コブラ

コブラ（１９８６年アメリカ、カラー８７分）

冒頭のスーパーで犯人と対峙する、コブラの颯爽としたシーンから目が離せない。
いきなりのこのシーンはイーストウッドの「ダーティハリー」シリーズを連想させる。（同じ刑事でもまったくタイプは違うが、シーンそのものはよく似ている）
コブラはいとも簡単に犯人を射殺、涼しい顔で現場から出てくるのだが、そこにハイエナの如く食らいつくマスコミがいる。その中の１人が ‘犯人も法によって命は守られなければならない。（射殺したのは）行き過ぎではないか！’ ．．．とまあいつものアホな質問を浴びせかける。
対するコブラ、‘犠牲者の遺族に、そう言ってやれ！’と答える。⇒　スッキリ！

どこの国でもそうなのか、マスコミの連中はいつも‘報道の自由’を盾に、言いたい放題。平気で人の内面に入り込んでくる。そういえば昨今の「どこかの国」のＴＶ放送、司会者からアナウンサーまで、報道に携わる人たちの倫理観の欠落は目に余るものがある。（良識を踏まえた報道をしている人も一部にはいるが）

この映画に登場するのは「狂信的な殺人集団」である。
集団でオノを打ち鳴らす異常な光景、‘未来は俺たちのものだ、ブタどもを殺せ’ 、手当たり次第に市民を虐殺する非道ぶりの彼らに、‘犯人も法によって命が守られる？’ ちゃんちゃらおかしい！

コブラことコブレッティ刑事（シルヴェスター・スタローン）は一匹狼的な存在。
‘コブラ’は名前からくる由来のほかに、毒蛇のような執念さからコブラと呼ばれているようだ。
アクションが凄い。モーテルでの乱射、カーアクション、バイク集団との闘い、そしてラストは製鉄所での壮絶な格闘、この映画は久方ぶりに再見したが、スタローンの雰囲気が甦ってきた。

ヒロインはディノ・デ・ラウレンティスに発掘されたブリジット・ニールセン。
大型セクシー・ボディ（？）を武器に、専らアクション映画に出演し、スタローンとの関係の始終は周知のとおり。「冷たい視線と強い女」のイメージ、いやはや北欧女性は怖い？

この映画の原作者はポーラ・ゴズリングという女性作家だそうで、スタローンが脚色している。
監督は７６年「カサンドラ・クロス」、８５年「ランボー／怒りの脱出」、９３年「トゥームストーン」などのヒットメーカー、ジョージ・Ｐ・コスマトス。
製作はメナハム・ゴーランとヨーラン・グローバスで、多くの作品を共同でプロデュースしているイスラエル人コンビ。

公開から既に３３年が経過、アクション映画も時代とともに趣が変わるのは当然のこと。

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　カルト教団に狙われたヒロインを守るためにゾンビスクワッドに所属する主人公がカルト教団を返り討ちにする話。

　80年代のテイストが盛りだくさんで全体的に楽しい作品でした。1人の女性に対して軍隊並みの装備をもって警察にも信者がいてとんでもない組織の様子。けどそんなことは主人公のスライには全く関係なく。何人いようが射殺していきます。「黙秘権がある」と言いながら相手に油をかぶせてマッチで火あぶりにするとか無茶苦茶な殺し方をしたりするのも凄いです。カルト教団に追いかけられてのカーチェイスが始まったのかと思いきや、いつの間にか主人公がカタキ役の車を追いかけるという逆になっていて、しかもニトロだかの装備がされていてそれでスピードアップして…。とか説明もなくスーパーカーになっているのとか笑いました。

　そもそもカタキ役のカルト教団の目的もどうしてヒロインをあそこまでして狙い続けるのかはわからなかったりしますが、それが逆に怖いのかなと思いつつ87分という短さもちょうどよくて楽しかったです。コブラというキャラクターの魅力いっぱいで彼を見てるだけで満足な1本でした。

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面白かったですよ＾＾この時のスタローン、若くてやせてて
超カッコイイです。
そしてモト奥さんで、ロッキー４でも共演したブリジット・ニールセンも出ています。
スタローンが脚本を書いたそうなので、
ブリジット・ニールセンと自分の為にかきあげたものなのかも？
という感じをうけました。
モデルという設定で撮影風景のシーンは彼女の見せ場なんでしょうねー

面白くスタローンもカッコイイのでみごたえはあるのですが・・
この犯人達はこんなに大人数で
若い女性その他を狙っていたわけですが・・一体何の目的でそういった事をしていたのか理由がわかりません
金品狙いでもないし・・
そのあたりのちゃんとした理由づけが必要だったかな？

ナンテ私も思いましたが
このイントロダクション！！↑たいてい冷静にあらすじだけ書いてるものを目にするんだけど
なんか(^^;辛口なんですけど・・
見る前に読むのにコテコテに酷評してない？？
スタローン嫌いな人なのかしら〜〜〜〜
思わず「そんなに言わなくてもいいぢゃん！」と言ってあげたく、なりました☆

この間スマスマにスタローンがゲストで来ていました（ランボーの宣伝）
ま、スタローンさんも年齢を重ねているわけで、キムタクの方がかっこよく見えるようになってるわけですが
最後にビリヤードでスタローンチームが勝ってスマップチームが負けたので、
ランボーのポスターを廊下に貼る、という事になるんですが・・
貼ってる最中にキムタクが取り出した月９ドラマ「change」のポスター
それをスタローンに貼ってもらうという
changeのポスターの方がでっかくて写りがカッコイイという結末という(^^;

でもー！！！

このコブラのスタローンは、
今のキムタクくらいの年齢かもしれないのですが
キムタクなんて目じゃないくらい
細身で長身で胸板厚くて、そしてかっこいいのです！！！！

（キムタクファンの方ごめんなさいね_(^^;)ゞ）

ずうっと前最後だけ見た記憶あるけど、全部しっかり見たのは初めて。
ずうっとマンガのコブラだと思っていたのだが違かった。
シルベスター・スタローン主役のサスペンスアクションだった。
なかなか面白かった。

惜しい作品。舞台設定とかもっと綿密にやったらもっと面白い
作品になった筈なのに、ってどんな作品でもそうですが(笑。
ダーティハリーって言うより、やぼったいマッドマックスみたいです。
不精髭にぴったりシャツも今見るとジョージマイケルみたいだし。
スタローンならロッキーとか他に見るものがあるでしょう。
でも何だか見てしまうんですよねえ。