。

　ヨーロッパの風景の中で走り回りますが、アクションシーンがどれも古臭くて安っぽいので盛り上がれませんでした。序盤である雪の中での追いかけっこや中盤で突然始まる銃撃戦など。ひたすら動かないカメラワークで、撃った撃たれたを映すだけでは昭和の日本映画でももっと迫力をだすために工夫してたと思います。

　クライマックスで主人公にショッキングなことが起きますが、だいたいパターンが決まってるので。主人公がああなった瞬間、犯人は決定したも同然で。全く盛り上がることなく終了してしまいました。

　そもそもマネーロンダリングがどうとか、油田がどうとか。なんのこっちゃわからなかったです。

　とはいえ、インターポール捜査官の心の変化なんかは感情移入できるものでよかったと思います。