ぐるりのこと。 / 木村多江
ぐるりのこと。
/橋口亮輔
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(134)
解説・ストーリー
『ハッシュ!』以来6年ぶりの新作となった橋口亮輔監督によるラブストーリー。90年代のさまざまな社会的事件を背景に、困難に直面しても離れずに生きていくひと組の夫婦の10年の軌跡を描く。映画初主演の木村多江とリリー・フランキーが共演。
『ハッシュ!』以来6年ぶりの新作となった橋口亮輔監督によるラブストーリー。90年代のさまざまな社会的事件を背景に、困難に直面しても離れずに生きていくひと組の夫婦の10年の軌跡を描く。映画初主演の木村多江とリリー・フランキーが共演。
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「ぐるりのこと。」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
『ハッシュ!』以来6年ぶりの新作となった橋口亮輔監督によるラブストーリー。90年代のさまざまな社会的事件を背景に、困難に直面しても離れずに生きていくひと組の夫婦の10年の軌跡を描く。映画初主演の木村多江とリリー・フランキーが共演。
「ぐるりのこと。」 の作品情報
「ぐるりのこと。」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ぐるりのこと。の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
140分 |
日(聴覚障害者用)英 |
日:ドルビーステレオ、日(解説):未定、日(視覚障害者用音声ガイド):未定 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ASBX4335 |
2009年02月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
51枚
|
1人
|
1人
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日:ドルビーステレオ、日(解説):未定、日(視覚障害者用音声ガイド):未定
ぐるりのこと。の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
140分 |
日(聴覚障害者用)英 |
日:ドルビーステレオ、日(解説):未定、日(視覚障害者用音声ガイド):未定 |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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ASBX4335 |
2009年02月25日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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51枚
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日:ドルビーステレオ、日(解説):未定、日(視覚障害者用音声ガイド):未定
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ユーザーレビュー:134件
夫婦愛
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0人の会員が気に入ったと投稿しています
法廷画家が見た世界。
「恋人たち」の橋口亮輔監督の代表作です。
評判に違わぬ秀作です。
物語は、結婚間もなく早産で子供を亡くした夫婦、
夫はリリー・フランキー。
鬱病を発症する妻を木村多江が演じています。
心の病の妻に優しく寄り添う夫のリリー・フランキーは、
役者として新鮮でした。
全く今まで存在しなかったタイプの役者で、その後の活躍を
予言させる演技者でした。
この映画が奥深いのは、ほとんど半分を占める、
カナオ(リリー・フランキー)の仕事=法廷画家の画く1990年代の
凶悪事件の犯人たちの姿です。
地下鉄サリン事件の実行犯。
池田小学校児童殺傷事件の宅間守(新井浩文が演じています)
そして女児誘拐殺害犯の宮崎勤などです。
法廷の中という密室をリアルに写しています。
ただ新井浩文をしても、宅間守の異常性を映し出すことは不可能でしたが、その一端は垣間見られます。
妻の病を大袈裟でなく、優しく寄り添う視点は、
10年の歳月で立ち直る妻をまるで10年間、観客の私も、
「傷が癒える時間」を一緒に過ごしたように感じました。
裁判所の法廷画家を主人公にすることにより、
この映画が社会性を持ち、普遍的な映画として、
後世に残ったと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
夫婦の人生とは何だろうか
「ぐるりのこと」(2008年、日本/ビターズ・エンド、カラー、140分)。
橋口亮輔・監督。
カナオ(リリー・フランキー)と、翔子(木村多江)の夫婦。
第一子が、翔子の母体にいた。
翔子は小さな出版社「もんじゅ出版」に勤める優秀な編集者。
カナオは、日本画家を志しているが、今は、駅で靴直しの仕事をし、週末は美術教室を開いている。
夫婦の生計は、ほとんど翔子が背負っている。
カナオは、どうも、女性に軽く魅かれやすい性格のようだ。
美大の先輩で、TV局勤めの夏目(木村祐一)の紹介で、カナオは、法廷画家の仕事を得る。
法廷では、写真撮影ができないので、その代わりに、絵で描写する。
「日東新聞」のベテランの記者・安田(柄本明)が、彼をなるべく描きやすい席に誘導する。
(後ろ姿ではあるが、その横顔を描ける位置。)
法廷画家の世界で、カナオに仕事を奪われた橋本(斎藤洋介)が去っていく。
臍(へそ)のうえに、名画のベルト・バックルをつけている重鎮・吉住(寺田農)は、カナオの才能を認め、指導する。
夫婦の第一子は、早産で、生後2週間後に亡くなる。
翔子は、うつ病を発症する。会社でも、後輩の男に切れられていたことがあった。
もともと、女癖がわるく働きがないカナオとの結婚に反対していた、翔子の母・波子(倍賞美津子)、兄・勝利(寺島進)は、離婚をすすめる。
しかし、翔子は、それを認めない。父が名古屋のいることを知らされた翔子は、壺のなかの水をのぞき、「カルキ臭い神様だね」とつぶやく。
カナオは、法廷画家として、1990年代の刑事裁判をスケッチする。
宮崎勤の事件、オウム真理教による事件、小学校に押し入り子供を殺したTという男の事件の裁判である。
被告たちは、なんの反省も悔悟もない。
カナオは、末期の肺癌にある安田(柄本明)を見舞いにいく。
安田は、我が子を殺されていた。
翔子は、うつ病から、回復するために、絵を描き始めようとする。
久しぶりに外出し、画材店で、瓶詰めの日本画の顔料を、楽しく選ぶ。
彼女は、寺の天井画を描く。そこに早逝した子供の魂を込める。
小豆の雑炊をつくる翔子。式を挙げようかというカナオ。
翔子の父が亡くなり、その実家に行くと、遺産相続の場面である。
二人は、逃げ出すかなと思ったら……「あのぉ」とカナオが言い、法廷画のように正確に、その爺さんの死に顔のスケッチを、いつのまに書いていたのか、見せる。
母(倍賞美津子)が、笑い出し、「あんたちには、何もやらない。あたしがとりあえず遺産を相続する。」という。
次の瞬間、兄夫婦や親戚が、そそくさと立ち去る。
僕と妻「ちゅく」は、90年代始めに結婚し、この夫婦のように、いろいろなことを共にしてきたし、震災や事件も見聞し、お互いのうつ病や癌と闘ってきた。
「ぐるりのこと」に共感する。好きな映画だ。
夫婦っていうものは、危機のとき、多少の時間差はあっても、差しかわした枝(四肢)が支え合うことで、ほんとの樹木になる。
このレビューは気に入りましたか?
1人の会員が気に入ったと投稿しています
正直言うとつまらなかった
評価の高い映画ですが、つまんなかったです。
長回しの多用、自然な台詞回しや演出、ちょい役まで達者な俳優陣のおかげで各場面は見応え十分なのですが、だからと言ってこの映画から伝わるものがあったかと言われると…
あえて近過去とした設定や実在事件、10年近い年月にも意味はない感じだし、かなり相性のばらつく映画のように思います。
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ぐるりのこと。
投稿日:2015/07/04
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
スタートしてから夫婦の会話が、もの凄く自然に演じていて。
素晴らしかったです。
開始90分の主人公が不安な気持ちを爆発させるシーンは、どうやったら。
あんなのを作れるのかと思いながら観てました。
見入るとは、ああいったシーンを言うのだと思いました。
そこから、絵を描くという生きがいを見つけて。充実した日々を送っていく四季が流れていくモンタージュで。ゆっくりと立ち直っていくところで。
観ているボクは、とても幸せな気持ちになりました。
合間に入る凄惨な裁判では、ショッキングで暗い気持ちになってしまうほど入り込みました。
人も傷ついていて、時代も傷ついていたのだと思いながら観てました。
140分もあって、長回しが多くて。退屈してしまいそうでしたが。
主演の二人のフワフワとした存在感で、コミカルな前半と重たい中盤を見せてくれました。
二人で、ゆっくりと障害を乗り越えていく姿を見せてくれるよい映画でした。
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2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
夫婦愛
投稿日
2018/01/15
レビュアー
まりえ
法廷画家が見た世界。
投稿日
2016/12/02
レビュアー
カマンベール
「恋人たち」の橋口亮輔監督の代表作です。
評判に違わぬ秀作です。
物語は、結婚間もなく早産で子供を亡くした夫婦、
夫はリリー・フランキー。
鬱病を発症する妻を木村多江が演じています。
心の病の妻に優しく寄り添う夫のリリー・フランキーは、
役者として新鮮でした。
全く今まで存在しなかったタイプの役者で、その後の活躍を
予言させる演技者でした。
この映画が奥深いのは、ほとんど半分を占める、
カナオ(リリー・フランキー)の仕事=法廷画家の画く1990年代の
凶悪事件の犯人たちの姿です。
地下鉄サリン事件の実行犯。
池田小学校児童殺傷事件の宅間守(新井浩文が演じています)
そして女児誘拐殺害犯の宮崎勤などです。
法廷の中という密室をリアルに写しています。
ただ新井浩文をしても、宅間守の異常性を映し出すことは不可能でしたが、その一端は垣間見られます。
妻の病を大袈裟でなく、優しく寄り添う視点は、
10年の歳月で立ち直る妻をまるで10年間、観客の私も、
「傷が癒える時間」を一緒に過ごしたように感じました。
裁判所の法廷画家を主人公にすることにより、
この映画が社会性を持ち、普遍的な映画として、
後世に残ったと思いました。
夫婦の人生とは何だろうか
投稿日
2016/11/26
レビュアー
ちゅく
「ぐるりのこと」(2008年、日本/ビターズ・エンド、カラー、140分)。
橋口亮輔・監督。
カナオ(リリー・フランキー)と、翔子(木村多江)の夫婦。
第一子が、翔子の母体にいた。
翔子は小さな出版社「もんじゅ出版」に勤める優秀な編集者。
カナオは、日本画家を志しているが、今は、駅で靴直しの仕事をし、週末は美術教室を開いている。
夫婦の生計は、ほとんど翔子が背負っている。
カナオは、どうも、女性に軽く魅かれやすい性格のようだ。
美大の先輩で、TV局勤めの夏目(木村祐一)の紹介で、カナオは、法廷画家の仕事を得る。
法廷では、写真撮影ができないので、その代わりに、絵で描写する。
「日東新聞」のベテランの記者・安田(柄本明)が、彼をなるべく描きやすい席に誘導する。
(後ろ姿ではあるが、その横顔を描ける位置。)
法廷画家の世界で、カナオに仕事を奪われた橋本(斎藤洋介)が去っていく。
臍(へそ)のうえに、名画のベルト・バックルをつけている重鎮・吉住(寺田農)は、カナオの才能を認め、指導する。
夫婦の第一子は、早産で、生後2週間後に亡くなる。
翔子は、うつ病を発症する。会社でも、後輩の男に切れられていたことがあった。
もともと、女癖がわるく働きがないカナオとの結婚に反対していた、翔子の母・波子(倍賞美津子)、兄・勝利(寺島進)は、離婚をすすめる。
しかし、翔子は、それを認めない。父が名古屋のいることを知らされた翔子は、壺のなかの水をのぞき、「カルキ臭い神様だね」とつぶやく。
カナオは、法廷画家として、1990年代の刑事裁判をスケッチする。
宮崎勤の事件、オウム真理教による事件、小学校に押し入り子供を殺したTという男の事件の裁判である。
被告たちは、なんの反省も悔悟もない。
カナオは、末期の肺癌にある安田(柄本明)を見舞いにいく。
安田は、我が子を殺されていた。
翔子は、うつ病から、回復するために、絵を描き始めようとする。
久しぶりに外出し、画材店で、瓶詰めの日本画の顔料を、楽しく選ぶ。
彼女は、寺の天井画を描く。そこに早逝した子供の魂を込める。
小豆の雑炊をつくる翔子。式を挙げようかというカナオ。
翔子の父が亡くなり、その実家に行くと、遺産相続の場面である。
二人は、逃げ出すかなと思ったら……「あのぉ」とカナオが言い、法廷画のように正確に、その爺さんの死に顔のスケッチを、いつのまに書いていたのか、見せる。
母(倍賞美津子)が、笑い出し、「あんたちには、何もやらない。あたしがとりあえず遺産を相続する。」という。
次の瞬間、兄夫婦や親戚が、そそくさと立ち去る。
僕と妻「ちゅく」は、90年代始めに結婚し、この夫婦のように、いろいろなことを共にしてきたし、震災や事件も見聞し、お互いのうつ病や癌と闘ってきた。
「ぐるりのこと」に共感する。好きな映画だ。
夫婦っていうものは、危機のとき、多少の時間差はあっても、差しかわした枝(四肢)が支え合うことで、ほんとの樹木になる。
正直言うとつまらなかった
投稿日
2016/03/14
レビュアー
オッドジョブ
評価の高い映画ですが、つまんなかったです。
長回しの多用、自然な台詞回しや演出、ちょい役まで達者な俳優陣のおかげで各場面は見応え十分なのですが、だからと言ってこの映画から伝わるものがあったかと言われると…
あえて近過去とした設定や実在事件、10年近い年月にも意味はない感じだし、かなり相性のばらつく映画のように思います。
ぐるりのこと。
投稿日
2015/07/04
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
スタートしてから夫婦の会話が、もの凄く自然に演じていて。
素晴らしかったです。
開始90分の主人公が不安な気持ちを爆発させるシーンは、どうやったら。
あんなのを作れるのかと思いながら観てました。
見入るとは、ああいったシーンを言うのだと思いました。
そこから、絵を描くという生きがいを見つけて。充実した日々を送っていく四季が流れていくモンタージュで。ゆっくりと立ち直っていくところで。
観ているボクは、とても幸せな気持ちになりました。
合間に入る凄惨な裁判では、ショッキングで暗い気持ちになってしまうほど入り込みました。
人も傷ついていて、時代も傷ついていたのだと思いながら観てました。
140分もあって、長回しが多くて。退屈してしまいそうでしたが。
主演の二人のフワフワとした存在感で、コミカルな前半と重たい中盤を見せてくれました。
二人で、ゆっくりと障害を乗り越えていく姿を見せてくれるよい映画でした。
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