ミスター・ノーバディ / サラ・ポーリー
ミスター・ノーバディ
/ジャコ・ヴァン・ドルマル
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(30)
解説・ストーリー
「トト・ザ・ヒーロー」「八日目」のジャコ・ヴァン・ドルマル監督が、13年の沈黙を破り撮り上げたSFヒューマン・ファンタジー。医学の発達で不老不死の世界となった近未来を舞台に、最後の“死を迎える人”となった世界最高齢の老人が、自らの過去を振り返り、彼が選んだ、あるいは選んだかもしれない3人の女性と辿る幾通りもの人生を美しい映像とともに壮大なスケールで描き出していく。西暦2092年。死を迎える最後の人間となった118歳の老人ニモに世界の注目が集まっていた。やがて彼は、記者の質問に応えて自らの過去を思い出し、語り始める。9歳のニモ。彼の前には3人の少女、アンナ、エリース、ジーンがいた。それぞれとの結婚生活に思いを馳せるニモだったが…。
「トト・ザ・ヒーロー」「八日目」のジャコ・ヴァン・ドルマル監督が、13年の沈黙を破り撮り上げたSFヒューマン・ファンタジー。医学の発達で不老不死の世界となった近未来を舞台に、最後の“死を迎える人”となった世界最高齢の老人が、自らの過去を振り返り、彼が選んだ、あるいは選んだかもしれない3人の女性と辿る幾通りもの人生を美しい映像とともに壮大なスケールで描き出していく。西暦2092年。死を迎える最後の人間となった118歳の老人ニモに世界の注目が集まっていた。やがて彼は、記者の質問に応えて自らの過去を思い出し、語り始める。9歳のニモ。彼の前には3人の少女、アンナ、エリース、ジーンがいた。それぞれとの結婚生活に思いを馳せるニモだったが…。
もっと見る▼
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「ミスター・ノーバディ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「トト・ザ・ヒーロー」「八日目」のジャコ・ヴァン・ドルマル監督が、13年の沈黙を破り撮り上げたSFヒューマン・ファンタジー。医学の発達で不老不死の世界となった近未来を舞台に、最後の“死を迎える人”となった世界最高齢の老人が、自らの過去を振り返り、彼が選んだ、あるいは選んだかもしれない3人の女性と辿る幾通りもの人生を美しい映像とともに壮大なスケールで描き出していく。西暦2092年。死を迎える最後の人間となった118歳の老人ニモに世界の注目が集まっていた。やがて彼は、記者の質問に応えて自らの過去を思い出し、語り始める。9歳のニモ。彼の前には3人の少女、アンナ、エリース、ジーンがいた。それぞれとの結婚生活に思いを馳せるニモだったが…。
「ミスター・ノーバディ」 の作品情報
「ミスター・ノーバディ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ミスター・ノーバディの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ACBR10843 |
2011年11月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
21枚
|
2人
|
0人
|
ミスター・ノーバディの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
139分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ACBR10843 |
2011年11月04日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
21枚
|
2人
|
0人
|
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:30件
めくるめく人生賛歌
投稿日:2011/11/09
レビュアー:よふかし
冒頭から様々な断片が高速でつながれていくので、面食らう。最後まで観ると面白い作品と思ったが、面白さのイメージがうまくつくれない。そこで劇場に続いて二度目の鑑賞。やっぱり面白かった。
印象的な「鳩の実験」のあと、映画は「死体置き場のニモ」で始まる。ニモ(ジャレッド・レト)の見ひらかれた青い瞳が印象的だ(この映画では、青い瞳―水の青―死のイメージ、あるいはネガとしての再生、母胎のイメージが連鎖する)。
続いて、川に転落した自動車で水死しそうなニモ/バスタブで何者かに射殺されるニモ/かに座星雲に向かう巨大宇宙船の事故で死ぬニモ、などのいくつものニモの死の瞬間。――いっこうに結びつかないお話の断片に襲われ混乱していると、場面は清潔そうな未来都市にうつり、時は2092年であることが明かされる。テロマー化効果とやらで人間が不死となった社会で、人類最後に死ぬ人間として世界に生中継される118歳の自分(顔に入れ墨のある医師が印象的すぎる)。
彼が忍び込んだレポーターに語る人生、を一応の映画内現実として、「いくつもの人生」が語られていく。
人生は選択の繰り返しだ。一方を選べば一方はなくなる。しかしニモはこの世に生まれる前の準備段階で「忘却の天使が素通りした」ためか、すべてを選んですべてを覚えているのだ。ニモの世界は選択の度にいくつものパラレルワールドに分かれ、分裂するのだが、ニモはそのすべてを生きて記憶しているのである(つまりニモは選択をしないのだが、そのためすべての可能性が残るのだ)。たとえば、
父母の別離の際……母についていく/父と残る(父の介護、孤独、SF小説執筆)
恋愛……ブロンド白人女性エリース(サラ・ポーリーが素晴らしい)と結婚して子供数人/黒髪アジア人女性ジーンと結婚して裕福な生活を送る/運命の恋人アンナ(ダイアン・クルーガー)との出会いと別れ
母についっていったニモはアンナと義理のきょうだいになるのだが、このくだりはスペイン映画の秀作『アナとオットー』にそっくりだ。『アナとオットー』は偶然の積み重ねが描き出す運命の恋人たちの物語で、幸福な円環構造をもった作品。その影響を強く受けていることは確かな本作は、「円環」ではなく、「球体」のような構造をもった作品である。誕生という一点から始まり、いくつも分岐していくニモの運命は、消えることなく、またそれぞれが連関し影響しあい、人生を織りなしていくのだ。
バタフライ効果やひも理論、エントロピーの増大、爆発事故で新婦を失ったあとの時を戻す悲痛な実験――ニモはままならない運命を制御しようとさえ試みる。
終盤、凡庸なインタビュアーの問いに答える形で、118歳のニモは、すべては父母どちらについていくかの選択に迷った9歳のニモの想像の世界であるといい、この物語が壮大な思考実験、シミュレーションであったとする。そして「ニモの第三の選択」を契機に、フィルムの逆回しを実演することによって、高らかな笑いとともに時を戻してみせる。
物語を追うというタイプの作品ではないのでややこしくも感じられることは確かだけれど、鑑賞後には人生への肯定的であたたかな眼差しと、僕たちを翻弄する「運命」への切ない思いを感じることができる、よい作品だ。ノーバディ、誰でもないということは、皆である。つまりこれは、僕らの物語なのである。75点。
このレビューは気に入りましたか?
9人の会員が気に入ったと投稿しています
いくつもあった人生の岐路を思い出してみよう。
まったくノーチェックでしたが
なかなか面白かったです。
2092年、人間にとって「死」がなくなった世界
そこで最後に「死」を経験する118歳の男が
自身の人生を振り返る。
・・・が彼にはいくつも人生があるようで!?
映画の中でも言われていた
「選択をしなければ、すべての可能性が残る」ってのを
映像化した作品ですよね、これ。
選択をしたほうの人生と選択しなかった方の人生の可能性
さらにそこから派生する可能性
そんなパラレルワールドの数の人生のパターンを
語っていくのですね。
1つ1つの人生はごく普通の人生で
特筆するほど山アリ谷ありではないけれど、
こういう構成は好きです。
あと、近未来の映像も、現代の映像も
どちらもキレイでオシャレ!!!
最初はちょっととっつきにくい映画かも?と思ったけど
これは観てよかったです。
欲をいうなら結末とか
もっと衝撃的でもよかったんじゃないかなー!?
超バッドエンドにするとか・・・(笑
そういえばコレ観て
「バタフライエフェクト」とか
「ミッション8ミニッツ」とか
そんな系統の映画を思い出しました。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
「パラレルワールド」って結局「たらればワールド」
どーもSFは得意じゃなくて、ポカーンと観てしまいました。
すでに人類が不死の技術を獲得している未来社会。死を迎える最後の人間となったニモ(ジャレット・レト)が、命尽きる間際に語った自分の生涯・・・ってことで、そういう未来だから何でもアリなのよな怒涛のパラレルワールドです。始めのうちは何がなんやらで、ついてくの大変だったっす(泣)。
9歳のときに両親が離婚。父と母、どちらについて行くかの決断を迫られたニモは、そこから人生がいくつにも分かれていく。母と暮らす人生、父と暮らす人生、気になる女子3人それぞれとの恋と結婚生活・・・。う〜ん、人生のいろんな可能性を見せてくれるのは楽しいっちゃあ楽しいけど、どなたかも仰られてましたが、やっぱり人間って人生の岐路におけるその都度の決断の重さ、そこにこそ価値や意味があるというか、そうやって選び取って責任を負って生きていくってところが大事なんじゃないのかねと思ってしまうよ。「パラレルワールド」って結局「たらればワールド」なんだよね。潔くない。
まぁ、フィクションだし、こういうエンターテインメントもアリだとは思います。映像もキレイだったし、ところどころで解説される(?)アカデミックな話も面白かった。でも、自分としてはそれほど楽しめなかったかなぁ。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ジャケのキャッチコピーに間違いはない
まさに「圧倒的映像美で贈る、衝撃のパラレルワールド」なんですけど、長すぎてダレますね
ジーンはなんだったんだか彼女だけフワッとしてるし、二つのラブストーリーを繋げただけみたいになってますし、結局は少年時代の選択がこの映画の全てになってしまっていて、たぶん監督が描きたかった哲学的テーマがインパクトに欠けてます
世界観とか哲学的テーマはよかったんですけど、キャッチコピー以上のものが感じられませんでした
悪くはない映画ですけどね
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
まるで人生ゲームの展開図
寡作な監督、ジャコ・ヴァン・ドルマル久々の映画。
この監督の91年のデビュー作、トトザヒーローという映画が、とても好きだった。
初恋の人を忘れられない老人の、ファンタジー。(DVD化熱望!)
この映画もまたファンタジー。
いくつかに枝分かれする、人生の岐路。
その大きな分かれ目をどちらにいくのか、どちらにも人生はあったのかもしれない。
パラレルワールドなのか、そうじゃないのか、ただの老人のぐちゃぐちゃになった回想なのか、
それとも、その岐路にたった一瞬にみた未来予想図なのか…
複雑怪奇なストーリーラインを、混乱させずに描く構成力に舌を巻く。
何かを選択しながら、私たちは生きていて、その選択が違えばまた違った人生もあるかもしれない。
そして、それは実際にその人生を生きてみなければわからないことだけれど、
誰もが「if」というコトバとともに、選ばなかった人生を夢想する。
その「if」をひとつひとつ現実に映像化していった、メチャクチャに枝分かれした人生ゲームの展開図みたいな物語。
壮大にして、ものすごいパーソナル。久々に想像を越える面白い映画をみて圧倒された。
ノスタルジックな過去の想い出から、未来のSF的世界まで、すみずみまでこだわった映像とストーリー。
制作に時間がかかるわけです。
これは見ないともったいないですぞ!
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
めくるめく人生賛歌
投稿日
2011/11/09
レビュアー
よふかし
冒頭から様々な断片が高速でつながれていくので、面食らう。最後まで観ると面白い作品と思ったが、面白さのイメージがうまくつくれない。そこで劇場に続いて二度目の鑑賞。やっぱり面白かった。
印象的な「鳩の実験」のあと、映画は「死体置き場のニモ」で始まる。ニモ(ジャレッド・レト)の見ひらかれた青い瞳が印象的だ(この映画では、青い瞳―水の青―死のイメージ、あるいはネガとしての再生、母胎のイメージが連鎖する)。
続いて、川に転落した自動車で水死しそうなニモ/バスタブで何者かに射殺されるニモ/かに座星雲に向かう巨大宇宙船の事故で死ぬニモ、などのいくつものニモの死の瞬間。――いっこうに結びつかないお話の断片に襲われ混乱していると、場面は清潔そうな未来都市にうつり、時は2092年であることが明かされる。テロマー化効果とやらで人間が不死となった社会で、人類最後に死ぬ人間として世界に生中継される118歳の自分(顔に入れ墨のある医師が印象的すぎる)。
彼が忍び込んだレポーターに語る人生、を一応の映画内現実として、「いくつもの人生」が語られていく。
人生は選択の繰り返しだ。一方を選べば一方はなくなる。しかしニモはこの世に生まれる前の準備段階で「忘却の天使が素通りした」ためか、すべてを選んですべてを覚えているのだ。ニモの世界は選択の度にいくつものパラレルワールドに分かれ、分裂するのだが、ニモはそのすべてを生きて記憶しているのである(つまりニモは選択をしないのだが、そのためすべての可能性が残るのだ)。たとえば、
父母の別離の際……母についていく/父と残る(父の介護、孤独、SF小説執筆)
恋愛……ブロンド白人女性エリース(サラ・ポーリーが素晴らしい)と結婚して子供数人/黒髪アジア人女性ジーンと結婚して裕福な生活を送る/運命の恋人アンナ(ダイアン・クルーガー)との出会いと別れ
母についっていったニモはアンナと義理のきょうだいになるのだが、このくだりはスペイン映画の秀作『アナとオットー』にそっくりだ。『アナとオットー』は偶然の積み重ねが描き出す運命の恋人たちの物語で、幸福な円環構造をもった作品。その影響を強く受けていることは確かな本作は、「円環」ではなく、「球体」のような構造をもった作品である。誕生という一点から始まり、いくつも分岐していくニモの運命は、消えることなく、またそれぞれが連関し影響しあい、人生を織りなしていくのだ。
バタフライ効果やひも理論、エントロピーの増大、爆発事故で新婦を失ったあとの時を戻す悲痛な実験――ニモはままならない運命を制御しようとさえ試みる。
終盤、凡庸なインタビュアーの問いに答える形で、118歳のニモは、すべては父母どちらについていくかの選択に迷った9歳のニモの想像の世界であるといい、この物語が壮大な思考実験、シミュレーションであったとする。そして「ニモの第三の選択」を契機に、フィルムの逆回しを実演することによって、高らかな笑いとともに時を戻してみせる。
物語を追うというタイプの作品ではないのでややこしくも感じられることは確かだけれど、鑑賞後には人生への肯定的であたたかな眼差しと、僕たちを翻弄する「運命」への切ない思いを感じることができる、よい作品だ。ノーバディ、誰でもないということは、皆である。つまりこれは、僕らの物語なのである。75点。
いくつもあった人生の岐路を思い出してみよう。
投稿日
2011/12/11
レビュアー
MM3
まったくノーチェックでしたが
なかなか面白かったです。
2092年、人間にとって「死」がなくなった世界
そこで最後に「死」を経験する118歳の男が
自身の人生を振り返る。
・・・が彼にはいくつも人生があるようで!?
映画の中でも言われていた
「選択をしなければ、すべての可能性が残る」ってのを
映像化した作品ですよね、これ。
選択をしたほうの人生と選択しなかった方の人生の可能性
さらにそこから派生する可能性
そんなパラレルワールドの数の人生のパターンを
語っていくのですね。
1つ1つの人生はごく普通の人生で
特筆するほど山アリ谷ありではないけれど、
こういう構成は好きです。
あと、近未来の映像も、現代の映像も
どちらもキレイでオシャレ!!!
最初はちょっととっつきにくい映画かも?と思ったけど
これは観てよかったです。
欲をいうなら結末とか
もっと衝撃的でもよかったんじゃないかなー!?
超バッドエンドにするとか・・・(笑
そういえばコレ観て
「バタフライエフェクト」とか
「ミッション8ミニッツ」とか
そんな系統の映画を思い出しました。
「パラレルワールド」って結局「たらればワールド」
投稿日
2012/02/19
レビュアー
ポッシュ(卒業)
どーもSFは得意じゃなくて、ポカーンと観てしまいました。
すでに人類が不死の技術を獲得している未来社会。死を迎える最後の人間となったニモ(ジャレット・レト)が、命尽きる間際に語った自分の生涯・・・ってことで、そういう未来だから何でもアリなのよな怒涛のパラレルワールドです。始めのうちは何がなんやらで、ついてくの大変だったっす(泣)。
9歳のときに両親が離婚。父と母、どちらについて行くかの決断を迫られたニモは、そこから人生がいくつにも分かれていく。母と暮らす人生、父と暮らす人生、気になる女子3人それぞれとの恋と結婚生活・・・。う〜ん、人生のいろんな可能性を見せてくれるのは楽しいっちゃあ楽しいけど、どなたかも仰られてましたが、やっぱり人間って人生の岐路におけるその都度の決断の重さ、そこにこそ価値や意味があるというか、そうやって選び取って責任を負って生きていくってところが大事なんじゃないのかねと思ってしまうよ。「パラレルワールド」って結局「たらればワールド」なんだよね。潔くない。
まぁ、フィクションだし、こういうエンターテインメントもアリだとは思います。映像もキレイだったし、ところどころで解説される(?)アカデミックな話も面白かった。でも、自分としてはそれほど楽しめなかったかなぁ。
ジャケのキャッチコピーに間違いはない
投稿日
2012/08/22
レビュアー
ロンリー火真西
まさに「圧倒的映像美で贈る、衝撃のパラレルワールド」なんですけど、長すぎてダレますね
ジーンはなんだったんだか彼女だけフワッとしてるし、二つのラブストーリーを繋げただけみたいになってますし、結局は少年時代の選択がこの映画の全てになってしまっていて、たぶん監督が描きたかった哲学的テーマがインパクトに欠けてます
世界観とか哲学的テーマはよかったんですけど、キャッチコピー以上のものが感じられませんでした
悪くはない映画ですけどね
まるで人生ゲームの展開図
投稿日
2012/04/19
レビュアー
にゃお
寡作な監督、ジャコ・ヴァン・ドルマル久々の映画。
この監督の91年のデビュー作、トトザヒーローという映画が、とても好きだった。
初恋の人を忘れられない老人の、ファンタジー。(DVD化熱望!)
この映画もまたファンタジー。
いくつかに枝分かれする、人生の岐路。
その大きな分かれ目をどちらにいくのか、どちらにも人生はあったのかもしれない。
パラレルワールドなのか、そうじゃないのか、ただの老人のぐちゃぐちゃになった回想なのか、
それとも、その岐路にたった一瞬にみた未来予想図なのか…
複雑怪奇なストーリーラインを、混乱させずに描く構成力に舌を巻く。
何かを選択しながら、私たちは生きていて、その選択が違えばまた違った人生もあるかもしれない。
そして、それは実際にその人生を生きてみなければわからないことだけれど、
誰もが「if」というコトバとともに、選ばなかった人生を夢想する。
その「if」をひとつひとつ現実に映像化していった、メチャクチャに枝分かれした人生ゲームの展開図みたいな物語。
壮大にして、ものすごいパーソナル。久々に想像を越える面白い映画をみて圧倒された。
ノスタルジックな過去の想い出から、未来のSF的世界まで、すみずみまでこだわった映像とストーリー。
制作に時間がかかるわけです。
これは見ないともったいないですぞ!
新規登録で
「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
- ※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
- @「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
- A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
- B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
- 無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
- 無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ!
発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
-
- 宅配レンタル 定額8プラン

-
- 「新作・準新作」が定額で月8枚レンタルできる!※1借り放題付き※2
- 新規登録する
-
- 宅配レンタル 定額4プラン

-
- 新規登録する
-
- 都度課金 プラン

-
- 新規登録する
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
ミスター・ノーバディ
(C)2009 PAN-EUROPEENNE - MR NOBODY DEUTSCHLAND GmbH - 6515291CANADA INC - TOTO&CO FILMS - FRANCE 2 CINEMA - FRANCE 3 ※ジャケットデザインは変更になる場合がございます。