Ｌｉｆｅ　天国で君に逢えたら

先日TV放映されたのを録画しておいたことすっかり忘れてたので、やっとこ見てみた。

大沢たかお、カッコいいなぁ。　
やっぱ、この人好きだわ〜(#^.^#)
伊藤三咲のセリフ、棒読みだ〜！演技下手だナぁ。でもため息が出るほどスタイリーで美人だなぁ。。
海綺麗だなぁ〜、気持ちよさそう！
風が心地よさげ〜！
飯島さんの奥さんは良妻賢母、すごい人だなぁ！
私も、海見つめながら、波の音聞きながら、最後を迎えるのが理想だなぁ。（老後は絶対海辺に引越しするんだ！それが私の夢！）
お約束ではあるけど、娘が”パパ、死なないで！”と言った場面ではグッときちゃった。鼻の奥がツンツンしてウルッと来ちまいやがった！


私もその昔ウィンド・サーファーの彼がいた。（ぜんぜんレベルは違うけど。）いつも一緒に海や湖に行っては、彼が乗るのを岸辺から見つめていた。
それだけで幸せだと思っていた、あの頃。
自分でも少しウィンドサーフィンしてみたけど、超気持ちよかったのを覚えている。
私に葬りさった昔の恋を思い出させた映画だった。

伊東美咲という個性は他と交わらない強烈な色。
その個性はこの映画でも顕著に現れました。
ボクは伊東さん大好きです。
そしてハセキョーも大好きです。
この二人に共通するのは演技力がもひとつなとこ。
そしてどちらもコメディが一番似合うということです。
そんな二人の共通項をボクは魅力だと捉えてます。
「大帝の剣」のレビューでも書きましたが、ハセキョーには「ハセキョーアプローチ」があります。これは強烈ですが、他の色にも割と溶け合うことができます。しかし伊東美咲の色・・・めんどいから「ミサキアプローチ」はコメディにはうってつけだけど、シリアスものや感動ものになると他の色を弾いてしまいます。ＣＧ処理したかのように美咲さんだけ違和感がある。浮いてしまう。特に嬉しさや楽しさを表現するとき、それは多くみられます。映画の冒頭の夏樹の遺灰を海に返す場面での一発目のセリフ・・・「なつきーーー」から「ミサキアプローチ」はスタート。最後まで軌道修正することはありませんでした。
コメディエンヌとしての才能はあると思うので、是非これから出る出演作品はそちらの比重を多くしてもらいたいですね。

色黒でポニーテールの美咲さんは「ミポリン」に似てました。

ウィンドサーフィンの賞金っていくらぐらいなんだろう？
映画の最初のほうで、賞金は安いうえに移動費などは自腹と言っていました。しかし、家も買い、病院に通い、日本でも生活・・・その間妻が働いた様子は映画を観る限りではありませんでした。
そのへん気になりました。
原作には書かれているのかな？

　ウィンドサーフィンのシーンで、レースの時大沢自身がやっているようにもう少し巧く撮れなかったかなぁ。
　闘病シーンの大沢は悪くなかったが、伊藤美咲は今一。特に死別に際してあれでOK出すとは、演出側にも注文を付けたい。まあ妻役が巧かったら、後半はずっと泣かされっぱなしになる恐れがあった。そう考えれば冷静に観れて好かったのかも(笑)
　子役が全員下手。長女役はまあそこそことしても、他の三人には観るべき所なし。子役に多くを求め過ぎるのはどうかと思うが、外国映画を観てると子役の演技水準が高いのも事実。
　海辺を中心に風景が綺麗なシーンが多く、そういう意味で悪くはなかったかな。

実話ですが、淡々と、病魔を受け入れる様が描かれています。

必要以上に、お涙頂戴のつくりになっていないのがよかった。

あと３ヶ月と言われて、あんなに走れるの？とかウインドサーフィンできるの？とか、しょうもないところが引っかかりましたけど。

もっと袴田さんとの絡みも欲しかったな。（セリフが少なかったような。。。）

哀川翔さんとのエピソードはよかった。

支えているのは家族だけでなく、周りの人間もだよっていうシーンも欲しかったです。

お金を心配するシーンが多かったんですが、ほんとに大丈夫だったのかしら？

余命宣告直後は精神を病むほどの
絶望に陥った飯島さんが、
自らの死を受け入れ前向きに生きていく姿が
とても印象的でした。
それは、「死」「ガン」といった
「恐怖」の対象としての存在を、
自らにとって「大切な」存在へと書き換える過程です。
そのことによって、残りの人生を飯島さんは豊かに生きた。

自分の生に豊かな意味を与えてくれた
たくさんの素晴らしい人たちの存在、
それは、とりもなおさず飯島さんが
それほど素晴らしいものを周りの人たちに
与えられる存在であったということだと思います。

他者と共に生きることの豊かさを
感じることのできるいい映画でした。