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接吻 / 小池栄子

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接吻 /万田邦敏

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「接吻」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

孤独なヒロインが、無差別殺人の凶悪犯に自分と同じ孤独を見いだし、直情的に恋心をエスカレートさせていくさまを緊張感溢れるタッチで描いた異色ドラマ。主演は小池栄子と豊川悦司、共演に仲村トオル。監督は「UNloved」の万田邦敏。都内の会社に勤める若い女性、遠藤京子は、幼い頃から対人関係に問題を抱え、孤独な日々を送ってきた。ある日彼女は、無差別にある親子3人を惨殺した坂口秋生という犯人の逮捕劇を生中継するテレビを目にする。そこで坂口がカメラに向けて放った謎めいた笑みを見て、自分と同じ孤独と絶望感を見いだした京子は、一瞬にして恋に落ちてしまうのだった。

「接吻」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

日本

「接吻」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

キャスト・スタッフ

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6〜 10件 / 全64件

タイトルは、今ひとつだと思いますが・・・ ネタバレ

投稿日:2009/04/29 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 こりゃ、凄いです。
 皆さんが高く評価しているのは知っていましたが、想像以上でした。
 やっぱり、なんといっても小池栄子でしょう。「パコと魔法の絵本」の時から思ってましたけど、彼女はただ乳がデカイだけの女優じゃねえです。微細な表情の変化で心理描写をしてみたり、動きの一つ一つにちゃんと理由付けがあります。まあ、それは監督の万田邦敏によるものもあるのでしょうが、ラストシークエンスでの慟哭と言うか、絶叫とも言える叫びの凄み。引き合いに出すのはかわいそうかもしれませんが、長澤まさみや新垣結衣が叫んでも薄ら寒い感覚が残るか、耳障りなだけだと思うのですが、心に突き刺さって抜けなくなるような凄みがあります。

 トヨエツと仲村トオルも、うまく演じていると思いますが、どなたかが、
「これは誰でも同じ」
と書いていたように(いや、誰でも同じではないでしょうが・・・笑)それなりの実力がある役者であれば問題ないと思います。
 が、この京子の役は小池栄子が演じてしまった今、他の女優では成り立たないと思いますね。

 この映画を観ていると、京子と坂口の異常な人格に空恐ろしいものを感じる第三者的立ち位置の自分がいるのですが、ふと考えてみると彼らとの境界線はどこにあるんだろうと思います。それほど明確な違いは無いのかもしれない・・・。登場人物の中では、割と常識的である(弁護士であると言うだけで、荷物チェックもされない)長谷川だって、狂気の部分を隠し持っているのです。
 それを暗に、「遠藤さん」から「京子さん」と呼び方を変えるだけで万田邦敏はあらわしているのかなあと思います。
 自分のカバンから、「プレゼント」を京子が取り出したときに、彼はその後の顛末を予想できたのではないかと・・・。

 エンドロールの出演者の多さを見て
「え、そんなに沢山の登場人物いたんだっけ・・」
と驚くほど、3人の存在感だけを強調したストーリーの中で、唯一乖離した存在のように描かれる坂口の兄(篠田三郎)彼ですら、まったくの善人ではなく、自分を守るために弟を切り捨てる冷酷さが見えるのです。実際の人生の中で、ちょっとしたきっかけでどの登場人物にでもなってしまう恐ろしさを感じさせるところがホラーなのでしょう。
 もちろん、登場する人物の誰にも(マスコミにも)共感できる映画ではありません。
「自分は違う」
と再認識することによって、ほっとする物語なのです。異常な人間を見て、自己のアイデンティティを満足させているのかもしれません。しかしながら、そのアイデンティティというもの自体が、自分がそこにいるから発生するのではなく、他者からの反応によって形成されるものなのです。誰からも無視される人は自己のアイデンティティさえも確立できないと言う恐ろしさが描かれているんですねえ。

 小池栄子は、乳はデカイし、まあ美人です。普通に考えれば、そんな人が他人から無視されて自分の中に閉じこもってしまうと言うことは考えにくいです。しかし、そんな彼女がこの役を演じたから恐ろしく感じるのでしょう。もしも、この役をブサイクな女優が演じてしまったら、その哀しさに共感が発生してしまい、ありきたりのドラマになってしまったでしょう。
 この京子は、小池栄子が演じたからこそ、誰からも共感を得られず、映画としての完成度を飛躍的に高めたのだと思うのです。


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衝撃のラストに唖然となる ネタバレ

投稿日:2009/03/04 レビュアー:パープルローズ

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これは最低2回は見なければいけない映画。
1度めは主人公京子の「狂気」ともいえる恋にただおののく。そしてあの衝撃的なラスト。なぜ京子はあんな行動をとったのか?そしてタイトルの「接吻」が、予想していた相手とは違う男に向けられたものだったという驚き。
この衝撃のラストを知って2度目を見ると、京子のせりふのひとつひとつが、1度めよりもますます重く感じられる。

殺人犯の秋生の兄に面会した帰り、京子と弁護士の長谷川が田んぼの真ん中で交わす会話がすごい。
京子は言う。
「運が悪いというのは一体どういうことなのか?」
「私たちはなぜいつも人から見下されているのか?そして彼らはなぜ私たちをいつも従わせようとするのか?」
「夢中になるものがあって、自分はなんのために生きているのかと考えなくていい、それほど幸せなことはない。」
京子の生い立ちや、これまでうけてきた理不尽な仕打ちについてはほとんど説明されていないのに、これらのせりふが彼女の過去を雄弁に語り、観客は具体的な出来事をいろいろと想像してしまう。
秋生に関しても同じで、ほとんどせりふがないのに関わらず、冒頭のシーンや後半で差し挟まれる犯行現場での「ハッピーバースティ」が非常に恐ろしく、彼が生きてきたであろうすさんだ人生が浮かび上がる。

京子の秋生への思いは、ほんとうに愛だったのだろうか。
「彼のことならなんでもわかる、彼を理解できるのは私だけ。」秋生という存在は京子そのもの、一体なのだ。その秋生が、京子の思惑とはちょっとずれた言動に出始めることで、ふたりの関係は少しだけきしみ、そして衝撃のラストを迎える。
京子がほんとうに欲しかったのは、自分と似た誰かと一体になることではなく、自分とは全く違う存在ではなかったのだろうか。ラストの京子の行動は自分と言う存在を否定し、新たなものを求めた結果ではないだろうか。

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完全ネタバレ探偵ファイル キッスで殺せ ネタバレ

投稿日:2009/06/02 レビュアー:kobarou

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「京子さんはぼくと一切会おうとしない。弁護も官選です。あのキスはいったいなんだったのか。どうしても知りたい。でないと気が狂いそうだ」
 長谷川はまた指の背を唇へやった。無意識になんどもそうして、ようやく話しおえたのだった。いま衿に弁護士バッチはなかった。
「わたしは精神科医ではない。探偵です」
「精神科ならもうたくさんだ。嘘でもいい、あの謎をといてさえくれたら」
 わたしは料金をいった。弁護士をまねて高時給をふっかけた。かれはちいさく笑った。どっちの笑いかは判断できなかった。弁護士という人種はそういうことができる。
「まずおききする」わたしは問うた。「遠藤京子はなぜ自殺しなかったのか。正確にいえば、なぜ坂口と無理心中をしなかったか」
「それは……いずれにせよ死ぬ気だった、愛する坂口とともに。坂口を殺し、そしてぼくをもそうして、死刑になるつもりだった」
「死刑と自殺はちがいます。彼女がほんとうに死ぬ気なら、坂口を殺して即、じぶんの頸動脈をナイフで切ればよかった。なぜこの無理心中を選択しなかったのか。なぜあなたをも殺し複数殺害で死刑判決をえられるべく、なんとも迂遠な選択をしたのか」
「あなたは彼女を知らない。彼女はほんとうに死ぬ気だった。坂口を心底愛していた。まちがいなくぼくを殺そうとした」
「わたしは愛の定義を知りませんが、それは愛ではないとおもう。でなければ、愛の意味がなくなる。いいですか、いま遠藤京子に罪があるとしたら、それはわれらが社会の法が坂口を無差別一家殺害事件で裁くことを不可能にしたことです。坂口は極刑をもって裁かれるべき罪、極悪をなした。まさに極悪人です。人格と罪を弁別するのが近代法の流儀ですが、死刑という臨界点において人格と罪はひとつになる。法が最高度の制裁をもって対処すべきそれを、遠藤京子は強奪した。ひとりじめしたのです。あなたのいう遠藤京子の愛とは、そんな極悪への同一化としてあった。それがどこまで坂口の人格を要したかは疑問です。かれが死刑囚でなければ、それだけの極悪をなさなかったら、彼女は同一化などしようとはしなかったのではないか」
「愛は人格にかかわる、そういいたいのですね」
「愛の定義はしません」わたしは咳払いでつづけた。「あなたは坂口を動機なき殺人といった。裁判もそう断じた。それがじゅうぶん糾明されたうえでの結論とはおもわない。もっとも、精緻な精神鑑定でそれが果たされたはずだともおもわない。いずれにせよ、そこになにか人間的な、個人的内実、切実さがないというのならそうでしょう。人格なき殺人だと。外形でいえば、かれは純粋な模倣犯というべきです。かれは世田谷一家殺人を真似ている。池田小無差別殺人を真似ている。そして神戸児童殺傷犯を真似た。幼児にたいするハンマーの使用がそうです。そういうピースを寄せ集めたうえでの犯行だったのです。遠藤京子との獄中結婚もそんな付随現象です。坂口はハッピーバースデーの歌を一家殺害現場で歌った。殺人を生誕のごとく祝福した。この転倒は最高度に反社会的なものです。わたしたちの社会ではその確信犯を無差別テロとして知っている。テロリストを定義するのは人格ではなく、純然たる暴力の行使です。だが、まだテロには目的がある。しかし、坂口にはそれさえもない。確信なき純粋なテロルだ。遠藤京子もまた、坂口殺害をハッピーバースデーと歌った。まるでテロルの革命歌のように。もし遠藤京子が無理心中として坂口を殺したなら、社会はその情死行に安んじられたでしょう」
「京子さんに愛はなかった、京子さんは坂口のテロに感染しただけだ、そういうのですね。坂口もまた感染者だった、と。わたしを殺せなかったといてんでいえば、手際の悪いテロリストであったと。では、あのときのキスはなんだったというのか」
「その問いのまえに、もうひとつの問いをしなければなりません。なぜ極悪な坂口は控訴を決意したのか、変心したのか」
「それこそ京子さんの愛の献身があったからだ。坂口は人間性をとりもどした。死刑判決は覆らなくとも、控訴審でじぶんの罪を認め、反省しようとした」
「坂口の変心がそういうものだったとしても、なぜ遠藤京子はその坂口を殺して、死刑になろうとしたのか。愛の献身をなしたのなら、なぜ情死でおえようとしなかったのか。第一の問いにもどってしまいますね」
「あなたのいいたいことはわかる。京子さんにとって、坂口の心変わりは転向というべきものだった。裏切りだった。したがってそれへの総括として坂口を殺したんだと」

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キーワードは“ハッピーバースデイ” ネタバレ

投稿日:2009/03/17 レビュアー:サランヘ

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Shilk_kenさんからご紹介いただいたとおり,キム・キドク監督の「ブレス」を思わせる設定でしたが,内容は現代社会における“孤独と死”を描いた作品だと思います。

前もって申し上げておきますが,今とっても幸せで,能天気な人生を送ってらっしゃる方には,本作は向かないと思います。心して立ち向かってください。

主人公の遠藤京子(小池栄子)は家族とも疎遠で友達もなく,一人ぼっちを痛感していて,心の中ではいつも“死にたい”と思っていたのだと思います。
そんな時,TVのニュースで坂口(豊川悦司))の殺人事件を見て,一瞬で自分と同じ境遇だと察知し,自分の中に坂口をダブらせ,自分が敷いたレールに乗っかって,坂口と共に死のうと考えたのだと思います。
そのためには,坂口(豊川悦司)が死刑判決を受けることが必須状件であり,坂口についた弁護士の長谷川(仲村トオル)が自分を愛し始めたり,死刑に対して控訴したりというのは,自らが敷いた軌道を壊されるようなもので,計算外だったのでしょう。
坂口の「君ともっと早く会いたかった」,「君は生きて欲しい」という言葉が,彼女の衝撃のラストシーンへの引き金になったのだと思います。

「ブレス」は絶対に有り得ない話を映画にしていますが,本作は,もしかしたら“あるかもしれない話”として,適度にリアルな感じも有り,女性の深層心理を垣間見たようで,見終わって唸りと溜息の出るような作品でした。

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小池栄子の存在感 ネタバレ

投稿日:2009/03/14 レビュアー:みなみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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終始静かなムードの物語の中、小池栄子の演技が際立っていた。
はっきりした顔立ちなので、表情の変化がよくわかる。
「衝撃の結末」と予告編で言っていたが、何となく予測はついた。
(ネタバレあります↓未見の方はご注意ください)

でも、どうもわからないのは登場人物の気持ちだ。
厳しい生い立ちから気持ちがすさみ、感情が無くなってしまい、殺人を犯してしまう男。
平凡に幸せな人がねたましいのだろうか。
信頼できる人もいなくて、何のために生きているかわからない状態の女。
ニュース映像の殺人犯の不敵な笑みを見て、彼女は自分が分かり合えるのはこの人だと直感する。まずここがわからない。
そして接近して、婚姻届までだし、面会に行って眠るほどリラックスするほどの仲に。このときは幸せだったことはわかる。
でも罪の無い人を3人も殺した彼と、幸せになれるはずもない。
そして、その後に彼が決めたことに納得できず、怒る。
結局最後に彼女がやったことは、彼に対する落胆の気持ちからなのか、
彼と同じ存在になりたかったのか…。
どちらにしても全く共感できなかった。
最後に、彼が彼女を受け入れる気持ちは理解できた。

ここまで孤独な人っているんだろうか。彼女の家族はいることはいるらしい。でも関係を絶っている。
何か事情があったとしても、許しあうのが血のつながりだと思うんだけど。
それに、いくら人づきあいが苦手でも、全く友達がいないってことがあるのだろうか。
よくない状況だったとしても、入学、就職や引越しなど、人間関係を変えるチャンスはあるはず。

親身になってくれる人がいないからそうなったのか、心を開かないからそういう存在の人ができないのか。
大勢いなくてもいいけれど、自分を理解してくれる人は必要だと思う。

とにかく、小池栄子の熱演が見ごたえある映画。
男二人は誰がやってても同じかも。
一家殺人の現場のシーンより小池栄子のほうがずっと怖かった。

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6〜 10件 / 全64件

ユーザーレビュー

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ユーザーレビュー:64件

タイトルは、今ひとつだと思いますが・・・

投稿日

2009/04/29

レビュアー

こんちゃん

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 こりゃ、凄いです。
 皆さんが高く評価しているのは知っていましたが、想像以上でした。
 やっぱり、なんといっても小池栄子でしょう。「パコと魔法の絵本」の時から思ってましたけど、彼女はただ乳がデカイだけの女優じゃねえです。微細な表情の変化で心理描写をしてみたり、動きの一つ一つにちゃんと理由付けがあります。まあ、それは監督の万田邦敏によるものもあるのでしょうが、ラストシークエンスでの慟哭と言うか、絶叫とも言える叫びの凄み。引き合いに出すのはかわいそうかもしれませんが、長澤まさみや新垣結衣が叫んでも薄ら寒い感覚が残るか、耳障りなだけだと思うのですが、心に突き刺さって抜けなくなるような凄みがあります。

 トヨエツと仲村トオルも、うまく演じていると思いますが、どなたかが、
「これは誰でも同じ」
と書いていたように(いや、誰でも同じではないでしょうが・・・笑)それなりの実力がある役者であれば問題ないと思います。
 が、この京子の役は小池栄子が演じてしまった今、他の女優では成り立たないと思いますね。

 この映画を観ていると、京子と坂口の異常な人格に空恐ろしいものを感じる第三者的立ち位置の自分がいるのですが、ふと考えてみると彼らとの境界線はどこにあるんだろうと思います。それほど明確な違いは無いのかもしれない・・・。登場人物の中では、割と常識的である(弁護士であると言うだけで、荷物チェックもされない)長谷川だって、狂気の部分を隠し持っているのです。
 それを暗に、「遠藤さん」から「京子さん」と呼び方を変えるだけで万田邦敏はあらわしているのかなあと思います。
 自分のカバンから、「プレゼント」を京子が取り出したときに、彼はその後の顛末を予想できたのではないかと・・・。

 エンドロールの出演者の多さを見て
「え、そんなに沢山の登場人物いたんだっけ・・」
と驚くほど、3人の存在感だけを強調したストーリーの中で、唯一乖離した存在のように描かれる坂口の兄(篠田三郎)彼ですら、まったくの善人ではなく、自分を守るために弟を切り捨てる冷酷さが見えるのです。実際の人生の中で、ちょっとしたきっかけでどの登場人物にでもなってしまう恐ろしさを感じさせるところがホラーなのでしょう。
 もちろん、登場する人物の誰にも(マスコミにも)共感できる映画ではありません。
「自分は違う」
と再認識することによって、ほっとする物語なのです。異常な人間を見て、自己のアイデンティティを満足させているのかもしれません。しかしながら、そのアイデンティティというもの自体が、自分がそこにいるから発生するのではなく、他者からの反応によって形成されるものなのです。誰からも無視される人は自己のアイデンティティさえも確立できないと言う恐ろしさが描かれているんですねえ。

 小池栄子は、乳はデカイし、まあ美人です。普通に考えれば、そんな人が他人から無視されて自分の中に閉じこもってしまうと言うことは考えにくいです。しかし、そんな彼女がこの役を演じたから恐ろしく感じるのでしょう。もしも、この役をブサイクな女優が演じてしまったら、その哀しさに共感が発生してしまい、ありきたりのドラマになってしまったでしょう。
 この京子は、小池栄子が演じたからこそ、誰からも共感を得られず、映画としての完成度を飛躍的に高めたのだと思うのです。


衝撃のラストに唖然となる

投稿日

2009/03/04

レビュアー

パープルローズ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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これは最低2回は見なければいけない映画。
1度めは主人公京子の「狂気」ともいえる恋にただおののく。そしてあの衝撃的なラスト。なぜ京子はあんな行動をとったのか?そしてタイトルの「接吻」が、予想していた相手とは違う男に向けられたものだったという驚き。
この衝撃のラストを知って2度目を見ると、京子のせりふのひとつひとつが、1度めよりもますます重く感じられる。

殺人犯の秋生の兄に面会した帰り、京子と弁護士の長谷川が田んぼの真ん中で交わす会話がすごい。
京子は言う。
「運が悪いというのは一体どういうことなのか?」
「私たちはなぜいつも人から見下されているのか?そして彼らはなぜ私たちをいつも従わせようとするのか?」
「夢中になるものがあって、自分はなんのために生きているのかと考えなくていい、それほど幸せなことはない。」
京子の生い立ちや、これまでうけてきた理不尽な仕打ちについてはほとんど説明されていないのに、これらのせりふが彼女の過去を雄弁に語り、観客は具体的な出来事をいろいろと想像してしまう。
秋生に関しても同じで、ほとんどせりふがないのに関わらず、冒頭のシーンや後半で差し挟まれる犯行現場での「ハッピーバースティ」が非常に恐ろしく、彼が生きてきたであろうすさんだ人生が浮かび上がる。

京子の秋生への思いは、ほんとうに愛だったのだろうか。
「彼のことならなんでもわかる、彼を理解できるのは私だけ。」秋生という存在は京子そのもの、一体なのだ。その秋生が、京子の思惑とはちょっとずれた言動に出始めることで、ふたりの関係は少しだけきしみ、そして衝撃のラストを迎える。
京子がほんとうに欲しかったのは、自分と似た誰かと一体になることではなく、自分とは全く違う存在ではなかったのだろうか。ラストの京子の行動は自分と言う存在を否定し、新たなものを求めた結果ではないだろうか。

完全ネタバレ探偵ファイル キッスで殺せ

投稿日

2009/06/02

レビュアー

kobarou

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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「京子さんはぼくと一切会おうとしない。弁護も官選です。あのキスはいったいなんだったのか。どうしても知りたい。でないと気が狂いそうだ」
 長谷川はまた指の背を唇へやった。無意識になんどもそうして、ようやく話しおえたのだった。いま衿に弁護士バッチはなかった。
「わたしは精神科医ではない。探偵です」
「精神科ならもうたくさんだ。嘘でもいい、あの謎をといてさえくれたら」
 わたしは料金をいった。弁護士をまねて高時給をふっかけた。かれはちいさく笑った。どっちの笑いかは判断できなかった。弁護士という人種はそういうことができる。
「まずおききする」わたしは問うた。「遠藤京子はなぜ自殺しなかったのか。正確にいえば、なぜ坂口と無理心中をしなかったか」
「それは……いずれにせよ死ぬ気だった、愛する坂口とともに。坂口を殺し、そしてぼくをもそうして、死刑になるつもりだった」
「死刑と自殺はちがいます。彼女がほんとうに死ぬ気なら、坂口を殺して即、じぶんの頸動脈をナイフで切ればよかった。なぜこの無理心中を選択しなかったのか。なぜあなたをも殺し複数殺害で死刑判決をえられるべく、なんとも迂遠な選択をしたのか」
「あなたは彼女を知らない。彼女はほんとうに死ぬ気だった。坂口を心底愛していた。まちがいなくぼくを殺そうとした」
「わたしは愛の定義を知りませんが、それは愛ではないとおもう。でなければ、愛の意味がなくなる。いいですか、いま遠藤京子に罪があるとしたら、それはわれらが社会の法が坂口を無差別一家殺害事件で裁くことを不可能にしたことです。坂口は極刑をもって裁かれるべき罪、極悪をなした。まさに極悪人です。人格と罪を弁別するのが近代法の流儀ですが、死刑という臨界点において人格と罪はひとつになる。法が最高度の制裁をもって対処すべきそれを、遠藤京子は強奪した。ひとりじめしたのです。あなたのいう遠藤京子の愛とは、そんな極悪への同一化としてあった。それがどこまで坂口の人格を要したかは疑問です。かれが死刑囚でなければ、それだけの極悪をなさなかったら、彼女は同一化などしようとはしなかったのではないか」
「愛は人格にかかわる、そういいたいのですね」
「愛の定義はしません」わたしは咳払いでつづけた。「あなたは坂口を動機なき殺人といった。裁判もそう断じた。それがじゅうぶん糾明されたうえでの結論とはおもわない。もっとも、精緻な精神鑑定でそれが果たされたはずだともおもわない。いずれにせよ、そこになにか人間的な、個人的内実、切実さがないというのならそうでしょう。人格なき殺人だと。外形でいえば、かれは純粋な模倣犯というべきです。かれは世田谷一家殺人を真似ている。池田小無差別殺人を真似ている。そして神戸児童殺傷犯を真似た。幼児にたいするハンマーの使用がそうです。そういうピースを寄せ集めたうえでの犯行だったのです。遠藤京子との獄中結婚もそんな付随現象です。坂口はハッピーバースデーの歌を一家殺害現場で歌った。殺人を生誕のごとく祝福した。この転倒は最高度に反社会的なものです。わたしたちの社会ではその確信犯を無差別テロとして知っている。テロリストを定義するのは人格ではなく、純然たる暴力の行使です。だが、まだテロには目的がある。しかし、坂口にはそれさえもない。確信なき純粋なテロルだ。遠藤京子もまた、坂口殺害をハッピーバースデーと歌った。まるでテロルの革命歌のように。もし遠藤京子が無理心中として坂口を殺したなら、社会はその情死行に安んじられたでしょう」
「京子さんに愛はなかった、京子さんは坂口のテロに感染しただけだ、そういうのですね。坂口もまた感染者だった、と。わたしを殺せなかったといてんでいえば、手際の悪いテロリストであったと。では、あのときのキスはなんだったというのか」
「その問いのまえに、もうひとつの問いをしなければなりません。なぜ極悪な坂口は控訴を決意したのか、変心したのか」
「それこそ京子さんの愛の献身があったからだ。坂口は人間性をとりもどした。死刑判決は覆らなくとも、控訴審でじぶんの罪を認め、反省しようとした」
「坂口の変心がそういうものだったとしても、なぜ遠藤京子はその坂口を殺して、死刑になろうとしたのか。愛の献身をなしたのなら、なぜ情死でおえようとしなかったのか。第一の問いにもどってしまいますね」
「あなたのいいたいことはわかる。京子さんにとって、坂口の心変わりは転向というべきものだった。裏切りだった。したがってそれへの総括として坂口を殺したんだと」

キーワードは“ハッピーバースデイ”

投稿日

2009/03/17

レビュアー

サランヘ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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Shilk_kenさんからご紹介いただいたとおり,キム・キドク監督の「ブレス」を思わせる設定でしたが,内容は現代社会における“孤独と死”を描いた作品だと思います。

前もって申し上げておきますが,今とっても幸せで,能天気な人生を送ってらっしゃる方には,本作は向かないと思います。心して立ち向かってください。

主人公の遠藤京子(小池栄子)は家族とも疎遠で友達もなく,一人ぼっちを痛感していて,心の中ではいつも“死にたい”と思っていたのだと思います。
そんな時,TVのニュースで坂口(豊川悦司))の殺人事件を見て,一瞬で自分と同じ境遇だと察知し,自分の中に坂口をダブらせ,自分が敷いたレールに乗っかって,坂口と共に死のうと考えたのだと思います。
そのためには,坂口(豊川悦司)が死刑判決を受けることが必須状件であり,坂口についた弁護士の長谷川(仲村トオル)が自分を愛し始めたり,死刑に対して控訴したりというのは,自らが敷いた軌道を壊されるようなもので,計算外だったのでしょう。
坂口の「君ともっと早く会いたかった」,「君は生きて欲しい」という言葉が,彼女の衝撃のラストシーンへの引き金になったのだと思います。

「ブレス」は絶対に有り得ない話を映画にしていますが,本作は,もしかしたら“あるかもしれない話”として,適度にリアルな感じも有り,女性の深層心理を垣間見たようで,見終わって唸りと溜息の出るような作品でした。

小池栄子の存在感

投稿日

2009/03/14

レビュアー

みなみ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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終始静かなムードの物語の中、小池栄子の演技が際立っていた。
はっきりした顔立ちなので、表情の変化がよくわかる。
「衝撃の結末」と予告編で言っていたが、何となく予測はついた。
(ネタバレあります↓未見の方はご注意ください)

でも、どうもわからないのは登場人物の気持ちだ。
厳しい生い立ちから気持ちがすさみ、感情が無くなってしまい、殺人を犯してしまう男。
平凡に幸せな人がねたましいのだろうか。
信頼できる人もいなくて、何のために生きているかわからない状態の女。
ニュース映像の殺人犯の不敵な笑みを見て、彼女は自分が分かり合えるのはこの人だと直感する。まずここがわからない。
そして接近して、婚姻届までだし、面会に行って眠るほどリラックスするほどの仲に。このときは幸せだったことはわかる。
でも罪の無い人を3人も殺した彼と、幸せになれるはずもない。
そして、その後に彼が決めたことに納得できず、怒る。
結局最後に彼女がやったことは、彼に対する落胆の気持ちからなのか、
彼と同じ存在になりたかったのか…。
どちらにしても全く共感できなかった。
最後に、彼が彼女を受け入れる気持ちは理解できた。

ここまで孤独な人っているんだろうか。彼女の家族はいることはいるらしい。でも関係を絶っている。
何か事情があったとしても、許しあうのが血のつながりだと思うんだけど。
それに、いくら人づきあいが苦手でも、全く友達がいないってことがあるのだろうか。
よくない状況だったとしても、入学、就職や引越しなど、人間関係を変えるチャンスはあるはず。

親身になってくれる人がいないからそうなったのか、心を開かないからそういう存在の人ができないのか。
大勢いなくてもいいけれど、自分を理解してくれる人は必要だと思う。

とにかく、小池栄子の熱演が見ごたえある映画。
男二人は誰がやってても同じかも。
一家殺人の現場のシーンより小池栄子のほうがずっと怖かった。

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  • 宅配レンタル 定額8プラン
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※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。

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