ブラッド・パラダイス

前半はよくあるお色気バカ騒ぎシーンなんですけど、化け物とか変態家族とかよくあるホラーの殺人者は出てこない
先進国に資源・女・労働力などを搾取されてきたから今度は搾取してやるんだという医者がこの映画の殺人者でやってることはマッドなんですけど、その考え方はには少し考えさせられる

キレイな自然のシーンが印象的、閉鎖的な空間ではなく逆に広すぎて逃げられるのか？ってのも特徴

セックス、ドラッグ、臓器売買に拷問のなんでもあり。
そしてブラジルの奥地という危険度ＭＡＸの設定とあらば、興味が沸かないわけがない！

勢い良く借りたものの、相当な数のバナナの皮が床一面に広がってました。

だだすべり。いまいちな作品です。
全くジャンル違いの監督が、不完全な状態で「サバイバル・スリラーかぁ。いけるんちゃうかなオレ。」って感じでやっちゃったようです。完全にクールポコ状態です。

米誌のホラー・SF・ファンタジー映画専門誌が「ホステル」を凌ぐ恐ろしい映画だ！などと称賛したそうですが、うのみにする必要はないと思います。

序盤は、「ホステル」に比べるとよりバックパッカーらしい若者の姿が描かれているのは確かです。タイから陸路でカンボジアへ旅した私の記憶も蘇りました。
他の国の言葉に興味を持ったり、文化の違いで喧嘩になったりと、共感持てるシーンもそれなりにありました。朝起きたら物が無くなる。これもよくある話です。

そこまでです。

監督。綺麗で神秘的な水中映像は、アクシデントが始まる前に見せて欲しかった。
ハラハラドキドキせねばならぬ部分に挿入されても萎えてしまうだけです。
闇の恐怖といった暗さではなく、ほんとに映像が暗くて見えないこと見えないこと。脚本以前に視覚的恐怖も少なく、ラストまで残念な状態でした。

本作の監督作品「イントゥ・ザ・ブルー」で、男前ポール・ウォーカーと、美人ジェシカ・アルバのナイスボデェを楽しんだ方がよっぽどお得です。

アレックスと妹ビーたち４人はアメリカからブラジル観光旅行にやって来た。バスが事故を起こし崖に転落する。全員脱出して無事のようだ。バスはいつくるかわからないような辺ぴな所です。アレックスたちは村の住人にしばらく歩くとバーがあると言われ行って見ることにした。バーは人で賑わっていた。旅行中だという男性２人にも出会い友達になった。いい気分で飲み過ぎ眠ってしまい、目覚めたら砂浜に寝ていた。仲間たちが何やら騒いでいる。身ぐるみ何もかも盗られてしまっていた。荷物・現金・パスポート・身につけていたアクセサリーまで。困っていると、キコと言う青年が現れ自宅に案内される。そこから悪夢は始まります。臓器摘出、命懸けの脱出、そして繰り広げられる海中での死闘。ブラジルの海がとても美しいです。海中の魚の群れや鍾乳洞が素敵でした。サスペンスタッチでゾンビなどは出て来ません。そうそう悪玉１人以外はブラジル人最後はみんないい人でした。この映画は観光宣伝？！

2度目の鑑賞ですが、少々評価に困ってしまいました。
ジャンルはホラーとなっていますが、サバイバルスリラーの方が適切と思いました。
もっと言えば、大磯ロングビーチで繰り広げられる美女たちの水着大会（トップレスもあるよ！(*^.^*)）に、
ちょっとだけグロ映像を混ぜてみました的な作品で、ホラーとしてみると全く怖くない。(・・。)ゞ

とりあえず、『テラー・トレイン』の自分の評価点を確認し、それよりは少し甘い点数としてみました。

理由は簡単！

ヒロインが可愛いから！(*^.^*)
メリッサ・ジョージとオリビア・ワイルドの水着ショットが拝めるのは本作だけっ！（調べてません）
オリビア・ワイルドにいたっては、エラが発達する前の状態で超美人です。

『テラー・トレイン』と同じく、臓器移植ネタで、リアリティに欠ける描写が目立ちますが、
海の美しさを際立たせる映像技術と比較にならない美女レベルを除いての相違点は、
”舞台となるブラジルが悪いのではない”と弱気な配慮がうかがえる点。

抗議を恐れず突き進んだ『ホステル』って、こういう点でもすごい作品だったのかも？
犯罪件数が多いとか国外逃亡のニュースとか記憶に残っている分、ちょっと気になりました。

おばかな若者がブラジルで遊んでたら騙されて、臓器密売の闇医者に捕まっちゃうお話です。
『ブラジルでバカ騒ぎしてはいけません』
と言うことです。

ただ『ホステル』でも思ったけど、実際にこんな話はいくらでもありそうですよね…

お家でホラー観ているのが一番ってことですね(*^^)v