ラストキス

題名を見たときに面白そうと思って借りてみたけど、
結局何を言いたいのか分からなくて、今でも分からない。

借りないほうがベターです。

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途中　何度も　マイケル行かないで！ここにいて！もどってきて！とおもってしまいました

でも行っちゃうもんなんですかね・・・

結果オーライでいいのかな？？

なんだか考えさせられちゃいました

なんやかんやでキムもかわいそう

まぁでも最初に彼女いるのわかっててそうなったんだからマイケルをたふだせめるのもおかしな話かな

ということで　やっぱりマイケルが１番・・・かな

私だったらどうするんだろう・・・？？

DVDが届いたとき
「何でこれをリストに入れてたんだろう…？」
って時ありませんか？
私はよくあります。

しかし思いながら見始めてわかりました。
レイチェル・ビルソン！
彼女がみたくて借りた作品。
やはり可愛い！顔ちっちゃい！
監督が語ってたように浮気相手が彼女じゃなく
もっと派手だったり純粋過ぎる雰囲気だったら
見る側の印象も変わってたはず。

ストーリーは30前後の世代の”リアル”な日常を描いたお話。

主人公マイケル(29)が3年付き合ってるスマートな彼女ジェナが
妊娠したのをきっかけに結婚することになった。
しかし彼は子供や妻をもつ責任を背負う覚悟ができない。
そこに可愛くて年下の女の子キムと出会い浮気してしまう…

ちょうど同じ歳頃の自分には面白かった作品でした。
きっと今じゃなかったら単に
「最悪だな〜マイケル」
って感想しかもたなかったかも。
もちろん浮気をした彼が悪いですけど。

しかし今の私には
キムと出会った時の二人の会話はすごくリアルでした。
すごく心に残るセリフだった〜とか感動する！ではなく
「わかるなーその”終わる”って気持ち」
って友達の会話聞いてるみたいなあのやり取りが良かったです。

加えて浮気を知ったジェナがわめき散らすシーンをみると
女の私でもウンザリしました。
あんなに罵倒されても彼女に愛してると伝えるマイケルには感心。
だからマイケルには嫌悪感がなかったのかも。

むしろ浮気されたジェナよりキムにした仕打ちの方が
「マイケル最低だな」って思えたな。
あんな男と付き合わないほうがいいって、キム。

そう、なんか友達の恋愛話聞いてるみたいな感覚になります。
ホントの意味で”リアル”な作品。

そしてケイシーアフレック、良いです。
兄貴より良い俳優だと思います。（好みの違いか？）
余談ですがジェナのママが
グィネスパルトローのママだと知りました。
似てるわー

レイチェル・ビルソン目当てで観てみたけど、これも超可愛かったなぁ〜
彼女がいると知りつつも主人公を好きになってしまい、
ちょっぴり挑発的に、積極的に彼を誘惑しちゃう女の子を好演。
普通だったら、主人公マイケルの彼女であるジェナの目線で観てしまうから、
きっと横槍入れてくる女の子はウザくみえちゃうけど、
キムはどこか憎めない一途に恋してる女の子であたしは彼女の顛末が可哀想だったなぁ・・・

ストーリーとしては、彼女の予期せぬ妊娠にまだ結婚なんて考えてなかったマイケルは婚約するも
“結婚は墓場だ”的な悲壮感で、煮え切らないグズグズな男を描写した作品。
マイケルの幼馴染の親友３人も、一人は育児ノイローゼ気味の奥さんと夫婦仲が
上手くいかず悩んでいたり、一人は元恋人のことが忘れられずに引きずりまくっていたり、
一人は縛られることを恐れその場限りの恋愛ばかりを続けていたり、
それぞれの恋愛模様も織り込まれている。
この友人たちの恋愛って描き方によっては面白くなりそうなんだけど、
コミカルな場面が少なくて、あくまでもマイケルとジェナのカップルが中心で、
若干ジメェ〜ってしてる展開が残念なところ。

結婚に不安を抱くことのは、男も女も同じくらいあるんだろうけど、
やっぱり妊娠して命がお腹に宿った女性ってのは、肝が据わるのかな。
この人の子供を産みたいって思えたら、他の男の人なんて目に入らないんだろうし。
逆に男性は、そういう実質的なものがない分、表層で愛してるってことは理解してても、
真実の愛に疎いものなんだってことを言ってるのかもしれない。
失いそうにならないと自分の気持ちに気付かないってことは、往々にしてありますものね。

ジェナの両親のエピソードが最後に威力を持ってましたねぇ。
あのパパの一言にはやられましたっ。世の中にこんなパパもいるって素敵なことだ。
でも、その素直な気持ちを時には表現して伝えないと、幸せにはなれないけれど。

悪くはないと思うのですが、オリジナルのイタリア映画の方が観てみたくなる作品でした。

付き合っていても　結婚にはなかなか踏み切れない男たち
そして　子どもを持ったら持ったで　家庭に縛られてしまうような閉塞感を味わう男と女のバトルが　とても悲しかった
ベイビーができたというのは　やっぱり「捕まった」という感じなのだろうか！？
それにしても　若い娘に新鮮さを求めたのかどうかは別としても　そこへ逃げ込むというのは　如何なものだろう？？
そして　その後で　やっぱり恋人の彼女を愛していたことに気付くというのは有り？　女にはわかりにくい気持ちだと思う
彼女に責められても「関係は無かった」と上手く嘘をついてくれればいいのに　真面目（？）な彼は嘘がつけず…　
だからこそ誠実に彼女にも向き合ったのだとは思うけど　
そんなの赦せるものなのかなぁ？
採用されなかったエンディングのシーンは象徴的だ　
子守をするマイケル　走るジェナ　ふたりの力関係を表していて　しかもジェナのその後の展開を想像させる終わり方は　リアルすぎる　
やっぱり　仲直りを予感させるシーンで終わって正解だと思う