JUNO/ジュノ

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JUNO/ジュノ / エレン・ペイジ

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「JUNO/ジュノ」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

わずか16歳にして予期せぬ妊娠という事態に直面したヒロインが、中絶や養子縁組といった選択肢に揺れ動きながらも、子供が生まれるまでの9ヵ月間を悩み抜く中で自らの答えを見出していく姿を、ユーモアを織り交ぜ等身大に描いたコメディ・ドラマ。主演は「ハード キャンディ」で注目を集めたカナダ出身の実力派若手女優エレン・ペイジ。共演に「スーパーバッド 童貞ウォーズ」のマイケル・セラ。監督は「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン。また、これがデビュー作という脚本のディアブロ・コディが各方面から絶賛され、みごとアカデミー賞脚本賞を受賞。 JAN:4988142297082

「JUNO/ジュノ」 の作品情報

作品情報

製作年: 2007年
原題: JUNO
受賞記録: 2007年 アカデミー賞 脚本賞

「JUNO/ジュノ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全226件

母になる ということ。 父になる ということ。 ネタバレ

投稿日:2009/03/01 レビュアー:ロキュータス

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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アメリカは特異な国だ。
いわゆる先進国の中で数少ない、少子化問題に悩んでいない国。
中絶問題が毎回選挙の争点となる国。子どもの誘拐が社会問題となり、牛乳パックなどに尋ね人広告が載る国。
幼児虐待などで親の資格なしと判断したら、公権力が実の親から親権を剥奪する国。 
未成年の妊娠がめずらしいことではなく、この映画を見た女の子たちが好奇心から学校で同盟を作り集団妊娠した国だ。

さて、この映画は”母になる”ということはどういうことか、を問うた映画と言えます。
“母親”というのを、世間が考えているフツーの形で1人の女性を通して見せるのではなく、”母親”の要素を分割して3人の女性を通して見せます。 “妊娠・出産”、“母性”、”社会的役割”の3つに。

“妊娠・出産”を表現するキャラクターは主人公のジュノ。
愛しあっているからセックスするわけではないし、子どもがほしいから妊娠するわけでもない。
また妊娠したからといって、胎児に必ずしも愛情を抱くわけでもない。
妊婦にとって胎児とは自分の体の一部、半分内臓のようなものであるからでしょう、簡単に中絶を考えますが、半独立とはいえ一個別の命であると意識して思いとどまります。
“妊娠・出産”とは、観念ではなく、即物的な行為、現実であることを表現しています。

“母性” を表現するキャラクターは養母になりたいバネッサ。
子どもがほしいから妊娠できるわけではない。元から産む性ではない男と違って、女としてのアイデンティとも関わってきます。

”社会的役割”を表現するキャラクターは継母のブレンダ。
ジュノは自分がおなかを痛めた子どもではないし、感情のすれ違いもある。
しかし、夫の子どもであり同じ家族だから、ジュノの世話をし、犬を飼うこともがまんします。

子どもを産んだから母親になる、なれるわけでなく、愛情や責任感があるから、母親になる、なれる。

ジュノは、妊娠・出産を通して、愛を知り成長します。
行為を行っただけの相手に出産後恋をしてます。
今度は”自分の子ども”を産むことになることでしょう。

この映画の脚本を書いたのは、ディアブロ・コーディ。
元ストリッパーで、この映画でアカデミー賞の脚本賞を受賞した時、授賞式に豹柄の肌を露出した服で現われ、腕にはビキニ姿の女性のタトゥーをしていました。
その外見から、十代の娘の妊娠をおもしろおかしくコメディにしたのか、というオヤジの偏見と違って、実は至極まっとうな映画であり、さわやかなコメディです。

主演のエレーン・ペイジ。低音ですね。
日本の女子アナもバラエティの時は甘く甲高いですが、ニュースを読む時は低音になり、信頼感を感じさせます。 
低音で、よそ行きじゃなく本音の少女を演じ、主演女優賞にノミネートされました。 今後が楽しみな若手女優です。

さて、日本も特異な国だ。深刻な少子化が叫ばれるのに、一説では年間50万件の中絶が行われているという。 
いわゆる先進国の中で、HIV感染者が増加している数少ない国。
深刻な児童虐待があっても、行政も社会もなかなか家庭という聖域には入り込まない国。

産む選択は女性の権利とは思うけれど、一方でそこを逃げ道にしてはいないだろうか。 
戦前の家制度の下では家督相続のこともあって、養子はめずらしいことではなかった。
他人の子どもでも叱って、いろんな人に子どもは育てられた。
戦後は親子の血のつながりがあまりに強調され、一方で妊娠から子育てまで個人、特に女性一人の自己責任として丸投げされてはいないだろうか。

などと、半可通な知識を振りかざし、評論家的にエラソーなことを言っても、ぼく自身は養父志願のマークに一番近い。
ジュノのボーイフレンドも彼も同じように、ギターを弾いていたのが印象深い。 マークは成長せず責任ある男にならなかったんだな。 
ぼくは、自分のことでせいいっぱいで、夫にも父親にもなってこなかったし、ならないだろう。

これは男が父親になるとはどういうことかを問うている映画でもあり、コメディとして楽しみながらも、わが身にけっこう痛打を浴びてしまいました。

余談1。  カーペンターズの話題が出てきます。アメリカ人の20代白人女性に「日本で若い人も含めてカーペンターズがいまだに人気が高いのに驚く。
アメリカの若者の間ではヒップホップが主流で、カーペンターズはForgottenでUncoolな存在だ」と言われたことがあります。
ファンとしてその評価に同意はしませんが、彼女の個人的な意見ではないことはわかりました。

余談2。  音楽担当マテオ・メッシーナって、ロギンス&メッシーナのジム・メッシーナと何か関係があるのでしょうか。 
少し、気になりました。
そして、この映画、製作者の一人はジョン・マルコビッチなんですね。

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10ヶ月は長く苦しく素晴らしい道のり

投稿日:2009/02/18 レビュアー:PUCHI☆

DISCASさんで映画を借りまくって見ていた私が、休会するに至ったきっかけ。それこそが妊娠だった。
ある日、思ってもみない検査薬の2本線にトイレで絶叫し、突然出現したお腹のベイビーに、目を丸くしたのも束の間。
『あれ、私まだ結婚してないんだヮ』ってなって、大慌てで私なぞお嫁にもらってくれる奇特な人と入籍し、産科医不足なんて自分とは縁のないものだと思ってた現実と向き合う事になる。
そうして突如突きつけられた『妊婦』という肩書き……。
正直ブルーだった。生活の変化、体の変化、周りの変化についていけない。今まで体験した事のない不自由さ。ホルモンという名の目に見えない支配。いつまで続くんだって……当然10ヶ月でしょ。
なんだか何もかも億劫になって、大好きな映画を見るのも、レビューを書くのもやめてしまった。

そんなブルーな妊婦生活を送っていた私が、たまたま手にしたDVDがこの作品だった。
妊娠した瞬間から、誰もが完璧な母性に目覚める訳じゃない。人間ダメな部分は、お腹に卵を抱えたってすぐに直るもんじゃない。
それでも、いいって。JUNOにはユーモアと変化を笑い飛ばす力があった。いろんな形の愛があって、どうなるか分からない未来を受け入れる包容力があった。
シリアスになり過ぎず、人生の素晴らしさを再認識させてくれた。
多分、自分がすごく感情移入しやすい状況にいたからだと思うけど、それを差し引いてもこれはとっても良い映画。(なはず。。。)
ブルーで無気力で、10キロ以上もお腹に抱えた状況では冷静な判断はできなかったけど。なんだか温かい涙が出たからきっとそう。

そうして『JUNO』に元気をもらった翌月、ありえない痛みとともに赤ちゃんが飛び出してきた。
10ヶ月は長く苦しく、でも素晴らしい道のり。
出産は愛と苦痛と感動と『冗談でしょ?』ってぐらいの通常じゃありえないプロセスで満ちていた。
そんなこんなで、膝の上で寝息をたててる生まれたての息子を抱えたまま、『JUNO』にお礼の意味も込めてレビューを書いてみました。
そろそろ、DISCASさんに再入会して育児の合間に映画三昧もいいかなと思う今日この頃です(^^)






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ジュノの乗っている車がず〜と気になっていたが ネタバレ

投稿日:2008/12/10 レビュアー:totoro

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 ハンドルのマークに気付いた…やはりトヨタのワゴン車だった。
これで安心してドラマに集中できると思ったらもう、後半でした。

 流石アメリカ、両親も理解がありジュノは父親同伴で養子縁組の打ち合わせに行く。

 とても幸せそうな夫婦だったが、赤ん坊が生まれそうな頃に離婚問題に
ジュノはどうして愛し合っている二人が別れるのか 大人なのにどうして仲良くできないのかと悲しむ

 自分はどうなのだろうかと反省をしたのだろうか、お腹の子の父親に正直に自分の気持ちを打ち明ける。

 そして出産…当然、養子縁組の夫婦は離婚するので赤ちゃんはどうするのかと心配したが… 

 それはこの映画を観て確認し、感動してください。(*⌒o⌒)
あっさりしたとても心温まる良い映画です。

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女は妊娠した瞬間に母になる、男は子供を見てから父になる

投稿日:2008/12/05 レビュアー:飛べない魔女

blowさんの”みんなあったかーい♪”のレビューに惹かれてぜひ見てみたいと思った作品。
なるほど、みんなあったかーい♪(若干1名を覗いて。。)
JUNOちゃん、妊娠してもジタバタせず、いたって冷静。
自分では育てることは出来ないのを充分承知していて、一度は下ろしてしまうことも考えたけど、胎児にもツメが生えていることを知り、あっさりやっぱやーめた!
生んで養子縁組をするということにした。
ここらが全くアメリカ的で、”赤ちゃん下さい”の広告が、犬猫下さいの広告同様、雑誌に掲載されているとな!びっくり仰天!
でここでようやく両親に妊娠したこと、養子縁組の手続きをするつもりだということを報告。
驚愕するものの、両親も相手の男の子を攻めるようなこともせず、
では頑張って元気な子供を生みましょう!となる。
JUNOちゃんも家族もそして親友ちゃんまでが、一致団結して、赤ちゃん無事出てこーい作戦を展開する。
両親も全くジタバタせず、世間体も気にせずまっすぐなのがいい。
(現実には難しいことだけど。。)
ここらへんがとってもほのぼのしていて、10代の妊娠という深刻なテーマでありながら、赤ちゃんの幸せを皆で願っているのがひしひしと感じられ、ほんと、あったか−い気持ちにさせられた。
JUNOちゃんの発する言葉は突飛でびっくり箱のようだけど、16歳でちゃんと自分で物事を判断して決められる強ーい子。
今度のことで、女として立派に成長したJUNOちゃん。
ちょっと難儀だったけど、すっごい社会勉強しちゃたね。
この次は絶対に自分で愛することが出来る赤ちゃんを産めるはず♪
いっぱいいっぱい愛してあげることが出来るはず♪

子供がおなかの中にいる頃を思い出した。
おなかの中にいるときからいとおしくていとおしくて、何があっても絶対この子は守ろう!って思ってた。
子供が出来ない確立95%といわれていた私のぼっこれ子宮に、奇跡のようにやってきてくれた息子。
”だからあなたは奇跡の子なの”と小学校4年生の時に手紙を書いてたら、泣いたと言っていた息子。
今ではどんどん大きくなって、見上げるくらいに成長したけど、いつまでも私にとってはかわいい息子です。(ああ、親ばか(^_^;))



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なんのリスクも負ってない16歳の妊婦ジュノ、共感できなかった。 ネタバレ

投稿日:2008/12/01 レビュアー:BJORK

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16歳の妊婦、それを取り巻く人達。それぞれ問題を抱えているけど、最後はハッピーにまとまる。なんか納得できませんでした。

私には偽善的な部分が多くて入りこめない映画でした。
ジュノを演じたエレン・ペイジは上手だった。でも、ジュノというキャラクターに全く魅力を感じませんでした。ジュノは妊娠したことについて後悔や将来への不安、自分のお腹の赤ちゃんに対しての愛情や責任など、たとえ10代の子でも妊娠したら少なからず生まれるような感情がみられなかった。妊娠したけど中絶はイヤ、でも自分でも育てられないから誰かいい人にあげたい。そんなジュノの考えをあっさり受け入れる両親。そして、とてもいい母親になりそうな養子縁組先の奥さんの出現。ストーリーが進む中、多少それぞれの問題が出てくけど物語のドラマティックにするちょっとした味付け程度しかない。

10代の妊娠というテーマをちょっと変わった女の子ジュノを中心にテンポ良く描き、結果、家族や周りの人の支えで立派に子供を産む。アメリカでは10代の女の子を中心にジュノがカッコいいだの家族のあり方が素晴らしいだのとなかなかの評価を得たらしいけど、私のアメリカ人の夫は「こんなに上手くいくことはあり得ない、ティーンの妊娠を容認しているようだ」との感想でした。私も夫と同じ意見です。
映画の中だけのことと思って観れば楽しめるけど、映画を見たジュノと同じティーンの子たちが、妊娠してもなんとかなると軽く考えてほしくないなと思いました。

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6〜 10件 / 全226件

JUNO/ジュノ

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母になる ということ。 父になる ということ。

投稿日

2009/03/01

レビュアー

ロキュータス

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アメリカは特異な国だ。
いわゆる先進国の中で数少ない、少子化問題に悩んでいない国。
中絶問題が毎回選挙の争点となる国。子どもの誘拐が社会問題となり、牛乳パックなどに尋ね人広告が載る国。
幼児虐待などで親の資格なしと判断したら、公権力が実の親から親権を剥奪する国。 
未成年の妊娠がめずらしいことではなく、この映画を見た女の子たちが好奇心から学校で同盟を作り集団妊娠した国だ。

さて、この映画は”母になる”ということはどういうことか、を問うた映画と言えます。
“母親”というのを、世間が考えているフツーの形で1人の女性を通して見せるのではなく、”母親”の要素を分割して3人の女性を通して見せます。 “妊娠・出産”、“母性”、”社会的役割”の3つに。

“妊娠・出産”を表現するキャラクターは主人公のジュノ。
愛しあっているからセックスするわけではないし、子どもがほしいから妊娠するわけでもない。
また妊娠したからといって、胎児に必ずしも愛情を抱くわけでもない。
妊婦にとって胎児とは自分の体の一部、半分内臓のようなものであるからでしょう、簡単に中絶を考えますが、半独立とはいえ一個別の命であると意識して思いとどまります。
“妊娠・出産”とは、観念ではなく、即物的な行為、現実であることを表現しています。

“母性” を表現するキャラクターは養母になりたいバネッサ。
子どもがほしいから妊娠できるわけではない。元から産む性ではない男と違って、女としてのアイデンティとも関わってきます。

”社会的役割”を表現するキャラクターは継母のブレンダ。
ジュノは自分がおなかを痛めた子どもではないし、感情のすれ違いもある。
しかし、夫の子どもであり同じ家族だから、ジュノの世話をし、犬を飼うこともがまんします。

子どもを産んだから母親になる、なれるわけでなく、愛情や責任感があるから、母親になる、なれる。

ジュノは、妊娠・出産を通して、愛を知り成長します。
行為を行っただけの相手に出産後恋をしてます。
今度は”自分の子ども”を産むことになることでしょう。

この映画の脚本を書いたのは、ディアブロ・コーディ。
元ストリッパーで、この映画でアカデミー賞の脚本賞を受賞した時、授賞式に豹柄の肌を露出した服で現われ、腕にはビキニ姿の女性のタトゥーをしていました。
その外見から、十代の娘の妊娠をおもしろおかしくコメディにしたのか、というオヤジの偏見と違って、実は至極まっとうな映画であり、さわやかなコメディです。

主演のエレーン・ペイジ。低音ですね。
日本の女子アナもバラエティの時は甘く甲高いですが、ニュースを読む時は低音になり、信頼感を感じさせます。 
低音で、よそ行きじゃなく本音の少女を演じ、主演女優賞にノミネートされました。 今後が楽しみな若手女優です。

さて、日本も特異な国だ。深刻な少子化が叫ばれるのに、一説では年間50万件の中絶が行われているという。 
いわゆる先進国の中で、HIV感染者が増加している数少ない国。
深刻な児童虐待があっても、行政も社会もなかなか家庭という聖域には入り込まない国。

産む選択は女性の権利とは思うけれど、一方でそこを逃げ道にしてはいないだろうか。 
戦前の家制度の下では家督相続のこともあって、養子はめずらしいことではなかった。
他人の子どもでも叱って、いろんな人に子どもは育てられた。
戦後は親子の血のつながりがあまりに強調され、一方で妊娠から子育てまで個人、特に女性一人の自己責任として丸投げされてはいないだろうか。

などと、半可通な知識を振りかざし、評論家的にエラソーなことを言っても、ぼく自身は養父志願のマークに一番近い。
ジュノのボーイフレンドも彼も同じように、ギターを弾いていたのが印象深い。 マークは成長せず責任ある男にならなかったんだな。 
ぼくは、自分のことでせいいっぱいで、夫にも父親にもなってこなかったし、ならないだろう。

これは男が父親になるとはどういうことかを問うている映画でもあり、コメディとして楽しみながらも、わが身にけっこう痛打を浴びてしまいました。

余談1。  カーペンターズの話題が出てきます。アメリカ人の20代白人女性に「日本で若い人も含めてカーペンターズがいまだに人気が高いのに驚く。
アメリカの若者の間ではヒップホップが主流で、カーペンターズはForgottenでUncoolな存在だ」と言われたことがあります。
ファンとしてその評価に同意はしませんが、彼女の個人的な意見ではないことはわかりました。

余談2。  音楽担当マテオ・メッシーナって、ロギンス&メッシーナのジム・メッシーナと何か関係があるのでしょうか。 
少し、気になりました。
そして、この映画、製作者の一人はジョン・マルコビッチなんですね。

10ヶ月は長く苦しく素晴らしい道のり

投稿日

2009/02/18

レビュアー

PUCHI☆

DISCASさんで映画を借りまくって見ていた私が、休会するに至ったきっかけ。それこそが妊娠だった。
ある日、思ってもみない検査薬の2本線にトイレで絶叫し、突然出現したお腹のベイビーに、目を丸くしたのも束の間。
『あれ、私まだ結婚してないんだヮ』ってなって、大慌てで私なぞお嫁にもらってくれる奇特な人と入籍し、産科医不足なんて自分とは縁のないものだと思ってた現実と向き合う事になる。
そうして突如突きつけられた『妊婦』という肩書き……。
正直ブルーだった。生活の変化、体の変化、周りの変化についていけない。今まで体験した事のない不自由さ。ホルモンという名の目に見えない支配。いつまで続くんだって……当然10ヶ月でしょ。
なんだか何もかも億劫になって、大好きな映画を見るのも、レビューを書くのもやめてしまった。

そんなブルーな妊婦生活を送っていた私が、たまたま手にしたDVDがこの作品だった。
妊娠した瞬間から、誰もが完璧な母性に目覚める訳じゃない。人間ダメな部分は、お腹に卵を抱えたってすぐに直るもんじゃない。
それでも、いいって。JUNOにはユーモアと変化を笑い飛ばす力があった。いろんな形の愛があって、どうなるか分からない未来を受け入れる包容力があった。
シリアスになり過ぎず、人生の素晴らしさを再認識させてくれた。
多分、自分がすごく感情移入しやすい状況にいたからだと思うけど、それを差し引いてもこれはとっても良い映画。(なはず。。。)
ブルーで無気力で、10キロ以上もお腹に抱えた状況では冷静な判断はできなかったけど。なんだか温かい涙が出たからきっとそう。

そうして『JUNO』に元気をもらった翌月、ありえない痛みとともに赤ちゃんが飛び出してきた。
10ヶ月は長く苦しく、でも素晴らしい道のり。
出産は愛と苦痛と感動と『冗談でしょ?』ってぐらいの通常じゃありえないプロセスで満ちていた。
そんなこんなで、膝の上で寝息をたててる生まれたての息子を抱えたまま、『JUNO』にお礼の意味も込めてレビューを書いてみました。
そろそろ、DISCASさんに再入会して育児の合間に映画三昧もいいかなと思う今日この頃です(^^)






ジュノの乗っている車がず〜と気になっていたが

投稿日

2008/12/10

レビュアー

totoro

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 ハンドルのマークに気付いた…やはりトヨタのワゴン車だった。
これで安心してドラマに集中できると思ったらもう、後半でした。

 流石アメリカ、両親も理解がありジュノは父親同伴で養子縁組の打ち合わせに行く。

 とても幸せそうな夫婦だったが、赤ん坊が生まれそうな頃に離婚問題に
ジュノはどうして愛し合っている二人が別れるのか 大人なのにどうして仲良くできないのかと悲しむ

 自分はどうなのだろうかと反省をしたのだろうか、お腹の子の父親に正直に自分の気持ちを打ち明ける。

 そして出産…当然、養子縁組の夫婦は離婚するので赤ちゃんはどうするのかと心配したが… 

 それはこの映画を観て確認し、感動してください。(*⌒o⌒)
あっさりしたとても心温まる良い映画です。

女は妊娠した瞬間に母になる、男は子供を見てから父になる

投稿日

2008/12/05

レビュアー

飛べない魔女

blowさんの”みんなあったかーい♪”のレビューに惹かれてぜひ見てみたいと思った作品。
なるほど、みんなあったかーい♪(若干1名を覗いて。。)
JUNOちゃん、妊娠してもジタバタせず、いたって冷静。
自分では育てることは出来ないのを充分承知していて、一度は下ろしてしまうことも考えたけど、胎児にもツメが生えていることを知り、あっさりやっぱやーめた!
生んで養子縁組をするということにした。
ここらが全くアメリカ的で、”赤ちゃん下さい”の広告が、犬猫下さいの広告同様、雑誌に掲載されているとな!びっくり仰天!
でここでようやく両親に妊娠したこと、養子縁組の手続きをするつもりだということを報告。
驚愕するものの、両親も相手の男の子を攻めるようなこともせず、
では頑張って元気な子供を生みましょう!となる。
JUNOちゃんも家族もそして親友ちゃんまでが、一致団結して、赤ちゃん無事出てこーい作戦を展開する。
両親も全くジタバタせず、世間体も気にせずまっすぐなのがいい。
(現実には難しいことだけど。。)
ここらへんがとってもほのぼのしていて、10代の妊娠という深刻なテーマでありながら、赤ちゃんの幸せを皆で願っているのがひしひしと感じられ、ほんと、あったか−い気持ちにさせられた。
JUNOちゃんの発する言葉は突飛でびっくり箱のようだけど、16歳でちゃんと自分で物事を判断して決められる強ーい子。
今度のことで、女として立派に成長したJUNOちゃん。
ちょっと難儀だったけど、すっごい社会勉強しちゃたね。
この次は絶対に自分で愛することが出来る赤ちゃんを産めるはず♪
いっぱいいっぱい愛してあげることが出来るはず♪

子供がおなかの中にいる頃を思い出した。
おなかの中にいるときからいとおしくていとおしくて、何があっても絶対この子は守ろう!って思ってた。
子供が出来ない確立95%といわれていた私のぼっこれ子宮に、奇跡のようにやってきてくれた息子。
”だからあなたは奇跡の子なの”と小学校4年生の時に手紙を書いてたら、泣いたと言っていた息子。
今ではどんどん大きくなって、見上げるくらいに成長したけど、いつまでも私にとってはかわいい息子です。(ああ、親ばか(^_^;))



なんのリスクも負ってない16歳の妊婦ジュノ、共感できなかった。

投稿日

2008/12/01

レビュアー

BJORK

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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16歳の妊婦、それを取り巻く人達。それぞれ問題を抱えているけど、最後はハッピーにまとまる。なんか納得できませんでした。

私には偽善的な部分が多くて入りこめない映画でした。
ジュノを演じたエレン・ペイジは上手だった。でも、ジュノというキャラクターに全く魅力を感じませんでした。ジュノは妊娠したことについて後悔や将来への不安、自分のお腹の赤ちゃんに対しての愛情や責任など、たとえ10代の子でも妊娠したら少なからず生まれるような感情がみられなかった。妊娠したけど中絶はイヤ、でも自分でも育てられないから誰かいい人にあげたい。そんなジュノの考えをあっさり受け入れる両親。そして、とてもいい母親になりそうな養子縁組先の奥さんの出現。ストーリーが進む中、多少それぞれの問題が出てくけど物語のドラマティックにするちょっとした味付け程度しかない。

10代の妊娠というテーマをちょっと変わった女の子ジュノを中心にテンポ良く描き、結果、家族や周りの人の支えで立派に子供を産む。アメリカでは10代の女の子を中心にジュノがカッコいいだの家族のあり方が素晴らしいだのとなかなかの評価を得たらしいけど、私のアメリカ人の夫は「こんなに上手くいくことはあり得ない、ティーンの妊娠を容認しているようだ」との感想でした。私も夫と同じ意見です。
映画の中だけのことと思って観れば楽しめるけど、映画を見たジュノと同じティーンの子たちが、妊娠してもなんとかなると軽く考えてほしくないなと思いました。

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