スケルトン・キー

紫薔薇様　みなさま　あけましておめでとう　あけおめですか
今年もレヴュー頑張りましょう　この作品は一番乗りかとおもいましたが　紫様は　ははーんケート・ハドソンで借りたでしょう？　これからもラブコメでおいきなさい　ホラーなんぞ30年前はわたくし変態扱いされていました　あまりお勧めできません

しかしイアン・ソフトリーはいいんじゃないでしょうか　大英帝国映画も昔は　デビッド・リーンとかキャロル・リードとかで　一世を風靡しましたがすっかり落ち目　それでもケン・ローチであるとかＭ・ウインターボトムが堅実な作風で頑張ってますね

この作品もジーナ・ローランズ　ジョン・ハートが脇を固めて意外や豪華　ロケーションの舞台もいいですね　映画館で観たかったです　えーヘルパー2級の資格持ってますが仕事ないです　そりゃケート・ハドソンがくるなら　わしだってジョン・ハートと替わってみたいやね　じじいヘルパーに用のない世界なのです

きちっとホラー寄りの結末にしてますね　まあ意外　でも「Ｋパックス」がそうであるように　人の＜信＞のありようをめぐる主人公の心の揺れのほうが　イアンの描きたいことでしょう
見ごたえは充分です　ブードゥー教をテーマにした　ウエス・クレイブンの「ゾンビ伝説」もお勧めします

おすすめ度★★☆☆☆

この作品は日本では劇場公開されていなかったんですね〜。
とてもよく出来ているのになんでだろう？
ちょうどこの頃は『SAW』みたいな系統の映画が流行っていたからいささか地味な印象だったんでしょうか・・・。
いくら流行っていてもSAWまがいのくだらい映画観て地雷踏むより地味でも何でも観て満足度が高い方がいいでしょうに・・・。
それはパッケージにもよく表れていて、DVD版はそれこそ『SAW』の二番煎じ的なB級ジャケ・・・。
それで今の今まで観る気がしなかった(+_+)　もう時効なのか、Blu-ray版はきちんと「この映画の」ジャケになりましたね。。。

映画は雰囲気もよくて楽しめました。
南部の独特な街並みや河のような沼地などの風景がもともと好きなので(^_^)
ニューオリンズみたいな街角にブルース、オシャレですね〜。

頭のワルイ自分でさえ結末が途中で分かってしまったのはどうかと思うけど、
あのばーさんとキャロラインのやり取りはすごくよかった。
ただ、ホラーのヒロイン（？）がドキドキオドオドしてくれないと、こっちもドキドキ出来ない！
キャロラインは強い子だった(・o・)　古臭そうだけど何気に現代的な作品。

なんか秘密めいた家なのにすぐに「合鍵」渡されたのがワナでした〜。

おすすめデス。

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うん、おもしろいね！！ストーリーや雰囲気もそうだが何よりキャストがいい
ケイトの美しさ、ジーナの不気味さ、若手演技派のピーター
だがなんといってもジョン・ハート、彼はメジャーヒット作にも多く出演しているが、こういった観る人を選ぶ作品では絶品である
ストーリーも前半悪魔の棲む家路線か？と思わせカルト落ち
全てが噛み合った良い例だと思う、１００点ではないがこの分野の査定基準になる作品だろう、おまけも充実しているので迷わず借りてみるべし。

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　いいですねぇ。看護人ケイト・ハドソン。

　幼いころ母親を亡くして以来、父親と２人暮し。大学時代から音楽活動に明け暮れあちこちを旅している間に父親が病気になり、結局死に目にも会えなかった。だから今は看護師を目指している。勤務先のホスピスで一人見送ったが、スタッフはみな死に慣れきって患者に対する愛情がみじんも感じられない。違う！私が目指しているのはこんなのじゃない！そんな時に目にした求人広告。住みこみで死に行く老人を看護。１対１のターミナルケア。これだわ！ここでなら、きっと自分の目指す看護が実践できる！…ってことで、彼女は沼地だらけのちょいと不気味な南部のお屋敷に出向くわけです。亡くなった患者さんの所持品、「Ｌｉｖｅ　Ｆａｓｔ！」の文字が刻まれたキーホルダーを持って。
　
　開巻数分でこの状況説明。もうグイグイ引き込まれました。最初の面接で患者ベン（イアン・ハート）を見て、「彼はしゃべれないんですか？」「じゃあ右マヒね？」と即座にアセスメントするあたりが専門職っぽい。仕事を始めてからも、ベンの表情からすぐに彼の恐怖を察知し、リアル・ニーズを探ろうとする彼女、なかなか優秀な看護人です。この優秀さがアダになったのだなぁ。自分を捨てて相手の心情に寄りそえる、相手に深く共感できる感受性を持っている、という彼女のポテンシャルの高さはまさに介護・看護の仕事にうってつけ、天職でしょう。だからこその展開。呪術なんてどうにも胡散臭いし、ＩＴ時代の２１世紀にあってそりゃないだろ、とシラけてしまいそうな題材を上手く逆手にとって、ミイラ取りがミイラに…のサスペンスが盛りあがり、我々観客もハマッてしまう訳です。

　物語の最初の方で登場する魔よけの石灰。ピロインにも我々にも全く意味をもたらさなかった物が、後半には究極の命綱となって大活躍（？）するという、こういう映画のマジック（一種のマクガフィンとも言えそう）にしびれてしまう。

　介護・看護の仕事においては、患者さんの状態が少しでも良くなり元気になってくれることが何よりの喜び。しかし一方で、死にゆく人の最後のひとときを豊かで穏やかなものにしてあげたいとする、ターミナルケアの意義深さもある。で、ケイト嬢はと言えば、最初からこっちを目指している。父親を看取れなかったことへの悔恨からターミナルケアに情熱を傾ける彼女は、もうこの時点で「生」ではなく「死」に向かっている。このタナトス志向が彼女の運命を決定づけてしまった訳で、こういうお嬢さんは屋根裏部屋の奥に鍵のかかった扉を見つけたときには、決して開けてはいけないのですな。

日本未公開な理由はわかる気もするけど、見た人の満足度は高かっただろうなあと残念。
せめて、レビューを読んでクチコミで見る人が増えるといいな。
ＤＶＤの表紙、なんだか面白くなさそうなのも気になる・・。
ケイト・ハドソンの写真入れればいいのに。

笑顔が売りのケイト・ハドソンが、笑顔を封印して挑戦したミステリー。
なんだか無意味にセクシーな場面が多いけど、コメディじゃなくても楽しめました。

ホラー映画かと思いきや、ホラーが苦手な私でも全く怖くなかった。
登場人物も少なく、ほとんど家の中だけの話で予想できそうなのに、ラストにはあっと驚かされました。
見た後に「あれはこういうことか！」「だから、ああだったのか！」と次々と思いだされ、じわじわきいてきます。
誰かと一緒に見ると後の会話が弾んで楽しいかも。

好きな映画ではないけど、なかなか楽しめる映画でした。