ニュームーン／トワイライト・サーガ

これが観たかった。想像通りの大きさと毛並み。
揺れるその毛の色合いが美しい。
不憫であればあるほど増す逞しさと愛おしさ。
それにしても丹精な筋肉のテイラー・ロートナー。にわか作りでないしっかりとした肉体です。
６歳から空手を始め、武道のトーナメントに出場してはよい成績をおさめてきたとのこと。
つくりが違うはずです。
短髪のせいか顔立ちも精悍に。幼さがなくなりました。

ベラの幻影で登場するロバート・パティンソン。
こういう透け感ある現れ方は眉毛同様、体毛も気にならなくてよいです。
エドワードとジェイコブ、満たしてくれるところが違うふたり…だから両方ほしい、頑強に守られたい、
そんな身勝手な願望や発言は初恋情熱に浮かれる十代の特権ですから、いいんです。
愛想笑いしないアンニュイな美少女、クリスティン・スチュワートだからなおのこと。

ジェイコブの痛々しさを満喫してましたが、次第に何だかもの足りなくなってきました。
何が足りないかはすぐわかりました。
歯の浮く台詞が…ない。
でも、そんな物足りなさをさっと忘れさせてもらえるイタリアへの展開。
きちんと交通手段使って移動するところも、旅行気分も満たしてくれます。

芸術の闇の庇護者。ヴァンパイアの掟を執行する王族、ヴォルトーリ。
マイケル・シーンは『アンダーワールド』では狼族の長、ルシアンでしたが、
こちらではヴォルトーリ一族の長、アロ。どちろもやりこなせてしまうのがすごい。
でもなんといっても守護官ジェーン演じるダコタ・ファニング。
ジェーンはブラウンのショートカットなんですけど、ダコタシェーンはブロンドのロングヘアをアップ。
でも、文句なしの似合い方です。
もともとある目力にあの化粧。（もう少しアンダーラインを濃厚にしてほしかった）
痛いことしてほしくなります。
同じ壊すにしても”歴史的なもの”が壊されていくのがちょっと快感でした。
しめはエドワード。歯の浮遊すること言い切ってくれました。

『エクリプス』では三角関係炸裂なんでしょうが、ジェイコブのその後を分かっているのでベラのあれこれも許容範囲でしょう。
ラブファンタジーなのでしょうがないですが、闘いのシーンの凄惨さがもっとほしい。
『エクリプス』ではヴィクトリアに期待。レイチェル・レフィブレは赤毛がよく似合う。
まさに残忍な野生猫。大暴れしてほしいです。

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前作の『トワイライト〜初恋〜』はなかなか楽しめたのですよ。
昔懐かしの少女漫画チックな映画で、もどかしくってｗ
ま、ベラとエドワードはもう恋人同士になってるので、
そのようなもどかしさはないんですが、ラブラブモードは全開で始まります。

が、ベラの誕生日会をカレン家でやる事になり、プレゼントをベラが開けた時に
包装紙で指を切ってしまい、その血にジャスパーが反応してしまい…。
まぁ、そこそこ、ここまでは楽しく鑑賞してた訳ですよ。

それがこのままでは彼女の身が危ないと感じたカレン家は街から出て行く。
いやいや、それはおかしくないかい？だってヴィクトリアが残ってんじゃない!!
彼女はベラを狙ってんでしょ？あんたらが街から出ていったらベラは誰が守るのさっ!!
と、思ってたらジェイコブを出す為ねｗ　なるほど。。。

自分の目の前からエドワードが居なくなって、失意のどん底のベラを甲斐甲斐しく
ジェイコブが傍に居てあげるんですが、もうここからが私のイライラが募るのです。
ベラがねぇ〜。どうも私の嫌いなタイプの女にどんどんなっていくのですよ。
本命の大好きな彼がいるんだけど、彼とは会えない。だって別れちゃったから。
でも大好きなの。寂しくって寂しくって…。ジェイコブ、私を慰めて…。な感じ。
ジェイコブはベラが好きだもの。寄って来てくれれば嬉しいでしょうとも。
ベラの満更でもない顔を見てれば、アタックあるのみ!!って思うわよっ!!

と、まぁ〜後は、私のほぼイライラばっかりが募るストーリーになっていくのです。
どうも1人の女を複数の男で奪い合う!!みたいな話は嫌いなので
全くこの映画を楽しめなかったのです。ベラ役の子、可愛いのになぁ〜(-_-;)

ダコタ・ファニングがちょっと大人になって登場にはビックリしました。が、
それぐらいかな〜ｗ　普通に観れはしましたが。また続きがあるらしい終わり方なので
観はしますが、【もう、ちゃっちゃと噛んじゃってよっ!!】と思っておる私ですｗ

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トワイライト〜初恋」の続編。
前作でちっとも心が躍らなかったにもかかわらず、懲りずに見てしまいました（ただだったからね。）

前作では、プロムのラブラブ状態で終わったエドワード（ロバート・パティンソン）とベラ（クリスティン・スチュワート）ですが、続編も出だしはラブラブのふたり。
エドワードはベラの誕生パーティを企画し、自宅に招待するが、そこである出来事が。


バンパイアの自分たちとベラとは、やはり上手くいかないことを悟ったエドワード（そんなこと、もっと早く気づけよ！）は、ベラに一方的に別れを告げて、遠くに去ってしまう。

失意のどん底のベラは、エドワードの幻覚を見たくて、進んで自らを危険にさらすのだった。
一方、ベラの幼なじみのジェイコブはベラに好意を示すが、なにを隠そうジェイコブはバンパイア族と敵対する狼族の末裔なのだった。

バンパイアと狼族、ふたりの間で揺れるベラ・・・・とますますティーンの妄想度がアップしてゆくストーリー展開です。
パティンソンの白塗り度が、若干前作より低くなったように思いましたが、相変わらず心惹かれない男です。ジェイコブの方がよっぽど素敵。（ジェイコブ役の彼は、「バレンタインデー」にも出てましたね。）

ベラが死んだと誤解したエドワードは、自分も死ぬためにイタリアへ。
そしてそれを追ってベラもイタリアへ・・・というあっけにとられる展開。
バンパイアの本拠地ってイタリアなんでしょうか？

エドワードは他人の心が読めるという特殊能力を持っているのだけれど、なぜかベラの心だけは読めない。
そしてイタリアで会ったほかのバンパイアたち（ダコタ・ファニングが白塗りで登場）の特殊能力もなぜかベラには通用しない。べラよ、あんたは一体なにもの？？

エドワードが甘い言葉をささやいたり、キスをしそうになったり、たぶんティーンが胸をときめかすであろうところで、ベラがいつも小さく「ハァ・・・」とあえぐような声を出すのが笑えます。
そしてラストのエドワードの言葉。おばさんはあっけにとられました（笑）。

前作とは監督が変わっていますが、作品のトーンはあまり変わっていないような気がしました。
今回の監督は「ライラの冒険」が散々な評判だったクリス・ワイツ。
ジェイコブが狼に変身するシーンが、「ライラの冒険」のクマのシーンに見えました。

エドワードにフラれたベラが悩むシーンが延々と一時間ぐだぐだと続くのに参りました

前作で布石を張っておいたライカンが登場
ライカンのほうが迫力あります
最大の秘密はすぐにライカン自らベラに明かしてしまうのが、あっけなさすぎると思いました

ベラもエドワードもぐだぐだしながら結局最後のエドワードの告白が興ざめです

中学生レベルのラブストーリーで薄っぺらい感じがしました

一番の謎はベラの存在そのもので、ヴァンパイアの特殊能力が通じないベラは何者なんでしょうか？

三作目が11月公開みたいですが、ＤＶＤが出るまで特に見たいとも思えない2作品でした。

一作目は期待せず見たら、思ったより良くて感動したので二作目は期待して見たけど、期待通り良かったです。全然予告を見ていなかったので展開には色々驚きました。

最初のほうのお別れのシーンはボロボロ泣いてしまいました。その後のベラの落ち込みようがすごく切なかったです。ジェイコブは一話目と違いすごく重要な役どころで驚きました。まさか、狼男とバンパイアとの三角関係なんて・・・。ジェイコブのベラを思うひたむきな一途な思いもすごく伝わってきてジーンとしました。エドワードと全く、見た目も違うタイプだけど、ベラを思う気持ちはどちらも素敵でした。ベラは前回も綺麗だなと思いましたが、ますます大人ぽくなり美しかったです。ただ狼男って日本では満月の時しか変身しないと思っていたのですが、外国は違うんだなと思いました。「怪物くん」の見すぎだったのかな（笑）

映像も綺麗で、アクションシーンもラブストーリーもとっても良かったです。続きが楽しみです。映画館に行きたいなと思いました。
女性ならこれだけ素敵な男性に思われる映画に共感を持つ人は多い気がします。