ボーダータウン 報道されない殺人者 / ジェニファー・ロペス
全体の平均評価点: (5点満点)
(42)
ボーダータウン 報道されない殺人者
/グレゴリー・ナバ
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「ボーダータウン 報道されない殺人者」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
アメリカと国境を接するメキシコの街フアレスでは、ここ10数年で500件もの女性殺害事件が起きているにもかかわらず、そのほとんどが未解決のまま、半ば放置されているという。監督のグレゴリー・ナヴァと主演を務めたジェニファー・ロペスが、そんなフアレスの現実に光を当て、その背後に巣くう巨大な闇を告発する社会派サスペンス・ドラマ。シカゴの新聞社で働く女性記者ローレンは、フアレスで起こっている連続女性殺害事件を取材するため現地へ向かう。彼女はかつての同僚、ディアスのもとを訪ね、偶然そこで、一連の事件で奇跡的に生還した被害少女エバと出会う。ローレンはエバの証言を糸口に、事件の真相究明に乗り出すのだったが…。
「ボーダータウン 報道されない殺人者」 の作品情報
「ボーダータウン 報道されない殺人者」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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ボーダータウン 報道されない殺人者の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英(一部西) 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX4342 |
2009年04月24日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
12枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英(一部西)
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
ボーダータウン 報道されない殺人者の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
112分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英(一部西) 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX4342 |
2009年04月24日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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12枚
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/英(一部西)
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ユーザーレビュー:42件
十数年前、新聞で・・・・
あるジャーナリストの告発記事で読んだことがあります。
メキシコでは、貧困層の女性が惨殺されてるのに、政府も警察も放置したまま。マフィアが、度胸試しの儀式で行ってるふしがあり、バラバラ遺体のほか唇や乳房が切り取られてる遺体もあったそうです。
町名がファレスだつたかは覚えていませんが、衝撃的な記事だったです。本作が制作されたということは現在も殺人が続いてるのでしょうか。
グロイシーンは極力抑え、サスペンスというより重厚な人間ドラマに仕上げてあるので、たくさんの人に見て欲しいと思います。
治安の良い国に生まれた自分は幸せと感謝すると同時に発展途上国のモラルの低さにゾッとします。メキシコだけの問題でないし。
本作では先進国との貿易発展を皮肉って描いてましたが、原因の根底は、教育だと思いました。すべての子供たちが学校に通えるような国にならないと、治安は変わらないような気がしました。
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無力感
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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北米自由貿易協定(NAFTA)のもと、マキラドーラと呼ばれる外国資本の工場が林立する、メキシコ国境の町フアレス。
土地を取り上げられ、強制的に移住させられた先住民たちは、バラックのような建物に押し込められて、マキラドーラで働かされる。
たまたまなのですが、「働く人々の歴史展」という展示会を鑑賞したあとでこの映画をみました。明治時代の貴重な出勤簿などを見せてもらったあとだったので、現代の女工哀史ともいえる、メキシコ国境地帯での過酷な労働の実態をもっと描いてほしかったと不満にも思ったのですが、ここで働く何百人もの女性がレイプされ、殺されているというショッキングな事実の方に焦点があてられているのは当然といえば当然でしょう。なにしろ5000人もの女性が行方不明になっているそうですから。
新聞記者ローレンは、はじめは乗り気でなかったメキシコ取材に次第にのめりこみ、長い間封印していた自分のルーツや過去の記憶とも向き合うようになります。ジェニファー・ロペスが大熱演しています。
監督のグレゴリー・ナヴァは、ジェニファーの初映画出演作品「ミ・ファミリア」(佳作なんですけど、discas未入荷)に彼女を大抜擢した人なので、きっと監督との相性がいいのでしょう。
しかし、少数のジャーナリストや勇気ある被害者だけで立ち向かうには、あまりに大きすぎる国家や世界的企業という存在。この映画のラストもあまりすっきりはせず、むしろ巨悪に立ち向かうことの空しさと、どうしようもない無力感に襲われてしまいました。一消費者である私たちは、一体どうすればいいのでしょう?
それにしても、これほどまでにひどい人権無視が許されるのでしょうか?こんな国家に豚インフルエンザの封じ込めが本当にできるのか、私はそれがいちばん心配です。
特典映像の監督インタビューは興味深かったです。
メキシコでは白い鳩は若い女性を意味するそうですが(ジョン・ウーの白鳩はどういう意味なんでしょう??)、のどをかき切られた白鳩の死体が、自宅に置かれるという嫌がらせや、スタッフが拉致、拷問されたりということもあったらしいです
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実際の事件を元にした重いサスペンス
投稿日:2009/04/01
レビュアー:TOMY
貧しい地域から多くの若い女性たちが働きに来ている、工場群が立ち並ぶアメリカとの国境のメキシコ、フアレスという街。
93年(PCが世界中で増え始めた頃)から、ほとんどが未解決の女性殺害事件が500件近く起きている。
被害者が先住民の少女であったり、身元がはっきりしない場合なども含まれるので、実際には5000件以上と推測される。
先住民で出稼ぎに来ていた16歳の少女、エバが帰り道にさらわれ、強姦され、殴られて砂漠に埋められる。
この映画は、そこから奇跡的に這い出て生き延び、新聞社に訴えるところから始まる。
アメリカから女性記者、ローレンが乗り込み真実を報道しようとするが、弱者の訴えは一部の人間が潤うことになる自由貿易の邪魔になるため、警察も信用できず、真実を報道しようとする者は命まで狙われる。
ローレンの生まれ育った背景、エバの生活の背景など、メキシコの現状が垣間見える。
メキシコの貧困、女性蔑視、先住民族の状況なども描かれ、不条理をつきつけられながら緊張感あるサスペンス的に進行するが、正義や報道、経済発展について考えさせられる、重い映画になっていた。
女性新聞記者ローレンを演じるのはメキシコ出身のジェニファー・ロペス。
メキシコでの実際の事件と女性たちの苦境を世界へ発進するために、出演依頼後すぐに契約書にサインし、プロデューサーとしても参加したそうで、熱演が光る。
アントニオ・バンデラスが現地の新聞の編集長で、こちらもシリアスに熱演。
この2人やマーティン・シーンが出ているところ、所々のハリウッド的な演出が軽く見えてしまい若干気になったけど、やっぱりわかり易くなる。
労働力を安く買いながら、生命の安全にはまったく配慮せず、殺人事件も無視する外資系企業。
工場のラインで作業中の女性たちには「時間オーバーです」と、せかすようにスピーカーが繰り返す。頭がおかしくなりそうだ。
人権無視の状況でも仕事があるだけマシ、働かないと生きていけない。
必死に生きている5000人もの女性の命が弄ばれ、暴力で消されて行くことがまかり通ってることが悔しい。
女性の目から見ると、レイプシーンは目を背けたくなるほど恐ろしい。
生き続けていても、レイプされたということは、どこか人格の一部は殺されているのだと思う。
人を人とも思わないような残酷な事件は、いつまでたってもこの世のどこかにはびこる。
おそらく貧困を完全には理解できない私も、少しでも安い品物を手に入れようとしているし、間接的に彼女たちに苦境を強いている。
フアレスには日本企業も出資しているし、全然知らなかった、では済まされない。
同じような事件が、他の国でも起きているのだろう。
監督やスタッフも、撮影中や公開後にも脅迫や妨害を受けたという。
とても重い映画だけど、ひとつ知ることができた。
気持ちが簡単に納まらなくて、観終わってからしばらく考え込んだ。
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たまたま
たまたま同時に送られてきた「消されたヘッドライン」と比較してみる
ジャーナリズムと犯罪とそれをもみ消そうとする組織
ということが二つの映画の共通点
「消されたヘッドライン」方が映画としての格は上なんだろうけど、こちらのほうがより現実感があってスリリングで感情移入して見れる
こちらのほうは人の命がボロクズのように粗野に扱われるような社会に首を突っ込んでいくので、両映画の主人公のジャーナリストの命の賭け方が全然違う
こちらが下層階級の悲惨な現実を描いていて当たり前の人間的な生活さえ与えられていないのにたいして「消された・・・」のほうは上流階級社会の浮世離れした話に感じる
「消された・・・」はある程度ハッピーエンドなのにたいして、こちらは問題が大きいのでひとつの事件を解決してもハッピーエンドにはならない、より根深い問題を扱っている
いまでもフアレスの現状は変わっていないのだろうか・・・
我々は傍観者である
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ジェニファー・ロペス入魂の作品
投稿日:2009/04/04
レビュアー:カプチーノ
映画から知らないことを教えられることがあります。
この映画もその例。
アメリカとの国境にあるメキシコの町、フィアス。
ITの工場が多く建設されていて、1日5ドルといった安い賃金で多くの若い女性労働者が働いている。
その女性たちのうち犯罪の被害にあって、この十年で五千人もの人が殺害されている。にもかかわらずメキシコ政府は利益のことを考え、そのことを隠蔽しようとする。
それを暴こうと奮闘するジャーナリストの活躍を描いた実話に基づいた作品。
見ごたえがありました。
貧しい国とはいえ、自国の人を犠牲にして、それが国家の繁栄になるのかと言いたい。
人権をきちんと守らないと、まともな国として評価されないぞ、メキシコ、しっかりしろ。それを食い物にする企業も裁かれるべき。
また、ジャーナリズムとは何かも問います。
この作品を作ったジェニフアー・ロペスは偉い。
ジェニファーの協力要請を受けたバンデラスもさすが。
ここで描かれているジェニファー・ロペスやアントニオ・バンデラスのように骨のある人こそジャーナリスト。
職業柄、私利私欲に走ってはいけません。
大衆をおもしろがらせることを目的としたようなメディアは反省して欲しい。
そのおもしろがらせメディアにのせられて、真実を見ることができなければ、我々もアホですが。
社会性を前面に出しながら、エンタテインメントとして映画の面白さもきちっと備えていて、とても面白かった。
緊迫感があって、ハラハラ、ドキドキする場面もあり、出来のいい映画でした。
多くの人に観てもらいたい佳作。
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ユーザーレビュー
十数年前、新聞で・・・・
投稿日
2009/05/16
レビュアー
エコエコアザラク
あるジャーナリストの告発記事で読んだことがあります。
メキシコでは、貧困層の女性が惨殺されてるのに、政府も警察も放置したまま。マフィアが、度胸試しの儀式で行ってるふしがあり、バラバラ遺体のほか唇や乳房が切り取られてる遺体もあったそうです。
町名がファレスだつたかは覚えていませんが、衝撃的な記事だったです。本作が制作されたということは現在も殺人が続いてるのでしょうか。
グロイシーンは極力抑え、サスペンスというより重厚な人間ドラマに仕上げてあるので、たくさんの人に見て欲しいと思います。
治安の良い国に生まれた自分は幸せと感謝すると同時に発展途上国のモラルの低さにゾッとします。メキシコだけの問題でないし。
本作では先進国との貿易発展を皮肉って描いてましたが、原因の根底は、教育だと思いました。すべての子供たちが学校に通えるような国にならないと、治安は変わらないような気がしました。
無力感
投稿日
2009/04/29
レビュアー
パープルローズ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
北米自由貿易協定(NAFTA)のもと、マキラドーラと呼ばれる外国資本の工場が林立する、メキシコ国境の町フアレス。
土地を取り上げられ、強制的に移住させられた先住民たちは、バラックのような建物に押し込められて、マキラドーラで働かされる。
たまたまなのですが、「働く人々の歴史展」という展示会を鑑賞したあとでこの映画をみました。明治時代の貴重な出勤簿などを見せてもらったあとだったので、現代の女工哀史ともいえる、メキシコ国境地帯での過酷な労働の実態をもっと描いてほしかったと不満にも思ったのですが、ここで働く何百人もの女性がレイプされ、殺されているというショッキングな事実の方に焦点があてられているのは当然といえば当然でしょう。なにしろ5000人もの女性が行方不明になっているそうですから。
新聞記者ローレンは、はじめは乗り気でなかったメキシコ取材に次第にのめりこみ、長い間封印していた自分のルーツや過去の記憶とも向き合うようになります。ジェニファー・ロペスが大熱演しています。
監督のグレゴリー・ナヴァは、ジェニファーの初映画出演作品「ミ・ファミリア」(佳作なんですけど、discas未入荷)に彼女を大抜擢した人なので、きっと監督との相性がいいのでしょう。
しかし、少数のジャーナリストや勇気ある被害者だけで立ち向かうには、あまりに大きすぎる国家や世界的企業という存在。この映画のラストもあまりすっきりはせず、むしろ巨悪に立ち向かうことの空しさと、どうしようもない無力感に襲われてしまいました。一消費者である私たちは、一体どうすればいいのでしょう?
それにしても、これほどまでにひどい人権無視が許されるのでしょうか?こんな国家に豚インフルエンザの封じ込めが本当にできるのか、私はそれがいちばん心配です。
特典映像の監督インタビューは興味深かったです。
メキシコでは白い鳩は若い女性を意味するそうですが(ジョン・ウーの白鳩はどういう意味なんでしょう??)、のどをかき切られた白鳩の死体が、自宅に置かれるという嫌がらせや、スタッフが拉致、拷問されたりということもあったらしいです
実際の事件を元にした重いサスペンス
投稿日
2009/04/01
レビュアー
TOMY
貧しい地域から多くの若い女性たちが働きに来ている、工場群が立ち並ぶアメリカとの国境のメキシコ、フアレスという街。
93年(PCが世界中で増え始めた頃)から、ほとんどが未解決の女性殺害事件が500件近く起きている。
被害者が先住民の少女であったり、身元がはっきりしない場合なども含まれるので、実際には5000件以上と推測される。
先住民で出稼ぎに来ていた16歳の少女、エバが帰り道にさらわれ、強姦され、殴られて砂漠に埋められる。
この映画は、そこから奇跡的に這い出て生き延び、新聞社に訴えるところから始まる。
アメリカから女性記者、ローレンが乗り込み真実を報道しようとするが、弱者の訴えは一部の人間が潤うことになる自由貿易の邪魔になるため、警察も信用できず、真実を報道しようとする者は命まで狙われる。
ローレンの生まれ育った背景、エバの生活の背景など、メキシコの現状が垣間見える。
メキシコの貧困、女性蔑視、先住民族の状況なども描かれ、不条理をつきつけられながら緊張感あるサスペンス的に進行するが、正義や報道、経済発展について考えさせられる、重い映画になっていた。
女性新聞記者ローレンを演じるのはメキシコ出身のジェニファー・ロペス。
メキシコでの実際の事件と女性たちの苦境を世界へ発進するために、出演依頼後すぐに契約書にサインし、プロデューサーとしても参加したそうで、熱演が光る。
アントニオ・バンデラスが現地の新聞の編集長で、こちらもシリアスに熱演。
この2人やマーティン・シーンが出ているところ、所々のハリウッド的な演出が軽く見えてしまい若干気になったけど、やっぱりわかり易くなる。
労働力を安く買いながら、生命の安全にはまったく配慮せず、殺人事件も無視する外資系企業。
工場のラインで作業中の女性たちには「時間オーバーです」と、せかすようにスピーカーが繰り返す。頭がおかしくなりそうだ。
人権無視の状況でも仕事があるだけマシ、働かないと生きていけない。
必死に生きている5000人もの女性の命が弄ばれ、暴力で消されて行くことがまかり通ってることが悔しい。
女性の目から見ると、レイプシーンは目を背けたくなるほど恐ろしい。
生き続けていても、レイプされたということは、どこか人格の一部は殺されているのだと思う。
人を人とも思わないような残酷な事件は、いつまでたってもこの世のどこかにはびこる。
おそらく貧困を完全には理解できない私も、少しでも安い品物を手に入れようとしているし、間接的に彼女たちに苦境を強いている。
フアレスには日本企業も出資しているし、全然知らなかった、では済まされない。
同じような事件が、他の国でも起きているのだろう。
監督やスタッフも、撮影中や公開後にも脅迫や妨害を受けたという。
とても重い映画だけど、ひとつ知ることができた。
気持ちが簡単に納まらなくて、観終わってからしばらく考え込んだ。
たまたま
投稿日
2009/12/04
レビュアー
ロンリー火真西
たまたま同時に送られてきた「消されたヘッドライン」と比較してみる
ジャーナリズムと犯罪とそれをもみ消そうとする組織
ということが二つの映画の共通点
「消されたヘッドライン」方が映画としての格は上なんだろうけど、こちらのほうがより現実感があってスリリングで感情移入して見れる
こちらのほうは人の命がボロクズのように粗野に扱われるような社会に首を突っ込んでいくので、両映画の主人公のジャーナリストの命の賭け方が全然違う
こちらが下層階級の悲惨な現実を描いていて当たり前の人間的な生活さえ与えられていないのにたいして「消された・・・」のほうは上流階級社会の浮世離れした話に感じる
「消された・・・」はある程度ハッピーエンドなのにたいして、こちらは問題が大きいのでひとつの事件を解決してもハッピーエンドにはならない、より根深い問題を扱っている
いまでもフアレスの現状は変わっていないのだろうか・・・
我々は傍観者である
ジェニファー・ロペス入魂の作品
投稿日
2009/04/04
レビュアー
カプチーノ
映画から知らないことを教えられることがあります。
この映画もその例。
アメリカとの国境にあるメキシコの町、フィアス。
ITの工場が多く建設されていて、1日5ドルといった安い賃金で多くの若い女性労働者が働いている。
その女性たちのうち犯罪の被害にあって、この十年で五千人もの人が殺害されている。にもかかわらずメキシコ政府は利益のことを考え、そのことを隠蔽しようとする。
それを暴こうと奮闘するジャーナリストの活躍を描いた実話に基づいた作品。
見ごたえがありました。
貧しい国とはいえ、自国の人を犠牲にして、それが国家の繁栄になるのかと言いたい。
人権をきちんと守らないと、まともな国として評価されないぞ、メキシコ、しっかりしろ。それを食い物にする企業も裁かれるべき。
また、ジャーナリズムとは何かも問います。
この作品を作ったジェニフアー・ロペスは偉い。
ジェニファーの協力要請を受けたバンデラスもさすが。
ここで描かれているジェニファー・ロペスやアントニオ・バンデラスのように骨のある人こそジャーナリスト。
職業柄、私利私欲に走ってはいけません。
大衆をおもしろがらせることを目的としたようなメディアは反省して欲しい。
そのおもしろがらせメディアにのせられて、真実を見ることができなければ、我々もアホですが。
社会性を前面に出しながら、エンタテインメントとして映画の面白さもきちっと備えていて、とても面白かった。
緊迫感があって、ハラハラ、ドキドキする場面もあり、出来のいい映画でした。
多くの人に観てもらいたい佳作。
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