目には目、歯には歯

冒頭からスタイリッシュでクールな雰囲気が、漂うテンポの良い作品でしたね♪ハン・ソッキュのロマンスグレーな渋くてちょっと危ない感じのちょいワル刑事と、チャ・スンウォンの憂いを含んだ、知能派でクールな犯人との駆け引きや、やりとりは、なかなか見応えがあった…

この手の完全犯罪が描かれる作品では、その「仕掛けのアイデアとテンポの良さ」が重要だが…上手くまとめられている。韓国映画にしては珍しく？…血生臭度は抑え気味でこれもまた良かった…人によっては十分エグイか…(^-^)

脇役含め演技派揃いで、完成度の高い作品…ハリウッドがリメイクしたがるんじゃないでしょうか…？個人的にはラストがちょっと「蛇足だった」かな…「取調室で終了」していたほうが…より「スカッとした終わり方」になったと思うんだけどね…(^○^)

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　残念ながら面白いとは思えない。迫力に欠ける。緊迫感がない。いつもの韓国映画らしくない。チェイサーのような、ハラハラドキドキがない。
　ハンソッキュは、やはり島田しんすけだと思う。期待しただけに残念。

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アン・ヒョンミン(チャ・スンウォン)のカッコ良さ！
細身のブラックスーツに身を包んだチャ・スンウォンさんに目が釘付けになりました。(後ろ姿だけで惚れる)
この映画のアン・ヒョンミンがメチャクチャいいです。

今までチャ・スンウォンさんといえばあまり・・・だったのですが
『シティーホール』のグクといい、二の線を全面に出してそれが当たってますよね。

１８億ウォンを乗せた現金輸送車が強奪される事件が起きます。
刑事を辞めようと辞表をだそうとしていたペク・ソンチャン刑事(ハン・ソッキュ)は犯人が自分の名を語り、堂々と車ごと盗むという大胆な犯行だと知り、事件を担当する事になります。
相次いで、今度は金塊６００キロも盗まれるという事件が起こり、
ターゲットとなったのはかつてペク刑事が検挙できなかったキム・ヒョンテ(ソン・ヨンチャン)の金であるとわかります。

悉く煙に巻かれる警察。
ヒョンミン一味のスマートな盗みのテク。
なぜ、ヒョンミンがキム・ヒョンテを狙うのか、そしてなぜペク刑事の名を語るのか、またペク刑事を選んだ理由がだんだん明らかになっていきます。

ただの強盗犯ではない、彼らの人間ドラマもあり
アン・ヒョンミンの男気や情け深さにも、仲間同士の絆にもちょっとジーンとなりながら、最後までなかなか面白かったです。

ソンチャンとヒョンミンの芽生え始める友情も見逃せないのです。
してやられた！とあなたもきっと最後はニンマリ・・・
髪を白く染め、少々狂気地味ているハン・ソッキュさんにも圧倒されます。

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　新作ドラマ「シティーホール」でその存在感を遺憾なく発揮した「チャ・スンウォン」ですが、年々その実力は高まるばかりのようです。この方は、二枚目も三枚目もやれるところがスゴイ。本作では、二枚目路線です。
　抜群にキレる男の役で、ロマンスグレーのやり手刑事「ハン・ソッキュ」を食うくらいカッコいいので、私はキャーキャー喜んで見ました。
ただ、本来は全く軽い映画ではなくて、テンポのよい「やるか、やられるか」緊迫感たっぷりのクライムアクション。
もちろん、サランヘさんのおっしゃってますが、「ハン・ソッキュ」ファンにも、その復活ぶりが嬉しいと思います。

　脇役では、映画「黒い家」「チェイサー」ドラマ「花咲く春には」で刑事ばかりやっていた「チョン・インギ」が今回は追われる立場。（ちなみに「風の絵師」ではクセモノ「ホン・グギョン」でした、、）
また、ホームドラマ「憎くても可愛くても」の主人公ベコを演じた「キム・ジソク」も犯人のグループで、また主人公ベコの母だった誰もが知ってるお母さん女優「キム・ヘスク」もチラっと出てきますよ。

　

タイトルの割りに、そんなに激しいやりとりもなく、
なにかあるか？なにかあるか？
と思っているうちに終わった感じです。

メリハリを感じず、全体的にもっさりしており、
観る側を無視した一人よがりな展開に感じました。

私は残念ながら面白さを感じることが出来ませんでした。