ラスト、コーション

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ラスト、コーション / トニー・レオン

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映画賞受賞作品

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「ラスト、コーション」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督が、一人の女スパイの愛の葛藤を描く官能サスペンス。日本軍占領下の上海と香港を舞台に、図らずも抗日運動に身を投じたヒロインが、祖国の裏切り者の男を暗殺すべく、色仕掛けで接近していく中で展開していく男と女のギリギリの心理戦がスリリングに綴られていく。1942年、日本軍占領下の上海。ごく普通の女子大生チアチーは、抗日運動に心血を注ぐクァンに秘かな恋心を抱き、彼と行動を共にする中で次第に感化されていく。やがてチアチーは、日本の傀儡政府に協力する特務機関のリーダー、イーに近づき暗殺する危険な任務を与えられるが…。

「ラスト、コーション」 の作品情報

作品情報

製作年: 2007年
製作国: アメリカ/中国/台湾/香港
原題: LUST, CAUTION/色・戒
受賞記録: 2007年 ヴェネチア国際映画祭 金獅子賞

「ラスト、コーション」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全159件

好きで好きでたまらない、私のbP映画です。 ネタバレ

投稿日:2009/12/01 レビュアー:まりこ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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もう何度観たでしょう。観る度に動悸がします。
何度も何度も観ているのに、その度に動悸がします。

戦時極限下、異常状況下の男女の孤独と愛の物語です。
彼はともかく、彼女に愛の存在を疑問視するご意見がありますが、私は彼女にもはっきりと愛はあったと感じるのです。
日本と中国の酷い過去の歴史を自覚して観るべきというご意見もありますが、敢えて私は、一組の男女の物語として捉えたいと思うのです。

話題となったベッドシーンも、物語には不可欠なものです。
それは官能的でも刺激的でもなく、人間と人間がお互いを凝視し、探り、確認しながらの情交で「生」そのものの表現だと感じるのです。
体を重ねる度に、彼の彼女を見つめる眼が変化していく。彼女の彼を見つめる眼も変化していく。
最後に彼女が彼の眼を枕で塞ぐのは、彼の眼に浮かぶ愛に耐えきれなくなったからではないでしょうか。
それは彼女の心にも、愛が芽生えていたからではないでしょうか。

それ迄の作品とも、その後の作品とも全く顔が違うトニー・レオン。
食事の時の口元と、最後のベッドシーンで前髪が乱れて額にかかった時……あぁトニーだ、と僅かに面影が現れます。

再会の場面。
帰宅した彼が彼女の戻った事を知った時の驚きの眼。一瞬照明の影が顔にさし、次に顔が現れた時のその眼はドキリとする程優しい光を帯びている。

料亭の場面。
彼女の唄を聴いている彼の、煙草を持つ手が小刻みに震え始め、徐々に潤み始める眼。眼を伏せ、彼女の手をとり、撫でさする彼のその手。

宝石店の場面。
指輪をつけた彼女の手をとり、その手を見つめ、彼女の眼を見つめ、また手を見つめる、その彼の眼。
「逃げて」の一言にその優しい眼が一瞬で特務機関員のそれに豹変し、脱兎の如く走り去る、その姿。

トニー・レオンは何て凄い俳優なんでしょう。
「孤独」が深い程、強く静かに現れる「愛」。
彼の創り出す見事なまでのイーの存在感に、只々脱帽するばかりです。

何度観ても動悸がする。
好きで好きでたまらない、私のbP映画です。

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90pts/100pts ネタバレ

投稿日:2008/12/27 レビュアー:ヴィル

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なかなか、よくできている、考えされる面と、
エロスの表現を両立させていて、評価できる。

戦争に身を投じるということは、
現実問題としては、こういう人とのつながりなんだろうね。

表では民族主義だの、イデオロギーだの、宗教だのが出るが、
愛とか、信頼とか、人間は、結局、根本では、
そういう人とのつながりで動くんだろうなと思う。

この映画の主人公たちが、生活への絶望感の、ある意味少ない、
階層の人々であることを、加味して、
タン・ウェイ演じる女性が、任務に身を投じることに、
非常に、説得力のある展開だったと思う。

ま、この映画の場合は、戦争を描くと言っても、
戦争で矢面に立つ民間人の戦争を描いているわけではない。

でも、この映画の形は、
ブルジョア的な階級特有の戦争像として、
よく描かれる形ではあり、
ま、戦時であって、それほど、富裕というわけでもないが、
しかし、戦時には、もっと翻弄されてしまう、
階層というのはあると思うので、
これが、数量的に、本当の戦争を描くということとは
ちょっと違うとは思うけど、
でも、この映画で描かれる階層の話題は、
ストーリーとして、非常に、
わかりやすく、象徴的に描くことができるね。

スパイとしても、
国家機関とか、そういうプロの組織が産み出す、
研ぎ澄まされたスパイ映画もそれはそれで面白いが、
この映画は、”抗日”という旗印のもと、
集まる一般富裕層のスパイを描いており、
そういう意味では、アマチュアであり、
親日政権のグループがプロで、その実力に差があるのも、
面白いね。
ちょっと、そういうプロットとしては、
ブラックブックのユダヤ人と似た面もあるけど、
やはり、国を持たないユダヤ人と
侵略され放題とは言え、大きな国を持つ中国人の
特性や歴史の違いから、
展開が異なっていく感じがして、
そういうところも面白いなと思った。

また、小ネタ的に、、、というか、ストーリー展開としても、
大事な役割を果たすが、
指輪を巡るストーリーなど、
細部も、よく練られていて、よかったと思う。

一方、この映画の売りでもある激しい性表現には、
賛否はあろうと思うが、なんでもそうだが、
人間を描こうとすると、性的な面は、
無視することはできないと、私は思うし、
特に、この映画の性描写は、
戦時の感情を、如実に表現する、うまい性表現だと感じる。

また、ハニートラップをかけるスパイとしては、
タン・ウェイのような可愛い感じではなく、
美人的な人のほうがいいのではないかという意見も、
解らなくはないが、
このストーリーとしては、
彼女は、プロのスパイではなく、あくまで、
展開として、そのような立場になる女性であって、
根は、純粋な感じがあるという設定だと思うので、
てか、だからこそ、最後に、”逃げて”
というわけで、
彼女の起用は、性的な面も含めて、正しいと思う。
ま、でも、もうちょっと、胸がでかい方が、好みかな。。。
って、関係ないか(笑)

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私は苦手な作品でした。。 

投稿日:2008/10/08 レビュアー:MonPetit

背景としては面白いし脚本だけを考えると全然悪くないんだけど、私はどうしても
幾度となくでてくるSEXシーンを理解できませんでした。何度もでてくるので最後
には嫌悪感すら覚えたぐらいです。そうでもしなければ伝わらない愛、確かにそう
いう形もあるでしょう。しかし、一回観れば十分です。本作は国によってはSEXシ
ーンが大幅にカットされているところもあるようで、私は逆にそれを観てみたい。

私の勝手な想像ですがスパイはきっと女である前にスパイなのではないだろうか、
そこに愛を持ち込まれても。。。私は苦手な作品でした。
いくら役とは言え、トニー・レオンのイメージも変わっちゃいそうです。。。

現在、公開中のレッドクリフに期待します。

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大義よりラブ(重大なネタバレあり) ネタバレ

投稿日:2008/09/03 レビュアー:よふかし

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 友人の評が良かったので、会社帰りにひとりで観にいった連れ合いが言った。「普通の映画」。
 僕も後日観にいった。「そうだな」と思った。
 やっと細かく感想を言い合う。
 彼女は主人公のチアチー(タン・ウェイ)が何を考えているのかよくわからないので、感動しなかったし、格別褒めるほどの映画でもないと言った。問題のベッドシーンもエロくない(そこで僕らは今までエロいなあと思った映画について少し話した)。
 僕は、タン・ウェイという人は奇麗だけど、細かい感情の起伏が表現できるほど演技力がないと思う、と言った。セックスは感情の発露と言うより、妙にアクロバティックで途中から何だかおかしくなってしまったよ。
 チアチーはあの格好いい大学生(ワン・リーホン)に憧れて、あの役を引き受けるんでしょ? 抗日運動の大義なんて、彼女は少しも感じてないとしか見えなかった。
 それは当時のことだから、抗日への思いは人々の前提としてあって、特に描かなくてもいいという部分なのかもしれないけど、僕も彼女は政治よりラブの人だと思えた。だから別の男に身を任せたりすると、なんでそこまでって思うよね。
 あの大学生もさ、いい加減なんだよぉ。おぼっちゃん連中のおままごとみたいな仕掛けが急に大変な事態になって、あわあわしてるだけでなんだか格好悪いのに、後半でチアチーへの愛に気づいて悔やんだりして、お前が悪いんだろーとムカついたよ。
 チアチーのほうは大学生への憧れが、身体の関係から入ったイー(トニー・レオン)への愛情に変わっていく。大学生は抗日英雄願望が、ただの組織の手先に落ちたらチアチーへの愛に泣いている。なんか真剣味が感じられない。でもイーの奥様(ジョアン・チェン)と戦前の魔都と呼ばれた上海の町なんかは良かったと思うけど。
 そう? まあ雰囲気は悪くないけど……トニー・レオンも『花様年華』とかのほうがぜんぜん良かったなあ。
 あの役に必要な冷酷さがあんまり感じられないんだよね。
 でもトニー・レオンの疾走は良かったよ(笑)。すごく早いの!
 とにかく最後のチアチーの選択も、ぜんぜん説得力を感じられなかった。あそこまでいったら……と思うでしょ。
 やっぱり最後まで大義よりラブの人なんだよ。そこを説得力を持たせるのが、演出の役割なんだけど。タイトルは「最後に注意」っていう意味かと思ったら全然違いました。
 50点。 

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エロスを武器に!

投稿日:2008/08/12 レビュアー:エロエロ大魔神

彼女には落とせない男などいない!あそこまで色仕掛けをされたら誰だって落ちます!俺なんか秒殺でいいなりになります!あの色仕掛けでおちない男はゲイぐらいです!

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6〜 10件 / 全159件

ラスト、コーション

ユーザーレビュー

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好きで好きでたまらない、私のbP映画です。

投稿日

2009/12/01

レビュアー

まりこ

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もう何度観たでしょう。観る度に動悸がします。
何度も何度も観ているのに、その度に動悸がします。

戦時極限下、異常状況下の男女の孤独と愛の物語です。
彼はともかく、彼女に愛の存在を疑問視するご意見がありますが、私は彼女にもはっきりと愛はあったと感じるのです。
日本と中国の酷い過去の歴史を自覚して観るべきというご意見もありますが、敢えて私は、一組の男女の物語として捉えたいと思うのです。

話題となったベッドシーンも、物語には不可欠なものです。
それは官能的でも刺激的でもなく、人間と人間がお互いを凝視し、探り、確認しながらの情交で「生」そのものの表現だと感じるのです。
体を重ねる度に、彼の彼女を見つめる眼が変化していく。彼女の彼を見つめる眼も変化していく。
最後に彼女が彼の眼を枕で塞ぐのは、彼の眼に浮かぶ愛に耐えきれなくなったからではないでしょうか。
それは彼女の心にも、愛が芽生えていたからではないでしょうか。

それ迄の作品とも、その後の作品とも全く顔が違うトニー・レオン。
食事の時の口元と、最後のベッドシーンで前髪が乱れて額にかかった時……あぁトニーだ、と僅かに面影が現れます。

再会の場面。
帰宅した彼が彼女の戻った事を知った時の驚きの眼。一瞬照明の影が顔にさし、次に顔が現れた時のその眼はドキリとする程優しい光を帯びている。

料亭の場面。
彼女の唄を聴いている彼の、煙草を持つ手が小刻みに震え始め、徐々に潤み始める眼。眼を伏せ、彼女の手をとり、撫でさする彼のその手。

宝石店の場面。
指輪をつけた彼女の手をとり、その手を見つめ、彼女の眼を見つめ、また手を見つめる、その彼の眼。
「逃げて」の一言にその優しい眼が一瞬で特務機関員のそれに豹変し、脱兎の如く走り去る、その姿。

トニー・レオンは何て凄い俳優なんでしょう。
「孤独」が深い程、強く静かに現れる「愛」。
彼の創り出す見事なまでのイーの存在感に、只々脱帽するばかりです。

何度観ても動悸がする。
好きで好きでたまらない、私のbP映画です。

90pts/100pts

投稿日

2008/12/27

レビュアー

ヴィル

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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なかなか、よくできている、考えされる面と、
エロスの表現を両立させていて、評価できる。

戦争に身を投じるということは、
現実問題としては、こういう人とのつながりなんだろうね。

表では民族主義だの、イデオロギーだの、宗教だのが出るが、
愛とか、信頼とか、人間は、結局、根本では、
そういう人とのつながりで動くんだろうなと思う。

この映画の主人公たちが、生活への絶望感の、ある意味少ない、
階層の人々であることを、加味して、
タン・ウェイ演じる女性が、任務に身を投じることに、
非常に、説得力のある展開だったと思う。

ま、この映画の場合は、戦争を描くと言っても、
戦争で矢面に立つ民間人の戦争を描いているわけではない。

でも、この映画の形は、
ブルジョア的な階級特有の戦争像として、
よく描かれる形ではあり、
ま、戦時であって、それほど、富裕というわけでもないが、
しかし、戦時には、もっと翻弄されてしまう、
階層というのはあると思うので、
これが、数量的に、本当の戦争を描くということとは
ちょっと違うとは思うけど、
でも、この映画で描かれる階層の話題は、
ストーリーとして、非常に、
わかりやすく、象徴的に描くことができるね。

スパイとしても、
国家機関とか、そういうプロの組織が産み出す、
研ぎ澄まされたスパイ映画もそれはそれで面白いが、
この映画は、”抗日”という旗印のもと、
集まる一般富裕層のスパイを描いており、
そういう意味では、アマチュアであり、
親日政権のグループがプロで、その実力に差があるのも、
面白いね。
ちょっと、そういうプロットとしては、
ブラックブックのユダヤ人と似た面もあるけど、
やはり、国を持たないユダヤ人と
侵略され放題とは言え、大きな国を持つ中国人の
特性や歴史の違いから、
展開が異なっていく感じがして、
そういうところも面白いなと思った。

また、小ネタ的に、、、というか、ストーリー展開としても、
大事な役割を果たすが、
指輪を巡るストーリーなど、
細部も、よく練られていて、よかったと思う。

一方、この映画の売りでもある激しい性表現には、
賛否はあろうと思うが、なんでもそうだが、
人間を描こうとすると、性的な面は、
無視することはできないと、私は思うし、
特に、この映画の性描写は、
戦時の感情を、如実に表現する、うまい性表現だと感じる。

また、ハニートラップをかけるスパイとしては、
タン・ウェイのような可愛い感じではなく、
美人的な人のほうがいいのではないかという意見も、
解らなくはないが、
このストーリーとしては、
彼女は、プロのスパイではなく、あくまで、
展開として、そのような立場になる女性であって、
根は、純粋な感じがあるという設定だと思うので、
てか、だからこそ、最後に、”逃げて”
というわけで、
彼女の起用は、性的な面も含めて、正しいと思う。
ま、でも、もうちょっと、胸がでかい方が、好みかな。。。
って、関係ないか(笑)

私は苦手な作品でした。。 

投稿日

2008/10/08

レビュアー

MonPetit

背景としては面白いし脚本だけを考えると全然悪くないんだけど、私はどうしても
幾度となくでてくるSEXシーンを理解できませんでした。何度もでてくるので最後
には嫌悪感すら覚えたぐらいです。そうでもしなければ伝わらない愛、確かにそう
いう形もあるでしょう。しかし、一回観れば十分です。本作は国によってはSEXシ
ーンが大幅にカットされているところもあるようで、私は逆にそれを観てみたい。

私の勝手な想像ですがスパイはきっと女である前にスパイなのではないだろうか、
そこに愛を持ち込まれても。。。私は苦手な作品でした。
いくら役とは言え、トニー・レオンのイメージも変わっちゃいそうです。。。

現在、公開中のレッドクリフに期待します。

大義よりラブ(重大なネタバレあり)

投稿日

2008/09/03

レビュアー

よふかし

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 友人の評が良かったので、会社帰りにひとりで観にいった連れ合いが言った。「普通の映画」。
 僕も後日観にいった。「そうだな」と思った。
 やっと細かく感想を言い合う。
 彼女は主人公のチアチー(タン・ウェイ)が何を考えているのかよくわからないので、感動しなかったし、格別褒めるほどの映画でもないと言った。問題のベッドシーンもエロくない(そこで僕らは今までエロいなあと思った映画について少し話した)。
 僕は、タン・ウェイという人は奇麗だけど、細かい感情の起伏が表現できるほど演技力がないと思う、と言った。セックスは感情の発露と言うより、妙にアクロバティックで途中から何だかおかしくなってしまったよ。
 チアチーはあの格好いい大学生(ワン・リーホン)に憧れて、あの役を引き受けるんでしょ? 抗日運動の大義なんて、彼女は少しも感じてないとしか見えなかった。
 それは当時のことだから、抗日への思いは人々の前提としてあって、特に描かなくてもいいという部分なのかもしれないけど、僕も彼女は政治よりラブの人だと思えた。だから別の男に身を任せたりすると、なんでそこまでって思うよね。
 あの大学生もさ、いい加減なんだよぉ。おぼっちゃん連中のおままごとみたいな仕掛けが急に大変な事態になって、あわあわしてるだけでなんだか格好悪いのに、後半でチアチーへの愛に気づいて悔やんだりして、お前が悪いんだろーとムカついたよ。
 チアチーのほうは大学生への憧れが、身体の関係から入ったイー(トニー・レオン)への愛情に変わっていく。大学生は抗日英雄願望が、ただの組織の手先に落ちたらチアチーへの愛に泣いている。なんか真剣味が感じられない。でもイーの奥様(ジョアン・チェン)と戦前の魔都と呼ばれた上海の町なんかは良かったと思うけど。
 そう? まあ雰囲気は悪くないけど……トニー・レオンも『花様年華』とかのほうがぜんぜん良かったなあ。
 あの役に必要な冷酷さがあんまり感じられないんだよね。
 でもトニー・レオンの疾走は良かったよ(笑)。すごく早いの!
 とにかく最後のチアチーの選択も、ぜんぜん説得力を感じられなかった。あそこまでいったら……と思うでしょ。
 やっぱり最後まで大義よりラブの人なんだよ。そこを説得力を持たせるのが、演出の役割なんだけど。タイトルは「最後に注意」っていう意味かと思ったら全然違いました。
 50点。 

エロスを武器に!

投稿日

2008/08/12

レビュアー

エロエロ大魔神

彼女には落とせない男などいない!あそこまで色仕掛けをされたら誰だって落ちます!俺なんか秒殺でいいなりになります!あの色仕掛けでおちない男はゲイぐらいです!

6〜 10件 / 全159件