マダガスカル２

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「マダガスカル」だ〜い好き！！
前作よりさらにスケールアップして帰ってきました。

ニューヨーク帰還をめざすアレックス、マーティ、グロリア、メルマンの４頭は、ペンギン軍団の飛行機でマダガスカルを脱出するが、アフリカに不時着。そこでアレックスは実の両親に再会！という出来すぎたお話。
しかし、これがディズニーの「ライオン・キング」のパロディみたいになっていておもしろい。そこにグロリアとメルマンの異種間恋愛（？）や、アレックスとマーティの友情話も絡めています。ペンギン軍団の悪党ぶりもスケールアップしていて、楽しめます。

主役の４頭の声は前作と同じ俳優が担当。
中でもシマウマのマーティ役のクリス・ロックが、何千頭のものシマウマの声をやっているのは圧巻。そしてシマウマたちの顔がみんなクリス・ロックそっくりなんだよね〜（笑）。
相変わらずサイコーなのが、キング・ジュリアンのサシャ・バロン・コーエン。日本語吹き替えはお笑い芸人がやっていますが、雲泥の差です。

アレックス（ベン・スティラー）とグロリア（ジェイダ・ピンケット・スミス）の幼少時代の声を、実の息子、娘がやっていたり、今は亡きバーニー・マックが王国の覇権を狙うズーバの声を担当してるのも要チェックです。

最近この手のアニメーションものは、字幕での上映が減って残念に思っています。３Ｄが普及すると、ますます字幕での上映は減ってしまうのでしょう。
この作品も仕方なく吹き替え版で鑑賞したのですが、全く乗れずに終わってしまい、オリジナルが聞きたくてレンタルしました。
日本語吹き替えの俳優さんたちも、頑張ってると思いますよ。
でもね、「break the leg」という言い回しを、「足を折れ」って直訳したせりふにして何になるんでしょう？もっと大胆にせりふをかえてもいいのでは？

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　マダガスカルからニューヨークに帰還するために飛行機で飛び立ったけど、墜落してアフリカの大地で冒険する話。

　いきなり動物たちが飛行機に乗り込んでそれを操縦して飛び立つという荒唐無稽っぷりが全開でした。特に前作にもいたおばあちゃんが大活躍で大暴れする姿が面白かったです。それぞれのキャラクターたちの掘り下げが深くなっていて、そのキャラクターたちを楽しむ作品でした。

　ただ前作にあった肉食動物と草食動物の関係性の答えとか一切忘れ去られてしまったのが残念でした。それになぜか魚だけ命の扱いが雑だったりするのが謎でした。それにたくさんのキャラクターたちが同時進行でワラワラ動き回るので画面がうるさく感じてしまいました。

これは前作に続いて大いに笑わせてもらいました。
中３で受験モードに突入してる長男もバカ笑いしてリラックス。
夏の暑さも吹き飛ぶ？ような楽しさです。

主役の４匹に加え、ペンギンたちやサルたちのキャラが
しっかり立っているのがやはりいいですね。
ペンギンたちが小さな身体でやることデッカイのも
ありえないけど笑えていいんです。
あ、あの強いばあちゃんも忘れてはいけませんね。

玉木宏の声が好き♪っていうのもあって
この作品は私は断然吹き替え派です。
本職ではない俳優を声優に使った作品の中では
突出したレベルの高さだと思うのですが・・・
前作ではデブかばのグロリアに高島礼子？？と思っていたのですが
今作では高島礼子の吹っ切れたようなはじけっぷりも良かったです。

１作品目はDVDを購入しました。
１作品目に比べると面白みが欠けるのかな？
まぁ〜２作品目もそれなりに面白い事は面白いですが。
子供達はすごく楽しんで観てました。

私は、どうしてもあのノリノリの音楽を聞くと
クラブ時代を思い出しますが・・・（笑）

日本語での「踊るの好き、好き♪」を子供たちが口づさんでいて
ついワタシも・・・って感じのノリのいい作品です！！

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意外と出来映えのいい続編だった。同じ続編でも、『アイスエイジ２』なんかと較べると、はるかに“大人”の作りだ。正直なところ、感心してしまった。

ドリームワークスのＣＧアニメは、少しづつ質がよくなっているように思う。動画や背景の描き込みは勿論のこと、ストーリー展開も、一時期に較べたら格段に“質”が高い。事業部門として人材の強化でも図られたのだろうか。(笑) 理由はどうあれ、観客としては歓迎すべきことである。

主要なキャラクタは前作と変わらない。ライオンとシマウマとキリンとカバ。新たに加わったのは、アレックスの両親と“サヴィバルばあちゃん”くらいか。――いや、王座を狙う狡猾なライオンもいたな。(笑) 何か『ライオンキング』みたいな配役だが、もしかしたら、パロディやオマージュの意味合いでもあるのかも知れない。

何しろ挿入される音楽が、名作映画のテーマ曲をアレンジしたもの。前作もそうだったが、今回は使い方のサジ加減が絶妙に上手くなっている。控えめで、気づくか気づかないかくらいに短い。だから、気づくとニヤリとしてしまう。映画ファンの心理を逆手に取った上手い演出だと思った。

チンパンジーをグループ分けする時も、“ブルース・リー”チームと“スティーブ・マックィーン”チームときたもんだ。70年代に映画にハマっていた人のツボを心得ている。おそらく、その年代の人が指揮しているんだろうなぁ。そう思える箇所が随所にみられたことも、本作品を好意的にみられた所以だろう。

病的だったキャラクタたちも、おとなしめになっている。ちゃん会話も成り立っているし、イライラさせられることもなかった。個人的にはこのくらいが丁度いい。あまりにぶっ壊れ過ぎて狂騒的なのは、ついて行けない。（歳かな?!） でも、１作目がウケたから本作品が作られたわけだし、ああいうのが面白いと感じる人たちが大勢いるということだろう。不思議だ。

“サヴィバルばあちゃん”と、工業技術に長けたペンギンくんたちが楽しい。
ラストも意外な展開だった。オススメ！

ちなみに、エンドロールで亡くなったバーニー・マック氏への献辞が添えられている。ご冥福を。