リーサル・ウェポン　３

シリーズ第三弾
あいかわらずわかりやすくて
ド派手でおもしろい
爆発して
走って
ぶっ放して
ぶん殴って
壊してと
エンタメ性が高いです。
そして
印象的なシーンが多いです。
それはまるで
記憶を司る部分に命中して抜けない銃弾
この銃弾が
忘れることを拒否させます
前作なら
トイレ爆破のシーンだし
一連のマータフの私物壊しだし
今回で言えば
傷の見せあいラブシーンです。
あれは未だに斬新な設定ですね。
今回のヒロインはレネ・ルッソ
これまでのヒロインとは違い
武闘派です。
だからこそ
あのラブシーンが生まれました。
シリーズを重ねるごとに
コメディ色も強くなっていますが
その要因として
ジョー・ペシの存在は欠かせません。
絶妙な、とはいいがたい
少しクドいエッセンスとして
立派に自己主張しています。
病みつき度高し、です。
メル・ギブソン
ダニー・グローバー
ジョー・ペシ
レネ・ルッソ
このキャスティングをもって
リーサル・シリーズは
完成形を示したと言えるでしょう。
ストーリーはシリアスでもありますが
個々のキャラクター性もあり
重苦しくなりすぎない
そういうバランスに優れています。
マータフの定年をストーリーに組み込むあたり
シリーズ最終作を意識したものだったのでしょうし
はじめて観た時は「これが最後だな」と思ったものでしたが
このあと一作
続編が作られることになります。

メル・ギブソンが
長い後ろ髪を結い
短髪になったような姿を見せるシーンがありますが
これがとても似合っています。
リーサル・シリーズのリッグスといえば
あの後ろ髪がトレードマークでしょうが
メルには短いほうが似合ってますね。

このシリーズは真っ当なわかりやすいアクション刑事モノだと思うのですが、今回はそれなりにまとまった話ではあるものの事件の首謀者の器が小さい。普通、シリーズものって段々敵役がアップグレードされていくもんなんですが、非常に小物、小悪党の犯罪者の事件でした（しかし、この手の作品観ると、ほんまロス市警ってダメな警察に見えますね。）。

小悪党の事件だからといってアクションがもひとつなわけじゃないんですが、なんとなく大立ち回りしている割には、犯罪者の方も犯罪に見合わんやろなぁ、と思ってしまいました。ちょっと残念です。なんていうのかなぁ、西部警察とかあんな感じ。市井の犯罪なのに、そんなに火薬使いますか？？っていうツッコミをしたくなる作品です。

まぁ、無難な作品ですので、この手のものが好きな人は観たらいいかなぁ。意外性はまったくないですが・・・

１、２と見て面白かったので、３も借りました。
初めての視聴で、感想を書きます。


痛快！刑事コンビアクション物。
目玉　のようなモノは少ないが、手堅くまとめて心地よい出来。
「見たものがないなあ、、。」と迷った時など借りれば、まあ、間違いない。
「つまらないわ。」と思う人は、僅かでしょう。

でも、前作を見ていないと　？？？　と感じるシーンも多々あると思うので、
復習してから見た方が、より楽しめる気がします。
（私も、若干忘れていた事とかあったので、後でニヤっと気が付いたりした）

リッグスの無軌道ぶりが、少々鼻につく　ようにはなったけど。
（いくらなんでも、爆破処理班が来る前に、あんな無茶しないわ、、
クレージーなんてもんじゃない）
女刑事とできてしまって、最愛の人っぽくなってしまったのも　？
マータフは、相変わらずいい味出してたと思います。

手堅く面白すぎて、物足りない気もしてしまった、、。
贅沢な要求かな。

水準以上の刑事物には違いありません。
見るべし。

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ちっこくて、声が高くて、しゃべりすぎて、ちょこまかした感じが、かなりかわいいです。
それとは裏腹に、裏社会の情報通です。
前作で、護衛をされて仲良くなって、それでも一生懸命というか、なんか頑張っているのが憎めない。

ただかすっただけで、大げさに痛がっていて、その日に帰宅できるのに、
「ダムダム弾」なんて創作に引っかかり、ワケの分からない検査まで受ける羽目になって。
かわいそうだけど、彼の存在がものすごく楽しませてくれる。

そして意味もなく腕を吊っていて、でも役立たずであったのも、かなりおかしかった。

ＣＧがほとんど使われていなかったので、これくらいの迫力でも、まずまず満足。

中盤、恋愛などがからんで事件はあまり起こらず、ちょっとたるみます。
前作までに比べると、全体的にちょっとハラハラが減りましたが、ビルの爆破シーンが見どころ。
エンドロールの最後もお見逃しなく。