オカルト / 宇野祥平
全体の平均評価点: (5点満点)
(21)
オカルト
/白石晃士
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「オカルト」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「ノロイ」「口裂け女」の白石晃士監督が、ある通り魔殺人事件の取材を進める中で、事件の背後に潜むオカルト的事象に迫ってゆく戦慄のフェイク・ドキュメンタリー・ホラー。
「オカルト」 の作品情報
「オカルト」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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オカルトの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
AXDR1298 |
2009年07月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
10枚
|
0人
|
0人
|
オカルトの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
AXDR1298 |
2009年07月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:21件
白石さん、そろそろ止めようかと思いながら
どうしても止まりません♪この監督の描き出す人物像はある意味とても醜悪。ダラダラとした映像の不快感が快感。ヘラヘラと笑いながら『ヤバかった!』と、そんな意味の無いシーンがまた不快。そしてこんんんんの愚か者〜〜と、一緒に主人公を追えたらもうハメられています。いつのまにかインタビューの相手がシボれてきたと思ったら意外や意外、おまえが主人公か〜〜!?ってそんなスタートですが。
さて、フェイクホラーなるジャンルですが、始まる前のワクワク感はなかなかのモノです。取材前から答えが決まっている報道や、編集にモノを言わせたストーリーにうんざりしていると、ふとこんな嘘でもいいからリアルな映像が観たいと思うのか・・・どうかは知りませんが、人間は『放送できない』『真実t』モノに大変弱い。もちろん心霊しかりですが、映像により暴き出される人間性とういモノは大変に面白い。娘なんかはもう途中で飽きて(主人公の性格に怒って)ましたが、ワタシは『うわぁ〜イヤな男〜〜上手いなぁ〜』と。ただ、時事に合った題材だけに、合いすぎて大丈夫かいな?と心配になるほど。刺された被害者の方たちにすれば・・・ええ、ですから正直ば不謹慎やなあ〜という感が払拭できずそれほど楽しめなかったかもしれません。ラストはどうリアクションして良いやら・・(・ω・)
『ノロイ』よりも『裏ホラー』や『テケテケ』派です。
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神は土塊より人を生み出した…実は二番目だが…^^
投稿日:2009/08/23
レビュアー:アルディ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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大概の神話では人間には試作体が有った事が記載されています。
西洋の有名神話にも「原初のアダム」と言う人よりも神に近い強大な力を持つ「存在」について語られている部分が有ります。
彼の妻はリリスと言い天界に背く存在に「なりそう」だったので肥沃な大地から暗黒の「地の底」に堕とされました。
この「神に愛されない」者達が「魔」の始まりだとも言われます。
リリスは時折人の子供を拐うと言いますが、これは神に「地に満てる(生殖する)」力を奪われたからだとも言いますね。
日本の神話ではヒルコと言う手足の無い存在が産み落とされています。
彼らは人のナリソコねで愛される存在では有りません。
しかし「不死」で有ると言う恩寵は受けました。
そして「魔」と同じく神に愛される人を妬み、その象徴で有る「顔」を奪います。
まぁ、この辺は「諸星大二郎」の妖怪ハンター等で面白おかしく取り上げていますね。
この話は安普請のホラー系体感DVDですが色々な「忌憚」と言われる作品へのオマージュが感じ取れます。
人は自分の「生」に何かの意義が有ると考えたいものです。
しかし、それは他者の欲望を満足させる術でしかないと言う痛烈な「テロ」への批判も有ります。
荒っぽい映像と物語ですが、やはりこの監督の作品は一筋縄では行きませんね。
中々楽しめました。
最後の御愛敬映像には、いつもの脱力感が有って笑えます。
「助けてくれ!」
と叫んでも無駄です。
それがアナタの選んだ世界なのですから…。
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フェイクと言う名のリアル
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ネカフェ難民の江野は卑屈で姑息な男だ。
彼的表現を借りれば「うんこのような」人生が、通り魔殺傷事件をきっかけに大きく歪み始める。
事件によって殺された被害者家族は大変傷つき壊れていくが、唯一の生存者である彼だけは、事件はけして偶然ではなく自分が選民である天啓だったというのだ。
映画監督白石は事件関係者にインタビューするうち、彼らの奇妙な発言を記録しなければならないという衝動を憶え、日雇いの派遣労働で食うや食わずの江野を事務所に居候させることとなるが・・・。
昔、吾妻ひでおのマンガに超能力だといって小一時間うなって女子のスカートのすそをペロンとめくるだけというのがあったけれど、事件以来そんな感じのフシギ現象が彼の周りには起こりまくっているという。それを彼は自分が選民だからといい、その先をうじうじと口ごもる。
超能力といえば監督でなくても興味はわくだろうが、彼の生き方そのものが陰湿で卑屈で投げやりで図々しく時には凶暴で知り合ったことを後悔するようなそんな男。
ハンディカメラはそんな彼のうんこのような人生を毛穴の奥までじっくりと映し出していく。いろいろな意味で私はこれ以上リアルなネカフェ難民をニュース映像でも見たことがない。
なのに、本当にほんの一瞬、もしやと思わせるものがある。
カメラが捕らえた汚れのような黒い点を感極まった目つきで見つめる江野。
「ほら!ほら!ボクを祝福してるんだ!」とカラスの群れに狂喜する江野。
もしや本当に奇跡かも、怪奇現象かも、本当に彼は選民なのかも。
後半ウキウキと最後の時に備える様子はなんだか胸が詰まるものがあって。この男は、こういう友人なんていなかったんだろうなぁと。
江野がリアルな分、現象は作為的にチープに作られているので、そういうのにまず引いてしまうお人にはオススメできないかも。
また、黒沢御大登場が無駄に評価を上げているとは思うけれど、御大抜きでもかなりいけてる作品だと思います。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
俳優の自然な演技!
通り魔事件の取材過程で明らかになる不気味な真実とは…って感じのフェイクドキュメンタリーです。
白石監督が本人役で出演しています。
黒沢監督も本人役で出演しています、すごく上手いです。
こういうジャンルではいかにもな演技をされると見る気を失うのですが、この作品では
どの俳優も非常に自然に演じていて引きこまれました。
主人公?の被害者男性も上手いですが、プロデューサー役とインタビュアー役が本当にいそうで、リアルでした。
あ、白石監督はそんなに自然な演技じゃなありません…
わりと普通な感じに、通り魔事件の取材って体で進行していきます。
徐々に「事件」取材から「オカルト」取材なテイストに移行していくのが気持ち悪くていいです。
音楽もいい感じに盛り上げてくれます。
遺族の夢枕に立つ被害者が発した謎の言葉、関係者の証言、ヒルコ神、謎の遺跡、生き残った被害者のキモさ、
色々と合わせ技で不気味さを煽ります。
監督、プロデューサー、インタビュアー、被害者が居酒屋を訪れるシーン、ここで被害者への同情的な気持ちが消滅したw
ラストはとても面白いし、監督の良識や配慮を感じて好印象。
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3人の会員が気に入ったと投稿しています
フェイクドキュメンタリーすら否定する茶番劇
DISCASから届いた封筒を開けて、「『オカルト』? こんなの予約したっけ?」と思った。然も、盤面には“監督:白石晃士”とプリントされているではないか。
あー、失敗しちまったゼ。(汗) イントロダクションをきちんと読まずに予約リストのボタンをクリックするから、こういうことになる。及川監督と白石監督の作品は二度と観ないと固く決めたのに、この有り様だ。今後は、軽率な行いを改めよう。(苦笑)
借りた以上はちゃんと観ることをポリシーにしている。体調が著しく優れないとか、このディスクを借りていると良くないことが起きるとご神託があった(笑)とか――、そういう特別な事情でもない限り、気力を振り絞って画面に向き合う。 2時間弱、とてつもなく苦痛だった。『ノロイ』も、しょうもない映画だったが、本作品は更にヒドかった。
「くだらねぇ〜」
「バカじゃないの?」
「おいおい、頭が悪いにもほどがあるぞ」
「あ〜あ、黒澤監督も、こんな映画に出て後悔してるんだろうなぁ」
「ヘタすぎっ!」
「何だ、コイツ、開き直ってんのかよ!!」
ゴミや本がテーブルから落ちてポルターガイスト(=奇跡)と騒いでいるのを見て、思わず「くだらねぇ〜」とツッコんでしまった。
その後も、ビデオにUFOが映っていると騒ぎ。合成のセンスがなくて、カラスが画面を掠めたようにしか見えない。(笑) 矢追氏のホストをつとめた特集番組で紹介された写真や動画の方が、ずっと興味をひく。いい加減、「バカじゃないの」と思ってしまった。
その上、ネットカフェ難民の男を事務所に住まわせるに至って、「おいおい、頭が悪いにもほどがあるぞ」と思ってしまった。敗残者のような男の甘言に騙されて、いい大人が意味不明の現象をビデオにおさめて一攫千金を狙おうってんだから、呆れてしまう。――この業界って、こんなに頭の悪い人ばかりなのだろうか?
驚いたことに、黒澤清監督が自分役で登場し、アマチュア学者を演じている。確かに、黒澤監督は、なかなかシブくて良い男なので、使いたくなる気持ちはよく分かる。いい顔をしている。(失礼!) それに、あの独特な迫力は、既成の役者さんにはないものだ。監督サンとして地位を獲得しているだけに、役者としてスクリーンでお目に掛かる機会は、将来に渡って、そう多くはないはずだ。それだけに貴重な出演作品と言える。けれど、本編がこれじゃあね……。きっと、「黒澤監督も、こんな映画に出て後悔してるんだろうなぁ」と思ってしまった。
クライマックスに近づくと、ヘンなものがビデオに映り込む。何かモヤモヤした“まっくろくろすけ”みたいなヤツだが、バケツの中でダンゴ状に群れているドジョウみたいに見える。
おそらくCGだろうが、実写映像との合成がヘタすぎて、思わず失笑してしまった。さまざまなPOVやフェイクドキュメンタリーを観て来た目には、レベルが低くてお話しにならない出来映えだった。ついつい「ヘタすぎっ!」と呟いてしまった。合成も、見せる演出も、スキルが低いと言わざるを得ない。
最後は、ドキュメンタリーとしてのクレジットが流れた後、再度、本作品のクレジットが流れる。『ノロイ』とは対照的だ。思うに、あの作品で散々叩かれて開き直ったのではなかろうか? そんな印象を受けた。本作品と『ノロイ』は同系列の作品だけに、これだけキッパリ違うと、観客の中には「何だ、コイツ、開き直ってんのかよ!!」と怒る方も出て来るだろう。もしも、ファンがいたら裏切られたような気分になるはずだ。(笑)
作品としては、おどろおどろしいポスターやキャッチコピーに反して、かなり幼稚になっている。内容はともかく、小学生高学年から中学生くらいがキャーキャー言いながら観るようなレベルだ。大人が観る作品ではありませんので、オススメ致しかねます、はい。
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ユーザーレビュー
白石さん、そろそろ止めようかと思いながら
投稿日
2009/09/11
レビュアー
まるZONBI
どうしても止まりません♪この監督の描き出す人物像はある意味とても醜悪。ダラダラとした映像の不快感が快感。ヘラヘラと笑いながら『ヤバかった!』と、そんな意味の無いシーンがまた不快。そしてこんんんんの愚か者〜〜と、一緒に主人公を追えたらもうハメられています。いつのまにかインタビューの相手がシボれてきたと思ったら意外や意外、おまえが主人公か〜〜!?ってそんなスタートですが。
さて、フェイクホラーなるジャンルですが、始まる前のワクワク感はなかなかのモノです。取材前から答えが決まっている報道や、編集にモノを言わせたストーリーにうんざりしていると、ふとこんな嘘でもいいからリアルな映像が観たいと思うのか・・・どうかは知りませんが、人間は『放送できない』『真実t』モノに大変弱い。もちろん心霊しかりですが、映像により暴き出される人間性とういモノは大変に面白い。娘なんかはもう途中で飽きて(主人公の性格に怒って)ましたが、ワタシは『うわぁ〜イヤな男〜〜上手いなぁ〜』と。ただ、時事に合った題材だけに、合いすぎて大丈夫かいな?と心配になるほど。刺された被害者の方たちにすれば・・・ええ、ですから正直ば不謹慎やなあ〜という感が払拭できずそれほど楽しめなかったかもしれません。ラストはどうリアクションして良いやら・・(・ω・)
『ノロイ』よりも『裏ホラー』や『テケテケ』派です。
神は土塊より人を生み出した…実は二番目だが…^^
投稿日
2009/08/23
レビュアー
アルディ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
大概の神話では人間には試作体が有った事が記載されています。
西洋の有名神話にも「原初のアダム」と言う人よりも神に近い強大な力を持つ「存在」について語られている部分が有ります。
彼の妻はリリスと言い天界に背く存在に「なりそう」だったので肥沃な大地から暗黒の「地の底」に堕とされました。
この「神に愛されない」者達が「魔」の始まりだとも言われます。
リリスは時折人の子供を拐うと言いますが、これは神に「地に満てる(生殖する)」力を奪われたからだとも言いますね。
日本の神話ではヒルコと言う手足の無い存在が産み落とされています。
彼らは人のナリソコねで愛される存在では有りません。
しかし「不死」で有ると言う恩寵は受けました。
そして「魔」と同じく神に愛される人を妬み、その象徴で有る「顔」を奪います。
まぁ、この辺は「諸星大二郎」の妖怪ハンター等で面白おかしく取り上げていますね。
この話は安普請のホラー系体感DVDですが色々な「忌憚」と言われる作品へのオマージュが感じ取れます。
人は自分の「生」に何かの意義が有ると考えたいものです。
しかし、それは他者の欲望を満足させる術でしかないと言う痛烈な「テロ」への批判も有ります。
荒っぽい映像と物語ですが、やはりこの監督の作品は一筋縄では行きませんね。
中々楽しめました。
最後の御愛敬映像には、いつもの脱力感が有って笑えます。
「助けてくれ!」
と叫んでも無駄です。
それがアナタの選んだ世界なのですから…。
フェイクと言う名のリアル
投稿日
2010/03/25
レビュアー
夜子
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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ネカフェ難民の江野は卑屈で姑息な男だ。
彼的表現を借りれば「うんこのような」人生が、通り魔殺傷事件をきっかけに大きく歪み始める。
事件によって殺された被害者家族は大変傷つき壊れていくが、唯一の生存者である彼だけは、事件はけして偶然ではなく自分が選民である天啓だったというのだ。
映画監督白石は事件関係者にインタビューするうち、彼らの奇妙な発言を記録しなければならないという衝動を憶え、日雇いの派遣労働で食うや食わずの江野を事務所に居候させることとなるが・・・。
昔、吾妻ひでおのマンガに超能力だといって小一時間うなって女子のスカートのすそをペロンとめくるだけというのがあったけれど、事件以来そんな感じのフシギ現象が彼の周りには起こりまくっているという。それを彼は自分が選民だからといい、その先をうじうじと口ごもる。
超能力といえば監督でなくても興味はわくだろうが、彼の生き方そのものが陰湿で卑屈で投げやりで図々しく時には凶暴で知り合ったことを後悔するようなそんな男。
ハンディカメラはそんな彼のうんこのような人生を毛穴の奥までじっくりと映し出していく。いろいろな意味で私はこれ以上リアルなネカフェ難民をニュース映像でも見たことがない。
なのに、本当にほんの一瞬、もしやと思わせるものがある。
カメラが捕らえた汚れのような黒い点を感極まった目つきで見つめる江野。
「ほら!ほら!ボクを祝福してるんだ!」とカラスの群れに狂喜する江野。
もしや本当に奇跡かも、怪奇現象かも、本当に彼は選民なのかも。
後半ウキウキと最後の時に備える様子はなんだか胸が詰まるものがあって。この男は、こういう友人なんていなかったんだろうなぁと。
江野がリアルな分、現象は作為的にチープに作られているので、そういうのにまず引いてしまうお人にはオススメできないかも。
また、黒沢御大登場が無駄に評価を上げているとは思うけれど、御大抜きでもかなりいけてる作品だと思います。
俳優の自然な演技!
投稿日
2013/07/21
レビュアー
コタロウ(!)
通り魔事件の取材過程で明らかになる不気味な真実とは…って感じのフェイクドキュメンタリーです。
白石監督が本人役で出演しています。
黒沢監督も本人役で出演しています、すごく上手いです。
こういうジャンルではいかにもな演技をされると見る気を失うのですが、この作品では
どの俳優も非常に自然に演じていて引きこまれました。
主人公?の被害者男性も上手いですが、プロデューサー役とインタビュアー役が本当にいそうで、リアルでした。
あ、白石監督はそんなに自然な演技じゃなありません…
わりと普通な感じに、通り魔事件の取材って体で進行していきます。
徐々に「事件」取材から「オカルト」取材なテイストに移行していくのが気持ち悪くていいです。
音楽もいい感じに盛り上げてくれます。
遺族の夢枕に立つ被害者が発した謎の言葉、関係者の証言、ヒルコ神、謎の遺跡、生き残った被害者のキモさ、
色々と合わせ技で不気味さを煽ります。
監督、プロデューサー、インタビュアー、被害者が居酒屋を訪れるシーン、ここで被害者への同情的な気持ちが消滅したw
ラストはとても面白いし、監督の良識や配慮を感じて好印象。
フェイクドキュメンタリーすら否定する茶番劇
投稿日
2011/09/30
レビュアー
みなさん(退会)
DISCASから届いた封筒を開けて、「『オカルト』? こんなの予約したっけ?」と思った。然も、盤面には“監督:白石晃士”とプリントされているではないか。
あー、失敗しちまったゼ。(汗) イントロダクションをきちんと読まずに予約リストのボタンをクリックするから、こういうことになる。及川監督と白石監督の作品は二度と観ないと固く決めたのに、この有り様だ。今後は、軽率な行いを改めよう。(苦笑)
借りた以上はちゃんと観ることをポリシーにしている。体調が著しく優れないとか、このディスクを借りていると良くないことが起きるとご神託があった(笑)とか――、そういう特別な事情でもない限り、気力を振り絞って画面に向き合う。 2時間弱、とてつもなく苦痛だった。『ノロイ』も、しょうもない映画だったが、本作品は更にヒドかった。
「くだらねぇ〜」
「バカじゃないの?」
「おいおい、頭が悪いにもほどがあるぞ」
「あ〜あ、黒澤監督も、こんな映画に出て後悔してるんだろうなぁ」
「ヘタすぎっ!」
「何だ、コイツ、開き直ってんのかよ!!」
ゴミや本がテーブルから落ちてポルターガイスト(=奇跡)と騒いでいるのを見て、思わず「くだらねぇ〜」とツッコんでしまった。
その後も、ビデオにUFOが映っていると騒ぎ。合成のセンスがなくて、カラスが画面を掠めたようにしか見えない。(笑) 矢追氏のホストをつとめた特集番組で紹介された写真や動画の方が、ずっと興味をひく。いい加減、「バカじゃないの」と思ってしまった。
その上、ネットカフェ難民の男を事務所に住まわせるに至って、「おいおい、頭が悪いにもほどがあるぞ」と思ってしまった。敗残者のような男の甘言に騙されて、いい大人が意味不明の現象をビデオにおさめて一攫千金を狙おうってんだから、呆れてしまう。――この業界って、こんなに頭の悪い人ばかりなのだろうか?
驚いたことに、黒澤清監督が自分役で登場し、アマチュア学者を演じている。確かに、黒澤監督は、なかなかシブくて良い男なので、使いたくなる気持ちはよく分かる。いい顔をしている。(失礼!) それに、あの独特な迫力は、既成の役者さんにはないものだ。監督サンとして地位を獲得しているだけに、役者としてスクリーンでお目に掛かる機会は、将来に渡って、そう多くはないはずだ。それだけに貴重な出演作品と言える。けれど、本編がこれじゃあね……。きっと、「黒澤監督も、こんな映画に出て後悔してるんだろうなぁ」と思ってしまった。
クライマックスに近づくと、ヘンなものがビデオに映り込む。何かモヤモヤした“まっくろくろすけ”みたいなヤツだが、バケツの中でダンゴ状に群れているドジョウみたいに見える。
おそらくCGだろうが、実写映像との合成がヘタすぎて、思わず失笑してしまった。さまざまなPOVやフェイクドキュメンタリーを観て来た目には、レベルが低くてお話しにならない出来映えだった。ついつい「ヘタすぎっ!」と呟いてしまった。合成も、見せる演出も、スキルが低いと言わざるを得ない。
最後は、ドキュメンタリーとしてのクレジットが流れた後、再度、本作品のクレジットが流れる。『ノロイ』とは対照的だ。思うに、あの作品で散々叩かれて開き直ったのではなかろうか? そんな印象を受けた。本作品と『ノロイ』は同系列の作品だけに、これだけキッパリ違うと、観客の中には「何だ、コイツ、開き直ってんのかよ!!」と怒る方も出て来るだろう。もしも、ファンがいたら裏切られたような気分になるはずだ。(笑)
作品としては、おどろおどろしいポスターやキャッチコピーに反して、かなり幼稚になっている。内容はともかく、小学生高学年から中学生くらいがキャーキャー言いながら観るようなレベルだ。大人が観る作品ではありませんので、オススメ致しかねます、はい。
新規登録で
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