ハムナプトラ２／黄金のピラミッド

この続編の出来は本っ当ーに悲しかったです。
前作とは天と地ほどの差。
1作目はホントに面白かったのに・・なんでこんな風になっちゃうのか・・。
1作目もいろんな要素が盛りだくさんだったけど、
それぞれのバランスがちょうど良かった。
それに比べてこっちは・・もーバラッバラのぐっちゃぐちゃ。
詰め込み過ぎて自爆してます。
なーんか設定も前世がどったらこったらって何？？こじつけがましーい。
それにCGの技術とか退化してません？
すごくちゃっちくなったように見えたんですけど・・
ミイラのイムホテップなんて前作と違いすぎて、もー興ザメだし
スコーピオン・キングのCGに至ってはもうヒド過ぎて笑えるー。
ザ・ロックは映像を見て何とも思わなかったのかなぁ？？

期待してた笑いの質も完璧に落ちました。やっぱりベニーがいないとダメだこりゃ。
いっそのことベニーも蘇ったら面白かったかも。

スピン・オフの映画【スコーピオン・キング】のほうがよっぽど
面白かったです。

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他の人もレビューに書いていたが、レイチェル・ワイズに輝きがなくなったのが、この作品の一番の欠点だ。何しろ主演女優なのだから、その瞳から表情が失われては作品として成立しない。残念なことだ。

それでも前半は面白く見せてくれる。Ｓ．ソマーズ監督の本領発揮だ。脚本の出来はイマイチだが、何しろ編集のテンポがいい。画の構図も悪くない。多少難のあるＣＧでも見せ切ってしまうスピード感がある。
ところが、物語りがロンドンを出たところで映画の質が落ちる。ＣＧの仕上がりも、目に見えて悪くなる。ナイル川の水が飛行船を襲うシーンなんて目を覆いたくなる劣悪さだ。役者の演技も酷い。誰か別の人間が監督したんじゃないかと疑いたくなるような出来映えだ。

これがアムシェアに入ると若干もち直す。ユニバーサルスタジオの資産が活きたわけだが、それも束の間、ピラミッドに辿り着いた途端、全てが破綻する。物語りもＣＧも役者の演技も最低だ。特に美術はシロートが担当したのではないかと思えるようなセンスの無さ。スコーピオンキングの彫像が幾度となく出て来るけど、私には“カニ道楽”の看板にしか見えなかった。

全編を通して言えることは“粗雑さ”だ。あきらかに練り込みが足りない。脚本もカメラワークも演技指導も、全ての面に於いて。最後に出て来るスコーピオンキングなんて、アニマティクス（デジタル絵コンテ）のレベルだ。本編に入れて観客に見せていい状態とは、とてもじゃないが言えない。

ユニバーサル映画の品のなさが全面に出てしまったような映画だ。この会社の続編は、製作を急ぎ過ぎるからか、たいてい酷い。ガっついてんだ。
よほどヒマでない限りオススメ出来かねます、はい。１作目のオマケとしてならいいかもね。

前作よりレイチェルが可愛く（綺麗）になっています。

最初の方のシーンでアレックスが柱をドミノ倒しで
一周させるところは、母親ゆずりですね。自作のパロ。

内容は、再度蘇ったイムホテップがさらなるパワーアップを
求め、スコーピオン・キングを倒すため、黄金のピラミッドの
場所をさがす。そのために、リック達が見つけたブレスレッドを

息子のアレックスごと強奪　というところですかね。

今回の作品もＳＦＸがふんだんに盛り込まれております。
おいら的にはピグミー達が好きですね。

さて、最後の方に出てきた『スコーピオン・キング』ですが、
そのままのタイトルでＤＶＤありますので、ぜひそちらも。

おすすめです。

ＴＶで録画してたらいきなり最後付近で別番組がかぶってやんの（笑）
娯楽だね。
それ以上言いようがない（ストーリー延々書かかんでもええがな笑）

まず1作目と『スコーピオン・キング』を見ていない人は、先に『１』〜『スコピー』の順で両方見てから鑑賞するといいですよ。もちろん見ていなくても充分楽しめますし、また逆にこれを見た後に1作目と『スコーピオン・キング』を振り返るのもいいかも。今作と前作(現在と過去)がリンクしているところがあります。でもソレがために矛盾が生じてしまいますが、こういう映画ではご愛嬌としておきましょう。それから、今作はアクション中心となってます。『インディー・ジョーンズ』を意識した前作では古代文明の謎解きもありましたが、ソレの割合が少なくなり、とにかく次から次へと冒険につぐ冒険の連続です。クライマックス辺りのソレは個人的にはお腹満腹状態で食傷気味でしたが、まあこういう映画をテーマパークのアトラクションと同じ向きで考えれば楽しさ一杯のアクション.アドヴェンチャーとして申し分ないのではないでしょうか。

それにしても　ロック様　御痛わしや。