オブセッション　歪んだ愛の果て

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女ストーカーものですね。
ストーカー役は、アリ・ラーター。結構キツイ顔をしているのでハマリ役でした。
思ってたよりきれいな人なんですね。

女ストーカーといえば「危険な情事」を思い出しますが、
大きく違うのは、夫が一度も浮気していないこと。
夫は結婚後はこの上なく誠実な人だし、被害にあう夫婦に全く落ち度はなく、
勝手に妄想して突っ走るストーカー女が全面的に悪いって図式になるんだけど
私としては「危険な情事」のほうがリアリティある気がしますね。
男の人が誘惑に負けることってありがちなことだし、
一度関係したからこそ、しつこく付きまとうっていう方が自然な気がする…。
でも今の時代の事件を見ていると、「オブセッション」型ストーカーのほうが多いのかもしれませんね。
（↓ネタバレあります）

展開は予想通りで意外性は無いけど、そこそこスリリングで面白かったです。
夫は誠実なんだけど、肝心なときにはいないのね。
でも最後の見せ場は、女対女じゃなくちゃいけませんね！迫力ありました。

ビヨンセ演じる妻は、「自分は美人で愛されて当然よ」という雰囲気で、
上から目線的なので、私はあまり好感が持てませんでした。
夫は仕事ができて、妻を心から愛している理想的な夫に見えますが
判断が甘くて、ちょっとイライラしますね。
信頼関係を続けるためには、隠し事はいけません！

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現代版「危険な情事」？というような感じの作品です。
「危険な情事」では１度は合意の上の関係がありましたが、こちらは一度も関係を持っていないのに、一方的な思い込みで女は暴走してゆきます。

ＬＡの高級住宅地に住むデリクは、美しい妻シャロンとかわいい息子カイルに囲まれて幸せに暮らしている。シャロンはかつては彼の秘書だったという設定なのだが、ビヨンセが秘書をしていたなんてどんな会社？？と思っていると、今度は白人美人の派遣社員リサ（アリ・ラーター、「ヒーローズ」に出演してるそうです。）がやってきて、デリクの秘書を務めることになる。

ところがこのリサが超妄想＆暴走女。
デリクがかけた慰めの言葉を曲解し、クリスマスパーティの日にトイレで関係を迫ってくる。
困り果てたデリクは上司に相談しようとするが、リサが辞めたと聞きひと安心。
ところが、リサは再びデリクの前に現れる。
「あなたが会社ではつき合えないと言ったから辞めたのよ。」と言って。
リサの妄想はますますエスカレートし、デリクの自宅に押しかけ、誘拐まがいの行為にでる。

デリクはひたすらうろたえるばかりだが、さすがに妻は強い！！
終盤のシャロンとリサの対決は、けっこう見ごたえありました。
リサがなぜこんな行為に走ったのか、動機づけが少しは欲しいような気はしたけど、けっこう楽しめました。

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ネタが在り来たり過ぎて面白みが有りません。
人間の性癖と言うのは結婚位でガラリと変わるほど簡単ではないでしょうしね。
酔っ払った挙句に出来婚してしまったデレク君が急に聖人君主ぶりを発揮するのが不思議です。
いくら証券会社の副社長と言う地位を守る為とは言え、駐車場のリサの誘いには乗ってしまいそうな気もします。
対するビョンセ演じるシャノン＾＾…いやいやシャロンの妙なプライドと上昇志向。
最後の「掛け直す！」と言う自信に満ちた台詞を裏打ちする必要が有ったのかは知りませんがアイドル歌手（？）に対しての気配ををし過ぎて物語の在り来たりさに更に拍車を掛けている気もします。
HEROSで破壊的人格と体力を隠し持つ美女を演じていたアリ・ラータは兼ね備えた独特の偏執感も発揮して役をこなしていましたが後は平凡。
オチを見た時にもう一回位立ち上がって来いよ！と思ってしまいました。
全体的に煮え切らない感の強い、デジャブ感の強い作品です。
ビヨンセとアリラーターの民家プロレスに興味が有る方は「是非」どうぞ！。

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あんな美人に迫られたら、落ちちゃうよね…うん（笑）
でも、この映画の男性は、誘惑に負けなかった！！
が、女の方も諦めない！！
さらにさらにエスカレートしていく、妄想女……。

誘惑に負けなかった男は、出来たダンナやけど、
この際、そんな事はどうでもよく（笑）…、
この映画のメインは、女同士の対決！！
＜妄想女 VS 妻＞！！

普通なら、被害者側の妻の方を応援するとこだけど…
何か、どっちもどっちに思えてくる…（￣▽￣;）
だって、どっちも、強いし、逞しいし…
そして、どっちも、こえーし……|||
まさに、イイ勝負って感じ♪

ただ、ストーリー的には、ありきたりかな〜。

女同士の戦いといえば、
『ゆりかごを揺らす手』が頭に浮かぶ。
あっちに比べると、さすがに物足りない…。
狂気ぶりとか、ストーリー展開とかが、
どうしても、なまぬるく感じてしまう……。

とはいえ、この映画も、悪くない。
『ゆりかご〜』より先にこっちを見てたら、
もっと盛り上がって見たような気がする…。
やっぱ、映画は、見る順番次第やね♪

ストーカーに遭うのはシャロン(ビヨンセ)の夫デレクです。彼は女の誘惑に負けない珍しい(？)男です。・・・だからこの映画は成り立ったのですね。女の誘惑に負けてホイホイついて行く男は普通だから映画にはなりません。
この映画の主人公デレクは、あんなに誘惑されても落ちませんでした。ビヨンセが妻の役だから・・・に尽きるのでしょう。この映画はビヨンセのために作られた映画だからだよねぇ。
ラストはやっぱりあんたが主役。
最近女性のストーカーが増えています。貴方は大丈夫ですか、特に幸せな家庭をお持ちでお仕事も順調な貴方、狙われてますよ。お気をつけ遊ばせ。。。