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ブーリン家の姉妹 / ナタリー・ポートマン

ブーリン家の姉妹 /ジャスティン・チャドウィック

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旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

16世紀のイングランド王室を舞台に、ヘンリー8世の妻となりエリザベス1世を産んだアン・ブーリンとその妹メアリーの愛憎渦巻く数奇な運命を、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの共演で描く歴史劇。イングランド国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦っていた。新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、次女のメアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。王の愛人の座を妹に横取りされたアンは、次第に嫉妬と憎しみを募らせていくが…。

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「ブーリン家の姉妹」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

16世紀のイングランド王室を舞台に、ヘンリー8世の妻となりエリザベス1世を産んだアン・ブーリンとその妹メアリーの愛憎渦巻く数奇な運命を、ナタリー・ポートマンとスカーレット・ヨハンソンの共演で描く歴史劇。イングランド国王ヘンリー8世は、王妃キャサリンとの間に男子の世継ぎが出来ず焦っていた。新興貴族のトーマス・ブーリンは、長女アンを王の愛人に仕立てようと画策する。ところが、ヘンリーが見初めたのは、次女のメアリーだった。ほどなくヘンリーはブーリン一家を宮中に住まわせ、メアリーを愛人に召し上げる。王の愛人の座を妹に横取りされたアンは、次第に嫉妬と憎しみを募らせていくが…。

「ブーリン家の姉妹」 の作品情報

作品情報

製作年:

2008年

製作国:

アメリカ/イギリス

原題:

THE OTHER BOLEYN GIRL

「ブーリン家の姉妹」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

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6〜 10件 / 全156件

借りれない作品が多いとおもいませんか?(この作品に限らず)

投稿日:2009/09/12 レビュアー:ソフトモヒカン

このレビューは気に入りましたか? 12人の会員が気に入ったと投稿しています

公開時から観たかった。見応え有り。お勧めです。 ネタバレ

投稿日:2009/04/03 レビュアー:pokorou

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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この手の時代背景の作品は難しい物が多いけれど、衣装や装飾品が素晴らしい上に、出演者が魅力的である。

設定上、お城、乗馬、馬車等が多くみられるのも魅力。

この物語はタイトル「ブーリン家の姉妹」、まさにタイトル通り、ブーリン家の姉妹の数奇な運命を描いている。

姉妹の揺れ動く心の乱れ、女同志で有る事により怒る、言い方は悪いが、女同志の一種の戦いでもある。

姉は妹に嫉妬し、酷い仕打ちをするが、姉の企みは報われないまま、どん底まで落ちて行く。一度は成功したかと思われた系買うだったのに・・・

姉妹の「女」の一面が見え隠れする。
有る意味共感出来るそれぞれの行動。

弟は・・・可哀そうな事をした・・・悔やまれる。
が、王の怒りをかったので救う手だてはなく、死刑。。。

姉は自ら死を選んだ。潔さも感じたが、やはり哀しい結末。
貪欲すぎ、王の信頼と愛情を失い、なすすべも無い。

唯一のこった姉妹の妹が念願の田舎暮らしを我が子と姉の産んだ女の子を育てる。このシーンは素敵でした。

そして、姉の産んだ女の子、「エリザベス」がなんと王位を引き継いだとテロップで流れた・・・

家族崩壊に陥った「ブーリン家」

観入ってしまいました。良作だと思います。

お勧めです。



                        pokorou

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「娘の結婚は出世の道具」そんな時代。 ネタバレ

投稿日:2009/08/24 レビュアー:

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人気が高くてなかなかレンタルできず、ようやく手にした歓びもひとしお。
アメリカでは昼メロとまで揶揄された姉妹のドロドロ愛憎劇にワクワク・・・
スミマセン。私はそこに期待しすぎて、正直言って後半やや物足りなかった。
とはいえ、映画としては見ごたえ十分で、思わずこの映画がどれだけ史実に沿っているのか少し歴史を勉強したくなる。
退屈だった中世世界史もこのような話を通してならもっと頭に入っただろうに。

ヨハンソンの方が魅力的に見えるので、主演二人のキャスティングが逆じゃないかと感じた方が多かったようだが、この配役は史実に沿っているらしい。
心優しいメアリー(スカーレット・ヨハンソン)は金髪で色白の豊満な肉体。
機知に富むアン(ナタリー・ポートマン)は黒髪で色黒、小柄でやせ形、
実は当時の基準で美人とされたのはメアリーの方だったようだ。
映画でも、冒頭で父親は「メアリーの方が優しく愛らしいが、アンは頭が切れるから平凡な結婚はもったいない」と言っている。
だからこそ、アンが王を魅了するフランス宮廷で学んだ洗練された振る舞いや教養が見ものだったのだが、その表現がちょっと弱い。
史実と違ってもフランス流の華やかなファッションで見せるとか、各国の経済や情勢に関する知識を披露するとかしたほうがその先の展開に納得できたような気がする。
小娘のあからさまなじらしテクや進言に翻弄されるのでは王が馬鹿に見える。
ともあれ、父親の目論見通りアンは宮廷にふさわしい策略に長けた野心家だったが、皮肉なことに、それが仇となるのである。

メアリーは最期まで姉思いの優しい娘として描かれるが、私には、流されながらうまく泳ぐ、実はけっこう神経の太い女のように思えた。
父親と叔父の「娘を宮廷に送り込んで出世する」という卑しい目的のために、一族の犠牲となって望まぬ愛人の座に着いたメアリーだが、
来てみれば華やかな宮廷とハンサムでやさしいヘンリー8世の寵愛にどっぷり浸かり、不甲斐ない夫のことなど忘れて「王を愛している」という始末。
素直というより愚鈍な女にしか思えなかった。
そして、王の愛人になり損ねたアンは、秘密裏に既成事実を作って許嫁のいる公爵の妻に収まろうとしたのだが、メアリーが父親に告げ口したために国外へ追放された。
姉の将来を思ってというが、何故まっさきに父に?
まずアン本人や母親と話し合えば、妹を恨んで酷い復讐をさせることもなかったかもしれない。
かくして、どっちもどっちな姉妹の泥仕合が繰り広げられることになる。

メアリーを蹴落とすという復讐を遂げたアンが妹に向けた冷たい薄ら笑いにはゾッとする。
それにとどまらず、さらにアンは正式な王妃の座という野望を持つに至る。
あきらかに高望みだったが、世継ぎができないことで焦っていたヘンリー8世をうまく手玉に取ってしまったのだ。
カトリックでは離婚は認められない。高齢で出産の望めない王妃との結婚を無効にしてアンと結婚するため、ヘンリー8世は信仰の中枢であるローマ法王庁から決別し、イングランド独自の英国国教会を設立するという歴史的な宗教改革を行う。
しかし、その決断はカトリック教徒だった王には重く、国民の理解も得られない。
重責のストレスは後悔とアンへの憎悪を生み、アンは念願の王妃の地位を手に入れたとたんに愛される幸福を失ってしまった。
ドロドロを期待した私にはこのあたりの展開がちょっと甘く感じる。
王妃を追い出して後釜に座るほどの女なのだから、もっと策を弄し,最期まで一滴の涙も流さず毅然としていて欲しかった。
実際、聡明な女性だったのだろうと思う。ただ、時代性とはいえ、その才覚が権力者と結婚することにしか向けられなかったのが空しい。
彼女の無念は、後年、娘のエリザベスが果たしてくれる。
それが可能だったのもイングランド国教会によって世継ぎを決定できたからだ。
ラストシーンは「『エリザベス』へ続く」と字幕が出そうな感じだった。

映画では、短期間のことのように矢継ぎ早に展開するが、史実はアンが帰国してから王妃になるまで6〜7年かかっている。
結婚後も流産するまでの3年間ぐらいは王の寵愛を受けたようである。
また、たった2ヶ月でフランスから呼び戻されたことになっているが、実際には幼くしてフランスに渡り数年後に帰国したらしい。つまり、妹のチクリで国外追放されたというのはフィクションか。
歴史の裏で、一時輝いた姉妹にクローズアップすることで,重苦しい歴史劇ではなく昼メロ的な愛憎劇に仕立てられているので、予備知識が無くても難しくなく楽しめる。

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★★★★ ため息のDNA ネタバレ

投稿日:2009/03/08 レビュアー:ガラリーナ

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タイトルが「ブーリン家の姉妹」ですので、ひとりの男を奪い合う姉妹の確執にとことんスポットが当てられています。ですので、史実をひねり過ぎはないかとか、王様は政治もせんと女のことで頭がいっぱいすぎる、と言った突っ込みどころは満載なのです。それでも、ある程度は歴史的に間違いないのですから、このドロドロ劇をとことん堪能しようではありませんか。本当のところは、もっと悲惨な物語が隠されているようですし。

多くの方が連想されたように、観賞後私も「大奥」を思い出しました。政治の道具として利用される女性たちの波瀾万丈な生き様。その人間性などまるで無視されたようなひどい扱いぶりに同性として腹立たしい思いでいっぱいになる。ところが一方で、誰が生き残るのか一寸先は闇というサバイバルゲームをワイドショー感覚で楽しんでいる自分に嫌悪感を感じたりもして。結構、この手の作品って、「かわいそう」と「オモロイ」のアンビバレンツに悶え苦しむのです。これは、きっと女性特有の感覚でしょうね。

そして、生まれた赤ん坊が「女の子」であった時の静寂。喜ぶ者はひとりもいない無音のスクリーン。でも、私にはため息が聞こえるのです。女で残念、と言う皆々のため息が。命の誕生。それは、最も喜ばしき瞬間。なのに、女はこうして何世紀もの間、女で残念という刻印をDNAに刻み込まれ続けてきているように感じて居たたまれなくなる。だから、晩年のメアリーは幸福に過ごした、というラストのナレーションにも安堵感を感じるどころか、ごまかしのように聞こえる。やっぱり、この手の作品を見ると、女性として賢く生きるって、なんだ?と思わされるのです。だって、男性として賢く生きる、という文脈は存在しないでしょう?

さて、作品に戻って。フランス帰りで洗練されたというアンが、「あんま、変わってないやん」というところがちょっと残念。史実では6年も待たせたんですってね。だったら、なおさら変身ぶりを見せて欲しかったなあ。宮殿もセットを組んだということですし、衣装も豪華絢爛。歴史大作としてのスケール感はかなり堪能できました。女性が頭にかぶっている、顔を五角形の鋲なようなもので覆うアレはなんというのでしょうかね。既婚者がかぶるものでしょうか、ずいぶんイカツイ。フランス王朝のロココファッションは、もっと軽やかで優雅なんですけど、そういう違いも面白かった。

それにしても、やっぱりイギリスは階級社会。「大奥」ならどんなに身分が低かろうと男の子さえ生めば安泰なのに、正式な王位継承者でなければ私生児でしょ。アンにしてもメアリーにしても、王を取り巻く貴族たちが出世するための道具。「大奥」でも男たちの出世のためにという背景はあるけど、「大奥」という箱は与えられているので、案外日本の方が環境は上かもと思わされます。だって、アンの最期はとても壮絶なんですもん。この後で「エリザベス」及び「ゴールデン・エイジ」を続けてみると、中世イギリス動乱期を存分に楽しむことができますのでお勧めします。

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女は怖いってばよ! ネタバレ

投稿日:2009/02/25 レビュアー:こんちゃん

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 かみさんと劇場で観ました。
 結構評価が高かったので期待していましたが、期待に違わぬ出来でしたね。

 野心家で聡明、見た目も美しい姉アンがナタリー・ポートマン。
 控えめで、容姿も少し劣る妹メアリーにスカーレット・ヨハンソン。
「これ、逆なんじゃないの?」
と思いながら観てたんですけど、まあ、ナタリー・ポートマンの役への入り込みの見事なこと。途中からは全く違和感がありませんでした。

 女優の素顔として考えると、どう考えてもスカーレット・ヨハンソンの方が美しい(しかも巨乳!)のですが、この作品の中ではナタリー・ポートマン(アン)が、とても魅力的に見えるのです。基本的に男目線で見ていますので、女性とは違う感覚なんでしょうけど、ヘンリー8世が、なんとかして手に入れたいと焦る気持ちがわかるのです。

 しかし、なんとスゴイ話でしょう。自分がイギリス王妃になるために、前王妃を追放し、しかもそのために国の宗教まで変えちまったってんですから・・・。(「レッド・クリフ」も1人の女を手に入れるために戦争おっぱじめた話ですね・・・笑)
 元々、自分が国王の愛人になろうと(父親や叔父からけしかけられたと言いつつ、自分もその気だった)したら、妹にかすめ取られてしまった悔しさ。それはまあ堪えたとして、婚約者がいる貴族と既成事実を作って、その妻に納まろうと画策したことも、妹のチクリで水泡に帰してしまいます。妹を憎み続けるその心根は空恐ろしいものです(笑)

 男目線で言うと、メアリは結婚して田舎で幸せに暮らそうと始めたばかりの生活を、父と叔父(まあ、こいつら、最初はアンを差しだそうとしたのに、メアリの方が気に入られたら、手のひら返しやがって!)に強要され、嫌々宮廷に行ったわけでしょ。
 王の所望だからしょうがないっちゃあ、しょうがないにしても、その時の夫の情けない有様も見て腹が立ちました(父親と叔父にもね)
 でもその後、何事も無かったかの様に、
「私は王を愛し、彼も私を愛してくれた。そして、彼の子供を産んだだけ」
としれっと言うメアリもむかつくのです。何だったんだ、泣いて抵抗したのは?

 登場する人物が、皆けっこう嫌なヤツです(笑)慈悲深く思えるメアリにしても、
「アンを出し抜いてやった」
と言う思いはあったでしょう。そして、アンが国外追放になることもわかっていてチクりますし・・・。
 まあ、無実の罪で断頭台で処刑されんとする姉を、なんとか命だけは助けようと奔走しますけど・・・。アンは断頭台の上で初めてメアリの思いやりや優しい気持ちに気づいたんでしょうね。

 映画としても、美しい風景も素晴らしいし、実は冒頭のシーンが彼らの行く末を暗示している脚本・構成もよく出来ていると思います。

 ヘンリー8世を演じるエリック・バナ(誰だっけ?とか思ってましたけど・・・)も、ノーフォーク公爵を演じるデビッド・モリシーもいい味を出して居るんですが、やっぱりイギリス版大奥としては、アンとメアリの姉妹のインパクトが強すぎて、男どもは霞んでしまったようです。
 一番わりを喰ったのはジョージですよねえ・・・・ん〜〜〜、切ない!

 城や宮廷内のセットも、時代を感じさせる見事な物ですし、調度品等も凝ってますねえ。
 アンとメアリの姉妹がちょっと現代風なんですけど、それが逆に史実における現代風の意味を感じさせてくれているようです。

 原題は「The Other Boleyn Girl 」つまり、「もう1人のブーリンの娘」ですね。これを「ブーリン家の姉妹」にしたのは微妙ですねえ。
 アンを探し回るヘンリー8世に、
「おまえの娘はどこにいるんだ!」
と聞かれて、
「どちらの娘でしょう?」
と聞いた母親の意味深なセリフを考えると、ちょっと違うかな・・・もう1人の娘がどちらを指すのかは観客が判断すると言うことで、ただ「ブーリンの娘」で良かったかも・・・。

 エリザベスT世の生母であるアン・ブーリンは、この映画の中で「ブーリン娼婦姉妹」と呼ばれ、国民からも魔女扱いされますけど、イギリスでは、「現代英国の礎を築いた女性」として、結構ファンが多いらしいんですね。
 その妹メアリもヘンリー8世の寵愛を受けていたというのは、あまり知られていなくて、「クイーン」の脚本家でもあるピーター・モーガンは、史実の闇からメアリ・ブーリンを発掘したとも言えますねえ。
 実際の話とは、若干違う部分もあるんでしょうが、歴史映画としてもなかなか楽しめます。
 「クイーン」は観たんですけど、全く興味が湧かなかった「エリザベス」や「エリザベス・ゴールデンエイジ」も観てみたくなりましたねえ。

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6〜 10件 / 全156件

ユーザーレビュー

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借りれない作品が多いとおもいませんか?(この作品に限らず)

投稿日

2009/09/12

レビュアー

ソフトモヒカン

公開時から観たかった。見応え有り。お勧めです。

投稿日

2009/04/03

レビュアー

pokorou

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この手の時代背景の作品は難しい物が多いけれど、衣装や装飾品が素晴らしい上に、出演者が魅力的である。

設定上、お城、乗馬、馬車等が多くみられるのも魅力。

この物語はタイトル「ブーリン家の姉妹」、まさにタイトル通り、ブーリン家の姉妹の数奇な運命を描いている。

姉妹の揺れ動く心の乱れ、女同志で有る事により怒る、言い方は悪いが、女同志の一種の戦いでもある。

姉は妹に嫉妬し、酷い仕打ちをするが、姉の企みは報われないまま、どん底まで落ちて行く。一度は成功したかと思われた系買うだったのに・・・

姉妹の「女」の一面が見え隠れする。
有る意味共感出来るそれぞれの行動。

弟は・・・可哀そうな事をした・・・悔やまれる。
が、王の怒りをかったので救う手だてはなく、死刑。。。

姉は自ら死を選んだ。潔さも感じたが、やはり哀しい結末。
貪欲すぎ、王の信頼と愛情を失い、なすすべも無い。

唯一のこった姉妹の妹が念願の田舎暮らしを我が子と姉の産んだ女の子を育てる。このシーンは素敵でした。

そして、姉の産んだ女の子、「エリザベス」がなんと王位を引き継いだとテロップで流れた・・・

家族崩壊に陥った「ブーリン家」

観入ってしまいました。良作だと思います。

お勧めです。



                        pokorou

「娘の結婚は出世の道具」そんな時代。

投稿日

2009/08/24

レビュアー

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人気が高くてなかなかレンタルできず、ようやく手にした歓びもひとしお。
アメリカでは昼メロとまで揶揄された姉妹のドロドロ愛憎劇にワクワク・・・
スミマセン。私はそこに期待しすぎて、正直言って後半やや物足りなかった。
とはいえ、映画としては見ごたえ十分で、思わずこの映画がどれだけ史実に沿っているのか少し歴史を勉強したくなる。
退屈だった中世世界史もこのような話を通してならもっと頭に入っただろうに。

ヨハンソンの方が魅力的に見えるので、主演二人のキャスティングが逆じゃないかと感じた方が多かったようだが、この配役は史実に沿っているらしい。
心優しいメアリー(スカーレット・ヨハンソン)は金髪で色白の豊満な肉体。
機知に富むアン(ナタリー・ポートマン)は黒髪で色黒、小柄でやせ形、
実は当時の基準で美人とされたのはメアリーの方だったようだ。
映画でも、冒頭で父親は「メアリーの方が優しく愛らしいが、アンは頭が切れるから平凡な結婚はもったいない」と言っている。
だからこそ、アンが王を魅了するフランス宮廷で学んだ洗練された振る舞いや教養が見ものだったのだが、その表現がちょっと弱い。
史実と違ってもフランス流の華やかなファッションで見せるとか、各国の経済や情勢に関する知識を披露するとかしたほうがその先の展開に納得できたような気がする。
小娘のあからさまなじらしテクや進言に翻弄されるのでは王が馬鹿に見える。
ともあれ、父親の目論見通りアンは宮廷にふさわしい策略に長けた野心家だったが、皮肉なことに、それが仇となるのである。

メアリーは最期まで姉思いの優しい娘として描かれるが、私には、流されながらうまく泳ぐ、実はけっこう神経の太い女のように思えた。
父親と叔父の「娘を宮廷に送り込んで出世する」という卑しい目的のために、一族の犠牲となって望まぬ愛人の座に着いたメアリーだが、
来てみれば華やかな宮廷とハンサムでやさしいヘンリー8世の寵愛にどっぷり浸かり、不甲斐ない夫のことなど忘れて「王を愛している」という始末。
素直というより愚鈍な女にしか思えなかった。
そして、王の愛人になり損ねたアンは、秘密裏に既成事実を作って許嫁のいる公爵の妻に収まろうとしたのだが、メアリーが父親に告げ口したために国外へ追放された。
姉の将来を思ってというが、何故まっさきに父に?
まずアン本人や母親と話し合えば、妹を恨んで酷い復讐をさせることもなかったかもしれない。
かくして、どっちもどっちな姉妹の泥仕合が繰り広げられることになる。

メアリーを蹴落とすという復讐を遂げたアンが妹に向けた冷たい薄ら笑いにはゾッとする。
それにとどまらず、さらにアンは正式な王妃の座という野望を持つに至る。
あきらかに高望みだったが、世継ぎができないことで焦っていたヘンリー8世をうまく手玉に取ってしまったのだ。
カトリックでは離婚は認められない。高齢で出産の望めない王妃との結婚を無効にしてアンと結婚するため、ヘンリー8世は信仰の中枢であるローマ法王庁から決別し、イングランド独自の英国国教会を設立するという歴史的な宗教改革を行う。
しかし、その決断はカトリック教徒だった王には重く、国民の理解も得られない。
重責のストレスは後悔とアンへの憎悪を生み、アンは念願の王妃の地位を手に入れたとたんに愛される幸福を失ってしまった。
ドロドロを期待した私にはこのあたりの展開がちょっと甘く感じる。
王妃を追い出して後釜に座るほどの女なのだから、もっと策を弄し,最期まで一滴の涙も流さず毅然としていて欲しかった。
実際、聡明な女性だったのだろうと思う。ただ、時代性とはいえ、その才覚が権力者と結婚することにしか向けられなかったのが空しい。
彼女の無念は、後年、娘のエリザベスが果たしてくれる。
それが可能だったのもイングランド国教会によって世継ぎを決定できたからだ。
ラストシーンは「『エリザベス』へ続く」と字幕が出そうな感じだった。

映画では、短期間のことのように矢継ぎ早に展開するが、史実はアンが帰国してから王妃になるまで6〜7年かかっている。
結婚後も流産するまでの3年間ぐらいは王の寵愛を受けたようである。
また、たった2ヶ月でフランスから呼び戻されたことになっているが、実際には幼くしてフランスに渡り数年後に帰国したらしい。つまり、妹のチクリで国外追放されたというのはフィクションか。
歴史の裏で、一時輝いた姉妹にクローズアップすることで,重苦しい歴史劇ではなく昼メロ的な愛憎劇に仕立てられているので、予備知識が無くても難しくなく楽しめる。

★★★★ ため息のDNA

投稿日

2009/03/08

レビュアー

ガラリーナ

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タイトルが「ブーリン家の姉妹」ですので、ひとりの男を奪い合う姉妹の確執にとことんスポットが当てられています。ですので、史実をひねり過ぎはないかとか、王様は政治もせんと女のことで頭がいっぱいすぎる、と言った突っ込みどころは満載なのです。それでも、ある程度は歴史的に間違いないのですから、このドロドロ劇をとことん堪能しようではありませんか。本当のところは、もっと悲惨な物語が隠されているようですし。

多くの方が連想されたように、観賞後私も「大奥」を思い出しました。政治の道具として利用される女性たちの波瀾万丈な生き様。その人間性などまるで無視されたようなひどい扱いぶりに同性として腹立たしい思いでいっぱいになる。ところが一方で、誰が生き残るのか一寸先は闇というサバイバルゲームをワイドショー感覚で楽しんでいる自分に嫌悪感を感じたりもして。結構、この手の作品って、「かわいそう」と「オモロイ」のアンビバレンツに悶え苦しむのです。これは、きっと女性特有の感覚でしょうね。

そして、生まれた赤ん坊が「女の子」であった時の静寂。喜ぶ者はひとりもいない無音のスクリーン。でも、私にはため息が聞こえるのです。女で残念、と言う皆々のため息が。命の誕生。それは、最も喜ばしき瞬間。なのに、女はこうして何世紀もの間、女で残念という刻印をDNAに刻み込まれ続けてきているように感じて居たたまれなくなる。だから、晩年のメアリーは幸福に過ごした、というラストのナレーションにも安堵感を感じるどころか、ごまかしのように聞こえる。やっぱり、この手の作品を見ると、女性として賢く生きるって、なんだ?と思わされるのです。だって、男性として賢く生きる、という文脈は存在しないでしょう?

さて、作品に戻って。フランス帰りで洗練されたというアンが、「あんま、変わってないやん」というところがちょっと残念。史実では6年も待たせたんですってね。だったら、なおさら変身ぶりを見せて欲しかったなあ。宮殿もセットを組んだということですし、衣装も豪華絢爛。歴史大作としてのスケール感はかなり堪能できました。女性が頭にかぶっている、顔を五角形の鋲なようなもので覆うアレはなんというのでしょうかね。既婚者がかぶるものでしょうか、ずいぶんイカツイ。フランス王朝のロココファッションは、もっと軽やかで優雅なんですけど、そういう違いも面白かった。

それにしても、やっぱりイギリスは階級社会。「大奥」ならどんなに身分が低かろうと男の子さえ生めば安泰なのに、正式な王位継承者でなければ私生児でしょ。アンにしてもメアリーにしても、王を取り巻く貴族たちが出世するための道具。「大奥」でも男たちの出世のためにという背景はあるけど、「大奥」という箱は与えられているので、案外日本の方が環境は上かもと思わされます。だって、アンの最期はとても壮絶なんですもん。この後で「エリザベス」及び「ゴールデン・エイジ」を続けてみると、中世イギリス動乱期を存分に楽しむことができますのでお勧めします。

女は怖いってばよ!

投稿日

2009/02/25

レビュアー

こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 かみさんと劇場で観ました。
 結構評価が高かったので期待していましたが、期待に違わぬ出来でしたね。

 野心家で聡明、見た目も美しい姉アンがナタリー・ポートマン。
 控えめで、容姿も少し劣る妹メアリーにスカーレット・ヨハンソン。
「これ、逆なんじゃないの?」
と思いながら観てたんですけど、まあ、ナタリー・ポートマンの役への入り込みの見事なこと。途中からは全く違和感がありませんでした。

 女優の素顔として考えると、どう考えてもスカーレット・ヨハンソンの方が美しい(しかも巨乳!)のですが、この作品の中ではナタリー・ポートマン(アン)が、とても魅力的に見えるのです。基本的に男目線で見ていますので、女性とは違う感覚なんでしょうけど、ヘンリー8世が、なんとかして手に入れたいと焦る気持ちがわかるのです。

 しかし、なんとスゴイ話でしょう。自分がイギリス王妃になるために、前王妃を追放し、しかもそのために国の宗教まで変えちまったってんですから・・・。(「レッド・クリフ」も1人の女を手に入れるために戦争おっぱじめた話ですね・・・笑)
 元々、自分が国王の愛人になろうと(父親や叔父からけしかけられたと言いつつ、自分もその気だった)したら、妹にかすめ取られてしまった悔しさ。それはまあ堪えたとして、婚約者がいる貴族と既成事実を作って、その妻に納まろうと画策したことも、妹のチクリで水泡に帰してしまいます。妹を憎み続けるその心根は空恐ろしいものです(笑)

 男目線で言うと、メアリは結婚して田舎で幸せに暮らそうと始めたばかりの生活を、父と叔父(まあ、こいつら、最初はアンを差しだそうとしたのに、メアリの方が気に入られたら、手のひら返しやがって!)に強要され、嫌々宮廷に行ったわけでしょ。
 王の所望だからしょうがないっちゃあ、しょうがないにしても、その時の夫の情けない有様も見て腹が立ちました(父親と叔父にもね)
 でもその後、何事も無かったかの様に、
「私は王を愛し、彼も私を愛してくれた。そして、彼の子供を産んだだけ」
としれっと言うメアリもむかつくのです。何だったんだ、泣いて抵抗したのは?

 登場する人物が、皆けっこう嫌なヤツです(笑)慈悲深く思えるメアリにしても、
「アンを出し抜いてやった」
と言う思いはあったでしょう。そして、アンが国外追放になることもわかっていてチクりますし・・・。
 まあ、無実の罪で断頭台で処刑されんとする姉を、なんとか命だけは助けようと奔走しますけど・・・。アンは断頭台の上で初めてメアリの思いやりや優しい気持ちに気づいたんでしょうね。

 映画としても、美しい風景も素晴らしいし、実は冒頭のシーンが彼らの行く末を暗示している脚本・構成もよく出来ていると思います。

 ヘンリー8世を演じるエリック・バナ(誰だっけ?とか思ってましたけど・・・)も、ノーフォーク公爵を演じるデビッド・モリシーもいい味を出して居るんですが、やっぱりイギリス版大奥としては、アンとメアリの姉妹のインパクトが強すぎて、男どもは霞んでしまったようです。
 一番わりを喰ったのはジョージですよねえ・・・・ん〜〜〜、切ない!

 城や宮廷内のセットも、時代を感じさせる見事な物ですし、調度品等も凝ってますねえ。
 アンとメアリの姉妹がちょっと現代風なんですけど、それが逆に史実における現代風の意味を感じさせてくれているようです。

 原題は「The Other Boleyn Girl 」つまり、「もう1人のブーリンの娘」ですね。これを「ブーリン家の姉妹」にしたのは微妙ですねえ。
 アンを探し回るヘンリー8世に、
「おまえの娘はどこにいるんだ!」
と聞かれて、
「どちらの娘でしょう?」
と聞いた母親の意味深なセリフを考えると、ちょっと違うかな・・・もう1人の娘がどちらを指すのかは観客が判断すると言うことで、ただ「ブーリンの娘」で良かったかも・・・。

 エリザベスT世の生母であるアン・ブーリンは、この映画の中で「ブーリン娼婦姉妹」と呼ばれ、国民からも魔女扱いされますけど、イギリスでは、「現代英国の礎を築いた女性」として、結構ファンが多いらしいんですね。
 その妹メアリもヘンリー8世の寵愛を受けていたというのは、あまり知られていなくて、「クイーン」の脚本家でもあるピーター・モーガンは、史実の闇からメアリ・ブーリンを発掘したとも言えますねえ。
 実際の話とは、若干違う部分もあるんでしょうが、歴史映画としてもなかなか楽しめます。
 「クイーン」は観たんですけど、全く興味が湧かなかった「エリザベス」や「エリザベス・ゴールデンエイジ」も観てみたくなりましたねえ。

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ブーリン家の姉妹