リセット

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停電により人間が消失！？！？
…面白そうなストーリーにつられて、見てしまった。

結論から言うと、かなりガッカリ…（ _ _ ）..........o

＜生き残った人間がどうサヴァイバルするのか？＞そして、＜原因は何なのか？？＞
…これが、この映画の醍醐味だとばかり思っていた……。
違った…。

＊＊＊＊＊以下ネタバレ＊＊＊＊＊
要するに、タイトル通り＜リセット＞なのだ。
（いいのか、この邦題って気もするが…… (-_-;)）
原因もクソもない…、
要するに、最初から選ばれているアダムとイブ的な人間以外は消滅、
そして、人類のリスタート……。
（仮に、神様の意志だとしても、かなり強引なリセット法…… (-_-;)）

それが、この映画の内容であり、全てだ……。
これだけなのだ……。

たったそれだけの内容を描くのに、登場する人物達…。
つまり、かろうじて生き残っている人間何人かがメインとなって、物語は進んでいく。
この人達も、なんか変。
どうやって生き残るかよりも、なぜ生き残ったのかという理由を考えたりする…。
どこか、宗教的というか……。
（結局、たいした理由もないっぽかったし……）

とにかく、ちっとも共感が持てないのでイライラするばかり……。

ストーリーはつまんないわ…、登場人物達には共感できないわ……
いいとこないやん………（￣▽￣;）

見るんじゃなかった……。

もしも今・・・・・いきなり石器時代に逆戻りしたら・・・・

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皆さんがレビューされている通りです。
ノウィングかよ！と突っ込みが入りました。

ミストもそうだったけどラストでがっかり・・・。
それまではけっこうハラハラ、ドキドキしてみてたけど

あのラストはないよね・・・。

人間だけが消えるのも変だし
あの馬は？？？？

光があれば消えないのなら
火をたくとか・・・
車のエンジンに火をつけるとか・・・。

もっと方法あったのに・・・。

それにしても
手術中の人は悲劇でしたね・・・。

とにかくわけわからない映画でした（涙）

『マシニスト』の監督さんの作品とのこと。ジャケットのデザインからてっきりデザスター・ムービーかと思っていたら、ＳＦスリラー（？）でした。科学的根拠はないけど……。もっとも、進化論を信じずに聖書に基づく歴史博物館を建ててしまう人たちもいるくらいだから、これはこれで立派にＳＦなのかも知れない。

或る日、突然、人類が消失する。停電した次の瞬間には、衣服を残して人間が消えたのだ、たった４人の人間を残して。……というお話し。
主人公は、『スターウォーズ／クローンの攻撃』『シスの復讐』でアナキン・スカイウォーカーを演じたヘイデン・クリステンセンがつとめる。あの目つきが個人的に好きじゃないので、全く感情移入出来なかった。まぁ、登場人物としても嫌なヤツだったので、そういう意味ではピッタリのキャスティングだろう。(笑)

主人公が朝、目覚めたら街には人影がない。職場のＴＶ局ももぬけのカラ。誰かが放送しているメッセージ映像を見て、ようやく事態がのみこめる。暗闇が人間を消し去ってしまう異常事態に、彼は明かりを求めてさまよい、いつしかバーに辿り着く。……というのが始まり。
暗闇から影のようなものが伸びて来て人間を消し去ってしまうアイデアは面白かった。（どこかで見たような気もするが）　しかし、なぜ消えてしまうのか、なぜ消えない人がいるのか、不明。境界条件が曖昧でイマイチ納得出来なかった。
新品の乾電池が使えなくなったり、“闇”の影響と思われる現象も描かれるが、ソーラーバッテリーが大丈夫というのは何故だ？　スリラー映画のくせに、全体を通しても曖昧なところが多かった。脚本の練り込みが足りない印象を受けた。

バーには少年がいた。自家発電設備が整っていて、店だけ煌々とあかりが灯っていた。だから助かったのだ。そこへ黒人の女性が飛び込んで来る。赤ん坊を失って錯乱していた彼女だったが、徐々に落ち着きを取り戻す。……この後、バス停まで逃げて来た映写技師（ジョン・レグイザモ）が主人公らに助けられ、登場人物が揃って行く。
ここらで物語が大きく動くかと思われたが、回想シーンなども織り込まれて、グズグズ押し問答を繰り返す。主人公が日照時間が有り得ないくらい短くなっていると嘆くと、映写技師がロアノーク島事件について語り始める。彼は一度、暗闇に捕らわれながらも逃げて来たと言う。これが謎解きの“キー”になるかと期待したが、そんな様子もない。そのうち、発電機の調子が怪しくなって来て、ようやく主人公がトラックで脱出しようと言い出す。
何とか物語が動き始めてホッとするが、無目的なのでノレない。シカゴに生き延びている人がいるらしいとの情報も提示されるが、希望と呼ぶにはあまりな頼りない。
物語は、おおかたの予想を裏切らないエンディングに着地する。「うーん、ちょっとズルくない？」というのが正直な感想。映画なら、もっと映画らしい表現を追求して欲しかった。

これって舞台劇にしたら面白そうだ。もとより舞台は暗闇が支配する世界だ。照明が当てられた時だけ、役者は自由になる。生を得る。この物語に相応しいではないか。下北沢の狭い劇場がいいなぁ。(笑)

映画としては、大して面白い作品ではなかった。お世辞にも演出が冴えていたとは言えない。一度、リセットして、別の監督さんで撮った方がいいかも知れない。オススメ出来ません！（つまんないモン）