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松本次郎の同名コミックを「鬼畜大宴会」の熊切和嘉監督が映画化した近未来SFアクション。犯罪被害者が加害者を処刑することができる“敵討ち法”が存在する近未来の日本を舞台に、感情を失い機械のように任務を果たすプロの執行代理人が、過去のある事件でつながった宿命の相手と対決するさまを描く。リアルに展開するガンアクションもみどころ。主演は「NANA2」「手紙」の玉山鉄二、共演に「Dolls ドールズ」の西島秀俊と「紀子の食卓」のつぐみ。
松本次郎の同名コミックを「鬼畜大宴会」の熊切和嘉監督が映画化した近未来SFアクション。犯罪被害者が加害者を処刑することができる“敵討ち法”が存在する近未来の日本を舞台に、感情を失い機械のように任務を果たすプロの執行代理人が、過去のある事件でつながった宿命の相手と対決するさまを描く。リアルに展開するガンアクションもみどころ。主演は「NANA2」「手紙」の玉山鉄二、共演に「Dolls ドールズ」の西島秀俊と「紀子の食卓」のつぐみ。
製作年: |
2006年 |
---|---|
製作国: |
日本 |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
103分 | 英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | SDV17272R | 2007年09月07日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
11枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
103分
字幕:
英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
PG-12
記番:
SDV17272R
レンタル開始日:
2007年09月07日
在庫枚数
11枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
103分 | 英語 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
PG-12 | SDV17272R | 2007年09月07日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
11枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
103分
字幕:
英語
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
PG-12
記番:
SDV17272R
レンタル開始日:
2007年09月07日
在庫枚数
11枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
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人に奨められて、まず原作漫画の方を先に読んでしまいました。結果的にそれは失敗したのかもしれません。
原作の方は完全にエキセントリックで、普通に読めば「意味分からない」と言う印象しか残らないかも。
非常なまでに溢れ出てくる暴力、殺人、女性に対しての卑劣な描写。妄想と現実が入り混じり、登場人物達の9割はイッちゃってるので誰でも面白く感じる漫画ではないと思います。
原作漫画にハマりました。
今のところ9巻まで読みましたが、めちゃくちゃツボです。元々「必殺仕事人」のような善人側が悪人側に対して復讐すると言ったストーリーが好きなんですが、この作品は執行代理人が決して「善」ではなく、「こういう奴は絶対に代理人になったらダメやろ」と言う代表の溝口を始め、主人公のヒロシにしても正義のために銃を握っているのではないんですね。
でも、毎日仕事として人を殺していれば精神が破壊されていくのは当然なんでしょう。
1番まともそうな山田ですが、代理人の仕事を続けていってどんどん風変わりしていく様が1番良く分かるんですが・・・残念ながら映画の方では描けていません。
「敵討ち法」と言う設定だけ拝借してはいるものの、原作漫画と映画では全く別物に仕上がっています。
事務所で働くヒグチですが、映画では少しか弱い女性の設定。これが1番驚いたかも。
原作では唯一ヒロシを凌駕するほどの冷徹な女性で、チンピラに殴られるシーンなんかは本当は「ヒッヒッヒッヒ・・・」と突然笑ってヤクザをビビらせていたのが、映画では何のアクションもなかった。もったいない・・・。
溝口なんかは、もっと原作よりに非道な男に設定した方が面白かったのでは?キャンキャン騒いでるだけで、あまり意味の無い役に感じました。
別物として面白ければそれでいいのですが、原作を知らなければよく分からないような点もありそうだし、物語も非常に小さくまとめてしまって「もったいない」としか言いようが無い。
原作のヒロシは本当に気持ち悪い男なのですが、特殊部隊出身と言う事もあって飛びぬけて戦闘能力に長け、戦うシーンなんて凄くカッコいいです。
映画ではビジュアル的に玉山鉄二は男前なんだろうけど、「感情のない役」としてボーーッと突っ立ってるだけで戦うシーンも別に無く、何だか残念。
この映画で1番良かったのは、冒頭での敵討ちシーンに出てきた坂井真紀だったと私は思いました。
映画→原作の順にどうぞ。
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近未来の日本という設定ですが、全然未来っぽくないんですよね。昔ながらの建物もあるし、すごい車やロボットが出てくるとか、一切なし。片や、映像は一貫してセピアトーンで、銃で撃たれた時にぶしゅっと飛ぶ血にデジタル処理がされていたりして、スタイリッシュです。この無国籍で不思議な感じ、私は好きですね。
それに仇討ちが始まる前に周辺住民に一時避難を勧告するアナウンスが流れるのですが、これが小学校のグランドに流れる校内放送みたいでね。人殺しがあるから、よい子の皆さんは逃げなさい、とでもいいたげな感じ。不気味です。この避難勧告シーンが私は気に入りました。
ひどいトラウマによって痛みを感じなくなってしまった男が主人公ですが、人間ドラマとしてのうねりみたいなものは、熊切監督は敢えてそんなにフォーカスさせようしていないのではないか、と私は感じました。2時間の物語の集結として、トラウマを乗り越えるという結論にはしているけれどもね。仇討ち、凍る子供、痛みを感じない、狂ったように銃を撃つ…。これらの漫画から想起されるイメージを熊切監督流に料理したと言う感じでしょうか。冷たくて、暗くて、感情のない世界、私たちがすぐにイメージすることの難しい、日本のどこでもない場所。この舞台こそが主人公に思えましたし、甘っちょろさ皆無の無慈悲な感じが、熊切監督らしくて好きです。これは、感覚的な好き嫌いが別れる映画かも。nekoさんに同意です。
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少年兵のころ、新型爆弾で子供たちを殺したのに加担したというトラウマで、痛みを感じなくなってしまった主人公が、爆弾の被害者の復讐を代行することでトラウマを克服していくというストーリー。映画全体で主人公の心の回復を描くという、セラピーの過程にも似た一種のセラピー映画となっています。
しかし、他の多くのセラピー映画と違うところは、主人公のトラウマの克服過程が近未来のデストピア(ユートピアの反対、というか、ユートピアの本質でしょうか)日本の崩壊とちゃんとリンクしているところ。作品の世界観がきちんと提示されています。
近未来を何となく懐かしい商店街の風景として描いたのも良かったと思います。設定こそSF的ですが、変にSF的な描写になっていません。近未来の軍事体制で心(痛み)をなくした主人公が心(痛み)を取り戻すというのは例えば「リベリオン」でも描かれたよくあるパターンですが、「リベリオン」がSFチックな未来にしすぎてリアリティを失っているのに比べ、リアリティを失ってません。
ガン・ファイトもリアルで良かったです。熊切作品はそんなには見ていないのですが、「青春金属バット」よりもずっといいように思いました。反歴史主義への批判と主人公の心の回復と復讐代行の物語がとてもバランスよく配置されていて、アクションも見応えがありました。
主人公の玉山鉄二やつぐみも良かったんですが、私はただ立っているだけの嶋田久作が妙に気に入りました。こういうキャラがたくさん出てくると、映画自体もイキイキとしてきます。
その一方でちょっと残念だったのは、「幽霊」と呼ばれる警護人の描写。何だかよく分かりません。ジジイのくせに目にも留まらぬ速さで動くのですが、その描写が何か安っぽいんです。ここは見せ場なのでもっと考えて欲しかったです。
玉鉄とつぐみが雨の中で食事する場面は「ミリオンダラー・ベイビー」でイーストウッドとヒラリー・スワンクがレモンパイを食べる場面みたいで心に残りました。この雨の場面から雪の場面へ変わっていく様子が、崩壊へとなだれ込んでいく軍事国家をイメージさせ(雪で226事件や忠臣蔵を連想しました。軍事、仇討ちというキーワードと関連しています)、その中で主人公が復讐の代行を遂げて痛みを回復していくというラストは、とても美しいです。雪は主題の「フリージア」(凍りつくほど寒い)、子供を凍らせる新型爆弾ともつながっていき、近未来と戦前が二重写しになるという構造がとてもよく出来ています。
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ユーザーレビュー:38件
投稿日
2008/03/04
レビュアー
エファ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
人に奨められて、まず原作漫画の方を先に読んでしまいました。結果的にそれは失敗したのかもしれません。
原作の方は完全にエキセントリックで、普通に読めば「意味分からない」と言う印象しか残らないかも。
非常なまでに溢れ出てくる暴力、殺人、女性に対しての卑劣な描写。妄想と現実が入り混じり、登場人物達の9割はイッちゃってるので誰でも面白く感じる漫画ではないと思います。
原作漫画にハマりました。
今のところ9巻まで読みましたが、めちゃくちゃツボです。元々「必殺仕事人」のような善人側が悪人側に対して復讐すると言ったストーリーが好きなんですが、この作品は執行代理人が決して「善」ではなく、「こういう奴は絶対に代理人になったらダメやろ」と言う代表の溝口を始め、主人公のヒロシにしても正義のために銃を握っているのではないんですね。
でも、毎日仕事として人を殺していれば精神が破壊されていくのは当然なんでしょう。
1番まともそうな山田ですが、代理人の仕事を続けていってどんどん風変わりしていく様が1番良く分かるんですが・・・残念ながら映画の方では描けていません。
「敵討ち法」と言う設定だけ拝借してはいるものの、原作漫画と映画では全く別物に仕上がっています。
事務所で働くヒグチですが、映画では少しか弱い女性の設定。これが1番驚いたかも。
原作では唯一ヒロシを凌駕するほどの冷徹な女性で、チンピラに殴られるシーンなんかは本当は「ヒッヒッヒッヒ・・・」と突然笑ってヤクザをビビらせていたのが、映画では何のアクションもなかった。もったいない・・・。
溝口なんかは、もっと原作よりに非道な男に設定した方が面白かったのでは?キャンキャン騒いでるだけで、あまり意味の無い役に感じました。
別物として面白ければそれでいいのですが、原作を知らなければよく分からないような点もありそうだし、物語も非常に小さくまとめてしまって「もったいない」としか言いようが無い。
原作のヒロシは本当に気持ち悪い男なのですが、特殊部隊出身と言う事もあって飛びぬけて戦闘能力に長け、戦うシーンなんて凄くカッコいいです。
映画ではビジュアル的に玉山鉄二は男前なんだろうけど、「感情のない役」としてボーーッと突っ立ってるだけで戦うシーンも別に無く、何だか残念。
この映画で1番良かったのは、冒頭での敵討ちシーンに出てきた坂井真紀だったと私は思いました。
映画→原作の順にどうぞ。
投稿日
2008/09/22
レビュアー
ガラリーナ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
近未来の日本という設定ですが、全然未来っぽくないんですよね。昔ながらの建物もあるし、すごい車やロボットが出てくるとか、一切なし。片や、映像は一貫してセピアトーンで、銃で撃たれた時にぶしゅっと飛ぶ血にデジタル処理がされていたりして、スタイリッシュです。この無国籍で不思議な感じ、私は好きですね。
それに仇討ちが始まる前に周辺住民に一時避難を勧告するアナウンスが流れるのですが、これが小学校のグランドに流れる校内放送みたいでね。人殺しがあるから、よい子の皆さんは逃げなさい、とでもいいたげな感じ。不気味です。この避難勧告シーンが私は気に入りました。
ひどいトラウマによって痛みを感じなくなってしまった男が主人公ですが、人間ドラマとしてのうねりみたいなものは、熊切監督は敢えてそんなにフォーカスさせようしていないのではないか、と私は感じました。2時間の物語の集結として、トラウマを乗り越えるという結論にはしているけれどもね。仇討ち、凍る子供、痛みを感じない、狂ったように銃を撃つ…。これらの漫画から想起されるイメージを熊切監督流に料理したと言う感じでしょうか。冷たくて、暗くて、感情のない世界、私たちがすぐにイメージすることの難しい、日本のどこでもない場所。この舞台こそが主人公に思えましたし、甘っちょろさ皆無の無慈悲な感じが、熊切監督らしくて好きです。これは、感覚的な好き嫌いが別れる映画かも。nekoさんに同意です。
投稿日
2008/01/07
レビュアー
勝王※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
少年兵のころ、新型爆弾で子供たちを殺したのに加担したというトラウマで、痛みを感じなくなってしまった主人公が、爆弾の被害者の復讐を代行することでトラウマを克服していくというストーリー。映画全体で主人公の心の回復を描くという、セラピーの過程にも似た一種のセラピー映画となっています。
しかし、他の多くのセラピー映画と違うところは、主人公のトラウマの克服過程が近未来のデストピア(ユートピアの反対、というか、ユートピアの本質でしょうか)日本の崩壊とちゃんとリンクしているところ。作品の世界観がきちんと提示されています。
近未来を何となく懐かしい商店街の風景として描いたのも良かったと思います。設定こそSF的ですが、変にSF的な描写になっていません。近未来の軍事体制で心(痛み)をなくした主人公が心(痛み)を取り戻すというのは例えば「リベリオン」でも描かれたよくあるパターンですが、「リベリオン」がSFチックな未来にしすぎてリアリティを失っているのに比べ、リアリティを失ってません。
ガン・ファイトもリアルで良かったです。熊切作品はそんなには見ていないのですが、「青春金属バット」よりもずっといいように思いました。反歴史主義への批判と主人公の心の回復と復讐代行の物語がとてもバランスよく配置されていて、アクションも見応えがありました。
主人公の玉山鉄二やつぐみも良かったんですが、私はただ立っているだけの嶋田久作が妙に気に入りました。こういうキャラがたくさん出てくると、映画自体もイキイキとしてきます。
その一方でちょっと残念だったのは、「幽霊」と呼ばれる警護人の描写。何だかよく分かりません。ジジイのくせに目にも留まらぬ速さで動くのですが、その描写が何か安っぽいんです。ここは見せ場なのでもっと考えて欲しかったです。
玉鉄とつぐみが雨の中で食事する場面は「ミリオンダラー・ベイビー」でイーストウッドとヒラリー・スワンクがレモンパイを食べる場面みたいで心に残りました。この雨の場面から雪の場面へ変わっていく様子が、崩壊へとなだれ込んでいく軍事国家をイメージさせ(雪で226事件や忠臣蔵を連想しました。軍事、仇討ちというキーワードと関連しています)、その中で主人公が復讐の代行を遂げて痛みを回復していくというラストは、とても美しいです。雪は主題の「フリージア」(凍りつくほど寒い)、子供を凍らせる新型爆弾ともつながっていき、近未来と戦前が二重写しになるという構造がとてもよく出来ています。
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※2 借り放題はDVD「旧作」、CD「新作・準新作・旧作」が対象です。
フリージア