ユア・マイ・サンシャイン

田舎の牧場で牛を育てながら可愛い妻との幸せな生活を夢見る老総角（婚期が過ぎた独身男性）のソクチュン（ファン・ジョンミン）は，ソウルから来たというコーヒーショップ（純情茶房）のホステスのウナ（チョン・ドヨン）に一目惚れ,足しげく通いつめ，かたくなな彼女がやがては心を開いて一途な男の愛を受け入れるという純真な愛の物語ですが,その背景にあるのはやはり韓流，すんなりは終わってくれませんので，ハンカチを用意してご覧ください。
おまけ：ドラマの中で二人が野外映画館で見ていた映画は，イ・ヨンエがユ・ジテとの共演で離婚歴のある年上の女を好演した「春の日は過ぎゆく」です。これもいい映画でしたよ。

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やっぱり泣けましたね〜（T□T)
とにかく、ソクチュンの一途な愛に涙。涙。でした。

ソクチュンは牧場で働く素朴な36歳の独身男。
そんなソクチュンがある日、可愛いウナに一目ぼれしてしまう。
ウナは、暴力をふるう元夫から逃げてこの街にやってきて、
昼間は身体を売り、夜はホステスをしているんですね〜。

そんな事情を知っても全くひるむことなくウナにアタックし続けるソクチュン。
毎日、牧場で絞った新鮮な牛乳に花を添えてウナに贈ります。
あ〜もう、この時点でキュンキュンしちゃう〜*＾＾*

ソクチュンの優しさと真心が伝わり、
ウナはついにソクチュンと結婚します！！

本当に幸せそうな二人。
だけどその幸せはほんのつかの間で終わってしまうんです。

実は、ウナはＨＩＶに冒されていました。
その事実を知ってしまうソクチュン。
ウナはまだ知りません。

さらに元夫がウナの居所をつきとめてやってくるんですね〜。
ソクチュンに迷惑をかけてしまうことを恐れ、ウナはソクチュンの前から姿を消してしまいます。
そしてまた。。。
身体を売って生活をするウナ。

ソクチュンは血眼になって探すけど、
どうしてもウナを見つけることができず1年が過ぎてしまう。

1年後のソクチュン、見違えるほど痩せてて驚きました！！
あんなにポッチャリしてたのに。。。
物語の中では1年たってるけど、実際の撮影ではそんな時間ないですよね？
スゴイわ〜。
この時点で初めて、ファン・ジョンミンってすごい役者さんなのかも！
ってことに気付きました。
さらに、意外とハンサムかも・・・ってことにも気付きました。（笑）

そして、元夫の通報によってウナは警察につかまってしまいます。
ＨＩＶに感染しているのに身体を売った罪で。。。

この元夫、しつこくてキモイ〜＞＜；；
この人、どっかで見たことあると思ったら
『オールイン』でヤクザの役やってたよね〜。

ここで初めて自分がＨＩＶに感染していたことを知るウナ。
ＨＩＶに感染している娼婦が身体を売り続けていたという衝撃に
マスコミも騒ぎ立て、韓国中が騒然となります。

家族も仲の良かった人たちも、みんながあんな女とは縁を切れ。とソクチュンに言います。
それでも何度もウナにあいたくて面会にいくソクチュン。
「俺が一生守ってやる。死んでも愛してる。ウナがいないと俺は生きていけない。」

ソクチュンのために面会を拒否し続けていたウナが、ついにソクチュンと面会したシーン。

ここ、もう大号泣でしたよ〜〜〜（T□T)

そしてラストは。。。
なんとなく想像してたんですよね。
こんな感じで終わるんだろうな〜って。
美しくも悲しい結末を想像してました。

が、期待を裏切ってくれて、予想外に幸せな気分になれるラストでした。

チョン・ドヨン、やっぱり素敵な女優さんですね〜。
この映画を撮ろうと決めたとき、
監督さんはウナ役はチョン・ドヨンしか考えられない。と思っていたそうです。

可憐なのに色気もあって、ソクチュンを愛するけなげな女性も自然に演じてて。。。
本当に色々な顔を持った人です。
『スキャンダル』では清楚で控えめな女性を、
『星を射る』ではちょっとだらしないけど明るくてかわいい女性を好演していました。

ファン・ジョンミンも良かった！
初めてみた俳優さんでしたが、
ウブで素朴で一途なソクチュンの深い深い愛に涙が止まりませんでした。

これ、実話なんですよね〜。
本当に、この2人は運命で結ばれていたんでしょうね。
そして、こんなにも美しく真っ直ぐな愛が本当にあるんだな〜。
ということに感動しました。

　今韓国で大人気のファン・ジョンミンの映画を初めて見ました。遅咲きの大物として有名な俳優さんですが、この映画で、純朴な真面目男を大熱演しており、これは評判どおり、地味だけどスゴイ人だなあと実感。
かたや最近カンヌで主演女優賞を見事に受賞した「世界の」チョン・ドヨン。スレッカラシでありながら、純粋さも併せ持つ、難しい役でしたが、彼女しか出来ないだろうなあ、名演でした。日本でいえば、ちょっと昔の大竹しのぶ、に当たる女優さんではないかしら。
　余談ですが、ソクチュン母を演ずる女優さんは、この映画ではものすごい老女ですが、本当はお上品な役も出来る方。映画「英語完全征服」では元気なお母さんでした。映画「頭の中の消しゴム」で主人公の母ですさんだ生活を演じていた女優さんが、焼肉屋さんの役で出ていました。

　０５年に韓国で大ヒットした折、ある程度内容を見聞きしてしまっていたので、見る前から意外性がなく、それが自分としては残念でしたが、ラストには感動しました。
見て損のない、良い映画です。

私の大好きな女優、チョン・ドヨン さん
パッケージの写真がすごく素敵
薄幸な役が似合ってしまう
女性から見ても、彼女を守りたい、笑顔が見たいと思わせます。

婚期の遅れた農村のさえない男ソクチュンが、昼間は売春もするコーヒーショップのウナに一目ぼれし、半ばストーカー気味にアプローチして、そのうちウナも情にほだされ、周囲の危ぶむ声も何のその、結婚にこぎつけ、めでたしめでたし。
これが、前半のお話。

後半は一気に不幸の道へまっしぐら
その差が激しいので、余計に悲しい

でもここで「ユア・マイ・サンシャイン」なのです。
ソクチョンはウナがいなければ生きていけないのです。
そしてウナも・・・

お互いの魂の繋がりを感じさせます。
涙なくしては観れません。

映画の中で歌われるＰＯＰな曲が素敵で耳に残りました。

最初ね。そりゃぁ、誰が恋愛映画とか、で泣くもんかとか思ってたわけよ。
のっけから、明るい雰囲気だし（内容は重めなんだけど）
いつもの韓国ノリの雰囲気で明るい笑いが巻き起こるわけよ。
そんでもって、漫画みたいなノリなわけよ。

でも、泣いてしまった（泣）
何故？
多分それは、彼が純粋で、まっすぐで、まっすぐで仕方なかったからだと思う。
まっすぐさにやられるのねぇ。どうしようもなく。
ふたつのスピカじゃないけど、「どうしてこうもまっすぐで、純粋なんだろう、この人たちは・・」とか、思ってキャラにのめり込んでしまうと、コメディっぽいノリでも、ドラマでも、真剣でも、マジでどうしようもなく、涙腺が緩んで仕方ない。（泣）

と、いうことで純粋系好きお試しあれ。

あ、でもこれウチ無理だわぁ〜っていう人は勿論いると思う。（笑）でも笑いあって涙あり。なんて言葉がここまで似合う映画ってのもないかな。（笑）