ヘイヴン〜堕ちた楽園〜

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「“Tax Haven”として有名なカリブ海のケイマン諸島を舞台に、様々な人間模様と時間経過がフラッシュバックして交錯する“グランドホテル”形式の物語」

経営コンサルタント（なんとかファンドの某代表みたい）のカール・リドリー（ビル・パクストン）は、ある朝、脱税の容疑でFBIの家宅捜査を受ける。

現金100万ドルをかき集めたリドリーは最愛の娘ピッパ（アグネス・ブルックナー ）を連れてカリブ海のケイマン諸島へと逃亡。


逃亡先の自然の豊かな南海の楽園を舞台に起こるドラマをシャイ（オーランド・ブルーム）とアンドレア（ゾーイ・サルダナ）の許されない悲恋物語を絡めてサスペンスタッチで展開していきます。

13日の金曜日、何かが起こる！
お調子者のフリッツ役のヴィクター・ラサックがいい味を出しています。

「古典的な悲恋を現代的に描いた映画に、現代人の業と欲から生じる事象が錯綜する映画」

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題名の“haven”ヘイブンは寄港とか避難などの意で天国“heaven”ヘブンではありません。

オーランド・ブルーム主演って事で観たんだけれど、かなり屈折した内容で少し理解するのに苦労しました。何度も繰り返し観る事で、どうにか分かる感じでチョット強引な脚本だったような気がします。時間設定も頻繁に前後するし登場人物の目線までがコロコロ変わり観るのに少々、疲れました。結局、屈折した主人公の感情と狭い島の中で人間が様々な思いをお互いに感じつつ暮らしている・・って意味なのかな？最後まで何処に重きを置いているのか理解し難い作品でした。

オーランド・ブルーム主演・製作なのであんまり期待してはいませんでしたが、シェイクスピアのようなお話で なかなか良かったですよ。＾＾
でもちょっと中途半端な感じがあったかな。 過去と現在を行ったり来たりする時間軸なもんで苦手な方もいると思います。

あるシーンでオーリーの顔が硫酸かけられ醜くなり「こんな顔になりたいかっ」ってね言うシーンあるんですけどね

そんなに醜くなっていません。(ーー;)

「世の中にゃもっとブサイクいるがなっ」ってツッコミしたくなります。（笑）

やっぱりオーリーはかっこいいのです〜。

ケイマン諸島でくり広げられるサスペンスに
オーランド・ブルーム。
撮り方や時間軸なんかも良かったんですけど。
色々なことを盛り込みすぎたのかなぁ。
なんだか物足りなさを感じてしまいました。

とりあえず、こんな所が地元だったらやだなぁ。

未来永劫税金が免除されるケイマン諸島を舞台に、そこで起こる悲劇を描いた作品。
脱税容疑から逃れるためにマイアミから島にやってくるカールとピッパ親子の話と、
島の裕福な黒人経営者の下で働き、その娘アンドレアと密かに付き合う青年シャイの話が、
ある夜のパーティーを軸に交錯する展開になっている。

二つのストーリーに密接な関係はなく、ケイマンでシャイの愛憎劇を描きたいがために、
脱税した大金を島に持ち込むカールの話をとってつけた感は否めず、
よくよく考えれば違和感が残りそうだが、時間を前後させて描くことで、
順を追って説明する単調さを廃し、全ての辻褄と物語の全体像が掴める最後には、
満足感が得られる構成になっている点が良かった。

現代人が抱える金、セックス、麻薬、暴力、人種に絡む問題が織り込まれ、
過度な欲望や過度な偏見によって人生を狂わせてゆく様と、
それに巻き込まれる悲劇的な登場人物たちを映しながら終わるので、
後味はそう良くないが、あたしとしては、けっこう楽しめた。