ラン・ファットボーイ・ラン　走れメタボ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　『スタートレック』にも突然出てきてコメディ・レリーフをつとめていたサイモン・ペッグが、『ホット・ファズ』の次に出たハートフル・コメディ、随所にエロ・グロなギャグ少々。僕はこの人のどこがおかしいのか相変わらずよく分からないが、結婚に踏み切れなかった臆病者らしい、情けない感じはよく出ていたと思う。
　しかし『ＪＵＮＯ』といい、どうして男が結婚や家庭から逃げる話が流行るんだろうか？　この映画のペッグなんて、妊娠している花嫁を式の当日に捨てて逃げちゃうんだから、最低だ。最低ヤローと思っているので、あまり前半楽しくない。
　子どもの描き方で、すぐに結末は読める。ライバルが出てきて、そいつが金持ちでいいヤツで、でクライマックスでほんとうはイヤなヤツということが露見するというのも想定内。というか、何も考えてないんじゃないかというくらいに、ベタベタの、物語の既製品のみで成り立っている脚本。周りにチラホラ、ヘンな友人だの個性的なキャラなど排して、皆じつは結構いい人で……って、ハッピーエンド。
　ひとつだけ、マラソン・ランナーのぶつかる壁、というのを実際に壁を出して表現していて目を引いた。なのに、それを「ぶちやぶる」描写がなくて、音だけですませてしまった。少し考えてみたけど、どうせベタなんだから、あの瞬間はきちんと映像化すべきだったと思う。
　ほとんど笑えず。テレビ『フレンズ』の演出家の手になる作品らしく、隅々までテレビ的な安心感が漂う。収録された特典映像で、タンディ・ニュートンがかなりヘンな人らしいということが分かったのは収穫（？）だったが、未公開も納得の25点。

『HOT FUZZ』のサイモン・ペッグ主演だったので、がっつりコメディーかと思いきや…。
前半はゆったりとしたコメディーで進んでいきますが、後半はコメディーの要素は少なくなり、ちょとした感動系スポーツドラマに。
結果は分かっていても、ついつい応援したくなってしまいます。

ところで、ファットボーイってタイトルなら、もっと特殊メイク使ってでも太らせてもいいんじゃない！？

大人になりきれないメタボな男のドタバタ・ラブコメ＆お馬鹿スポコンドラマ。監督は「フレンズ」のデヴィッド・シュワイマー。↓デヴィッド・シュワイマーだからか「フレンズ」っぽい笑いがちょっとあったりする。そこで観客の笑い声！みたいな笑いのシーンがあるけど、ないからハズしてしまっている感がある。アクが強い笑いだから、笑い難いんだけど、ロッキーみたいなトレーニングシーンは笑った。ま、オチは容易に分が心があったかくなるよ。
主人公デニスが走っている途中に壁にぶつかって走れなくなるんだけど、文字通りデニスのイメージを視覚化して壁が出てくる。面白いアイデアではあるけど、テンポ悪くなっている感じがするなぁ。ＣＧで素早くしても良かったんじゃないかと思う。

メタボ？
確かに腹回り９０ｃｍ以上（男性）ならメタボ。でも腹だけ出ててもねぇ^^;
ちょっと説得力ないです。この位の体型はいたって普通に見かけますから。
どちらかというと大家さんが走ってください。。。

ストーリーとしては何事も大事なところで投げ出すダメ男がマラソンを機に何かをつかむ。。。ってとこでしょうか。
うーん。逃げ癖って一度つくとなかなか直せないんだよね。
そういう意味ではとても意義のあるお話。
素直に応援できるし、共感できる。
そして何より、ただのお涙ちょうだい（押しつけ系）だと反感を抱く私も、失敗を祈りながらついてくるポーカー仲間の存在がリアリティーがあってＧＯＯＤ！
大爆笑は出来ないけど爽やかな後味を約束してくれます♪

ダメダメな人間だけど子供にとってはいいパパであったり
逆に子供に教えられることも・・・

でもでも、どうしても
妊娠中の花嫁を捨て
もう５年も前のことだから・・・と言ってのけ
女ってそういうの気にするもの
といった男同志の会話

やはり・・・です

これがないと話にならないけど

まぁここからちゃんと変われたっていうのでいいのかもしれないですけどね

今まで何にも成し遂げれず途中で投げ出してきた男が本気で挑んだマラソン
初めての達成
得るものたくさんあったでしょうね