パンドラム

冷凍睡眠から目覚めたバウアー伍長は電源回復のために原子炉を目指して船内を彷徨います
最初は謎だらけでなにがなんだかわかりませんが、真実が明らかになるにつれてバウアー伍長が精神的限界ぎりぎりのところまで追い詰められていくさまが凄まじくて、バウアーに感情移入して見ていると、見ているこっちまで頭がおかしくなりそうです
それを表現するカメラワークもよかったです

化け物に襲われ逃げながら、真実が明らかになるにつれて、何を目的に生きたらいいのか、精神的に拠るべきところが全て奪われてしまいます

「人間」という生き物の恐ろしさもありありと描いていますが、そのへんは見た方各々、感じていただいたほうがいいと思います

初期のバイオハザードやディノクライシスなどカプコンのサバイバルゲーム的世界観だなぁと思ったのですが、バイオハザードの監督でした

おすすめ度★★☆☆☆

おもしろいんだけど、いろいろと中途半端な感じがしてしまった。
ここまで作れるならもうちょっと作り込んでほしかったなあ。。。

別に『イベント・ホライゾン』のマネをしてほしかったわけじゃないけど、
やっぱりタイトルにもなっている「パンドラム」（軌道機能不全症候群？？）がストーリーのキーな訳なので、
宇宙船内の独特な環境で生じる心理的障害がもたらすようなじわじわとした恐怖感なんかをもっとしっかり描いてほしかった。

一応そのあたりも不気味に表現はされていたけど、中途半端なために物語に都合のいいこじつけ的なものに感じた。
あとはバケモノとのチェイスゲームに終始していたような・・・。

そういう重いテーマと軽めのSF的なシーンがまるで顔面夫婦喧嘩みたく、うまくミックスされてなかったように思う。

おもしろかったけど、B級待遇にしてはきちんと作られているぶん期待も大きくなってしまった。
とはいえ、最近あまりいいSF映画がない中では十分オススメです(^^)

宇宙船で目覚めた人達の記憶が無く
目覚めるまでの過程で何が起こったのか！？

なんだろう？て、凄くワクワクして観ていたのですが
凄い悲惨な事になっていたんですね。

こんな状況で一体誰を信じればいいのか？

人間のダークの部分というか、
そうなってしまうのか！？て
ちょっと人間の性というか
嫌なものを見たって感じですね。

しかしある意味、人間の適応能力って
凄いなぁて思える一面でした。
まぁ、ここまでなるかは別として、
実際、人間てある程度は適応するんですよね。

ラストは希望が持てる終る方でよかったです。

最近「ヒアアフター」がらみのレヴューを続けていたら　こちらがヒアアフター（あの世）へ行きそうな自動車事故を起こしてしまいました　車は大破しておじゃん　幸い怪我は肋骨にひび程度ですみましたが　一瞬あの世が見えました　ははは

この映画でも閉所恐怖症的描写より　細かい怪我やら傷の類が見てて痛いざんす　こちらも骨の痛みしか気にならなくて　そこらじゅう軽い怪我してるのにちっとも気にならないのね　シュワちゃんとかだと鉄砲の貫通くらいは　やっぱしたいして意識しないのかもしれません

さてこのSFホラーは　ポール・アンダーソンの製作だけに　美術にこっていますね　宇宙船内は予算はそれほどないのでしょうが　B級の意地が見られます　撮影も前半からの暗さをきちっとキープします　これがいいですね　これでボクがいつも言うように　位置関係が想定できれば満点なんだけどね

お話は　まずめんどくさくてパンドラムをボクは理解しようとしません　何なのそれ？　妄想のようなものでしょうか　まあどうでもいい

この船内は６万人もの人や動物や怪物がいて　ノアでありパンドラの設定なんでしょう　脅威は「ディセント」的なハイブリッド化した人間もどき　これとの追っかけですね　まあ普通のサスペンス　もう少し緻密な心理劇が欲しいんだけど　Bとしてはこの程度が　手堅い仕事かな　三ツ星の栄誉ですね

divecatさんが　よふかしさんのとこへコメントしてるように　地味な最後に動物の反乱の驚異を持ってきてくれたなら　動物が敵をやっつけるってやつね　華があったのにね　そしてタニスの海へのダイヴが最高のクライマックスになったのではと惜しまれるね

惑星タニスを目指す巨大宇宙船エリジウムの艦内で起こる“クリーチャー”との死闘及び明らかになる真実。。

でも〜このクリーチャー・・・どこかで観たようなぁ〜観てないようなぁ〜。。

あぁ、『ディセント』の地底人っぽくない？

いやいや、『３０デイズナイト』のヴァンパイアでしょ・・・？

まてよまてよ、『ＤＯＯＭ』に出てきたゾンビもどきだろぉ〜これは？

さあ、♪〜あなたな〜らどう見るぅ〜♪あなたな〜らどう見えるぅ〜♪（笑）

作品は普通に楽しめました。。甘からず・辛からず・ウマからず・・・・・（ペコリ）