ブラザーサンタ

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クリスマスどころか、もう二月ですが。サンタクロースものです。
子供向けというより、兄弟愛・家族愛をテーマにしてるから、大人が見ても楽しめるかも。レイチェル・ワイズとか、キャシー・ベイツとか、ケヴィン・スペイシーとか。無駄に豪華キャストだったりする。
親の愛が弟に集中し、ひねくれてしまった兄フレッド。そのせいか弟はますます聖人化し、大人になったら本物のサンタクロースになっちゃいました。おかげで家族は永遠に年を取らないという恩恵にあずかることに。で、現代までフレッドは弟や家族と距離を置いて暮らしていました。
が。募金詐欺を働いたせいで留置場に入れられた兄。保釈金を弟に用立ててもらうのだが、その代わりに北極のプレゼント工場で働くことに。
しかし、コストパフォーマンスの悪さから、工場は閉鎖の危機に陥っており、タイミングの悪いことにフレッドが好き放題してるところに監査が入っちゃうのよね。そいつがまたひねくれた悪いやつなのよ。
もちろん最終的には全ての問題は解決するんだけど。エルフの切ない恋心とか。悪人もしまいにゃいい人になるし。
クリスマスの朝の、子供たちがプレゼントを受け取った光景を見守るエルフたちの姿は何だか感動的（笑）。
でも、やっぱしクリスマスシーズンに見とけばよかったな。

こんなコメディなので、気軽に気楽に見始めたんですが、結構テーマが深いのです。

やさしい弟と比べられて、ついにぐれちゃう兄。
子育ての難しさを、ついわが身に重ねてしまいます。
やっぱり比べられたらいやだよね。

そして、そんな兄が伝えたいのは、悪い子はいないということ。

お兄ちゃんがそういったとき、私も一緒になって「そうだよ！そうだよ！」と言ってました。
利用もなく悪い子なんていないと信じてます。

結構じ〜んときます。地味に。

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出来すぎた弟を持ったために、親からも愛情を受けずに育ち、ひねくれてしまったフレッド。
成長して弟ニコラスはサンタクロースになるが、兄のフレッドとは絶縁状態。

毎年必ず作られるクリスマスもののひとつですが、悪くないと思います。個人的にはウィル・フェレルの「エルフ」の方が断然好きですが。

しかしこのキャストの豪華さには驚きました。
ひねくれた兄のフレッドにヴィンス・ボーン。
サンタクロースの弟ポール・ジアマッティは、クッキーの食べすぎと過度のストレスで激太り状態。

そしてこのふたりの母親がキャシー・ベイツ。「ベイツの出産シーン」という驚愕のシーンがオープニング。なんだか見てはいけないものをみてしまったような気分。

フレッドの恋人ワンダにレイチェル・ワイズ。こんな映画に出てる暇があるのなら、なんで「ハムナプトラ３」に出てあげないの？？おかげで酷いことになってしまったのに、あの映画。
そしてこのワンダに言い寄る男に、「グレイズ・アナトミー」のデニーことジェフリー・ディーン・モーガン。ちょっとしか出てきませんよ！でもなかなか素敵です。

そしてびっくりしたのが、サンタを監視する能率向上委員ケビン・スペイシー！後ろ姿を拝見すると、後頭部がますますさびしくおなりです。「スーパーマン・リターンズ」以来すっかり悪役が板についてるなあ〜と思っていると、なんと最後にスーパーマンのマントまで着るというサービスぶり。この能率向上委員には、「世界で最も悪い子」だったという過去があったのよね〜。

あと、爆笑してしまったのが、フレッドが出席する「ブラザーコンプレックスを克服する会」。
ビル・クリントンの弟だの、アレック・ボールドウィンの弟だのが登場するのには笑ってしまいました。出来すぎた兄弟を持つと辛いよね。

「悪い子なんてひとりもいない。みんないい子。」というのにはちょっと泣かされました。

１２月になると、クリスマス・ムードになっていきます。

その気持ちを後押しするような映画ですが、これが、なかなか深いんです。

出来のいい兄弟や姉妹をもつと、どうしても比べられてしまいます。

その気持ちを代弁してくれています。共感できる方も多いのでは？？

まさに、これを表現しているのがありました！！

『大きな木の陰で育った木は、必死に日の光を浴びようとするから

不格好に曲がってる。大きな木を少し切れば、陰の木も強くなるのに・・』

まさしく、人生は自分で切り開かなければならないって事。

そんな弱気な方に、おススメな映画です。

クリスマスに観て良かったです☆素敵な映画でした！心が温かくなりました。

優秀な弟はサンタクロースになり、兄はダメ人間！北極のメインストリートに行ってから、メルヘンな世界になります☆凄く可愛くて素敵な町です。
個人的には、ソリがとても良かったです！あのスピード感は観ていて気持ちが良かったです！

ストーリーはありがちで、いわゆる弟が優秀で、兄がスネタ・パターンです！兄弟って片方が優秀だと、もう一人はグレがちな気がします(-“-)
兄弟がいる人は共感できると思います。少しのズレから物事は始まることが多くて、心を閉ざした瞬間に、何も改善しなくなる。

でも、それも無駄じゃない！痛みを知っている人は、人の痛みも解る。悪い子は居ない！皆がプレゼントをもらう権利があると考えられた兄こそサンタにふさわしいと思ってしまいました☆
良い子・悪い子と決めてプレゼントをあげないなんて確かにおかしいと思ってしまいます。お蔭で、全員がプレゼントをもらえるようになった☆

「不幸を人のせいにするな。自分で人生を切り開いて行け」って、きっと自分にも言い聞かせていた言葉だと思う。兄が少しずつ変わっていく過程が良かったです！
少し自分が変われば人生は、良くなっていくってことが言いたいのかも知れません。

凄く感動できハッピーな気持ちになりました。大人も楽しめる作品だと思います☆
エンディングの歌も♪数局あり♪クリスマス気分が味わえて良かったです♪