明成皇后

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明成皇后の初めての懐妊は流産に終ります。

永保堂イ尚宮は、完和君を連れて中宮殿に。
完和君を可愛がる王妃に「前回の流産は大院君の朝鮮人参が原因」と言い、「王妃に嫡子が授かるように」と薬を差し出します。
永保堂の手を取り、涙を流して「お互い助けあいましょう」と言う
王妃。
永保堂の本心を見抜いた上の明成皇后の本当の怖さは、まだまだ序盤。

完和君を嫡子と認めることを急ぐ大院君に、高宗はちょっと不満で
承諾しません。
その間に、高宗や大王大妃、大院君らに自分の立場が揺らがないように従順な良い王妃を見せて確約を取り付けていく明成皇后。

そして大院君をつまずかせ、転ばせるような「王妃２度目の懐妊」
が判明します。

今度は無事に出産できるのでしょうか？

それにしても回想シーンで度々、ムン・グニョン時代の王妃が出て来ますが、目で演技できるムン・グニョンちゃん、恐るべし。

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大院君が「永保堂の子を嫡子に」発言が波紋を呼びます。

大院君夫人はハンガースト。

有頂天の永保堂に、大院君の赤ん坊への言葉。「中宮が大切に育ててくれるから」出産と養育は別問題だと冷水を浴びせる言葉

王は「中宮が可哀想だ」と明成皇后に涙ながらに３年間のひどい仕打ちを詫び、睦まじい仲になります。

予想外の事態に大院君は「３年以内に正室が王子を産まなかったら」と条件を変えます。

そして王と明成皇后に「私は臣下なので助けて」と頭を下げます。

言われた意味のわからない国王に対して明成皇后は易しく説明するのですが、これでは明成皇后が夫に対して垂廉聴政しているようなもの。何だか火種の予感．．．

また、景福宮への引越し前に大院君は、敵勢力の排除に動きます。

一つは三婆扱いの大王大妃らを昌徳宮に残すこと。

更には、６０年間も朝廷を牛耳り、富を築いた安東キム氏勢力の排除を狙い、病床のキム・ハオクの耳元で「死んでしまえ」と。

そして、不正の温床となっていた書院と呼ばれる儒学の場を閉鎖し
両班の税を免除を廃止します。怒り心頭の大王大妃。
どうするんでしょうね？

イミヨンさんって、不思議な女優さんですね。
本国では若手の女優さん達からの中でも尊敬と憧れを持たれている女優さんだと聞き、うなづきました。
もともと、朝鮮王朝最後の皇后として有名な明成皇后ですから個人的にも興味がありましたので、チャンヒビンを始め３大悪女を主人公にした数々のドラマに手をつけながら、ここはやはり正統な王妃を描いたドラマを見なければと他をお休みしたまま、こちらに変更したのですが、しかしこれも長い。一日１話仮に観れても軽く２ヶ月はかかるのですから、この冬私は韓ドラ大河は明成皇后に決まり！と腹をくくりながら（大袈裟ながら）観続けてます。
非常に聡明な皇后様だったようで、ミヨンさんの長いけど含蓄のある台詞には、
うーん、と心にずっしり響き、引き込まれております。
お嫁入りした数年間は、まだ少年だった王様が年上の女官の李尚宮にお熱だったことから、もともと読書好きな少女が（ムングニョンちゃんかわいい）幼いままお嫁に入りながらも、まったく王様が訪れてくれないため、書物が淋しさを紛らすことができたのでしょう、ひたすら読書の時間を過ごされていたようで、その書物から得た知識や知恵と、持ち前の賢さから、後に政治に介入していくことで王の実父との権力闘争など、様々な歴史的事件が起こるのですが、しかし、まだまだこの時代は、どんなに賢く能力があっても世継ぎを生まなければ王妃としては認められなかったことなどを考えると、実に悲しい時代だったのだなと思います。
で、王様は幼い少年なのに、その王が夢中になる女官さんがこれまた私にとっては偶然続きでして、このドラマを観る前に笑わせてもらった、江南ママの教育戦争では、
主人公のシングルマザー（イハラさん）の親友で、成金の家の主婦だけど、お金はあってもできの悪い息子に悩まされてるママどころが非常にはまっていて、大好きになっていたところでした。
面白い女優さんなので、ここではまだ２０代だったとはいえ、息子と言ってもおかしくないくらいの年の差の王様がはまってる女官で登場していたので、いささか私にとっては不自然ではありましたけど
この方、チャンヒビンも過去に演じてるのですね。でも、なんか憎めないのはやはり
先に、江南ママの教育戦争の憎めない成金主婦として笑わせてもらっていたからなのでしょう。実生活は何年か前に大阪でお子さんをお産みになっていらっしゃってる様子で、今も暮らしているのでしょうか？
是非復帰され次でも笑わせてもらいたいものですが。
韓ドラってこのあたりが面白いです。
この前は、悪女、そしてずっこけコメディーなどと、器用な役者さんが多いです。
さて、話しは主人公のイミヨンさん演じる皇后様、これからが本領発揮という回に入ってきました。
この方の実生活は、キムスンウと結婚していたことくらいでしょうか？（現夫人は別の方ですから離婚されたようで）
彼もまた王様と同様、才能豊かな彼女の相手としてはちょっと小さすぎたのでしょうかね？
じっくりイミヨンさんの明成皇后にはまるとします。

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イントロずれです。
ムン・グニョンの可憐な少女の皇后から、若く美しい女性へと女優さんも交代します。

イ尚宮は、やはりご懐妊。国王の子の母として新居に移ります。

景福宮の完成に力が入る大院君は、イ尚宮の出産について皇后の国母としての責任をやたらに追及し始めます。

イ尚宮が密かに占わせた結果、お腹の子は男子で「夜明けの鶏の声と共に生まれれば．．．」
出産の時、子どもの無事よりも異常に時刻を気にするイ尚宮、男子出産も時刻は．．．

王子の生母が尚宮の身分では不都合ですが、これもまた皇后に処遇を嫌味に任せる大院君。完全に「嫁いびりモード」です。

イ尚宮は、イ氏は側室の身分にもなれない宮中の法度により「永保堂」の称号が与えられますが「母は強し？」
皇后が廃妃になれば自分が皇后になれると思ってますか？
そして国王が自分の意のままになると？

でも、産後間もない永保堂イ氏に代わり、側室選びを決意した皇后のもとを訪れたのは国王。
皇后に幸福が来たのでしょうか？

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温厚そうな大院君から大蛇の舌が覗くような巻です。

景徳宮の資材置き場からの出火は放火が疑われます。高齢の領議政始め、高官達は大院君に疑われることを恐れ、現場に駆け付けます。
婚儀への日程や席次も大院君の考え通り。
誰も「前例がありません」と反対しません。
唯一、婚儀後の新中宮の大王妃達への挨拶の時、大王妃が親しく掛ける言葉や説く心得の代りに、ニコリともせずに言った短い言葉「幸せにな」だけが、嫌味のように響きます。


火災にも動じない沈着冷静なミン・ヨフン少女ですが、初夜に高宗がイ尚宮の言うままに花嫁と契りを交わさない悔しさに一人、涙をこぼします。

高宗、在位期間は長かったということは、かなり有能だったか、傀儡だったか．．．
「イ尚宮がいないと眠れない」と不安がる国王って、かなり情けないです。
大王妃が引退しても、実父の大院君の顔色を伺っているようではこの先、どうなることやら。
世も末、って本当に朝鮮王朝末期でした！