ダイヤモンド・イン・パラダイス

他の方のレビューにもあるようですが、ストーリー的には
まさにルパン三世です。

ちょっとコメディタッチでありながら、痛快な部分もあり
容姿端麗なパートナーに老け気味の主人公。
どれもこれも抑え気味に作られていて大きなヤマはないものの
全編通してそれなりに楽しめます。
ある意味、ハリウッドの一番得意とする形ではないでしょうか。

ドン・チードルの役はちょっとキャスティングミスって感じ
でしたけどね。

邦題と原題が例のごとく全く違いますが、今回だけは邦題の
方が合ってるような気がします。
こういうこと思ったのはこれが初めてです。

エアロバイクはけっこうごげた。と言っても、ストーリーが面白かったわけではない。サルマ・ハエックの尻・胸・腰、とくに胸を、これでもか！ これでもか！ と見せつけられ、ついつい頑張ってしまったというだけ。対照的にピアース・ブロスナンはひどい腹。この映画を撮影したときは、５０歳か４９歳のはずなのだが、５１歳の私の腹とおんなじか、それ以下。ロジャー・ムーアも５８歳でボンド役をやっていたが、ピアーズも顔だけで行けると思っているようだ。その考えの甘さにちょっと腹が立った。
ストーリーはドロボーの話だが、ダイヤモンドを盗む手口については、お粗末そのもの。アリエネー度８０％以上。とくにダイヤモンドを展示しているケースの真上の天井にライトがあり、そのライトを外すと穴があり、その穴から真っ直ぐにマジックハンドを下ろせるという設定は、あまりにも客をバカにしている。
まあ、映像の６割はサルマ・ハエックとのイチャツキ場面であり、見せ場といえば、５０歳前後のオッサンが３０歳前後のピチピチボディーを豪華ホテルの豪華ビーチで贅沢にもてあそぶところであり、それだけの映画だと言い切って間違いない。

あぁ〜俺もあんなふうに楽になりたい・・っていう気持ちがエアロバイクを踏む脚に気合いを入れてくれた。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

泥棒コメディ。そういううのだとは思ってなかったから驚いた。
もっとスタイリッシュなのと思って観たんだけど。
確かに盗みは華麗なんだけど７：３でコメディ色のほうが強いね。
特にＦＢＩ捜査官のロイドがいい味出してる。
最後のドンデン返しは予想できなかった。

南の島イイわねぇ。リタイアしたら南の島でってやっぱ皆思うのかね。退屈にはならないのか？実際この映画の主人公マックスは刺激がなくて退屈になって盗みをするんだけど。僕は今楽しいと思ってることがそのままできる状態で南の島ってのがベストです。映画も観れて、釣りもできて、本も読めて・・なんて贅沢すぎだね。やっぱそこにはそこの土地の暮らし方があるし。
夕日を優雅に楽しんで、一日が終わる・・。シンプル・イズ・ベストかな、やっぱ。

あの綺麗な青い海と空は何処？と思っていたら、バハマだったんだ。
マックスとローラがそこで面白おかしく遊んでいるところに、次々と現れるお金持ちのカップルの中に、「グレイズ・アナトミー」のアディソンを発見。
デレクの妻役の人なんだけど、こんなふうに思いがけないところで旧知の知り合いを見つけたようで、一瞬オー！と盛り上がった。
残念なことに、ただのチョイ役だったみたいで、その後の登場はナシ。
元泥棒とＦＢＩ捜査官の、“ナポレオン・ダイヤモンド”を巡ってのコメディな攻防戦。
ちっともスリリングじゃないけれど、笑ってツッコミを入れながら楽しめる。

　もっとパリっとした映画だとばかり・・・。

　未練がましい泥棒さんのお話しだったのね。

　現役のカッコい〜い泥棒さん時代が見たかった。

　でも、”After the sunset”だっていうんだから、仕方ないか・・・。