幸せのポートレート

このジャケット写真のようなビジネスガールの都会での戦いという映画では有りません。
変わっている家族の集まりの中にそれもクリスマスに
婚約者に連れられて、これまた変わっているビジネスウーマンのサラ・ジェシカが乗り込んできて、てんやわんやという話です。
こどもは除き、登場人物の誰にでも感情移入ができそうな映画でしたが、結局、誰にも入り込めませんでした。

だって、みんな変わってるんだもん。　
非常識とは、いわないけど・・・　けどこれが一般アメリカンピープルのような気もする。

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パッケージに惹かれて店頭でレンタルしました
主人公のサラ・ジェシカ・パカーはもちろんだけど、
周りのキャストも結構豪華で、最後まで安心して視聴できました！
（｀・ω・´）vイェイ
キャリアな女性を演じるサラが、クリスマス休暇に彼の実家にお邪魔するんだけど・・・
なんだか、サラが嫌な女性！ってことになってるけど、私はそんな嫌な女性って感じなかった！
そりゃ、ゲイ発言の時は、「ちょっと空気読んでよ」って思いましたが、
（＊´［]｀）＝３　はぁぁぁ����
私には、分かる！結婚前に、彼の家族の団欒の中に一人、入っていく勇気（苦笑）！
そりゃ、神経質にもなりますわ　号(┳Д┳)泣
それも、初対面でいきなり、彼のご実家にお泊りなんて、ハードルが高すぎる！
エイミーのような小姑が、特にやっかいですよねぇ（´□｀川）
さぁ、サラが恋人のエヴェレット家族に気に入られるまでのドタバタコメディーね、
なーんて観ていたら、途中から、アレアレ？？って、ヤな空気（笑）
ヾ(;´Д`●)ノアワワ
なんで、エヴェレットが彼女の妹に、一目惚れしちゃうのーーーー（怒）
さっき、指輪を選んでたのにぃーーー！！ムキィヽ(●｀∧´)ノ怒
でもね、あれあれ、じっくり観てみると、確かにエヴェレット＆妹のジュリー、
メレディス＆弟のベンの方がしっくりきちゃうんだなぁー
私個人的にも、エヴェレットよりも弟のベンの方に惹かれるなーー♪
頼りなさそうに見えて、あの包むような嫌味のない優しさに、
うっとりしてしまう女性は、多いのではないかしら〜？？
そして、最後のメレディスがエヴェレット家族に贈った「ポートレート」
とーってもステキな「ポートレート」で、一気にその場の雰囲気が、みるみる
暖かくなっていくのを感じました
ここは、なんだか、ジーンとしちゃって、思いもかけずポロポロしちゃったな
(/へ＼*)))ウゥ、ヒック
そして、最後のクリスマスのシーン！！！
そこには、一人いないだけなのに、なんだかすごく寂しくて、切なくて・・・
またまたジーンとしちゃいました♪
とは、言ってもやっぱり、自分の妹に乗り換える彼と、これからも親戚付き合いしていくなんて、なんだかあり得ないわ
これは、メレディスとベンがくっついたから、かろうじて設立した関係ですよね（苦笑）
なんだか、そのトレードが私には、衝撃的すぎちゃったんだけど・・・
アメリカでは、こういうのOKなんだろうか・・・
さすが、自由な国、アメリカだわね(●´艸｀)フ゛ハッ

サラ・ジェシカ・パーカーがやり手の
キャリアウーマンってのが、しっくりこない。

嫁姑問題を映画でわざわざ見たくないわ。

メレディスの性格を「嫌な女、神経質な女」と受けとめるレビュアーが多いようですが私見では彼女はアスペルガー症候群に近いと思います。

会話の空気を読めない、初対面の身体的接触が困難である等が理由ですが一応普通の社会生活はできているので軽度なのでしょう。
なぜ「恋する宇宙」のようにアスペである事を明瞭に宣言していないのか不明ですがそれがこの作品の最大の欠点だと思います。

この家族は「閉鎖的なリベラル主義者」で、家族内の異質な出来事は”家族なのだから”なんでも受け入れるが外部の異物は受け入れない(無知なだけかもしれないが)。
そこに典型的な異質キャラのメレディスが入り込もうとした時に当然起こる衝突と宥和を描いたのでしょうが
先ほどの最大の欠点のためにメレディスが一方的に嫌な人間に思われてしまう。

アメリカの映画レビューサイトでは「この家族は最低！」という感想が多いのですが
日本の映画レビューサイトでは家族を批判する方は少なくメレディスが批判される事が多いようなのは
社会構造の違いを示唆しているようで興味深いです。

妙齢のキャリア女性が婚約者の実家にはじめてご挨拶に伺う・・というほのぼのファミリーもの。

こういう年末年始やらの親戚が介する集まりって憂鬱ですねえ・・。若い頃はどこの学校だのあーだこーだ言われ、歳取ると結婚の予定やら出産やら聞かれ、更に歳とると病気だの誰それが死んだだの・・・。あ、これは映画とは関係ないです。私の愚痴です。

サラジェシカパーカーは神経質で堅物のキャリアウーマンを演じていて、人付き合いが下手で不器用な感じ、何やっても空回りって感じを上手く演じていた。

ヘルプのつもりで妹を呼んだら、美人で明るく如才なくふるまう妹（クレアディーンズ）はすぐに一家のアイドルに・・、おまけに彼氏まで妹に惹かれてゆく。こんなシチュエーション私ならブチギレもんです。

クレアディーンズは美少女時代は透明感があってすごく好きだったのですが、大人になってゴツくなりましたね。

私の苦手な顔（顔のパーツが全て大きい）、しかも感情的になるシーンは見事なほど眉間に大きいシワが3本くらい寄るのが、気になってしょうがない。

正直、元気に振舞う優等生って感じで、魅力的な女性には見えなかった。

対照的に堅物エリートの兄（ダーモットマロニー）と奔放な自由人の弟（ルークウィルソン）も良い対比になってた。
ルークウィルソンはビーグル犬みたいだなあといつも思うのだけど、ラブコメの女王ならぬ帝王ですよね。
ヒロインを陰ながら支えるけなげな男性役ばかり演じている気がする。

最後はちょっとお涙頂戴はいるのが、とってつけたようでもありながら、ほろりとしてしまいました。
はじけた感じはなくて地味な感じの話でしたけど、まあまあでは。