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アンタッチャブル / ロバート・デ・ニーロ

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「アンタッチャブル」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

名作TVシリーズ「アンタッチャブル」をパラマウント映画が創立75周年記念として映画化した大作。財務省の捜査官エリオット・ネスが3人の仲間と共にアル・カポネ摘発に乗り出す。30年代のシカゴを見事に再現した美術、鮮烈なモリコーネの音楽、個性的な役者の顔ぶれとどれをとっても一級の作品だが、独特のスタイルを崩さない上で娯楽作品に徹したデ・パルマの正攻法の演出と力量も凄い。 JAN:9999203189537

「アンタッチャブル」 の作品情報

作品情報

製作年:

1987年

原題:

THE UNTOUCHABLES

受賞記録:

1987年 アカデミー賞 助演男優賞
1987年 ゴールデン・グローブ 助演男優賞

「アンタッチャブル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

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ハリウッドがひれ伏した銀行マン

ザ・スネーク

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フィービー・イン・ワンダーランド

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6〜 10件 / 全101件

さすが、デ・パルママジック

投稿日:2006/12/20 レビュアー:飛べない魔女

”おうち大好き”さんと私も同じです!私も当時ドラクエの主人公を”ケビン”にしてプレイしていました。
まさにあの当時ケビン・コスナーは旬の俳優だったんですよね。

この作品はもう文句なく、正義がかっこいいんです。
あの小男のチャールズ・マーチン・スミスでさえ、かっこええんです!音楽とデ・パルマの独特の映像方法が緊迫感を高めていき、ドキドキハラハラがとまらないのです。
有名な駅での乳母車シーンは、もう拍手喝采ものですね。
そしてなんと言っても、この役のために20KGぐらいは太ったのではと思われるほどのロバート・デニーロのアル・カポネ役はすごいです。笑いながら脳ミソをバットでぶったたきますよ。
ラストは4人の正義をつらぬいた男たちに心から拍手を送りたくなります。私にとっては文句なく星5つの作品です。

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テンポよし、俳優よし ネタバレ

投稿日:2004/11/10 レビュアー:iuiu

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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今リメイクしたら3時間超の大作にされてしまうと思われる本作はほぼ2時間の枠にぴったりと収まり、テンポよく進みます。長物ばやりもいいけど、このテンポを見習って欲しいと思いました。
ケヴィン・コスナーをカッコイイと思ったのは初めて。禁酒法時代のスタイル、コートに帽子、短くきちんと撫で付けた髪型が実に似合っていました。
ショーン・コネリーの吹替えが耳慣れない方だったのはちょっと惜しいですが、今回の役にはむしろ合っていたかも知れません。
アンディ・ガルシア、白スーツの殺し屋、新聞記者は美味しい役どころ。三人とも印象的でした。

マローンが襲撃されるシーンは、「あ、あ、あんなに慎重で洞察力のあるあなたがそんな安易に深追いしちゃダメー」とドキドキ、セントラル駅の階段のシーンではスローモーションで乳母車が落ちて行く描写に「☆〒※▼∴」と声にならない声を上げました。
ただ、赤ちゃんの母親はよほど非力なのか、乳母車を1、2段引き上げるのにもやたら時間がかかっていてわざとらしすぎました。原作もTVシリーズも知らない私は敵の回し者だと思い、いつ子どもの横からマシンガンを取り出して乱射するのかと的外れな心配してました。

映像特典などはとくになし。

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この時代に生きてなくてよかったww

投稿日:2010/09/21 レビュアー:

マフィア=ロバート・デ・ニーロ おぉ〜何と似合うんだろうww
アル・カポネ=ロバート・デ・ニーロ アル・カポネ観た事ないけど、似合うぅww
ロングコートにハットがマフィアの服装だと思ってたんですが、
その時代の服装だったのですね(^_^;)

禁酒法時代のアメリカってあんな感じで街中でドンパチしてたのかしら。
もう、普通にマシンガンみたいなのでガツガツやりあってるのを見ると、震えるよ(>_<)
手入れの時なんて、躊躇しないしw でっかい車でガーーンと扉を砕いちゃうし。
今だったら、裏付け裏付けで十分証拠を集めてからなんでしょうけどねw

禁酒法時代の財務官のネス他のメンバーとアル・カポネの戦いで
アル・カポネが裁判にかけられ判決を言い渡されるまでの映画。
物語としてはかなりサラッとしてるように思います。
こんな映画を観てきた訳ではないんですが、裁判のシーンなんて数分だったので。。。
アル・カポネが食事の席でバットで人を殴り倒すシーンだとか
駅の階段での銃撃戦に乳母車のシーンなど、印象に残るシーンは多々。
今この作品を観ると主役クラスの人が出てて、しかもお若い(#^.^#)
それがメイン的になっちゃいますねw 

なかなか見応えのある映画でした♪

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娯楽映画の教科書のような面白さ。

投稿日:2012/04/28 レビュアー:ゆういちろう

シカゴを牛耳るアル・カポネと、エリオット・ネス率いるアンタッチャブルズの死闘を描いたサスペンスアクション。
何回観ても面白い。起承転結がきっちりしてて、娯楽映画の教科書のよう。でもちゃんと、監督デ・パルマのニオイがするから不思議だ。
一番の理由は、どこか非現実的な世界観かなぁ。本作はマフィア映画のカテゴリに入るんだろうけど、『ゴッドファーザー』のように重厚でリアルな方向には向いていない。わりと軽快で少しファンタスティック。
実話がベースとは言え、かなり脚色されて流布しているハナシなので、一種のアメリカの神話みたいなもんなんでしょうね。デ・パルマは当たりハズレが大きい人だけど(笑)、本作ではそのフィクショナルな物語と、ケレン味の強い独特の作風がマッチしています。

出演陣も文句なし。アメリカの良心と言われていたケビン・コスナー(後にそうでもないことが判明…)が醸す清潔感は、神話のヒーローにぴったりだ。それに何と言ってもショーン・コネリー!神話でいえば、英雄を導く魔法使いや賢者の役割かな。酸いも甘いも知る男の渋さと、飄々としたユーモアの同居した雰囲気がサイコーです。本作でアカデミー助演男優賞を獲って、第二の黄金期を迎えたのも納得。
これをきっかけに注目されるアンディ・ガルシアの野性味と色気(しつこく神話に例えれば腕っぷしの強い従者?)、余裕たっぷりにカポネを演じるデ・ニーロももちろん印象的です。

きちんと計算された面白さに、ある種の絶頂期にいる俳優たちの魅力が相まった贅沢な一作。これだけの豪華布陣ながら、120分以内に収めたテンポの良さも大正解だと思います!

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重厚かつ格調高い作品

投稿日:2020/04/12 レビュアー:趣味は洋画

アンタッチャブル(1987年・アメリカ、カラー、119分)

2度目のレビューです。
禁酒法時代のシカゴを舞台に、実在した暗黒街のボス、アル・カポネに闘いを挑んだ、財務省特別捜査官たちの攻防を描いた重厚かつ格調高い作品です。

1930年、シカゴ。ギャングの抗争の巻き添えで亡くなった少女の事件に、怒りを掻き立てられた財務省特別捜査官エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)は、カポネ(ロバート・デ・ニーロ)と対決するためのメンバーを集め始める。警察学校からの優秀な若者ストーン(アンディ・ガルシア)、初老の警官ジミー・マローン(ショーン・コネリー)、更に本省からオスカー・ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)が派遣されてきた。カポネのやり方は強引で凄まじく、市民生活を脅かしていたが、ネス達はまず郵便局を摘発した。翌日の新聞で多くの逮捕者が出たことが報じられ、彼らは ‘アンタッチャブル(誰も手出しの出来ぬ奴ら)との異名をとった。だが、逆にカポネの怒りを買い、カポネはネスに刺客を差し向ける...。

この映画をどうしても再見したかったのは、クライマックスを飾るセントラル駅での銃撃シーンの確認です。ネスに銃を放り投げたストーンが、転がる乳母車を足で押さえ、すかさず背後の敵に銃を突きつけるまでの連携プレイ、これがスローモーション映像で描かれ、後世に語り継がれる名場面となりました。

この名シーンは、1925年のロシア映画「戦艦ポチョムキン」(セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督)における ‘オデッサの階段シーン’ からヒントを得たと、ブライアン・デ・パルマ監督は述べています。
「戦艦ポチョムキン」は昔VHSで観ていますが、階段を転げ落ちる乳母車と絶叫する母親、降りてくる軍隊の足並みがカットバックし、弾圧への蜂起を促した名場面でした。
今回の再見であらためて確認できたことは、自分の映画観のなかで大切な部分の一コマでした。

ケヴィン・コスナーがアルマーニのスーツに身を包み、颯爽とエリオット・ネスを演じています。
実際のネスと違い、本作では妻子がいる設定(妻役はパトリシア・クラークソン)となっており、単にアル・カポネと戦う正義の男ではなく、家庭を守る力強い父親像をも演じています。
まさにアメリカの良心を体現する、当時として新しいヒーロー像だったのかもしれません。

7年前に書いたレビューでも触れていますが、アル・カポネ役は本来、イギリスのボブ・ホスキンスが演じていたようです。彼の出演シーンの大半は撮影終了していたにも関わらず、ホスキンス自身とデ・パルマ監督が共に、その出来具合いに満足せず、ホスキンスは20万ドルのギャラを受け取って降板したのでした。その結果、もともと監督からカポネ役を勧められていたデ・ニーロが演じることになりました。

それにしてもデ・ニーロの演技は素晴らしいですね。
穏やかに話していたかと思うと、いきなり子分をバットで殴り殺す鬼気迫る演技、これがまさにギャング団のボスだと言わんばかりの迫力です。
短い出演シーンでこれだけの存在感を残す、役作りに秀でたデ・ニーロと云われる所以です。

昔(1960年初頭以降だと思う)、米TV映画「アンタッチャブル」が日本でも放送されていました。
エリオット・ネスを演じた主演のロバート・スタックの雰囲気が子供ごころに好きで、よく観ていました。アル・カポネには一体だれが扮していたのだろうと思い、ウィキで調べてみると、ネビル・ブランドでした。(なるほど納得)そして、今思えば錚々たる俳優がゲスト出演していたことに驚きました。

良質作品は、何度観ても至福の時間(とき)へ誘って(いざなって)くれます。

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6〜 10件 / 全101件

アンタッチャブル

ユーザーレビュー

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さすが、デ・パルママジック

投稿日

2006/12/20

レビュアー

飛べない魔女

”おうち大好き”さんと私も同じです!私も当時ドラクエの主人公を”ケビン”にしてプレイしていました。
まさにあの当時ケビン・コスナーは旬の俳優だったんですよね。

この作品はもう文句なく、正義がかっこいいんです。
あの小男のチャールズ・マーチン・スミスでさえ、かっこええんです!音楽とデ・パルマの独特の映像方法が緊迫感を高めていき、ドキドキハラハラがとまらないのです。
有名な駅での乳母車シーンは、もう拍手喝采ものですね。
そしてなんと言っても、この役のために20KGぐらいは太ったのではと思われるほどのロバート・デニーロのアル・カポネ役はすごいです。笑いながら脳ミソをバットでぶったたきますよ。
ラストは4人の正義をつらぬいた男たちに心から拍手を送りたくなります。私にとっては文句なく星5つの作品です。

テンポよし、俳優よし

投稿日

2004/11/10

レビュアー

iuiu

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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今リメイクしたら3時間超の大作にされてしまうと思われる本作はほぼ2時間の枠にぴったりと収まり、テンポよく進みます。長物ばやりもいいけど、このテンポを見習って欲しいと思いました。
ケヴィン・コスナーをカッコイイと思ったのは初めて。禁酒法時代のスタイル、コートに帽子、短くきちんと撫で付けた髪型が実に似合っていました。
ショーン・コネリーの吹替えが耳慣れない方だったのはちょっと惜しいですが、今回の役にはむしろ合っていたかも知れません。
アンディ・ガルシア、白スーツの殺し屋、新聞記者は美味しい役どころ。三人とも印象的でした。

マローンが襲撃されるシーンは、「あ、あ、あんなに慎重で洞察力のあるあなたがそんな安易に深追いしちゃダメー」とドキドキ、セントラル駅の階段のシーンではスローモーションで乳母車が落ちて行く描写に「☆〒※▼∴」と声にならない声を上げました。
ただ、赤ちゃんの母親はよほど非力なのか、乳母車を1、2段引き上げるのにもやたら時間がかかっていてわざとらしすぎました。原作もTVシリーズも知らない私は敵の回し者だと思い、いつ子どもの横からマシンガンを取り出して乱射するのかと的外れな心配してました。

映像特典などはとくになし。

この時代に生きてなくてよかったww

投稿日

2010/09/21

レビュアー

マフィア=ロバート・デ・ニーロ おぉ〜何と似合うんだろうww
アル・カポネ=ロバート・デ・ニーロ アル・カポネ観た事ないけど、似合うぅww
ロングコートにハットがマフィアの服装だと思ってたんですが、
その時代の服装だったのですね(^_^;)

禁酒法時代のアメリカってあんな感じで街中でドンパチしてたのかしら。
もう、普通にマシンガンみたいなのでガツガツやりあってるのを見ると、震えるよ(>_<)
手入れの時なんて、躊躇しないしw でっかい車でガーーンと扉を砕いちゃうし。
今だったら、裏付け裏付けで十分証拠を集めてからなんでしょうけどねw

禁酒法時代の財務官のネス他のメンバーとアル・カポネの戦いで
アル・カポネが裁判にかけられ判決を言い渡されるまでの映画。
物語としてはかなりサラッとしてるように思います。
こんな映画を観てきた訳ではないんですが、裁判のシーンなんて数分だったので。。。
アル・カポネが食事の席でバットで人を殴り倒すシーンだとか
駅の階段での銃撃戦に乳母車のシーンなど、印象に残るシーンは多々。
今この作品を観ると主役クラスの人が出てて、しかもお若い(#^.^#)
それがメイン的になっちゃいますねw 

なかなか見応えのある映画でした♪

娯楽映画の教科書のような面白さ。

投稿日

2012/04/28

レビュアー

ゆういちろう

シカゴを牛耳るアル・カポネと、エリオット・ネス率いるアンタッチャブルズの死闘を描いたサスペンスアクション。
何回観ても面白い。起承転結がきっちりしてて、娯楽映画の教科書のよう。でもちゃんと、監督デ・パルマのニオイがするから不思議だ。
一番の理由は、どこか非現実的な世界観かなぁ。本作はマフィア映画のカテゴリに入るんだろうけど、『ゴッドファーザー』のように重厚でリアルな方向には向いていない。わりと軽快で少しファンタスティック。
実話がベースとは言え、かなり脚色されて流布しているハナシなので、一種のアメリカの神話みたいなもんなんでしょうね。デ・パルマは当たりハズレが大きい人だけど(笑)、本作ではそのフィクショナルな物語と、ケレン味の強い独特の作風がマッチしています。

出演陣も文句なし。アメリカの良心と言われていたケビン・コスナー(後にそうでもないことが判明…)が醸す清潔感は、神話のヒーローにぴったりだ。それに何と言ってもショーン・コネリー!神話でいえば、英雄を導く魔法使いや賢者の役割かな。酸いも甘いも知る男の渋さと、飄々としたユーモアの同居した雰囲気がサイコーです。本作でアカデミー助演男優賞を獲って、第二の黄金期を迎えたのも納得。
これをきっかけに注目されるアンディ・ガルシアの野性味と色気(しつこく神話に例えれば腕っぷしの強い従者?)、余裕たっぷりにカポネを演じるデ・ニーロももちろん印象的です。

きちんと計算された面白さに、ある種の絶頂期にいる俳優たちの魅力が相まった贅沢な一作。これだけの豪華布陣ながら、120分以内に収めたテンポの良さも大正解だと思います!

重厚かつ格調高い作品

投稿日

2020/04/12

レビュアー

趣味は洋画

アンタッチャブル(1987年・アメリカ、カラー、119分)

2度目のレビューです。
禁酒法時代のシカゴを舞台に、実在した暗黒街のボス、アル・カポネに闘いを挑んだ、財務省特別捜査官たちの攻防を描いた重厚かつ格調高い作品です。

1930年、シカゴ。ギャングの抗争の巻き添えで亡くなった少女の事件に、怒りを掻き立てられた財務省特別捜査官エリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)は、カポネ(ロバート・デ・ニーロ)と対決するためのメンバーを集め始める。警察学校からの優秀な若者ストーン(アンディ・ガルシア)、初老の警官ジミー・マローン(ショーン・コネリー)、更に本省からオスカー・ウォレス(チャールズ・マーティン・スミス)が派遣されてきた。カポネのやり方は強引で凄まじく、市民生活を脅かしていたが、ネス達はまず郵便局を摘発した。翌日の新聞で多くの逮捕者が出たことが報じられ、彼らは ‘アンタッチャブル(誰も手出しの出来ぬ奴ら)との異名をとった。だが、逆にカポネの怒りを買い、カポネはネスに刺客を差し向ける...。

この映画をどうしても再見したかったのは、クライマックスを飾るセントラル駅での銃撃シーンの確認です。ネスに銃を放り投げたストーンが、転がる乳母車を足で押さえ、すかさず背後の敵に銃を突きつけるまでの連携プレイ、これがスローモーション映像で描かれ、後世に語り継がれる名場面となりました。

この名シーンは、1925年のロシア映画「戦艦ポチョムキン」(セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督)における ‘オデッサの階段シーン’ からヒントを得たと、ブライアン・デ・パルマ監督は述べています。
「戦艦ポチョムキン」は昔VHSで観ていますが、階段を転げ落ちる乳母車と絶叫する母親、降りてくる軍隊の足並みがカットバックし、弾圧への蜂起を促した名場面でした。
今回の再見であらためて確認できたことは、自分の映画観のなかで大切な部分の一コマでした。

ケヴィン・コスナーがアルマーニのスーツに身を包み、颯爽とエリオット・ネスを演じています。
実際のネスと違い、本作では妻子がいる設定(妻役はパトリシア・クラークソン)となっており、単にアル・カポネと戦う正義の男ではなく、家庭を守る力強い父親像をも演じています。
まさにアメリカの良心を体現する、当時として新しいヒーロー像だったのかもしれません。

7年前に書いたレビューでも触れていますが、アル・カポネ役は本来、イギリスのボブ・ホスキンスが演じていたようです。彼の出演シーンの大半は撮影終了していたにも関わらず、ホスキンス自身とデ・パルマ監督が共に、その出来具合いに満足せず、ホスキンスは20万ドルのギャラを受け取って降板したのでした。その結果、もともと監督からカポネ役を勧められていたデ・ニーロが演じることになりました。

それにしてもデ・ニーロの演技は素晴らしいですね。
穏やかに話していたかと思うと、いきなり子分をバットで殴り殺す鬼気迫る演技、これがまさにギャング団のボスだと言わんばかりの迫力です。
短い出演シーンでこれだけの存在感を残す、役作りに秀でたデ・ニーロと云われる所以です。

昔(1960年初頭以降だと思う)、米TV映画「アンタッチャブル」が日本でも放送されていました。
エリオット・ネスを演じた主演のロバート・スタックの雰囲気が子供ごころに好きで、よく観ていました。アル・カポネには一体だれが扮していたのだろうと思い、ウィキで調べてみると、ネビル・ブランドでした。(なるほど納得)そして、今思えば錚々たる俳優がゲスト出演していたことに驚きました。

良質作品は、何度観ても至福の時間(とき)へ誘って(いざなって)くれます。

6〜 10件 / 全101件