河童のクゥと夏休み / 田中直樹
河童のクゥと夏休み
/木暮正夫
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(87)
解説・ストーリー
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の原恵一監督が、木暮正夫の同名児童文学を映画化した感動ファミリー・アニメーション。不思議な力を秘めた河童のクゥと出会った少年のひと夏の冒険を、家族の絆や友情の大切さを織り込みつつさわやかに綴る。夏休みを心待ちにしていた小学生の上原康一は、学校帰りに不思議な石を拾う。持ち帰って水で洗うと、なんと河童の子どもが姿を現わした。康一によってクゥと名付けられたその河童は、康一たちと同じ言葉を話し、何百年ものあいだ、地中に埋められていたのだという。最初は驚いた家族も、クゥを受け入れ、周囲に気づかれないよう注意するのだったが…。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の原恵一監督が、木暮正夫の同名児童文学を映画化した感動ファミリー・アニメーション。不思議な力を秘めた河童のクゥと出会った少年のひと夏の冒険を、家族の絆や友情の大切さを織り込みつつさわやかに綴る。夏休みを心待ちにしていた小学生の上原康一は、学校帰りに不思議な石を拾う。持ち帰って水で洗うと、なんと河童の子どもが姿を現わした。康一によってクゥと名付けられたその河童は、康一たちと同じ言葉を話し、何百年ものあいだ、地中に埋められていたのだという。最初は驚いた家族も、クゥを受け入れ、周囲に気づかれないよう注意するのだったが…。
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「河童のクゥと夏休み」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」の原恵一監督が、木暮正夫の同名児童文学を映画化した感動ファミリー・アニメーション。不思議な力を秘めた河童のクゥと出会った少年のひと夏の冒険を、家族の絆や友情の大切さを織り込みつつさわやかに綴る。夏休みを心待ちにしていた小学生の上原康一は、学校帰りに不思議な石を拾う。持ち帰って水で洗うと、なんと河童の子どもが姿を現わした。康一によってクゥと名付けられたその河童は、康一たちと同じ言葉を話し、何百年ものあいだ、地中に埋められていたのだという。最初は驚いた家族も、クゥを受け入れ、周囲に気づかれないよう注意するのだったが…。
「河童のクゥと夏休み」 の作品情報
「河童のクゥと夏休み」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
河童のクゥと夏休みの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
|
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
ANRB2801 |
2008年05月28日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
15枚
|
0人
|
0人
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河童のクゥと夏休みの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
138分 |
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1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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ANRB2801 |
2008年05月28日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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15枚
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ユーザーレビュー:87件
…泣かせるなよ、オッサン。
投稿日:2008/04/25
レビュアー:ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
(ネタバレ御免) 原恵一という監督の力量を、判断材料が少ないがゆえに測りかねていた。それでも『オトナ帝国』に感動した人ならば誰もが、この人の作品をもっと観たいと思ったことだろう。で、その原氏が題材に選んだのは、ベタ過ぎるくらいド直球の児童小説『かっぱ大さわぎ』『かっぱびっくり旅』だった。
最近の劇場公開レベルにある日本アニメでは当然の事になってしまったが、背景の緻密な描写には、やはり感心する。特に本作は都会と自然の対比もテーマなだけに、背景美術にはかなり力が入っている。 それに比して人物描写がやけに粗かったり堅かったりする感じだが、これは児童小説っぽさを表す為の「狙い」だろう。だとしたら、それは奏功してると思う。列車の描写や、やけに名所の紹介があるのは大人の事情?(試写会では「遠野観光」のパンフが配られていた)
序盤、クゥが東久留米市の上原家で蘇生するシーン、「21世紀日本の一般家庭」に河童が登場する場面の見せ方がウマく、実はこのクダリが「小ピーク」と言ってもいいくらい、楽しい。
だが、何と言えばいいのか…個人的感想ながらこの作品、尺の長さの割にはツボを少しずつはずしているようにも感じてしまった。それが狙いなのか、そうでないのかは、正直判りかねる。ストーリー自体がシンプルなので、あまりに素直に作ってしまうことを躊躇したのかとも。
例えばイジメられっ子のキクチさんと秘密を共有するあたりから、恋心が芽生え始めるのかと思いきや、中盤、彼女とのカラミはほとんど無い。またマスコミに追いかけられ傷つけられるクゥへの、大人たちの反省(もしくは天罰)にも、ほとんど触れられない。(オッサンが浮かばれんぞっ)
龍神を登場させるなら、もっと「ここぞ!」という見せ場を作って意義深いものに出来たように思うし。上原家との別れにしても、原監督ならもっと涙を誘えたはずだ。
なんというか、観客の素朴な欲求に、わざと応えないようにしているかのようなのだ。
あえて現代っぽくさらりとかわしたんだと言われれば、そうなんだぁと言うしかないが、「やられた」とか「驚かされた」と思うところは少なかった。
比較してもしょうがないが『オトナ帝国』『あっぱれ!戦国』はしんちゃんというふざけたフォーマットがある上に、ふいに真剣なシーンを乗せることが出来たおかげで、感動が際立った。ベースが無ければあの手は使えないわけで、ゼロから世界観を作り成立させるのは、やはりなかなか難しいということか。
もちろんこれらは、観る前の期待値がやたら高かったからこその評価で、作品トータルの出来は十分高水準。観る人を選ばないという意味では、公開時、もっとヒットしてもよかった作品だと思う。
とにかくワタシ的にはクゥより、オッサン(わんこ)!
最後まで前の飼い主を心配して「もっと殴られてやりゃあよかった…」なんて、もう…。
おっさんを泣かせるなよぉ…オッサン。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
オッサン!!!(号泣)☆☆☆☆
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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夏休みに子供が河童と過ごす冒険ファンタジーかと思って侮ってました。
これ、子供に見せるには酷ではないか?
というくらい、現代風刺のストーリー。
河童のクゥと犬のオッサンの目を通して、人間が奪い傷つけ失ったものを感じます。
江戸時代から、いきなり現代に目を覚ますことになった河童のクゥ。
お父さんは、怖い人間の侍に切り殺されてしまったクゥ。
クゥを助けた少年とその家族は、現代には刀を持った怖い人間なんていないよ〜と言いますが・・・
刀という武器を振り回さなくなっただけで、人間の怖さは本質的には変わりません・・・。
むしろ執拗になり、狂気を増しているようにも感じます。
そして、一見、良心的な家族も、同じように大切なものを見失うのです。
そして、犬のオッサン・・・。
そこまで、人間の負を背負わないで〜!!!と、涙涙涙・・・。
最終的に、人間もそこまで悪いもんじゃない・・・と終えてはくれてますが・・・
子供に見せるなら、こう直接的ではなく、もっとオブラートに包んでも良かったのでは?と、思わなくもないですが・・・
まずは、大人がしっかり観るべき作品かもしれません・・・。
クレヨンしんちゃんの映画版が泣ける・・・と小耳に挟んだことはありましたが、この監督さんだったようです。
機会があれば、是非しんちゃんも観てみたいものです・・・。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
★お願い!
↓夢みるゆめ さん、お願いです!!!ご自分では、「ネタバレしない程度に」とおっしゃってますが、思うに、だいぶネタバレなさってますから。まぁ感じ方は人それぞれですし、そう思わない方もいらっしゃるでしょうけど、少なくとも私にはそう思えます。夢みるゆめ さんのレビューは、とても詳しく書かれていますので、作品を観た後にこそ、読みたいレビューです。まだ作品を観ていない方の為に“ネタバレ表示”をしていただけると、ありがたいです。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
きた、きた、きた〜!!何度もウルウルです!
おお、久しぶりにアニメで泣かされました〜。
もう何度も鼻の奥がツーンとなり、最後は号泣しちゃった私です。
TV放映されたのを先に見ていた中3の息子に、号泣した・・と言ったら、えっ!?うそっ!と驚かれました。
『君がもっと大人になれば、この話の良さがきっと判るよ』と諭しておきました。
これは子供より大人が感動するアニメかもしれません。
絵はどちらかというとへたくそっぽい(作者さん、失礼!)ので、人物とか全く可愛げがありません。
特に康一の妹なんか、不細工もいいところです。
クゥちゃんも、ぱっとみは全然かわいくないです。
ちょっと不気味なくらい。
でもね、見ているうちにこの絵がとーっても味のある絵になってくるんです。
人間の言葉を話す河童という現実離れしたお話なのに、人間社会はなんともリアルで、小学校6年生の世界や大人の世界、妹のクゥちゃんへの反応とか、とってもリアルです。
まるで生きた人間が演じてるかのような錯覚を起こさせる豊かな表情づくりも手伝って、お話にどんどん惹きこまれていきます。
クゥちゃんを通じて、環境問題・いじめ・親子関係といった身近なテーマを、実にさりげなく感動的に描いている秀作だと思います。
大人、必見!
ぜひ見て、泣いて、感動して下さい!
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6人の会員が気に入ったと投稿しています
河童の故郷
「河童のクゥと夏休み」は、TVスポットで随分やってたんで、観ようかな…と。軽い気持ちでした。夏休みってくらいだから、さぞやお子ちゃま向けかと思ったら、なかなかどうして。生きとし生けるもの全てに係わる、深いテーマが流れていました。
さて、本題。
ほのぼのとしたアニメらしい絵にも好感が持てましたし、キャラクターと声が、とてもよく合ってると思いました。ちょっと不気味だけど、よく見ると可愛い河童のクゥもお気に入りですが、まずヤラレちゃったのは、そのお父さん。なぎら健壱さんの穏やかな声が、クゥを愛おしく思うお父さん河童に、ぴったりでした。なぎらさんは、ミュージシャンながら、落語も達者なお方。あの名調子。出来れば、もっと聞いていたかったです。
次に持ってかれたのは、オッサン(犬)。安原義人さんが担当なさってるってこともありますが、だいぶヤラレましたね。クゥとオッサンのシーンには、泣かされちゃいました。犬は苦手なはずなんですが…。あ、思い出したら、またヤバくなってきた。
独特の味を出してるのが、キジムナー。ゴリさんならではのキャラです。ふぅ〜、心の隅々まで癒されるぅ〜。今年も沖縄に行けるといいなぁ〜。
もしも、空想上の生き物が、実際に目の前に現れたら…。ビビリの僕は、おそらく触ってみることすら出来ないでしょうね。クゥが出会ったのが、康一で良かったですよ。
雑誌に、テレビに、野次馬…と、世間の反応は、いつも同じですが、当事者からすると、とんでもないストレスになるんですね。ゴマちゃんとか、タマちゃんとか、きっとそうだったんだろうなぁ…と、クゥを見てて、つくづく感じました。僕は野次馬にこそなりませんが、テレビを見て、どうしてるんだろう…くらいは、思ってたんで、同じ穴のムジナです。やっぱり一番恐い生き物は、人間ですかね。もっと強く、優しくなりたい!
「河童のクゥと夏休み」は、お子ちゃまよりも、むしろ大人の方に観ていただきたいアニメです。組織の中や、家庭の中。人との係わりの中で、自分の居場所を見失いがちな今だから、キレイな水と美味しい空気。そして、暖かい言葉が必要なんです。僕も、またきっと、クゥやキジムナーに逢いたくなると思います。
☆キャラクター&キャスト☆
クゥ…冨澤風斗(とみざわ かざと)
上原康一…横川貴大(よこかわ たかひろ)
上原保雄…田中直樹(ココリコ)
上原友佳里…西田尚美
上原瞳…松元環季(まつもと たまき)
菊池紗代子…植松夏希
武士・清水…羽佐間道夫
名主…藤本譲
トシオ…富田耕生
食堂のおばさん…一城みゆ希
宿の主人…岩田安生
宿の客…稲葉実
宿の客…定岡小百合
電車内のおばさん…西川宏美
新花巻駅アナウンス…瀬那歩美
タクシーの運転手…平野正人
河童淵の観光客…瀧本富士子
座敷童子…井上里花
雑誌記者…成田剣
カメラマン…木村雅史
コメンテーター…大川透
アナウンサー…太田真一郎
出版社の男…田中一成
アイドル…ゆかな
レポーター…新千恵子
警官…北村允志
AD…河村裕
プロデューサー…納谷六朗
ディレクター…玄田哲章
社長…郷里大輔
部長…佐々木敏
司会者…藤原啓治
女子アナ…矢島晶子
タワー職員…結城比呂
レポーター・先生…子安武人
遠野駅アナウンス…中村千絵
あやなの母…永島由子
あやな…宮本侑芽(みやもと ゆめ)
カラス1…坂口大助
カラス2…大西健晴
先生…島香裕
前の飼い主…滝原裕太
オッサン(犬)…安原義人
クゥの父親…なぎら健壱
キジムナー…ゴリ(ガレッジセール)
♪主題歌
「夏のしずく」唄/大山百合香 作詞/山本成美 作曲/朝本浩文
♪挿入歌
「座敷わらしの子守唄」唄/井上里花 作詞/西舘好子 作曲/原荘介
「雨乞いの唄」唄/冨澤風斗 作詞・作曲/原恵一
「星めぐりの唄」作曲/宮沢賢治 編曲/若草恵
◎公式サイト
http://www.kappa-coo.com/
-------------------------
■お詫びと訂正:
遅ればせながら、以前のレビューに誤記がありました。ごめんなさい。(←気付くの遅っ!)
●「銀魂 シーズン其ノ弐 11」
“銀さんさんと神楽ちゃん”→“銀さんと神楽ちゃん”
●「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
“短期で粗野で”→“短気で粗野で”
この場をお借りし、お詫びして訂正いたします。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
…泣かせるなよ、オッサン。
投稿日
2008/04/25
レビュアー
ぴよさん
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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(ネタバレ御免) 原恵一という監督の力量を、判断材料が少ないがゆえに測りかねていた。それでも『オトナ帝国』に感動した人ならば誰もが、この人の作品をもっと観たいと思ったことだろう。で、その原氏が題材に選んだのは、ベタ過ぎるくらいド直球の児童小説『かっぱ大さわぎ』『かっぱびっくり旅』だった。
最近の劇場公開レベルにある日本アニメでは当然の事になってしまったが、背景の緻密な描写には、やはり感心する。特に本作は都会と自然の対比もテーマなだけに、背景美術にはかなり力が入っている。 それに比して人物描写がやけに粗かったり堅かったりする感じだが、これは児童小説っぽさを表す為の「狙い」だろう。だとしたら、それは奏功してると思う。列車の描写や、やけに名所の紹介があるのは大人の事情?(試写会では「遠野観光」のパンフが配られていた)
序盤、クゥが東久留米市の上原家で蘇生するシーン、「21世紀日本の一般家庭」に河童が登場する場面の見せ方がウマく、実はこのクダリが「小ピーク」と言ってもいいくらい、楽しい。
だが、何と言えばいいのか…個人的感想ながらこの作品、尺の長さの割にはツボを少しずつはずしているようにも感じてしまった。それが狙いなのか、そうでないのかは、正直判りかねる。ストーリー自体がシンプルなので、あまりに素直に作ってしまうことを躊躇したのかとも。
例えばイジメられっ子のキクチさんと秘密を共有するあたりから、恋心が芽生え始めるのかと思いきや、中盤、彼女とのカラミはほとんど無い。またマスコミに追いかけられ傷つけられるクゥへの、大人たちの反省(もしくは天罰)にも、ほとんど触れられない。(オッサンが浮かばれんぞっ)
龍神を登場させるなら、もっと「ここぞ!」という見せ場を作って意義深いものに出来たように思うし。上原家との別れにしても、原監督ならもっと涙を誘えたはずだ。
なんというか、観客の素朴な欲求に、わざと応えないようにしているかのようなのだ。
あえて現代っぽくさらりとかわしたんだと言われれば、そうなんだぁと言うしかないが、「やられた」とか「驚かされた」と思うところは少なかった。
比較してもしょうがないが『オトナ帝国』『あっぱれ!戦国』はしんちゃんというふざけたフォーマットがある上に、ふいに真剣なシーンを乗せることが出来たおかげで、感動が際立った。ベースが無ければあの手は使えないわけで、ゼロから世界観を作り成立させるのは、やはりなかなか難しいということか。
もちろんこれらは、観る前の期待値がやたら高かったからこその評価で、作品トータルの出来は十分高水準。観る人を選ばないという意味では、公開時、もっとヒットしてもよかった作品だと思う。
とにかくワタシ的にはクゥより、オッサン(わんこ)!
最後まで前の飼い主を心配して「もっと殴られてやりゃあよかった…」なんて、もう…。
おっさんを泣かせるなよぉ…オッサン。
オッサン!!!(号泣)☆☆☆☆
投稿日
2009/06/19
レビュアー
カメラ湯ミカミラ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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夏休みに子供が河童と過ごす冒険ファンタジーかと思って侮ってました。
これ、子供に見せるには酷ではないか?
というくらい、現代風刺のストーリー。
河童のクゥと犬のオッサンの目を通して、人間が奪い傷つけ失ったものを感じます。
江戸時代から、いきなり現代に目を覚ますことになった河童のクゥ。
お父さんは、怖い人間の侍に切り殺されてしまったクゥ。
クゥを助けた少年とその家族は、現代には刀を持った怖い人間なんていないよ〜と言いますが・・・
刀という武器を振り回さなくなっただけで、人間の怖さは本質的には変わりません・・・。
むしろ執拗になり、狂気を増しているようにも感じます。
そして、一見、良心的な家族も、同じように大切なものを見失うのです。
そして、犬のオッサン・・・。
そこまで、人間の負を背負わないで〜!!!と、涙涙涙・・・。
最終的に、人間もそこまで悪いもんじゃない・・・と終えてはくれてますが・・・
子供に見せるなら、こう直接的ではなく、もっとオブラートに包んでも良かったのでは?と、思わなくもないですが・・・
まずは、大人がしっかり観るべき作品かもしれません・・・。
クレヨンしんちゃんの映画版が泣ける・・・と小耳に挟んだことはありましたが、この監督さんだったようです。
機会があれば、是非しんちゃんも観てみたいものです・・・。
★お願い!
投稿日
2008/06/05
レビュアー
さざなみのKISS
↓夢みるゆめ さん、お願いです!!!ご自分では、「ネタバレしない程度に」とおっしゃってますが、思うに、だいぶネタバレなさってますから。まぁ感じ方は人それぞれですし、そう思わない方もいらっしゃるでしょうけど、少なくとも私にはそう思えます。夢みるゆめ さんのレビューは、とても詳しく書かれていますので、作品を観た後にこそ、読みたいレビューです。まだ作品を観ていない方の為に“ネタバレ表示”をしていただけると、ありがたいです。
きた、きた、きた〜!!何度もウルウルです!
投稿日
2009/09/04
レビュアー
飛べない魔女
おお、久しぶりにアニメで泣かされました〜。
もう何度も鼻の奥がツーンとなり、最後は号泣しちゃった私です。
TV放映されたのを先に見ていた中3の息子に、号泣した・・と言ったら、えっ!?うそっ!と驚かれました。
『君がもっと大人になれば、この話の良さがきっと判るよ』と諭しておきました。
これは子供より大人が感動するアニメかもしれません。
絵はどちらかというとへたくそっぽい(作者さん、失礼!)ので、人物とか全く可愛げがありません。
特に康一の妹なんか、不細工もいいところです。
クゥちゃんも、ぱっとみは全然かわいくないです。
ちょっと不気味なくらい。
でもね、見ているうちにこの絵がとーっても味のある絵になってくるんです。
人間の言葉を話す河童という現実離れしたお話なのに、人間社会はなんともリアルで、小学校6年生の世界や大人の世界、妹のクゥちゃんへの反応とか、とってもリアルです。
まるで生きた人間が演じてるかのような錯覚を起こさせる豊かな表情づくりも手伝って、お話にどんどん惹きこまれていきます。
クゥちゃんを通じて、環境問題・いじめ・親子関係といった身近なテーマを、実にさりげなく感動的に描いている秀作だと思います。
大人、必見!
ぜひ見て、泣いて、感動して下さい!
河童の故郷
投稿日
2008/06/05
レビュアー
素敵な声で抱きしめて
「河童のクゥと夏休み」は、TVスポットで随分やってたんで、観ようかな…と。軽い気持ちでした。夏休みってくらいだから、さぞやお子ちゃま向けかと思ったら、なかなかどうして。生きとし生けるもの全てに係わる、深いテーマが流れていました。
さて、本題。
ほのぼのとしたアニメらしい絵にも好感が持てましたし、キャラクターと声が、とてもよく合ってると思いました。ちょっと不気味だけど、よく見ると可愛い河童のクゥもお気に入りですが、まずヤラレちゃったのは、そのお父さん。なぎら健壱さんの穏やかな声が、クゥを愛おしく思うお父さん河童に、ぴったりでした。なぎらさんは、ミュージシャンながら、落語も達者なお方。あの名調子。出来れば、もっと聞いていたかったです。
次に持ってかれたのは、オッサン(犬)。安原義人さんが担当なさってるってこともありますが、だいぶヤラレましたね。クゥとオッサンのシーンには、泣かされちゃいました。犬は苦手なはずなんですが…。あ、思い出したら、またヤバくなってきた。
独特の味を出してるのが、キジムナー。ゴリさんならではのキャラです。ふぅ〜、心の隅々まで癒されるぅ〜。今年も沖縄に行けるといいなぁ〜。
もしも、空想上の生き物が、実際に目の前に現れたら…。ビビリの僕は、おそらく触ってみることすら出来ないでしょうね。クゥが出会ったのが、康一で良かったですよ。
雑誌に、テレビに、野次馬…と、世間の反応は、いつも同じですが、当事者からすると、とんでもないストレスになるんですね。ゴマちゃんとか、タマちゃんとか、きっとそうだったんだろうなぁ…と、クゥを見てて、つくづく感じました。僕は野次馬にこそなりませんが、テレビを見て、どうしてるんだろう…くらいは、思ってたんで、同じ穴のムジナです。やっぱり一番恐い生き物は、人間ですかね。もっと強く、優しくなりたい!
「河童のクゥと夏休み」は、お子ちゃまよりも、むしろ大人の方に観ていただきたいアニメです。組織の中や、家庭の中。人との係わりの中で、自分の居場所を見失いがちな今だから、キレイな水と美味しい空気。そして、暖かい言葉が必要なんです。僕も、またきっと、クゥやキジムナーに逢いたくなると思います。
☆キャラクター&キャスト☆
クゥ…冨澤風斗(とみざわ かざと)
上原康一…横川貴大(よこかわ たかひろ)
上原保雄…田中直樹(ココリコ)
上原友佳里…西田尚美
上原瞳…松元環季(まつもと たまき)
菊池紗代子…植松夏希
武士・清水…羽佐間道夫
名主…藤本譲
トシオ…富田耕生
食堂のおばさん…一城みゆ希
宿の主人…岩田安生
宿の客…稲葉実
宿の客…定岡小百合
電車内のおばさん…西川宏美
新花巻駅アナウンス…瀬那歩美
タクシーの運転手…平野正人
河童淵の観光客…瀧本富士子
座敷童子…井上里花
雑誌記者…成田剣
カメラマン…木村雅史
コメンテーター…大川透
アナウンサー…太田真一郎
出版社の男…田中一成
アイドル…ゆかな
レポーター…新千恵子
警官…北村允志
AD…河村裕
プロデューサー…納谷六朗
ディレクター…玄田哲章
社長…郷里大輔
部長…佐々木敏
司会者…藤原啓治
女子アナ…矢島晶子
タワー職員…結城比呂
レポーター・先生…子安武人
遠野駅アナウンス…中村千絵
あやなの母…永島由子
あやな…宮本侑芽(みやもと ゆめ)
カラス1…坂口大助
カラス2…大西健晴
先生…島香裕
前の飼い主…滝原裕太
オッサン(犬)…安原義人
クゥの父親…なぎら健壱
キジムナー…ゴリ(ガレッジセール)
♪主題歌
「夏のしずく」唄/大山百合香 作詞/山本成美 作曲/朝本浩文
♪挿入歌
「座敷わらしの子守唄」唄/井上里花 作詞/西舘好子 作曲/原荘介
「雨乞いの唄」唄/冨澤風斗 作詞・作曲/原恵一
「星めぐりの唄」作曲/宮沢賢治 編曲/若草恵
◎公式サイト
http://www.kappa-coo.com/
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■お詫びと訂正:
遅ればせながら、以前のレビューに誤記がありました。ごめんなさい。(←気付くの遅っ!)
●「銀魂 シーズン其ノ弐 11」
“銀さんさんと神楽ちゃん”→“銀さんと神楽ちゃん”
●「ALWAYS 続・三丁目の夕日」
“短期で粗野で”→“短気で粗野で”
この場をお借りし、お詫びして訂正いたします。
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