グラン・ブルーの画像・ジャケット写真

グラン・ブルー / ロザンナ・アークェット

全体の平均評価点:(5点満点)

77

全体の平均評価点:

予告編を検索

DVD

Blu-ray

旧作

ジャンル :

「グラン・ブルー」 の解説・あらすじ・ストーリー

DVD

Blu-ray

旧作

解説・ストーリー

88年の夏に公開されたインターナショナル英語版「グレート・ブルー」の50分近く長いフランス語完全オリジナル版。実在のダイバー、ジャック・マイヨールをモデルに、道具を使わずに潜水記録を競うフリー・ダイビングに命を懸ける二人の男の友情と、彼らの間で心揺れる女性との恋を描いたドラマ。「最後の戦い」「サブウェイ」のL・ヴェッソンが贈る青く美しい海への賛歌。2010年8月、「デジタル・レストア・バージョン」にてリバイバル上映。

「グラン・ブルー」 の作品情報

作品情報

製作年:

1988年

製作国:

フランス/イタリア

原題:

LE GRAND BLEU: VERSION LONGUE

「グラン・ブルー」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

関連作品

関連作品

ライヤーゲーム

ラスト・バレット

グッド・ワイフ 彼女の評決 シーズン5

アイオワ ドラッグ&バイオレンス

ユーザーレビュー:77件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

6〜 10件 / 全77件

海の底は怖い。上に戻る理由が見つからないから。 ネタバレ

投稿日:2008/01/28 レビュアー:kazupon

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

道具を使わない「素潜り」で、潜水記録を競い合う二人の男、ジャックとエンゾの物語。
この二人の間にあるのは、友情なのか、尊敬の念なのか、競争心なのか?あるいは、その全部なのか?
青く美しい海も、彼らが潜る深いところでは、ただ暗い海が広がるばかり。
ジャックがイルカと一緒に海を泳ぐシーンは、彼が言うように「海の中を滑る」感覚で、海中から海面を眺めると、ゆらゆらする太陽の光がまるでクラゲのようで、幻想的だった。
まさしくイルカの化身のようなジャックは、誰よりも深く長く潜ることができた。
そんなジャックの記録にエンゾは挑戦するが・・・

かつてジャックの父を連れ去り、今また友人を奪っていった海。
それでもジャックが海に入っていく姿は、海以外に自分の居場所を見つけられないでいるように思える。
恋人のジョアンナの悲痛な叫びも耳に届いているのか、いないのか・・・?
ジョアンナが子供を宿したことを知っても、海に入っていくのは何故なのか?
光の届かない海の底で、彼を待っていたかのように誘うイルカ。
イルカと共に泳ぎ去って行くジャックは、あの後、どうなったのだろう?

彼らの少年時代を思い起こす、冒頭のモノクロのシーン。
私には「光」を湛えた映像が印象に残り、海の青さを感じるよりも、ギリシャの強い陽射しと白い石の家、階段状の道、海底でひかるコインが目に焼きついている。
そして、海に流されていくジャックの父、泣き叫ぶジャック、ジャックの名前を呼び続けるエンゾの声も焼きついてしまった。
この時の事故の経験から、彼らは道具を使わない潜水を選んだのではないだろうか?
エンゾはジャックに、ジャックは海に闘いを挑んでいたように思う。いや、ジャックのは、挑戦と言うよりも、海に溶け込もうとしていたのかも知れない。
あたかも彼自身がイルカになってしまったように、彼自身が海と同化してしまったかのように。
大人になった彼らが潜る海は、子供時代の「光」が届く海ではなく、暗い深みだった。全てを飲み込むように、大きく口を開けている。

ラストのシーンは、見る人が好きなように想像しても構わないのかも知れない。
私は、ジャックが上に戻る理由を見つけられないまま、海の底に留まったのだと感じている。
そして、遺されたジョアンナは子供を一人で産み育てている。
エンゾがいつか連れてきた女優がやっていたように・・・(あの時の写真の子は、エンゾの子だったのだと思う。)

切ないような、やるせないような、余韻が残る作品。


このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

いい作品?

投稿日:2005/08/28 レビュアー:

はまってる人は、はまってますよね、この作品。
知り合いにあまり映画は観ない人なのに、この
作品のDVDを持ってる人がいて・・観てないの〜?と見下された感じで言われたのでムカつき気味で観てみました。
景色とイルカおたくの映画って感じでしょうか?
感動もせず、話もそんなに面白くないですよね?
絶賛するほどの映画ではないと思います。海や
自然な風景(特にヨーロッパ)が好きな人には
いいんでしょうね。ジャック・マイヨールみたい
な男は好きになったら損をするかも。
時間は長いですね、確かに・・・・。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

主人公は実はイルカだと思って見てください ネタバレ

投稿日:2004/12/04 レビュアー:ケチケチ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

主人公は実はイルカで、何かの間違いで人間の姿になったお伽噺だとでも考えなければ、共感できない映画です。

作者の姿勢も、ニューヨークの描写や人種差別の描写などから読み取れるように、地上世界の否定で、汚れなき海というスタンスです。
海を愛さず潜水の記録だけにこだわるエンゾの結末も、フランス人とアメリカ人の混血という主人公が海に帰っていくのも、作者のスタンスからすれば当然なんでしょうね。全然共感は出来ませんが。

主人公の姿勢は終始一貫しています。彼が愛するものは海。海が家のような存在であって、イルカが家族です。途中のラブロマンスは、ちょっと浮気心が働いてしまっただけのもの。この映画を女性が見れば腹立たしいと思いますよ。

こういうスタンスでも、こういう主人公でも、描き方次第で観客は共感するわけですが、この映画では、主人公の人間描写がまった甘すぎます。主人公がもっと人間として悩み、最後の選択がラストシーンでなければ共感できるものではありません。主人公はイルカの化身だとでも思わない限り、なんてわがままで、なんて自分勝手な人間だとしか思えません。
風景描写とイルカと戯れる描写は評価して、5段階評価は、2。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

音楽と映像によるヒーリング効果の高い作品

投稿日:2002/12/15 レビュアー:usibey

地中海の綺麗な風景にエリック・セラの音楽が重なってヒーリング効果の高い作品だと思います。また、リュック・ベンソン独特のマンガチックなストーリーも楽しめます。CDサントラもお奨めです。

このレビューは気に入りましたか? 6人の会員が気に入ったと投稿しています

今回のレビューは「完全版」なので長めです (*注 自分比) ネタバレ

投稿日:2007/07/18 レビュアー:ひろぼう

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ベッソンの作品群の中で異質な輝きを放っている作品であり、その輝きは、人の心を惑わす妖しい光を放ったものとなっております。

いつもながら画が素晴らしいです。構図・カット割り・色合が完璧で、モノクローム画像の導入場面から、目に見えぬ海の碧さが心に伝わってきます。(すいません、何回も観てるからかな?)
主人公のジャックは、母と幼い頃に別離し、父さえも眼前で亡くしてしまいます。それ故なのか、彼が語るシーンは少なく、いつも微笑んでいる表情だけが記憶に残ります。
イルカを愛し、父を奪った海さえも愛し、人との関わりを積極的に取ろうとはしません。
彼の旧友であり、ライバルのエンゾは、如何にもというくらい、イタリア人として表現されています。家族、なにより「マンマ」を愛しているいる様、ジャックに対する情愛、尊敬・畏怖の念を素直に表せない素振りが、時にコミカルに、時にキュートに画かれています。
彼等の間にアメリカ人のジョアンナが割り込んできます。最初はエンゾが彼女を横取りしようとしてるかに思えるのですが、それはエンゾの茶目っ気、すぐにジャックを応援する素振りを見せ始めます。

ベッソンのスタイルとして、「生」を追求した表現方法がよく提示されます。
“ニキータ”“レオン”等の作品で、「生」と相反する行為である「暴力・死」といった描写を過剰に映し出すことがありますが、その行為は、生きることの素晴らしさ・大切さを、実感させようとしているものと感じられるのです。
本作には過剰な暴力表現は一切有りません。それは本作が、イルカと人の関係をほのぼのと画きたいのではなく、人が生を求めず死へと帰する姿を画いたものだったからなのです。
ジャックのセリフで海に潜った後に、「地上に帰る理由が見つからない」という件がありますが、それが端的に本作のメッセージを伝えてきます。
彼は父を亡くした時に、既に「死」を見つめていて、それを何と無く察知したエンゾが人の世界に戻そうとしたのですが、そのエンゾも大海に飲み込まれ、引き留めるものが無くなったジャックは自らの望みを果たしてしまうです。
また、ジョアンナはジャックを留められなかったのではなく、彼を愛するが故、彼の意思を充分以上に汲み取って、彼が望むものを思うままに彼に与えてしまったのでしょう。

「人の死」は、昔よりあらゆる表現方法で語られてきています。
それが非常に畏怖するものであるが故、物語の主題として語られると、妖しい光を放って人の心を惹き付けるのでしょうか。

このテーマ、日本映画で多過ぎなんですよ。最近特に。



長くなったついでに。

「ゲド戦記」の私の駄文に1票入れてくれた方ありがとう。
後で読み返してみたら書き足らないこと一杯あった。
「単品の映画」としての批評で“ジブリ”を語る意味ある?
長文疲れる。短文伝わらない。

このレビューは気に入りましたか? 5人の会員が気に入ったと投稿しています

6〜 10件 / 全77件

グラン・ブルー

ユーザーレビュー

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

ユーザーレビュー:77件

海の底は怖い。上に戻る理由が見つからないから。

投稿日

2008/01/28

レビュアー

kazupon

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

道具を使わない「素潜り」で、潜水記録を競い合う二人の男、ジャックとエンゾの物語。
この二人の間にあるのは、友情なのか、尊敬の念なのか、競争心なのか?あるいは、その全部なのか?
青く美しい海も、彼らが潜る深いところでは、ただ暗い海が広がるばかり。
ジャックがイルカと一緒に海を泳ぐシーンは、彼が言うように「海の中を滑る」感覚で、海中から海面を眺めると、ゆらゆらする太陽の光がまるでクラゲのようで、幻想的だった。
まさしくイルカの化身のようなジャックは、誰よりも深く長く潜ることができた。
そんなジャックの記録にエンゾは挑戦するが・・・

かつてジャックの父を連れ去り、今また友人を奪っていった海。
それでもジャックが海に入っていく姿は、海以外に自分の居場所を見つけられないでいるように思える。
恋人のジョアンナの悲痛な叫びも耳に届いているのか、いないのか・・・?
ジョアンナが子供を宿したことを知っても、海に入っていくのは何故なのか?
光の届かない海の底で、彼を待っていたかのように誘うイルカ。
イルカと共に泳ぎ去って行くジャックは、あの後、どうなったのだろう?

彼らの少年時代を思い起こす、冒頭のモノクロのシーン。
私には「光」を湛えた映像が印象に残り、海の青さを感じるよりも、ギリシャの強い陽射しと白い石の家、階段状の道、海底でひかるコインが目に焼きついている。
そして、海に流されていくジャックの父、泣き叫ぶジャック、ジャックの名前を呼び続けるエンゾの声も焼きついてしまった。
この時の事故の経験から、彼らは道具を使わない潜水を選んだのではないだろうか?
エンゾはジャックに、ジャックは海に闘いを挑んでいたように思う。いや、ジャックのは、挑戦と言うよりも、海に溶け込もうとしていたのかも知れない。
あたかも彼自身がイルカになってしまったように、彼自身が海と同化してしまったかのように。
大人になった彼らが潜る海は、子供時代の「光」が届く海ではなく、暗い深みだった。全てを飲み込むように、大きく口を開けている。

ラストのシーンは、見る人が好きなように想像しても構わないのかも知れない。
私は、ジャックが上に戻る理由を見つけられないまま、海の底に留まったのだと感じている。
そして、遺されたジョアンナは子供を一人で産み育てている。
エンゾがいつか連れてきた女優がやっていたように・・・(あの時の写真の子は、エンゾの子だったのだと思う。)

切ないような、やるせないような、余韻が残る作品。


いい作品?

投稿日

2005/08/28

レビュアー

はまってる人は、はまってますよね、この作品。
知り合いにあまり映画は観ない人なのに、この
作品のDVDを持ってる人がいて・・観てないの〜?と見下された感じで言われたのでムカつき気味で観てみました。
景色とイルカおたくの映画って感じでしょうか?
感動もせず、話もそんなに面白くないですよね?
絶賛するほどの映画ではないと思います。海や
自然な風景(特にヨーロッパ)が好きな人には
いいんでしょうね。ジャック・マイヨールみたい
な男は好きになったら損をするかも。
時間は長いですね、確かに・・・・。

主人公は実はイルカだと思って見てください

投稿日

2004/12/04

レビュアー

ケチケチ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

主人公は実はイルカで、何かの間違いで人間の姿になったお伽噺だとでも考えなければ、共感できない映画です。

作者の姿勢も、ニューヨークの描写や人種差別の描写などから読み取れるように、地上世界の否定で、汚れなき海というスタンスです。
海を愛さず潜水の記録だけにこだわるエンゾの結末も、フランス人とアメリカ人の混血という主人公が海に帰っていくのも、作者のスタンスからすれば当然なんでしょうね。全然共感は出来ませんが。

主人公の姿勢は終始一貫しています。彼が愛するものは海。海が家のような存在であって、イルカが家族です。途中のラブロマンスは、ちょっと浮気心が働いてしまっただけのもの。この映画を女性が見れば腹立たしいと思いますよ。

こういうスタンスでも、こういう主人公でも、描き方次第で観客は共感するわけですが、この映画では、主人公の人間描写がまった甘すぎます。主人公がもっと人間として悩み、最後の選択がラストシーンでなければ共感できるものではありません。主人公はイルカの化身だとでも思わない限り、なんてわがままで、なんて自分勝手な人間だとしか思えません。
風景描写とイルカと戯れる描写は評価して、5段階評価は、2。

音楽と映像によるヒーリング効果の高い作品

投稿日

2002/12/15

レビュアー

usibey

地中海の綺麗な風景にエリック・セラの音楽が重なってヒーリング効果の高い作品だと思います。また、リュック・ベンソン独特のマンガチックなストーリーも楽しめます。CDサントラもお奨めです。

今回のレビューは「完全版」なので長めです (*注 自分比)

投稿日

2007/07/18

レビュアー

ひろぼう

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

ベッソンの作品群の中で異質な輝きを放っている作品であり、その輝きは、人の心を惑わす妖しい光を放ったものとなっております。

いつもながら画が素晴らしいです。構図・カット割り・色合が完璧で、モノクローム画像の導入場面から、目に見えぬ海の碧さが心に伝わってきます。(すいません、何回も観てるからかな?)
主人公のジャックは、母と幼い頃に別離し、父さえも眼前で亡くしてしまいます。それ故なのか、彼が語るシーンは少なく、いつも微笑んでいる表情だけが記憶に残ります。
イルカを愛し、父を奪った海さえも愛し、人との関わりを積極的に取ろうとはしません。
彼の旧友であり、ライバルのエンゾは、如何にもというくらい、イタリア人として表現されています。家族、なにより「マンマ」を愛しているいる様、ジャックに対する情愛、尊敬・畏怖の念を素直に表せない素振りが、時にコミカルに、時にキュートに画かれています。
彼等の間にアメリカ人のジョアンナが割り込んできます。最初はエンゾが彼女を横取りしようとしてるかに思えるのですが、それはエンゾの茶目っ気、すぐにジャックを応援する素振りを見せ始めます。

ベッソンのスタイルとして、「生」を追求した表現方法がよく提示されます。
“ニキータ”“レオン”等の作品で、「生」と相反する行為である「暴力・死」といった描写を過剰に映し出すことがありますが、その行為は、生きることの素晴らしさ・大切さを、実感させようとしているものと感じられるのです。
本作には過剰な暴力表現は一切有りません。それは本作が、イルカと人の関係をほのぼのと画きたいのではなく、人が生を求めず死へと帰する姿を画いたものだったからなのです。
ジャックのセリフで海に潜った後に、「地上に帰る理由が見つからない」という件がありますが、それが端的に本作のメッセージを伝えてきます。
彼は父を亡くした時に、既に「死」を見つめていて、それを何と無く察知したエンゾが人の世界に戻そうとしたのですが、そのエンゾも大海に飲み込まれ、引き留めるものが無くなったジャックは自らの望みを果たしてしまうです。
また、ジョアンナはジャックを留められなかったのではなく、彼を愛するが故、彼の意思を充分以上に汲み取って、彼が望むものを思うままに彼に与えてしまったのでしょう。

「人の死」は、昔よりあらゆる表現方法で語られてきています。
それが非常に畏怖するものであるが故、物語の主題として語られると、妖しい光を放って人の心を惹き付けるのでしょうか。

このテーマ、日本映画で多過ぎなんですよ。最近特に。



長くなったついでに。

「ゲド戦記」の私の駄文に1票入れてくれた方ありがとう。
後で読み返してみたら書き足らないこと一杯あった。
「単品の映画」としての批評で“ジブリ”を語る意味ある?
長文疲れる。短文伝わらない。

6〜 10件 / 全77件