「ボーイズ・ドント・クライ」 の解説・あらすじ・ストーリー
1993年、ネブラスカ州リンカーン。20歳になるブランドンは少年の格好をし、町に出かける用意をしていた。従兄でゲイのロニーは“フォールズ・シティの連中はオカマを殺す”と警告するが……。ブランドンはフォールズ・シティへと向い、地元のバーでラナと出会い恋に落ちる。しかし、ある事件がもとでブランドンの“秘密”が明るみになったとき悲劇が始まった……。実際に起こった事件を基に映画化。ヒラリー・スワンクが性同一性障害の主人公を演じてアカデミー主演女優賞を受賞。 JAN:4988142428585
「ボーイズ・ドント・クライ」 の作品情報
製作年: | 1999年 |
---|---|
原題: | BOYS DON’T CRY |
受賞記録: |
1999年 アカデミー賞 主演女優賞
1999年 ゴールデン・グローブ 女優賞(ドラマ) 1999年 NY批評家協会賞 女優賞 1999年 LA批評家協会賞 女優賞 |
「ボーイズ・ドント・クライ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
監督: | キンバリー・ピアース |
---|---|
製作総指揮: | ジョン・スロス |
出演: | ヒラリー・スワンク 、 クロエ・セヴィニー 、 ピーター・サースガード 、 アリソン・フォーランド 、 アリシア・ゴランソン 、 マット・マクグラス 、 ジャネッタ・アーネット |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
119分 | 日本語・英語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | FXBR19924 | 2002年12月09日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 2人 | 1人 |
収録時間:
119分
字幕:
日本語・英語
音声:
レイティング:
PG-12
記番:
FXBR19924
レンタル開始日:
2002年12月09日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
1人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
119分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | FXXD19924 | 2011年12月14日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
119分
字幕:
音声:
レイティング:
PG-12
記番:
FXXD19924
レンタル開始日:
2011年12月14日
在庫枚数
6枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
119分 | 日本語・英語 | |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | FXBR19924 | 2002年12月09日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
14枚 | 2人 | 1人 |
収録時間:
119分
字幕:
日本語・英語
音声:
レイティング:
PG-12
記番:
FXBR19924
レンタル開始日:
2002年12月09日
在庫枚数
14枚
1位登録者:
2人
2位登録者:
1人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
119分 | ||
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | FXXD19924 | 2011年12月14日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
6枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
119分
字幕:
音声:
レイティング:
PG-12
記番:
FXXD19924
レンタル開始日:
2011年12月14日
在庫枚数
6枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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あえて、警告!警告!
今頃思い出したように観たオレが言うのも何ですが、
『ミリオンダラー・ベイビー』で自身2度目のアカデミー主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクが、性同一性障害の女性を演じて同賞を初めて受賞した“感動作”と思って、これから観ようとされている方に警告します。←オレや。
本作は、何ともいえない痛々しさと猛烈な後味の悪さを伴ったショッキングな映画です。
これもまた、実話が元というのにも暗澹とします。
胸の膨らみをサラシ?で隠し、逆に下腹部には布で膨らみを持たせる・・・心は男でも体は女だから、月に一度来るものは来る。必死に隠す。そんなブランドンの姿を、知らず痛ましく観てしまうオレも、こういう障害を持つ人に対して偏見を持ってるのかな・・・。
何にせよ、これから観ようという方。気軽に観れる軽い映画でないので、ご注意ください。
それから、『ボーイズ・ドント・クライ』というタイトル。何でこれなのか変に気になってさーっと調べると、劇中、それまで男だと思って付き合っていたブランドンが女だと分かった二人の男が、彼女をレイプする強烈な場面があるのですが、この撮影後、男を演じた俳優の一人が居なくなって、探し回ったところ、物陰で泣いていたそうです。そこから思いついたとか。
本当の話なら、ちょっとホッとするエピソードかなと思いました。
ちなみに二人の男ジョンとトムを演じたのはピーター・サースガードとブレンダン・セクストン三世。ピーター・サースガードは『スケルトン・キー』に出てるんですね。ちょっと興味が湧きました。
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性同一性障害
最初はとても違和感があった。ブランドン(主人公)がどう見ても格好ええお兄さんには見えなかったのと、あの耳まで裂けてるような大きな口がうちの美的感覚に障って見苦しい感じがしたが、紹介してくれた「たかさん」に報いねばならんと、我慢して見続けました。
主人公のブランドンはホンマに女が好きで、レズと言われると怒る。「俺はレズじゃない…男だ」体は女…でも心は男…このアンバランスな状況を仮装することで誤魔化しいる。
今度こそ自分を理解してくれる女を探すと旅に出るが…
これから先の事はあまりにも心が苦しくてコメントが出来ない。
彼女は本当に男だったのだと痛感。そしてその気持ちを踏みにじる大人達の対応に腹を立てながら最後まで鑑賞
彼(ブランドン)の為に本気で泣いてくれた彼女(ラナ)には慰められた。最後の最後までブランドンのことを「彼」と言い続けたことに…
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直視できない現実
最初から最後まで痛々しくてせつないです。
見終わってから実話と知って、ますますやりきれなくなりました。目をそむけたくなるようなシーンもありました。
でも、だからこそ見てほしいと思います。何をどう感じるか、この映画が投げかけている現実を見てほしいと思いました。
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見事な主演でしたが・・・
「性に対して寛容な御国」というアメリカの認識を覆させるような作品でした。地方は、まだまだ保守的な思考の人間が多くて閉鎖的な環境だったという事実に驚愕でした。
あと、執拗に主人公を追い詰める悪質な行為や言動には唖然とします。何もここまでしなくても・・・
アジア人の私達には到底理解し難い白人特有の残虐さ、本能むき出しの荒々しさに嫌悪感すら覚えます。下手なホラー映画より怖かったです。
実際の事件ということですが、改めて大国の都市と地方の温度差に驚きました。
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救いはないが、真実を世に広めるところに意味を見出す
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
身体の表面に現れる性別と、自分の意識の中の性別が違う。それがどれくらいつらいものかは本人にしかわからない。そうでない者には想像することしかできないが、おそらく10分の1も真実に迫ることはできない。
(例えば)女性としての意識を持った上で女性を愛する同性愛者と性同一性障害者は違う。それなのに(自己のアイデンティティとは異なる)レズビアンと呼ばれることは、ただでさえアイデンティティの不安を持つ物には想像を絶するストレスとなるにちがいない。
それなのに、その上に「化け物」「変態」と罵倒される。たまたま持って生まれてしまった「女性の身体」を犯される。実際にあった事件ということだが、なんという悲劇だろうと思う。
それにしても。
女の身体に男の意識を持った人間を「気味悪い」と思っていながらレイプできる人間とは、いったいどういう人間なのか。
レイプの多くは、欲情というよりは、無力感を持つ人間がその無念さを一時的に紛らわせるために、より力の弱い者を狙う卑劣な行為と私は思っている。
動物の世界では、合意を形成した雌雄が秩序ある交尾をしているというのに、いったい人間がどういうザマだと情けなくなる。
いったいブランドンが彼らになにをしたというのだろうか。
この憤りの持って行き場所がなくて、つらい映画だった。
アカデミー賞というのは基本的に、私には理解できない映画やそれに関わった俳優に贈られるものだが、このヒラリー・スワンクの演技には文句のつけようがなかった。ただひたすらにすごい。そして、どこからどう見ても「女性の身体を持って生まれてしまった性同一性障害の男性」にしか見えないところが圧巻である。
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ボーイズ・ドント・クライ
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ユーザーレビュー:92件
2006/01/09
今頃思い出したように観たオレが言うのも何ですが、
『ミリオンダラー・ベイビー』で自身2度目のアカデミー主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクが、性同一性障害の女性を演じて同賞を初めて受賞した“感動作”と思って、これから観ようとされている方に警告します。←オレや。
本作は、何ともいえない痛々しさと猛烈な後味の悪さを伴ったショッキングな映画です。
これもまた、実話が元というのにも暗澹とします。
胸の膨らみをサラシ?で隠し、逆に下腹部には布で膨らみを持たせる・・・心は男でも体は女だから、月に一度来るものは来る。必死に隠す。そんなブランドンの姿を、知らず痛ましく観てしまうオレも、こういう障害を持つ人に対して偏見を持ってるのかな・・・。
何にせよ、これから観ようという方。気軽に観れる軽い映画でないので、ご注意ください。
それから、『ボーイズ・ドント・クライ』というタイトル。何でこれなのか変に気になってさーっと調べると、劇中、それまで男だと思って付き合っていたブランドンが女だと分かった二人の男が、彼女をレイプする強烈な場面があるのですが、この撮影後、男を演じた俳優の一人が居なくなって、探し回ったところ、物陰で泣いていたそうです。そこから思いついたとか。
本当の話なら、ちょっとホッとするエピソードかなと思いました。
ちなみに二人の男ジョンとトムを演じたのはピーター・サースガードとブレンダン・セクストン三世。ピーター・サースガードは『スケルトン・キー』に出てるんですね。ちょっと興味が湧きました。
2009/03/04
最初はとても違和感があった。ブランドン(主人公)がどう見ても格好ええお兄さんには見えなかったのと、あの耳まで裂けてるような大きな口がうちの美的感覚に障って見苦しい感じがしたが、紹介してくれた「たかさん」に報いねばならんと、我慢して見続けました。
主人公のブランドンはホンマに女が好きで、レズと言われると怒る。「俺はレズじゃない…男だ」体は女…でも心は男…このアンバランスな状況を仮装することで誤魔化しいる。
今度こそ自分を理解してくれる女を探すと旅に出るが…
これから先の事はあまりにも心が苦しくてコメントが出来ない。
彼女は本当に男だったのだと痛感。そしてその気持ちを踏みにじる大人達の対応に腹を立てながら最後まで鑑賞
彼(ブランドン)の為に本気で泣いてくれた彼女(ラナ)には慰められた。最後の最後までブランドンのことを「彼」と言い続けたことに…
2006/06/12
最初から最後まで痛々しくてせつないです。
見終わってから実話と知って、ますますやりきれなくなりました。目をそむけたくなるようなシーンもありました。
でも、だからこそ見てほしいと思います。何をどう感じるか、この映画が投げかけている現実を見てほしいと思いました。
2010/03/07
「性に対して寛容な御国」というアメリカの認識を覆させるような作品でした。地方は、まだまだ保守的な思考の人間が多くて閉鎖的な環境だったという事実に驚愕でした。
あと、執拗に主人公を追い詰める悪質な行為や言動には唖然とします。何もここまでしなくても・・・
アジア人の私達には到底理解し難い白人特有の残虐さ、本能むき出しの荒々しさに嫌悪感すら覚えます。下手なホラー映画より怖かったです。
実際の事件ということですが、改めて大国の都市と地方の温度差に驚きました。
2007/03/07
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
身体の表面に現れる性別と、自分の意識の中の性別が違う。それがどれくらいつらいものかは本人にしかわからない。そうでない者には想像することしかできないが、おそらく10分の1も真実に迫ることはできない。
(例えば)女性としての意識を持った上で女性を愛する同性愛者と性同一性障害者は違う。それなのに(自己のアイデンティティとは異なる)レズビアンと呼ばれることは、ただでさえアイデンティティの不安を持つ物には想像を絶するストレスとなるにちがいない。
それなのに、その上に「化け物」「変態」と罵倒される。たまたま持って生まれてしまった「女性の身体」を犯される。実際にあった事件ということだが、なんという悲劇だろうと思う。
それにしても。
女の身体に男の意識を持った人間を「気味悪い」と思っていながらレイプできる人間とは、いったいどういう人間なのか。
レイプの多くは、欲情というよりは、無力感を持つ人間がその無念さを一時的に紛らわせるために、より力の弱い者を狙う卑劣な行為と私は思っている。
動物の世界では、合意を形成した雌雄が秩序ある交尾をしているというのに、いったい人間がどういうザマだと情けなくなる。
いったいブランドンが彼らになにをしたというのだろうか。
この憤りの持って行き場所がなくて、つらい映画だった。
アカデミー賞というのは基本的に、私には理解できない映画やそれに関わった俳優に贈られるものだが、このヒラリー・スワンクの演技には文句のつけようがなかった。ただひたすらにすごい。そして、どこからどう見ても「女性の身体を持って生まれてしまった性同一性障害の男性」にしか見えないところが圧巻である。