抱きたいカンケイ

これは、劇場で見なくてよかったわ・・・・・

つうか、ナタポーさん、ブラックスワンで賞取った後にこんな映画で息抜きですかね？？？

セックスフレンドから恋人になっていくのか！？って話です。

まあ、ラブコメって設定が違っても
結局の話、男女のいざこざ、ドタバタがあってハッピーエンドなので
そのへんの話はいいんですけど、
それにしても・・・・・・
なんでこんなにすぐ忘れる内容なのかな・・・・

あと、アシュトンカッチャーあまり好きじゃないってのも
私にとってはマイナス要素なのかな・・・
なんか、無駄に筋肉見せたがるんですよねえ？

それでも、最後にやっぱり
体だけの関係から始まったけど、めでたく好きになりました！ってのが
ほうほう、よかったじゃない！ハッピーじゃない！！！
と伝わってこれば、ラブコメとしてはＯＫなんだろうけど、
まったくそんなの伝わりませんね・・・・

なんででしょうね・・・・



ナタポーさんの息抜き映画としか思えません・・・・


すみません（汗

う〜ん・・・なんだろうな・・・ビミョーだな・・・
久しぶりに出会った、“だから何なんだ！最初から分かってるじゃないか！ラブコメ”(←長いｗ)

一番、致命的だったのは、あの（！？）カッチャーに全く魅力が無かった！！って事

体が先で、心が後で
そんな二人の恋愛模様ですが
男性の方は最初からフォーリンラブで
女性(ナタリー)はそれを逆手にとって常に主導権を握ろうとする
彼女だって気付いてたはずだ
「アイツは私に惚れている・・・」！
彼女はホントに臆病なだけなんだろうか

男性にとっては願っても無いタイプかもしれないけど
女性にとっては、う〜ん、好ましくない・・・好きになれない

「私ってこんなにあの人のことが好きだったんだ！」っていう、自己発見
その瞬間こそがラブコメの醍醐味だと思うんですが
ココでは、ビックリするくらいピクリとも動かなかった自分に、逆にビックリ♪

閉店ガラガラでした

　んん〜。アイバン・ライトマンって緩めのハートウォーミングなコメディはなかなかイケる人だと思ってたんだけどな。ユルいのにイケてるって矛盾かもしれませんが（苦笑）。個人的には「デーヴ」（93）とか「６デイズ／７ナイツ」（98）あたり、好きでしたけどね。

　これは、なんだか今ひとつな作品でした。ナタリー・ポートマンは「清楚な美人だけどエッチ」とか「頭いいけどエキセントリック」とか、そういうギャップが全然出せない女優なんだなと言う事が分かりました。これは演技力じゃなくて個性や資質の問題なんでしょね。彼女って何やってもそこに全力投球してる感じで、気楽な体オンリーの関係を楽しんでるハズが、ただ忙しくセックスをこなしてるだけって風に見えるし、酔っぱらって奇声を上げてるところは舞台演劇で声を張り上げてるみたいだし、泣きながらドーナツ頬張ってても痛々しくも可愛くもない。懸命に泣いて食べてるだけに見える。あの生真面目オーラはコメディエンヌとして致命的な欠陥なんじゃないでしょうかね。無理しないで、シリアスな役だけやってればいいじゃんって思うけど。

　そうそう。このオハナシ自体が「なに無理してんの？」って感じなんすよね。なんでいちいちいルール決めるかな。成り行き任せにしときゃいいじゃん。好きになったら好きになったでいいじゃん。「恋人は面倒臭い、セフレがいい」なんて自由な女っぽいけど、実はものすごく不自由な発想な訳で。行動より感情の方が制御不能なのに、そっちをルールで縛っちゃいかんだろ。傷つきたくないからなんて理由からしてお子様だと思う。

　クライマックスのアシュトン・カッチャーの決め台詞「それ以上近づいたら・・・○○○○○」では思わず「くだんねー」とつぶやいてしまった自分。ごめんなさい、ラブコメ好きの私もこれはダメでした。さよーなら。合掌。

体だけのしらけた関係かと思ったら、女のほうが恋愛に不器用で絶対心を開かないって感じで、男が彼女の心を開かすために試行錯誤する話。
この主人公ほど極端じゃなくても、人間不信で自分が傷つかないように防御壁を厚くしてる人って結構いそうなので、意外と身近な話としてすんなり入りこめました。
ナタリー・ポートマンが、珍しく等身大の役で良かったと思います。
最後はわりと温かい気持ちになります。

あ、アシュトン・カッチャーが、インタビューで「（体だけの関係を望む女なんて）男にとっては夢のような女だ」と笑ってました。そう、たしかに現実はそう。

評価６６点（１００点満点）
愛からセックスが生まれるのではなくセックスから愛が生まれるという逆転の発想のラブコメなんだがイマイチ中途半端でさほど面白くない。
ナタリー・ポートマン扮する女医エマ、１５年ぶりで再会した高校時代の同級生アダムとセックスフレンドになるという約束、愛さないこと、ケンカをしないこと、添い寝をしないこと、嫉妬しないこと等々いろんな付帯条件が付いている。要するにヤリたい時に連絡をしてセックスを楽しむというカンケイ、最近の草食系男子ならイザ知らず男なら喜んで飛びつきたくもなるというもの。ロッカールーム、車の中、彼の部屋、ともかくところかまわず欲望のおもむくままにという感じ。セリフも下ネタ満載なのだが、そんなにイヤラシイ感じがないのはナタリーのキャラというところなのか。
本作のポイントはセックスだけの関係がどこまで継続できるかというところなのだが、どう考えても無理がありそう。恋愛に対して臆病なエマ、要するに自己中心的で失恋するのがイヤでかたくなに踏み込もうとしないし踏み込ませないとがんばっているだけ。かといって手当たりしだいに男関係を増やすこともできない。
結局はミエミエの「付帯条件のない」カンケイになるのだがやっぱりねというだけのこと。