明日への遺言

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明日への遺言 / 藤田まこと

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「明日への遺言」 の解説・あらすじ・ストーリー

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解説・ストーリー

第二次大戦中、名古屋への無差別爆撃を実行したB29搭乗の米兵を略式裁判で処刑し、戦後その罪を問われB級戦犯として裁かれた東海軍司令官・岡田資中将が、部下を守り、自らの誇りを懸けて挑んだ法廷での闘いと、それを見守る家族との愛と絆を描くドラマ。原作は大岡昇平のノンフィクション『ながい旅』。監督は「雨あがる」「博士の愛した数式」の小泉堯史。主演は藤田まこと、共演に富司純子。

「明日への遺言」 の作品情報

作品情報

製作年: 2007年
製作国: 日本

「明日への遺言」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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6〜 10件 / 全62件

岡田資中将こそ私の理想の男性

投稿日:2008/09/13 レビュアー:totoro

 ティッシュを何枚濡らしたか…戦争物は好きではないけれども避けて通ってはいけない実際の話。

 家族を愛し、国を愛し、部下を愛し、全てを我が身の責任と法廷で闘う岡田中将。
 そしてそれを見守る家族。実にすばらしい映画としか言いようがない。

 決して暗い内容ではありません。ほのぼのとしたアメリカ人と日本人の心の遣り取り。
 部下への責任、夫としての責任、父親としての責任。全てを全うすることはできなかったけれども、最後の家族に残した言葉が身に染みる。
 自分も最後にあの言葉を発することができるのだろうか。
そう考えると、恥じない人生をこれからでも遅くはない、見直おそうと言う気持にもなる。

 こんな夫がいたらと想像はするが、奥様やお子様達も素晴らしいからこそ岡田中将は安心して逝くことができたのではとも思う。
 そんな女になれるよう、今からでも努力のみかな。

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凛とした藤田まこと

投稿日:2008/07/25 レビュアー:じゃじゃまる

『必殺』『はぐれ刑事』のイメージが強い藤田まこと。

今回、芯の通ったすばらしい演技を見せていただきました。

名古屋大空襲の時にパラシュートで脱出したアメリカ兵38人を処刑した罪でアメリカ人による軍事裁判を受けることになった東海軍部隊。

司令官であった岡田資(たすく)中将は、全ての罪は自分にあると主張。
そしてアメリカ軍の無差別空襲は違法であるという『法戦』を挑むのであった。


シーンの80%は裁判シーンのため、話は淡々と進んでいきます。

ピカソの有名な『ゲルニカ』の絵画シーンから始まり、歴史の事実は、真珠湾攻撃、東京空襲、名古屋空襲、そして原爆の投下のフィルムで流れ、裁判が始まる。

『報復ではない、処罰だ』と言い切ることで、部下を守り、判決を受ける岡田中将。

いや〜、藤田まことはやっぱりいい俳優ですね。
別に泣かせるシーンじゃないのに、涙が溢れます。

部下とともにお風呂はいるシーン、やはり毅然として『全ての責任は司令官の私にあります』というシーン。

うしろからじっと夫を見守る妻を富司純子が好演。

実は有名な俳優さんは、最初に証言者としてちょろちょろと出るだけで、後はあまり有名な人ではありません。

この映画は、裁判シーンがほとんどなので、この映画賛否両論でしょうね。

私的には『記録映画』にちかい映画だと思います。

この人たちが裁かれるならもっと裁かれるべき人がいたんですよね。

でもその人に害が及ばないようにあえて『原爆投下命令者を知らない』と答える中将。

私は今の日本人が忘れているものを呼び起こす映画だと思います。

日本を裁判にかけたアメリカが、やはり再び、無差別攻撃を行っているという事実。

実は無差別攻撃は国際法で禁じられている立派な『犯罪』なんです。

その事実をしらめしるための映画です。

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昔は・・・

投稿日:2008/07/11 レビュアー:エロエロ大魔神

戦争中は簡単な裁判で処刑されていた!
今の北朝鮮みたいだ!将軍様の悪口をいえは即、処刑?
この時代も天皇を冒涜すれば即処刑?
藤田まことは、なかなか渋い演技するね!
俺の中では藤田まことは、はぐれ刑事のイメージしかありません

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勝者が敗者を裁く

投稿日:2008/11/30 レビュアー:こうさま

評価87点(100点満点)
大戦後のB級戦犯裁判における東海軍司令官岡田中将の信念と生き様を描いたストーリーでなかなか味のある作品。確かに勝者が敗者を裁く軍事裁判は矛盾に満ちていたものであったろうし、無実の罪で処刑された者も数多くいたのであろうと推察できる。所詮は人と人が殺しあうという戦火の中で、何が正義で何が順法だと論じても、それを正しく裁くということは困難なことだろう。そこには戦勝国の倫理や理論が優先されてしまうのが世の常というもの。
本作品の題材は無差別空爆で何万人の非戦闘員が殺戮され、たまたまパラシュートで脱出して確保された空爆機の米兵を正式な裁判もなく一方的に処刑した日本軍関係者の罪の是非を問うものであるが、当然これは復讐であり報復の感情がないと言えば嘘になろうし、アメリカ人の感性からいっても納得でるものだったと思う。
9.11テロのあとアルカイダを殲滅しようとした行為なんかは報復行為のなにものでもない。
しかし岡田中将は軍需施設でもない地域を無差別に空爆した行為は国際法に違反する犯罪人であり、それを処罰したものだと主張する。そして全ての責任は自分にあると強調する。あの戦後の混乱期に他人に罪をおしつけたり、戦勝国にこびることなく自分の信念を主張した日本人高級将校が存在したということはなんとなく誇らしい気持ちになれる。
本作はほとんどの場面が法廷と巣鴨刑務所に費やされているが、藤田まことの円熟した演技が見事に次世代以降の日本人にその「明日への遺言」を伝えているし、法廷で言葉もなく毎日顔をあわせる妻
(富樫順子)との心と心の会話も素晴らしい。
若い世代にも推奨したい作品。

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私には難しかったです。 ネタバレ

投稿日:2008/08/27 レビュアー:パープルローズ

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映画館で見たときに途中でついていけなくなったので再挑戦。だけど、やっぱり私にはちょっと難しい映画でした。

まず出だしでつまずきます。それはべっちさんご指摘のとおりの竹之内豊のナレーション。なんでこの人なのか理解できません。もっと年配の落ち着いた声の人のほうがいいと思うんですけど。
さらに、法廷シーンの英語と日本語交互のやり取りも、慣れるのに時間がかかりました。

この岡田中将という方のことは全く知らなかったのですが、1945年の名古屋空襲の際にパラシュートで降下してきたアメリカ軍の軍人の斬首を命じて、B級戦犯として裁かれた人とのこと。
軍事拠点を目標としない無差別爆撃は国際法違反であり、名古屋空襲に関与したアメリカ軍人は捕虜ではなく戦犯である、したがってその処刑を命じたことに罪はないというような論旨が展開されるのだが、この裁判の内容についてゆくのに一苦労。
それに、「空襲は搭乗全員が有機体となって行われたことだから、たとえ一無線士でも責任はある。」といいながら、「処刑を命じたのは自分だから部下には責任はない。」というのは明らかに矛盾しています。この矛盾は結局のところ「戦争責任はだれにあったのか?」というところにいきつくのでしょうが、岡田中将がその点をどう考えていたのか、よくわかりませんでした。

べっちさんご指摘の入浴シーンもそうですけど、後半かなり感傷的な演出になっていることも不満でした。
しかし、自分の弁護士だけでなく、相手の弁護士や裁判長にもきちんと礼をつくす中将の高潔な人格には心うたれました。

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明日への遺言

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岡田資中将こそ私の理想の男性

投稿日

2008/09/13

レビュアー

totoro

 ティッシュを何枚濡らしたか…戦争物は好きではないけれども避けて通ってはいけない実際の話。

 家族を愛し、国を愛し、部下を愛し、全てを我が身の責任と法廷で闘う岡田中将。
 そしてそれを見守る家族。実にすばらしい映画としか言いようがない。

 決して暗い内容ではありません。ほのぼのとしたアメリカ人と日本人の心の遣り取り。
 部下への責任、夫としての責任、父親としての責任。全てを全うすることはできなかったけれども、最後の家族に残した言葉が身に染みる。
 自分も最後にあの言葉を発することができるのだろうか。
そう考えると、恥じない人生をこれからでも遅くはない、見直おそうと言う気持にもなる。

 こんな夫がいたらと想像はするが、奥様やお子様達も素晴らしいからこそ岡田中将は安心して逝くことができたのではとも思う。
 そんな女になれるよう、今からでも努力のみかな。

凛とした藤田まこと

投稿日

2008/07/25

レビュアー

じゃじゃまる

『必殺』『はぐれ刑事』のイメージが強い藤田まこと。

今回、芯の通ったすばらしい演技を見せていただきました。

名古屋大空襲の時にパラシュートで脱出したアメリカ兵38人を処刑した罪でアメリカ人による軍事裁判を受けることになった東海軍部隊。

司令官であった岡田資(たすく)中将は、全ての罪は自分にあると主張。
そしてアメリカ軍の無差別空襲は違法であるという『法戦』を挑むのであった。


シーンの80%は裁判シーンのため、話は淡々と進んでいきます。

ピカソの有名な『ゲルニカ』の絵画シーンから始まり、歴史の事実は、真珠湾攻撃、東京空襲、名古屋空襲、そして原爆の投下のフィルムで流れ、裁判が始まる。

『報復ではない、処罰だ』と言い切ることで、部下を守り、判決を受ける岡田中将。

いや〜、藤田まことはやっぱりいい俳優ですね。
別に泣かせるシーンじゃないのに、涙が溢れます。

部下とともにお風呂はいるシーン、やはり毅然として『全ての責任は司令官の私にあります』というシーン。

うしろからじっと夫を見守る妻を富司純子が好演。

実は有名な俳優さんは、最初に証言者としてちょろちょろと出るだけで、後はあまり有名な人ではありません。

この映画は、裁判シーンがほとんどなので、この映画賛否両論でしょうね。

私的には『記録映画』にちかい映画だと思います。

この人たちが裁かれるならもっと裁かれるべき人がいたんですよね。

でもその人に害が及ばないようにあえて『原爆投下命令者を知らない』と答える中将。

私は今の日本人が忘れているものを呼び起こす映画だと思います。

日本を裁判にかけたアメリカが、やはり再び、無差別攻撃を行っているという事実。

実は無差別攻撃は国際法で禁じられている立派な『犯罪』なんです。

その事実をしらめしるための映画です。

昔は・・・

投稿日

2008/07/11

レビュアー

エロエロ大魔神

戦争中は簡単な裁判で処刑されていた!
今の北朝鮮みたいだ!将軍様の悪口をいえは即、処刑?
この時代も天皇を冒涜すれば即処刑?
藤田まことは、なかなか渋い演技するね!
俺の中では藤田まことは、はぐれ刑事のイメージしかありません

勝者が敗者を裁く

投稿日

2008/11/30

レビュアー

こうさま

評価87点(100点満点)
大戦後のB級戦犯裁判における東海軍司令官岡田中将の信念と生き様を描いたストーリーでなかなか味のある作品。確かに勝者が敗者を裁く軍事裁判は矛盾に満ちていたものであったろうし、無実の罪で処刑された者も数多くいたのであろうと推察できる。所詮は人と人が殺しあうという戦火の中で、何が正義で何が順法だと論じても、それを正しく裁くということは困難なことだろう。そこには戦勝国の倫理や理論が優先されてしまうのが世の常というもの。
本作品の題材は無差別空爆で何万人の非戦闘員が殺戮され、たまたまパラシュートで脱出して確保された空爆機の米兵を正式な裁判もなく一方的に処刑した日本軍関係者の罪の是非を問うものであるが、当然これは復讐であり報復の感情がないと言えば嘘になろうし、アメリカ人の感性からいっても納得でるものだったと思う。
9.11テロのあとアルカイダを殲滅しようとした行為なんかは報復行為のなにものでもない。
しかし岡田中将は軍需施設でもない地域を無差別に空爆した行為は国際法に違反する犯罪人であり、それを処罰したものだと主張する。そして全ての責任は自分にあると強調する。あの戦後の混乱期に他人に罪をおしつけたり、戦勝国にこびることなく自分の信念を主張した日本人高級将校が存在したということはなんとなく誇らしい気持ちになれる。
本作はほとんどの場面が法廷と巣鴨刑務所に費やされているが、藤田まことの円熟した演技が見事に次世代以降の日本人にその「明日への遺言」を伝えているし、法廷で言葉もなく毎日顔をあわせる妻
(富樫順子)との心と心の会話も素晴らしい。
若い世代にも推奨したい作品。

私には難しかったです。

投稿日

2008/08/27

レビュアー

パープルローズ

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映画館で見たときに途中でついていけなくなったので再挑戦。だけど、やっぱり私にはちょっと難しい映画でした。

まず出だしでつまずきます。それはべっちさんご指摘のとおりの竹之内豊のナレーション。なんでこの人なのか理解できません。もっと年配の落ち着いた声の人のほうがいいと思うんですけど。
さらに、法廷シーンの英語と日本語交互のやり取りも、慣れるのに時間がかかりました。

この岡田中将という方のことは全く知らなかったのですが、1945年の名古屋空襲の際にパラシュートで降下してきたアメリカ軍の軍人の斬首を命じて、B級戦犯として裁かれた人とのこと。
軍事拠点を目標としない無差別爆撃は国際法違反であり、名古屋空襲に関与したアメリカ軍人は捕虜ではなく戦犯である、したがってその処刑を命じたことに罪はないというような論旨が展開されるのだが、この裁判の内容についてゆくのに一苦労。
それに、「空襲は搭乗全員が有機体となって行われたことだから、たとえ一無線士でも責任はある。」といいながら、「処刑を命じたのは自分だから部下には責任はない。」というのは明らかに矛盾しています。この矛盾は結局のところ「戦争責任はだれにあったのか?」というところにいきつくのでしょうが、岡田中将がその点をどう考えていたのか、よくわかりませんでした。

べっちさんご指摘の入浴シーンもそうですけど、後半かなり感傷的な演出になっていることも不満でした。
しかし、自分の弁護士だけでなく、相手の弁護士や裁判長にもきちんと礼をつくす中将の高潔な人格には心うたれました。

6〜 10件 / 全62件