墨攻

墨攻の画像・ジャケット写真
墨攻 / アンディ・ラウ
全体の平均評価点:
(5点満点)

163

  • DVD
ジャンル:

「墨攻」 の解説・あらすじ・ストーリー

 戦乱の中国を舞台に、“墨守”という故事で知られる戦闘集団“墨家”の天才戦術家・革離(かくり)の活躍を描いた森秀樹の同名コミックを、中国・日本・香港・韓国の合作で映画化した歴史アクション超大作。主演は「インファナル・アフェア」のアンディ・ラウ。監督は「流星」のジェィコブ・チャン。紀元前370年頃の戦国時代、攻撃をせずに守り抜く“非攻”を信念とする集団“墨家”がいた。その頃、大国・趙が送り込んだ10万の大軍を前に、全住民わずか4千人の梁城は落城寸前の危機に瀕していた。梁王は墨家に援軍を求めるが、やって来たのは粗末な身なりの革離ただ1人だった…。

「墨攻」 の作品情報

製作年: 2006年
製作国: 中国/日本/香港/韓国
原題: A BATTLE OF WITS

「墨攻」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

墨攻の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
133分 日本語 吹き替え用 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/北京語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/北京語
3:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
ASBX3866 2007年07月27日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
27枚 0人 0人

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ユーザーレビュー:163件

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6〜 10件 / 全163件

佳作だけど時代考証にボッコー☆と大穴が開いてます

投稿日:2007/07/28 レビュアー:KUBOCHIN

 昨夜TSUTAYA店舗に本作が並んでおり歴史物好きなので解説も読まずに借りました。面白く、レンタル料返せとは思いませんが僕なりの期待が外れDISCASのイントロくらい読んでりゃ…と後悔。

 酒見賢一氏の小説を基に漫画脚本が久保田氏、漫画原作者が森氏で本作はコミックを映画化した物とか。イントロには「中国・日本・香港・韓国の合作で映画化した歴史アクション超大作」とあります。でも「歴史」の2文字は外して「時代物」と交換した方が良いでしょう。理由は後述しますが普通のアクション作品と割り切って観れば、戦闘シーンなどは漫画チックで興をそそります。

 僕は日本以外のアジア系の最近の俳優さんには疎いんですが、物語の中心人物達を演じた皆さん、キャラの性格も明確でチャーミングでした。最初の30分ほどメガネ無しで観てたところ、梁の南城門前にやってきた革離(アンディ・ラウ)を観たときICHIROに見えちゃいました。その後、梁王から兵馬の権を任された革離が邑の城壁のミニチュア(この時代は地図でしょ?)を前にして軍議をはじめるシーンまでの間にも、

革離は若返った夏八木勲がヒゲを生やしたように、、
子団(ウー・チーロン)は主役を張り出した頃の成龍の整形後のように、、
梁適(チェ・シウォン)は雨宮良の背を高くしたように、
梁王(ワン・チーウェン)は寝不足の橋本龍太郎元総理(故人ぢやねぇか…)のように
見えて可笑しかったです。(勿論メガネをかけて見直すとかなり違いましたけどね)
そうそう、逸悦を演じたファン・ビンビン(カナにするとキワドイ名だ☆)は綺麗な女優さんでした。それと日本がこの作品を通じてアジアを舞台に他国と文芸交流ができるのは素晴らしいことだと感じました。

 で、今度は減点面を書きます。僕はただの歴史小説好きなだけの人間なので間違えて憶えてる部分があるかも知れませんが、上で歴史の2文字を外せと書きました。理由を列挙します。

1.革離が登場した段階ですでに僕はジーパン刑事の如く

 『なんじゃこりゃぁあ!』

と漏らしました。僕の目は南城門前に立つオベリスクのような石柱に向けられてました。「時は戦国の紀元前370年だよね?」だったら邑は城壁に囲まれ、その外には田畑が在る筈だろ〜が!それが裁くみたいな土だけの景色の上にあんな石柱4本も立ててどないすんねん!

2.つづいて、騎乗姿で現れる逸悦、そして押し寄せる趙軍に使いする牛将軍に伴する白馬の梁の騎馬隊。

 『こらぁあ〜、三国志や水滸伝と間違えとったら承知せんぞぉお!』

 いくらコミックでもね、久保田・森の両氏は時代考証くらいしなかったの? 中国側も駄目だよぉ、自分の国の事なのにクレームつけなかったの? 彼らが会いに行く「趙」の国の軍装備にしても恐ろしい勘違いだらけ。ホント、みんな三国志(2-3世紀)とか水滸伝(12-13世紀)の軍装に影響されすぎ。何度も言うけど戦国時代だろ?紀元「前」370年の設定だろ? なんでズボン履いて馬にまたがる騎馬兵が山ほどおるのよ。これは故司馬遼太郎氏がエッセイなどにも頻繁に書かれてたし歴史的事実だけど、中国で「胡服騎射」を採用した最初の人は本作敵役の「趙」の国に、この映画の時代からさらに数十年後に生まれる武霊王(生年不詳〜紀元前295年没)で、彼が紀元前307年に採用を開始しました。それ以前の中華世界の貴族戦士は3人編成の戦車にのってたわけで、映画の時代に騎馬姿で戦ってたのは中国人じゃなくて匈奴(北方遊牧民族)です。

3.鉄が多すぎ!始皇帝の頃でも鏃には鉄と青銅を併用してたくらいだから、鏃が青銅製っぽかったのは良かったのですが、将軍級が鉄製の鎧のようなのを着用してたのはアウト。鉄は戦国期とても高価だったはずだし、たださえ加工が難しい金属なのにあんなレリーフみたいな模様施す筈無いヨ。

 とまぁ前半は中国人の気分で腹が立って仕方なかったのですが、後半に熱気球が登場(フランスのモンゴルフィエ兄弟の実験は1783年だぜっ!)したり、地下水が空高く噴出したり(位置エネルギーしか無い筈なのになんで吹き上がるんだよ?)する頃にはもう脳内で無駄な抵抗は止す事にしました(笑)。

 さて、この場で大丈夫かな(^^:)と迷いましたが、エイちゃん様、人間の條件レビューへのコメントと歴史のご教授を戴き有難うございました。拙文をこのように読んで頂けているというのは票に関係なく嬉しゅうございます。お父上が満州で超特急あじあ号の護衛をされてたとの事、勝手ながら私の頭の中に大ロマンの想像が舞い踊っております。自分は映画も好きですが、それ以上に映画にまつわる歴史やエピソードの方に食指が動く性格なもので、エイちゃん様の実体験を通したこれまでのレビューの数々は興味深く読ませて頂いておりました。ワールドワイドなレビュー、今後も楽しみにしております☆

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アンディ あなたは最高!

投稿日:2008/03/23 レビュアー:mitamita観た〜!!

「10万人の敵に1人で挑む」に惹かれました。

それと アンディ・ラウ。
「インファナル・アフェア」から大好きな俳優さんになりました。

原作が日本だとは知らずに鑑賞。

全面にアンディの魅力満載でおばさんは満足です。

中国の歴史超大作などと構えて観ずに、気楽に娯楽作気分で
観ても損は無いと思いますよ。

私は満足でした。はい。

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良作

投稿日:2007/09/29 レビュアー:だっさん

 やっぱりアンディ・ラウはカッコいい。確か私と歳はそんなに変わらんはずやのに、この差はどこからくるんかな、と思ってしまうほどカッコいい。私は彼のファンですが、思ったほど彼の映画は観てません。コメディタッチの映画にも出ていますが、どちらかと言うと暗いイメージの映画が多いような気がするからです。でも、観てみるとやっぱりいいですね。彼は歌も非常に上手く、いい歌をたくさん歌ってます。興味有る方は一度聴いてみてください。

 中国映画らしく戦闘シーンのスケールも大きいし、ストーリーも凄くよいです。ただし、ラストがちょっと...。なんでハッピーエンドにでけへんのかな。それを入れても、観終わってから、いい映画観たな、と思える映画だと思います。2時間以上有りますが、時間の長さを感じさせません。☆4つは優にあると思います。

 最近何かと話題になることが多いファン・ビンビンですが、やっぱり綺麗です。アンディ・ラウとの美男美女の競演も、この映画の見どころだと思います。

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攻城マニアの溜飲は下がったか?

投稿日:2007/07/31 レビュアー:ぴよさん

いやぁ、攻城戦&籠城好きにはたまらない一本だ。
映像的には『LotR・二つの塔』で、究極的なものを見せてもらったが、あれはいかにも大味な人海戦術と、強力な兵器による戦闘風景だった。となると次はもう少しアジア的な、知略を駆使する攻城戦が見たくなる。
『墨攻』は連載時から、ぜひとも映像化して欲しかった話。出来れば森秀樹の画の、泥臭いイメージに忠実な画作りを期待しつつ。

本作では、原作ほどには凝った話になっておらず、むしろなんとか普通の映画にしようと頑張ったキライがある。やはり一般受けしなさそうなネタばかりで話を作るのは、怖かったのだろうか。その分、中途半端なエピソードが増えて全体がぼやけてしまったように思う。革離にはもっと徹底した策士ぶりを発揮して欲しかったし、もっと超然としていて欲しかった。

その革離を演じたアンディ・ラウは良かった。(日本主導で撮ってたら竹中直人になってたんだろうな) 敵将・巷淹中役のアン・ソンギ、弓の名手・子団役のニッキー・ウーも存在感を示していた。


私見ながら、攻城モノの最高峰は、『七人の侍』だと思う。城こそ建っていないものの、圧倒的多数の敵を、自陣に籠もって迎え撃つという図式は共通している。 敵戦力を分析して、陣地を整備し、兵を鍛える。あらゆる知恵と戦略を駆使して、敵軍を迎え撃つという話…簡単そうで、なかなか面白く作るのが難しいこのジャンル。全ての要素を満たした『七人』以降、あれを越えるものを観れていないなぁ。

本作は惜しいとこまでいったのだが、やや腰砕けになった感がある。やはり「最終決戦」はバシッと決めてくれなければ、最後のカタルシスを得ることが出来ない。「状況が如何に困難か」「情勢はどうなっているか」「決着をつける最終目標は何か」を、もう少しハッキリさせるべきだった、他の事は二の次にしてでも。

余談だけど、あちらの映画に特有の「ここ!」ってとこでスローモーションにする演出、そろそろ恥ずかしいんで、やめて欲しいな。

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奥底に流れる思想にこそ、価値がある映画です。ネタバレ

投稿日:2007/03/11 レビュアー:干し草

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 酒上賢一氏の小説を森秀樹氏が再構成した原作の漫画、「墨攻」。
 専守防衛を標榜し隆盛を誇りながら突如として消えてしまった、中国に実在した思想家集団“墨家”と、指導者墨子を失った後の墨家の腐敗ぶりに耐えかね、グループに敵対しながらひとり本来の思想を守り続ける架空の人物“革離”との攻防を描いたこの作品は、中国戦国時代の歴史をひもときながら、戦争の姿をリアリティをもって描き、その過程で人間がどうあるべきかを説いています。
 この原作の最終11巻『東へ』において、墨家側の隠れた革離シンパによるはかりごとで、戦に明け暮れてきた娘と革離とのかなうはずがない恋が成就されました。このとき、作者たちの想いの深さにようやく気づいて、頭の芯がしびれました。恋を浅はかで儚い、感情おもむくままのやりとりとせず、人々が顔をあげ、前に向かって生きるための、百年の大計として表現していたのです。こんな考えに触れたのははじめてのことで、ハートが震えました。
 物語の末稿は、史実からは大きく離れています。たくさんの戦災孤児たちとともに隔離が海を渡り、金色の稲穂ゆれる理想郷をつくるのです。これが長きにわたって墨子の思想を披露してきた作者たちの、日本の読者に対するメッセージでした。私は具体的な説明を尽くしたこの作品に感銘を受けました。今もお気に入りのひとつです。

 さすがにアジア全域を販域としたこの映画版「墨攻」では末尾を変えてありますが、墨子の思想は丁寧に説明されています。また、技巧を尽くした戦闘シーンは中国十八番の武侠映画の流れを汲んでスリリングでテンポよく、一方で一般的な武侠モノにありがちの、ナルシストっぷりは影をひそめています。ストレートな表現は観劇者の気持ちをつかんで離さず、好印象です。恋もその結末を変えてありますが、リアリティを増し、革離の人物表現を完成させるためには必要なことだったでしょう。

 説明不足なところもありますが、従来の映画からもっと視野を広げようという取り組みは、前向きですし、評価されてしかるべきです。アジアの平和共存を映画によって訴えたところも、中国発の作品として、買いです。あまり詳しくないのですが、中国本土での評価はどうだったのでしょうね。気になります。

 原作がとても優れていますので、映画に興味をもたれた方には、漫画や小説も併せて推薦します。

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