フォー・ブラザーズ　狼たちの誓い

あの・・・ぐうぜん、これを見た直後に「ニュートン・ボーイズ」っていう、兄弟4人が列車強盗っていうコメディ的なものを見たので、なんか4人兄弟づいてるんですけれど・・・。
そちらは実話ベースということで、マシュー・マコノヒーのスタイルの良さ以外にはとりたててみるべきほどのものもなかったと思ったのですが。

いっぽうこちらはこちらで・・・4人のキャラは弱いし、マーク・ウォルバーグも兄貴らしくリーダーシップを発揮するかと思えば案外ぐだぐだで、全体につくりが粗雑な作品という印象は否めない。
でも、お母さんの人柄がいいですね。食事中にそれぞれが、そしてラストでマークが彼女を回想するシーンは、しんみりしますね。

ま、おすすめはしませんよね。

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イントロダクションで筋金入りの不良だった彼らを自らの養子として引き取り惜しみない愛情で育て上げたのがエブリンだった。とある。映像で観た限り見えてこない。お亡くなりになってから回想等で、ちょこっとエブリン登場するが、生前まともに描いていない為、復讐の動機が弱く感じる。音楽はcoolでカッコええけど、逆に良くなかったと思う。何か軽いノリで復讐しましたって感じ。アクションもハリウッド映画にしては対した事なかったし謎解き部分も予想通りでイマイチだった。ラストも白けちゃったなぁ〜下のレビューに書かれているパープルローズさんと殆ど同じ意見、血のつながらない兄弟の絆、養母の愛情の部分を深く掘り下げて欲しかった。そうすれば感情移入出来たと思う。又は、軽いノリならノリで娯楽映画に徹して欲しかった。

普通に良かったと思います。
６５年製作の西部劇「エルダー兄弟」のリメイクらしいですが、その「エルダー兄弟」自体を見たことありません。

この作品で本当に良かったと感じたのは、ここ最近、いや、いつからかは忘れたのですが、アメリカ映画の格闘シーンでは必ずと言ってよいほどカンフー風のアクションが定番。そんな中、この作品のラスト、１対１の対決でこれぞといわんばかりのストリートファイター。良かったね。久々のアメリカ人の殴り合い。

私は犯人が分かってしまいました。　でも、この映画は犯人探しとか、マーク・ウォールバーグはどうでも良く、警官役のJosh Charlesが見たいという理由なだけで見に行きました。　あまり売れてない俳優なので、動いてる彼が見れるだけでも(しかも日本で!)私は嬉しいのです♪　例えどんな役であっても。　

映画の内容は、最初の私の予想通りに進みましたね。　もし、Josh Charlesが出てるから☆など、もしも目的ナシに見ていたとしたら、次の日には内容を忘れてしまっているかも…っていう感じの映画でした。　

事あるごとに言うセリフ・・

『ここは、デトロイトだ。命なんて一つじゃ足りねえ』（正確にはちょっと違うかも？）

汚職警官にマフィア、そしてならず者にチンピラのはびこる街。
銃なんておもちゃみたいに当たり前に持ってるんだから。
そんな怖い街、絶対住みたくないや！

『エルダー兄弟』のリメイクだというけど、肝心のオリジナルは見たことある記憶はあるが、内容は皆無といえるほど記憶にない。
なので、本作は新たな作品として新鮮な気持ちで見ることは出来た。
出来たものの・・・殺されたエブリンと血の綱がらない４人の兄弟との幼いころのエピソード、エブリンの良い人ぶりなどがあまり描かれてないので、4人の彼女への深い想いがどうも薄っぺらく見えてしまった。

あれだけ殺しといて、正当防衛で済まされちゃうっていうのも、現代ではあり得ない設定。
銃ぶっ放しすぎだし！
あんなにドンパチやってたらすぐ警察くるっしょ！
西部劇を現代劇に・・っていうのにちょい無理があったかな・・

アメリカ人は、この手がお好みなのかしらん？