007/死ぬのは奴らだ / ロジャー・ムーア
007/死ぬのは奴らだ
/ガイ・ハミルトン
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(23 )
解説・ストーリー
三代目ボンド役にR・ムーアを迎えたシリーズ第8作。麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる……。主題歌ポール・マッカートニー&ウィングス。 JAN:4988142301482
三代目ボンド役にR・ムーアを迎えたシリーズ第8作。麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる……。主題歌ポール・マッカートニー&ウィングス。 JAN:4988142301482
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「007/死ぬのは奴らだ」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
三代目ボンド役にR・ムーアを迎えたシリーズ第8作。麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる……。主題歌ポール・マッカートニー&ウィングス。 JAN:4988142301482
「007/死ぬのは奴らだ」 の作品情報
「007/死ぬのは奴らだ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「007/死ぬのは奴らだ」 のシリーズ作品
007/死ぬのは奴らだのシリーズ商品
007/死ぬのは奴らだ 特別編
三代目ボンド役にR・ムーアを迎えたシリーズ第8作。麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる……。主題歌ポール・マッカートニー&ウィングス。
収録時間:
字幕:
音声:
121分
日本語・英語
1:ドルビーデジタル/モノラル/英語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
GXBR16192
2002年12月13日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
8枚
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007/死ぬのは奴らだ デジタルリマスター・バージョン
007シリーズの第8作。麻薬シンジケートの調査のためにニューヨークへ飛んだボンドは、サン・モニク島の首相を務めながら恐るべき裏の顔も持つ黒人活動家・カナンガに目を付ける。音声・映像共にグレードアップしたデジタルリマスター・バージョン。
収録時間:
字幕:
音声:
121分
日本語英語
1:ドルビーデジタル//英語 2:ドルビーデジタル//英語 3:ドルビーデジタル//日本語 4:ドルビーデジタル//英(解説)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
MGBR29253
2006年11月22日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
4枚
0人
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【Blu-ray】007/死ぬのは奴らだ(ブルーレイ)の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
121分
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
MGXR29253*B
2009年07月01日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
7枚
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ユーザーレビュー:23件
あれっ?およっ?
シリーズ第8作 3代目ボンド、ロジャー・ムーアの登場です♪ 番外編を除けば、彼がシリーズ最多の全7作に出演! 2代目ボンドにあんな事があった後なので プレッシャーもかなり感じていたのではないでしょうかw ショーン・コネリーに比べたら 胸毛もないし(←ちょっと残念w) お顔立ちも、あっさりしてるし いい意味で、“溶け込みやすい”方ですね♪ 3代目の1作目ということで キャラ的には、まだハッキリ輪郭が整っていない部分がありますが その分、ストーリーがまぁ・・・・ なんと、アクの強いことwww これまでのシリーズに比べたら 遥かに規模は小さいですし、舞台となるのも小さな島だし パンチに欠けるところが、とても目立ちます が、悪役集団のアブナいオカルティックな雰囲気は かなりのインパクトを残していきやがります! ただ ワニの上をピョンピョンとかw 悪役のボスが破裂するとかw これって、コミカル路線以前の問題www もう、コミックです(爆) 作り手も、ちょっと、力み過ぎたんでしょうか・・・ もしかして、何が正解か分からなくなったパターン? あと、この作品の特徴は、なんといっても モーターボートなんですけど いつもながら、長い!w ほんでもって、エンジン音、うるさい!w かなり、お金かかってる感は見受けられますが 見所となるはずの、陸地ショートカットも 多用し過ぎてマンネリ(あらら・・・) カーチェイスと違って、ワザがあんまりないのが弱点でしょうか・・・ 目立った秘密兵器も、強力磁力の腕時計だけという これ以上ない地味さでしたが 終盤登場のペッパー保安官は、なかなかいい味出してました♪ 次作に期待!!
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安らかに...ロジャー・ムーア
投稿日:2017/05/24
レビュアー:趣味は洋画
たった今、3代目ジェームス・ボンドを演じたロジャー・ムーアの訃報を知った。 2017年5月23日没、享年89歳。 合掌 「007シリーズ」をこよなく愛する者の一人として、彼の出演作品をなにかレビューしたい気持ちにかられ、この73年「007/死ぬのは奴らだ」に決めた。 「007シリーズ」としては第8作で、ロジャー・ムーアが初のボンド役として登場した作品である。(ムーアは通算7作品でボンドを演じた) 元々、原作者のイアン・フレミングは初作からロジャー・ムーアをボンド役に推していた。 初代ボンドのショーン・コネリーと異なり、エレガントでユーモアに長けるボンドを演じたのが、時代の潮流に上手く乗り、足掛け13年もボンド役をはった所以であろう。 本作のボンドの敵はドクター・カナンダ(ヤフェット・コットー)である。 Y・コットーは黒人で、みた目は怖いが、どことなくユーモラスな感じがする。 むしろ義手を付けたティー・ヒー(ジュリアス・ハリス)のほうに迫力を感じた。 ボンド・ガールはジェーン・シーモア(かつてはジェーン・セイモアの表記もあった)。 神秘的な美女ソリティアに扮し、タロット・カードを操ったり、超人的霊感能力を発揮するのだが、ボンドとベッド・インした後は予言力を失うのだから、こういったところが面白い。 セイモア自身は本作出演後、主にTV出演のほうが多く、スクリーンで目立った作品がないのが寂しい。 ほかの共演陣では、ペッパー保安官を狂操的に演じているクリフトン・ジェームスが、ユーモラスな表情と台詞で笑わせてくれる。 全般的に黒人俳優の出演者が多く、作品中、ルイジアナで黒人集団の葬儀(偽装)の行進場面が2度登場するが、なかなか興味深い。 ムーアの演じたボンドの中では最も好きな作品である。
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劇的な転調の連続が魅力
「007 死ぬのは奴らだ」(1973年、英国/米国、カラー、121分)。 ガイ・ハミルトン監督(1922〜2016)。3代目ボンド・ロジャー・ムーア(1927、英国生)による第1作。 この映画は、007シリーズの中でも、秀作の一つ。 ボンド役が替わった第1作は、気合が入って、秀作が多いです。(レーゼンビーの「女王陛下の007」も含めて。) 私事ながら、自分にとっては、特別な思いがあります。少年時代、初めて一人で映画館に行って見た映画でした。 その小屋はとっくにありませんが、ロードショーからは時間が経っていて、客席はがらがらでした。料金は500円であったと思います。 今のシネコンと違い、何回見ても、自由です。2本立てだったのですが、もう一本が何だったか、全く記憶がありません。 嬉しくて、昼飯を食べるのを忘れて駆け込み、出てきたのは夜でした。 猛烈に空腹いなり売店で、マイクのポップコーンを二袋、ガラス瓶のコカ・コーラとスプライトのを飲んだ記憶は鮮明です。 小屋を出たとき、真っ暗で驚きました。映画に夢中で、時間を忘れていたのです。 自分の映画人生が、このとき始まったように思います。 映画は非日常で、小屋(映画館)は現実とは異なる世界。映画、小屋ほど、格好の逃避場があるでしょうか? 映画がなければ、自分はとっくに煮詰まって、死んでいたでしょう。あるいは、映画で多くの死を味わうことは、危機回避の突破口でした。 現実が悲惨であったとしても、逃げ場所を設けておくことは、必至です。 さて、思い出話はこれくらいにして……。「死ぬのは奴らだ」の魅力。何度見たか数えきれないほどですが、初見から今まで、変わらない魅力は、次の3点です。 【1】 冒頭のジャズ葬の場に象徴される諧謔と機知 今の007映画の冒頭は、派手なアクションの連続で、強引に客を掴もうとする。昔の007は、もっとお洒落であった。 重火器の炸裂よりも、実はこっちが原作者イアン・フレミング(1908〜1964)の味であろう。 ライオンが吠える「MGM]は不変。続いて「UA」の文字は鋭い演出。そして定番のボンドの歩行から銃を撃つ型も、コネリーとのときとは、変えてある。 銃の取り出し方・撃ち方が実にコンパクトでお洒落で、実戦向きだ。 ニューヨークで、国連の会議が開かれ、一人の男が、ヘッドフォンからの音波で暗殺される。 すぐ、場面は、ニューオーリンズのジャズ葬の場に移る。神妙な音楽と、ゆっくりとした列の歩行。それを眺めていた英国の諜報員は、自分が主役とは知らない。 彼は横にいる男に刺され、棺桶に吸い取られ、トランペットが響き、ジャズは突然、明るく転調、踊りは最高潮になる。 とても変で、最高に面白い。 次に、カリブ海の島国「サン・モニーク」でのブードゥー教の儀式になる。張り付けになった男が、蛇に噛まれる。 ここまで、三人の諜報員が殺された。 【2】 ポール・マッカートニー&ウイングスの音楽 「Live And Let Die」。ここでも、劇的な転調の連続に驚愕する。 【3】 俳優陣 主役のボンドを演じるロジャー・ムーアに、魅かれます。 このDVDの魅力は、当人のムーア卿による音声解説と、監督ガイ・ハミルトンによる音声解説が、別々に入っています。 彼は、007と心中した。 そして、「Dr.カナンガ/Mr.ビッグ )役のヤフェット・コットー(1937、米国生)。 彼は、「エイリアン」第1作(1979、リドリー・スコット監督)に出演。 もっとも印象的なのは、TVの「ホミサイド/殺人捜査課」(1993〜1999)で、個性の強い部下たちをまとめるジャデーロ警部補の役。 「ホミサイド」には、部下の刑事ケイ役で、若きメリッサ・レオ(1960生)が出ている。 タロット占いの女を演じた、ジェーン・シーモア(1951生)は、妖艶。 以上です。
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ブラック・パワー
ショーン・コネリーの復活を終え 遂に3代目ボンド ロジャー・ムーア版ボンドの誕生です。 以降、ロジャー・ムーアは 現在でも最多の7作でボンドを演じることになります。 監督は前作「ダイヤモンドは永遠に」に続いて ガイ・ハミルトン 当然のようにコミカル路線継続です。 そのコミカル路線にロジャー・ムーアはハマったようで 陽気なキャラクターを確立しました。 新鮮さが画面からも放出されていますが ショーン・コネリーより3歳年上らしく 見た目は若いが最年長ボンドということになりました。 ストーリーは当時の時代の流れに沿ってか ブラック・パワー全開で キャストも黒人が占める割合がとても多いです。 そしてこの黒人キャストの起用が この作品の方向性や その後のロジャー版ボンドの方向性を示したような気がしてなりません。 というのも 黒人と儀式 黒人とダンス 黒人とパフォーマンス これらがドッキングすると その身体能力や表現力の豊かさからか やっていることがとてもコミカルに感じられてしまうのです。 怖がらせてもコミカル シリアスでもコミカル コミカルに次ぐコミカル そこに陽気なロジャー版ボンドが配置され これまでのボンドにあった「非情さ」が影を潜めて 殺しのライセンスもどこえやら 極力人を殺さないボンドが構築されていきます。 そんなこともあり 一歩間違えばアホアホパワー全開となる ダイナミックなボートチェイスなど 見どころもありますが イマイチな3代目ボンドの船出となりました。 今回は ボンド作品ではお馴染みの 冒頭のアクションシーンがありません。 冒頭にボンドは登場しなくて だもんで「つかみ」がないんですよね。 この辺も消化不良の原因かも。 主題歌はポール・マッカートニー&ザ・ウィングス 悪くないんですが これまでの珠玉の名曲群と比べると 1枚も2枚も劣ります。 そんな中 ボンドガール・ソリテアを演じた ジェーン・シーモアは ミステリアス且つ清楚な魅力を放出していました。 一番目立ったのはボンド、言いたいところですが ボンドではなく コミカルなブラック・パワーでもなく 「南部」全開の太っちょポリスマンでした。 しかしコレは全然良くなくて(笑) 典型的な「悪目立ち」だったような気がします(笑) 記憶にはめっちゃ残りますけどね。 愛すべきトホホシーン ボートでのチェイスシーンで 陸の車と交差して逃れる場面。 パトカーに乗ってるスタントマンが ヘルメットかぶってるのがハッキリと映っている。
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悪趣味でエキゾチックな冒険アクション
ロジャー・ムーアが抜擢された007シリーズ第8弾。ブードゥー教だのタロット占いだのケシ畑だの、どうも生臭い素材ばかりで個人的にはあまり好きではない一本。 やっぱり007映画は、悪役も夢のある方がいい。世界制服だの各国首脳を恐喝するだの、向こう見ずな大ボラを吹いて、ジェームズ・ボンドが派遣されて来るのを、いまか今かと待ち構えているようでないと面白くない。007は、チンピラや地方の悪党を相手にしてはいけないのだ。(笑) そうは言っても、そこは名プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリである。悪趣味と紙一重で一般向けのエンターテイメントに仕上げている。英国人からすると、アメリカ南部は熟れすぎた果物のように、ねっとりと甘美でエキゾチックなのかも知れない。セットや衣装には原色が多用され、不可思議なアイテムやキャラクタが顔をのぞかせている。 惜しむらくは、青空が見られなかったことだ。おかげで作品全体のトーンが沈んでいる。(この辺も私がイマイチ好きになれない理由かも知れない) ガイ・ハミルトン監督は、ほぼ前作と同じストーリー展開を採用している。保守的なのかも知れないが、やや疑念が残る。まぁ、ジェームズ・ボンド役にロジャー・ムーアを起用という大きな変化があったことだし、後は手堅くまとめたかったのかも知れない。セイフティバンドみたいだ。(笑) その分、キャラクタが立っていて、シリーズ中でも一番クセがある。 特に、妙な仕草で「アハハハハ!」と笑うバロン・サメディは強烈な印象を残す。キャスティングの勝利だ。ほかにも“ウィスパー”や鋼鉄の義手を付けた“ティーヒー”、そしてペッパー保安官。これだけ面白いキャラクタが揃っているのだから、もう少しヒットしても良さそうなのだが、あまり興収がふるわなかったらしいから、やはりどこかで007のイメージから逸脱していたという証だろう。 時に、映画以上にヒットして評価が高かったのが、“ポール・マッカートニーとウィングス”の主題歌♪LIVE AND LET DIE だろう。 『ゴールドフィンガー』に、こんなシーンがある。ベッドから下りて冷蔵庫にシャンパンを取りに行こうとするボンドを、シーツにくるまれた女が甘い声でベッドに戻ってと催促する。すると、ボンドは「世の中にはルールがある。ビートルズを聴く時は耳に栓をすべし。ドンペリニヨンの53年モノは摂氏 3.5度以下で飲むべし」と答える。これを聞いて、子供だった私は、ビートルズは聴くに値しない音楽なんだ、と長いこと思っていた。おかげで、私がビートルズに接したのは、随分と大人になってからだ。(新たに収録された吹き替えでは、このセリフは言い回しが少し変更になっている) 何しろ、007に憧れていた映画少年にとって、ジェームズ・ボンドのセリフは神の御宣託と同じである。疑う余地はない。シャーリー・バッシーやマット・モンローの歌は知っていても、“ビートルズ”はおろか“QUEEN”も“ベイシティローラーズ”も知らずに育った。だから、ポール・マッカートニーが“ビートルズ”のメンバーだったと知った時は、心底驚いた。カルチャーショックだった。70年代半ばのことである。(笑) 以来、私はちょっとだけ浮気をして、スティーブ・マックィーンやジョン・ウェイン、ピーター・セラーズの映画にも熱中するようになった。 今回、改めて見直してみた結果、やはり、あまり好きじゃない。(笑) 雑な作りだ。アラが目立つ。カットが変わった途端に役者の表情が変わっていたり、顔の向きや姿勢が違ったり、腕の位置が違っていたり、何ともお粗末なのだ。記録係が無能だったのだろう。こういうところも、好きになれない一因かも知れない。残念なことである。 ジェーン・シーモアは、アンニュイな雰囲気をまとって、これまでとは違ったボンドガールを演じてみせたが、総じて印象は薄い。後半は可愛い女の姿を見せるが、“お人形さん”のようだ。もう少し、彼女に演技力があったなら、また違ったボンドガールのイメージを作り上げることが出来たかも知れない。 敵役のカタンガを演じたヤフェット・コットーは70年代前半、『 110番街交差点』等で頭角を現したが、本作品がピークだった。この後、コーネル・ワイド監督主演作品『シャークトレジャー』に出演していたが、すっかりフツーの俳優サンになっていた。主役級を演じるオーラがなくなってしまったと言うことだ。本人の自覚にもよるだろうが、まだまだ黒人俳優の地位が低い時代だっただけに、辛酸をなめたろうことは想像に難くない。今はどうしているのか知らないが、いま一度、スクリーンで観てみたい役者さんの一人である。 思いつくままに書き綴って来たが、「キライだ!」と言うわりには、長いレビューになってしまった。(笑) もしかしたら、オススメなのかも知れない。
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ユーザーレビュー
あれっ?およっ?
投稿日
2013/07/19
レビュアー
パンケーキレンズ
シリーズ第8作 3代目ボンド、ロジャー・ムーアの登場です♪ 番外編を除けば、彼がシリーズ最多の全7作に出演! 2代目ボンドにあんな事があった後なので プレッシャーもかなり感じていたのではないでしょうかw ショーン・コネリーに比べたら 胸毛もないし(←ちょっと残念w) お顔立ちも、あっさりしてるし いい意味で、“溶け込みやすい”方ですね♪ 3代目の1作目ということで キャラ的には、まだハッキリ輪郭が整っていない部分がありますが その分、ストーリーがまぁ・・・・ なんと、アクの強いことwww これまでのシリーズに比べたら 遥かに規模は小さいですし、舞台となるのも小さな島だし パンチに欠けるところが、とても目立ちます が、悪役集団のアブナいオカルティックな雰囲気は かなりのインパクトを残していきやがります! ただ ワニの上をピョンピョンとかw 悪役のボスが破裂するとかw これって、コミカル路線以前の問題www もう、コミックです(爆) 作り手も、ちょっと、力み過ぎたんでしょうか・・・ もしかして、何が正解か分からなくなったパターン? あと、この作品の特徴は、なんといっても モーターボートなんですけど いつもながら、長い!w ほんでもって、エンジン音、うるさい!w かなり、お金かかってる感は見受けられますが 見所となるはずの、陸地ショートカットも 多用し過ぎてマンネリ(あらら・・・) カーチェイスと違って、ワザがあんまりないのが弱点でしょうか・・・ 目立った秘密兵器も、強力磁力の腕時計だけという これ以上ない地味さでしたが 終盤登場のペッパー保安官は、なかなかいい味出してました♪ 次作に期待!!
安らかに...ロジャー・ムーア
投稿日
2017/05/24
レビュアー
趣味は洋画
たった今、3代目ジェームス・ボンドを演じたロジャー・ムーアの訃報を知った。 2017年5月23日没、享年89歳。 合掌 「007シリーズ」をこよなく愛する者の一人として、彼の出演作品をなにかレビューしたい気持ちにかられ、この73年「007/死ぬのは奴らだ」に決めた。 「007シリーズ」としては第8作で、ロジャー・ムーアが初のボンド役として登場した作品である。(ムーアは通算7作品でボンドを演じた) 元々、原作者のイアン・フレミングは初作からロジャー・ムーアをボンド役に推していた。 初代ボンドのショーン・コネリーと異なり、エレガントでユーモアに長けるボンドを演じたのが、時代の潮流に上手く乗り、足掛け13年もボンド役をはった所以であろう。 本作のボンドの敵はドクター・カナンダ(ヤフェット・コットー)である。 Y・コットーは黒人で、みた目は怖いが、どことなくユーモラスな感じがする。 むしろ義手を付けたティー・ヒー(ジュリアス・ハリス)のほうに迫力を感じた。 ボンド・ガールはジェーン・シーモア(かつてはジェーン・セイモアの表記もあった)。 神秘的な美女ソリティアに扮し、タロット・カードを操ったり、超人的霊感能力を発揮するのだが、ボンドとベッド・インした後は予言力を失うのだから、こういったところが面白い。 セイモア自身は本作出演後、主にTV出演のほうが多く、スクリーンで目立った作品がないのが寂しい。 ほかの共演陣では、ペッパー保安官を狂操的に演じているクリフトン・ジェームスが、ユーモラスな表情と台詞で笑わせてくれる。 全般的に黒人俳優の出演者が多く、作品中、ルイジアナで黒人集団の葬儀(偽装)の行進場面が2度登場するが、なかなか興味深い。 ムーアの演じたボンドの中では最も好きな作品である。
劇的な転調の連続が魅力
投稿日
2016/06/03
レビュアー
ちゅく
「007 死ぬのは奴らだ」(1973年、英国/米国、カラー、121分)。 ガイ・ハミルトン監督(1922〜2016)。3代目ボンド・ロジャー・ムーア(1927、英国生)による第1作。 この映画は、007シリーズの中でも、秀作の一つ。 ボンド役が替わった第1作は、気合が入って、秀作が多いです。(レーゼンビーの「女王陛下の007」も含めて。) 私事ながら、自分にとっては、特別な思いがあります。少年時代、初めて一人で映画館に行って見た映画でした。 その小屋はとっくにありませんが、ロードショーからは時間が経っていて、客席はがらがらでした。料金は500円であったと思います。 今のシネコンと違い、何回見ても、自由です。2本立てだったのですが、もう一本が何だったか、全く記憶がありません。 嬉しくて、昼飯を食べるのを忘れて駆け込み、出てきたのは夜でした。 猛烈に空腹いなり売店で、マイクのポップコーンを二袋、ガラス瓶のコカ・コーラとスプライトのを飲んだ記憶は鮮明です。 小屋を出たとき、真っ暗で驚きました。映画に夢中で、時間を忘れていたのです。 自分の映画人生が、このとき始まったように思います。 映画は非日常で、小屋(映画館)は現実とは異なる世界。映画、小屋ほど、格好の逃避場があるでしょうか? 映画がなければ、自分はとっくに煮詰まって、死んでいたでしょう。あるいは、映画で多くの死を味わうことは、危機回避の突破口でした。 現実が悲惨であったとしても、逃げ場所を設けておくことは、必至です。 さて、思い出話はこれくらいにして……。「死ぬのは奴らだ」の魅力。何度見たか数えきれないほどですが、初見から今まで、変わらない魅力は、次の3点です。 【1】 冒頭のジャズ葬の場に象徴される諧謔と機知 今の007映画の冒頭は、派手なアクションの連続で、強引に客を掴もうとする。昔の007は、もっとお洒落であった。 重火器の炸裂よりも、実はこっちが原作者イアン・フレミング(1908〜1964)の味であろう。 ライオンが吠える「MGM]は不変。続いて「UA」の文字は鋭い演出。そして定番のボンドの歩行から銃を撃つ型も、コネリーとのときとは、変えてある。 銃の取り出し方・撃ち方が実にコンパクトでお洒落で、実戦向きだ。 ニューヨークで、国連の会議が開かれ、一人の男が、ヘッドフォンからの音波で暗殺される。 すぐ、場面は、ニューオーリンズのジャズ葬の場に移る。神妙な音楽と、ゆっくりとした列の歩行。それを眺めていた英国の諜報員は、自分が主役とは知らない。 彼は横にいる男に刺され、棺桶に吸い取られ、トランペットが響き、ジャズは突然、明るく転調、踊りは最高潮になる。 とても変で、最高に面白い。 次に、カリブ海の島国「サン・モニーク」でのブードゥー教の儀式になる。張り付けになった男が、蛇に噛まれる。 ここまで、三人の諜報員が殺された。 【2】 ポール・マッカートニー&ウイングスの音楽 「Live And Let Die」。ここでも、劇的な転調の連続に驚愕する。 【3】 俳優陣 主役のボンドを演じるロジャー・ムーアに、魅かれます。 このDVDの魅力は、当人のムーア卿による音声解説と、監督ガイ・ハミルトンによる音声解説が、別々に入っています。 彼は、007と心中した。 そして、「Dr.カナンガ/Mr.ビッグ )役のヤフェット・コットー(1937、米国生)。 彼は、「エイリアン」第1作(1979、リドリー・スコット監督)に出演。 もっとも印象的なのは、TVの「ホミサイド/殺人捜査課」(1993〜1999)で、個性の強い部下たちをまとめるジャデーロ警部補の役。 「ホミサイド」には、部下の刑事ケイ役で、若きメリッサ・レオ(1960生)が出ている。 タロット占いの女を演じた、ジェーン・シーモア(1951生)は、妖艶。 以上です。
ブラック・パワー
投稿日
2022/03/09
レビュアー
ビンス
ショーン・コネリーの復活を終え 遂に3代目ボンド ロジャー・ムーア版ボンドの誕生です。 以降、ロジャー・ムーアは 現在でも最多の7作でボンドを演じることになります。 監督は前作「ダイヤモンドは永遠に」に続いて ガイ・ハミルトン 当然のようにコミカル路線継続です。 そのコミカル路線にロジャー・ムーアはハマったようで 陽気なキャラクターを確立しました。 新鮮さが画面からも放出されていますが ショーン・コネリーより3歳年上らしく 見た目は若いが最年長ボンドということになりました。 ストーリーは当時の時代の流れに沿ってか ブラック・パワー全開で キャストも黒人が占める割合がとても多いです。 そしてこの黒人キャストの起用が この作品の方向性や その後のロジャー版ボンドの方向性を示したような気がしてなりません。 というのも 黒人と儀式 黒人とダンス 黒人とパフォーマンス これらがドッキングすると その身体能力や表現力の豊かさからか やっていることがとてもコミカルに感じられてしまうのです。 怖がらせてもコミカル シリアスでもコミカル コミカルに次ぐコミカル そこに陽気なロジャー版ボンドが配置され これまでのボンドにあった「非情さ」が影を潜めて 殺しのライセンスもどこえやら 極力人を殺さないボンドが構築されていきます。 そんなこともあり 一歩間違えばアホアホパワー全開となる ダイナミックなボートチェイスなど 見どころもありますが イマイチな3代目ボンドの船出となりました。 今回は ボンド作品ではお馴染みの 冒頭のアクションシーンがありません。 冒頭にボンドは登場しなくて だもんで「つかみ」がないんですよね。 この辺も消化不良の原因かも。 主題歌はポール・マッカートニー&ザ・ウィングス 悪くないんですが これまでの珠玉の名曲群と比べると 1枚も2枚も劣ります。 そんな中 ボンドガール・ソリテアを演じた ジェーン・シーモアは ミステリアス且つ清楚な魅力を放出していました。 一番目立ったのはボンド、言いたいところですが ボンドではなく コミカルなブラック・パワーでもなく 「南部」全開の太っちょポリスマンでした。 しかしコレは全然良くなくて(笑) 典型的な「悪目立ち」だったような気がします(笑) 記憶にはめっちゃ残りますけどね。 愛すべきトホホシーン ボートでのチェイスシーンで 陸の車と交差して逃れる場面。 パトカーに乗ってるスタントマンが ヘルメットかぶってるのがハッキリと映っている。
悪趣味でエキゾチックな冒険アクション
投稿日
2011/02/17
レビュアー
みなさん(退会)
ロジャー・ムーアが抜擢された007シリーズ第8弾。ブードゥー教だのタロット占いだのケシ畑だの、どうも生臭い素材ばかりで個人的にはあまり好きではない一本。 やっぱり007映画は、悪役も夢のある方がいい。世界制服だの各国首脳を恐喝するだの、向こう見ずな大ボラを吹いて、ジェームズ・ボンドが派遣されて来るのを、いまか今かと待ち構えているようでないと面白くない。007は、チンピラや地方の悪党を相手にしてはいけないのだ。(笑) そうは言っても、そこは名プロデューサーのアルバート・R・ブロッコリである。悪趣味と紙一重で一般向けのエンターテイメントに仕上げている。英国人からすると、アメリカ南部は熟れすぎた果物のように、ねっとりと甘美でエキゾチックなのかも知れない。セットや衣装には原色が多用され、不可思議なアイテムやキャラクタが顔をのぞかせている。 惜しむらくは、青空が見られなかったことだ。おかげで作品全体のトーンが沈んでいる。(この辺も私がイマイチ好きになれない理由かも知れない) ガイ・ハミルトン監督は、ほぼ前作と同じストーリー展開を採用している。保守的なのかも知れないが、やや疑念が残る。まぁ、ジェームズ・ボンド役にロジャー・ムーアを起用という大きな変化があったことだし、後は手堅くまとめたかったのかも知れない。セイフティバンドみたいだ。(笑) その分、キャラクタが立っていて、シリーズ中でも一番クセがある。 特に、妙な仕草で「アハハハハ!」と笑うバロン・サメディは強烈な印象を残す。キャスティングの勝利だ。ほかにも“ウィスパー”や鋼鉄の義手を付けた“ティーヒー”、そしてペッパー保安官。これだけ面白いキャラクタが揃っているのだから、もう少しヒットしても良さそうなのだが、あまり興収がふるわなかったらしいから、やはりどこかで007のイメージから逸脱していたという証だろう。 時に、映画以上にヒットして評価が高かったのが、“ポール・マッカートニーとウィングス”の主題歌♪LIVE AND LET DIE だろう。 『ゴールドフィンガー』に、こんなシーンがある。ベッドから下りて冷蔵庫にシャンパンを取りに行こうとするボンドを、シーツにくるまれた女が甘い声でベッドに戻ってと催促する。すると、ボンドは「世の中にはルールがある。ビートルズを聴く時は耳に栓をすべし。ドンペリニヨンの53年モノは摂氏 3.5度以下で飲むべし」と答える。これを聞いて、子供だった私は、ビートルズは聴くに値しない音楽なんだ、と長いこと思っていた。おかげで、私がビートルズに接したのは、随分と大人になってからだ。(新たに収録された吹き替えでは、このセリフは言い回しが少し変更になっている) 何しろ、007に憧れていた映画少年にとって、ジェームズ・ボンドのセリフは神の御宣託と同じである。疑う余地はない。シャーリー・バッシーやマット・モンローの歌は知っていても、“ビートルズ”はおろか“QUEEN”も“ベイシティローラーズ”も知らずに育った。だから、ポール・マッカートニーが“ビートルズ”のメンバーだったと知った時は、心底驚いた。カルチャーショックだった。70年代半ばのことである。(笑) 以来、私はちょっとだけ浮気をして、スティーブ・マックィーンやジョン・ウェイン、ピーター・セラーズの映画にも熱中するようになった。 今回、改めて見直してみた結果、やはり、あまり好きじゃない。(笑) 雑な作りだ。アラが目立つ。カットが変わった途端に役者の表情が変わっていたり、顔の向きや姿勢が違ったり、腕の位置が違っていたり、何ともお粗末なのだ。記録係が無能だったのだろう。こういうところも、好きになれない一因かも知れない。残念なことである。 ジェーン・シーモアは、アンニュイな雰囲気をまとって、これまでとは違ったボンドガールを演じてみせたが、総じて印象は薄い。後半は可愛い女の姿を見せるが、“お人形さん”のようだ。もう少し、彼女に演技力があったなら、また違ったボンドガールのイメージを作り上げることが出来たかも知れない。 敵役のカタンガを演じたヤフェット・コットーは70年代前半、『 110番街交差点』等で頭角を現したが、本作品がピークだった。この後、コーネル・ワイド監督主演作品『シャークトレジャー』に出演していたが、すっかりフツーの俳優サンになっていた。主役級を演じるオーラがなくなってしまったと言うことだ。本人の自覚にもよるだろうが、まだまだ黒人俳優の地位が低い時代だっただけに、辛酸をなめたろうことは想像に難くない。今はどうしているのか知らないが、いま一度、スクリーンで観てみたい役者さんの一人である。 思いつくままに書き綴って来たが、「キライだ!」と言うわりには、長いレビューになってしまった。(笑) もしかしたら、オススメなのかも知れない。
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007/死ぬのは奴らだ