五線譜のラブレター / ケヴィン・クライン
五線譜のラブレター
/アーウィン・ウィンクラー
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(64 )
解説・ストーリー
1920年代のパリ。ある日、コール・ポーターは美しい年上の女性リンダと運命の出会いを果たす。お互いに惹かれ合う2人は交際をスタートさせるが、ほどなくポーターは自分がゲイであることを告白する。彼の音楽の才能と優しさを確信していたリンダは、そのことを承知した上で結婚を決意する。その後2人はヴェネチアへ移り新婚生活をスタートさせる。作曲家としてなかなか芽のでないポーターだったが、リンダの献身的なサポートの甲斐あってついにブロードウェイでのチャンスを得る。彼のミュージカルは大成功を収め、ポーターは一躍売れっ子となるが…。
1920年代のパリ。ある日、コール・ポーターは美しい年上の女性リンダと運命の出会いを果たす。お互いに惹かれ合う2人は交際をスタートさせるが、ほどなくポーターは自分がゲイであることを告白する。彼の音楽の才能と優しさを確信していたリンダは、そのことを承知した上で結婚を決意する。その後2人はヴェネチアへ移り新婚生活をスタートさせる。作曲家としてなかなか芽のでないポーターだったが、リンダの献身的なサポートの甲斐あってついにブロードウェイでのチャンスを得る。彼のミュージカルは大成功を収め、ポーターは一躍売れっ子となるが…。
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「五線譜のラブレター」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
1920年代のパリ。ある日、コール・ポーターは美しい年上の女性リンダと運命の出会いを果たす。お互いに惹かれ合う2人は交際をスタートさせるが、ほどなくポーターは自分がゲイであることを告白する。彼の音楽の才能と優しさを確信していたリンダは、そのことを承知した上で結婚を決意する。その後2人はヴェネチアへ移り新婚生活をスタートさせる。作曲家としてなかなか芽のでないポーターだったが、リンダの献身的なサポートの甲斐あってついにブロードウェイでのチャンスを得る。彼のミュージカルは大成功を収め、ポーターは一躍売れっ子となるが…。
「五線譜のラブレター」 の作品情報
「五線譜のラブレター」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
五線譜のラブレター 特別編の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
125分
日本語・英語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英(解説)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
GXBR27114
2005年06月03日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
7枚
0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英(解説)
五線譜のラブレター 特別編の詳細
収録時間:
字幕:
音声:
125分
日本語・英語
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英(解説)
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
GXBR27114
2005年06月03日
在庫枚数
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/英(解説)
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ユーザーレビュー:64件
音楽で綴る波乱万丈人生
コール・ポーターという作曲家。 私が生まれる前に亡くなっている方だし ミュージカルにも造詣の深くない私は名前すら知りませんでした。 彼の生み出したミュージカル音楽の数々で綴られる ミュージカル仕立ての伝記映画ですね。 途中に盛り込まれたミュージカルのシーンが楽しいです。 こういう作品は劇場で見たら感動もひとしおなのでしょうが 家庭のテレビでは伝わりきらないものがありそうですね。 コール・ポーターの伝記といいながらも メインになっているのは、彼を支え続けたポーター夫人の愛。 演じるアシュリー・ジャッドが素晴らしいです。 この映画の主役は彼女のような気さえします。 時折明るく楽しいシーンもとり混ぜられているのですが 全体としては哀愁に満ちた雰囲気です。 聞いたことのあるメロディもあったのですが やはりコール・ポーターを知らない私にとっては ’へぇ〜〜’と思うことが先にたってしまい 感動するところまでは至らなかったのが残念です。
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はい
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愛というよりは救済
パープルローズさん同様、私も「ビヨンド・ザ・シー」を思い出してしまい、同じケビンですがスペイシーの方に軍配を上げます・・・。鳥肌立つくらいミュージカルシーンが良かったので。こっちも素敵な作品なんだけれども、自分としてはサラッと観てしまいました。 コール・ポーターと言えば自分は「You‘d Be So Nice To Come Home To」を真っ先に思い浮かべるのですが、出てきませんでしたね〜。それとも、もしかして私が聞き逃しただけ?何しろ後でレビュー読んで、「え?ビギン・ザ・ビギンなんて出てきた?」ってくらい、ちゃんと入ってない。なんでしょう、映画って出来・不出来と関係なく見る側の体調だったり何だったりで、ぜんぜん感じ方が変るものなので、この度は私自身のコンディションの問題でしょうかね、すいません、サラッと終ってしまいました。 放蕩三昧の天才音楽家コール・ポーター(K・クライン)と、彼を支える妻リンダ(アシュレイ・ジャッド)の物語なんですが、これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛(若い人は分からんだろう)ってことなんでしょうか。リンダという女性は本当に大きい人ですね。コールは完全に彼女に甘えている。悪いと分かってて遊んでしまうのは、心のどこかで「許してもらえる」と思っているから。もう母親と子供みたいな関係。こういう男性が妻への愛を歌い、彼女の最後を看取るのは「一途な愛」と言うよりも、業の深い男が女の情けや憐れみに包まれている実感の中で浄化された、という救済のストーリーに思えた。 老人福祉の仕事をしていた自分は、こういうじいさんをたくさん見てきましたよ。若い頃ヤンチャした人ほど、老後は奥さんにベタベタになっちゃうのですね。それで妻は一生分の苦労が報われるんでしょうか・・・。女はツライよ!?
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レビューしにくい
アマデウスを見た時に思った事。芸術家にはスポンサーが必要。世俗にまみれた瞬間に才能は枯渇してしまう。彼らに必要なのは、無償のバックアップと理解と営業マン。 序盤、そんな条件を全てクリアしたのがコール・ポッターでした。 妻であるリンダは、無償の存在でなくなった時点で彼から離れるべきだったのではないでしょうか?ポッターの素行が悪くなってり、音楽に悪影響が出た時、彼に必要だったのは妻の愛ではなく、友人からの苦言だったような気がしてなりません。 ミュージカル映画はあまり見ないのですが、実にワクワクさせてくれる演出でした。自分の人生・・・見たくない〜!! ああ、なんかレビュー書きにくい映画です。
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作曲家の名前は知らないけれど、・・・
耳に懐かしい、心地よい曲がいっぱいです。才能のある人の周りにはそれを支えるあたたかい存在があるんだね。でも私にはコールポーターの妻はとてもじゃないけど務まらないです。。・・・
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アシュレイ・ジャッドは相手の心に語り掛けたいときは首が右に倒れる
コール・ポーターの音楽はとっても好きだが、伝記映画があると知って早速観た。 まずタイトルが酷い。誰がこんな訳をしたのか知りたいものだ。同じことは字幕にも言える。 この字幕を書いた人は運命論者なのか、ただスキルが低いかのどちらかだ。「運命の人」なんて英語は一度も出てこないのにそういう訳を書いている。コールとリンダは運命のパートナーと真逆の関係としてこの映画は描いているのに、この二人の関係を運命で結びつける訳をつけるのは余りに酷いではないか。 映画は、なんと言ってもアシュレイ・ジャッドが良かった。先週初めて見た女優だが、この人は上手いし、色んな表情ができる女優だ。きっとアカデミー賞をいつか取るだろう。 そのアシュレイ・ジャッドの魅力の所為が90%あるが、リンダの魅力が光る映画だ。コール・ポーターはそもそもリンダと結婚する必要は無かったのではないか。それをミューズの役割としてリンダが人生に付き合ってくれた。リンダの愛は終始与える愛だった。それが美しい。 リンダは機知に富んだ人であることがセリフから分かる。 コールにゲイであることを告白されて、こう言う。 “Let's just say you like them more than I do.” 本当にそう言ったのか脚本家が創ったのか知らないがどちらでも良い。リンダはそういう人だったと言う事だ。 ここの字幕は「私は男に懲りたの」だが、ちょっと違う。『いいのよ、私もちょっと好きだから』にして欲しい。 仮面舞踏会でアーヴィングからの電報をリンダがコールに渡す。【これもリンダがお膳立てしたもの】 コールが初めてリンダに問いかける。 「そんなに僕を愛してるのか?」 リンダはこう言う。 “You are the rhythm of my heart” 本当にそう言ったのか脚本家が創ったのか知らないがどちらでも良い。 しかし字幕は「あなたは私のすべて」 もう、ここは真剣に怒ったね。この字幕はクビだ! 「あなたは私のハートのリズムよ」と、どうして書けないんだ? コールが音楽家だから「リズム」という言葉を選んでいるんじゃないか。 そして、それは止まったら死ぬ、ということじゃないか。 この映画の最高にロマンチックなセリフ、それもクレオパトラの格好をしたリンダが言うセリフをこいつは台無しにしやがってしやがって。 このシーンもそうだけど、アシュレイ・ジャッドは相手の心に語り掛けたいときは首が右に倒れる。セクシーだ。 映画ではパリに始まってニューヨークに行くという順だけど、コール・ポーターって、イェール大学を出ているんだね。初めて知った。彼の歌詞って、なんか理屈っぽいと思っていたが、インテリだからなんだ。納得した。それから、彼の歌には『愛の喜びの歌』は沢山あるけれど『失恋の歌』が無いと思うんだが(ビギン・ザ・ビギンとか失恋の歌じゃないかと言われるかも知れないが、普通「失恋」の歌詞ってもっと寂しさ悲しさを詠うものなのにコール・ポーターの歌詞はそうじゃない)、この映画を観るとそれが何故だか合点がいく。彼は失恋したことが無いのだ。 それと関連してコール・ポーターのラブソングって、「愛とは何か」を問うようなよじれた歌詞ばっかりだが、この映画を観るとそれが何故だか合点がいく。男も女も愛せるような複雑な内面を持った人間を反映しているのだ。 「ナイト&デイ」を歌手が「唄えない」とゴネるシーンがあるが、あれはフレッド・アステアの持ち歌だが、実際にゴネたんだろうか。アステアに詳しい方、キャビアさんとか、知ってたら教えて欲しい。 あとはもう素晴らしい歌手のパフォーマンスが山盛り。ダイアナ・クラールが喋ってるのは初めて見た。 ソー・イン・ラヴの女性はララ・ファビアンではないか。全曲唄ってるところを見たかったが特典には何にも出てこなかった。 ソー・イン・ラブと言えば『日曜洋画劇場』だが、ラフマニノフかと思うようなあの曲の音源を長いこと探していたが、先日見つけた。不思議なタイミングだ。【インターネットで買えます】 この映画は本当に発見が多いが、ついでに書くと、メイクアップについても特典映像で観ることができてとても納得したことがある。それは何かというと、私は女性の年齢は「首」と「手」で判断できるんだけど、アシュレイ・ジャッドの首まわりが、ちゃんと年齢と共に皺になっていくのだ。特典映像ではまさに「首から」特殊メイクをしているのを見せてくれる。感心した。 あと、最後の贅沢を言わせてもらえば、レベッカ・ルーカーに何か唄わせて欲しかった。コール・ポーターの伝記映画はもう二度と創られないだろう。そう思うとこれは惜しかったなと思う。 邦題と字幕以外、とても良い映画だった。
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はい
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ユーザーレビュー
音楽で綴る波乱万丈人生
投稿日
2009/02/18
レビュアー
ムーミンママ
コール・ポーターという作曲家。 私が生まれる前に亡くなっている方だし ミュージカルにも造詣の深くない私は名前すら知りませんでした。 彼の生み出したミュージカル音楽の数々で綴られる ミュージカル仕立ての伝記映画ですね。 途中に盛り込まれたミュージカルのシーンが楽しいです。 こういう作品は劇場で見たら感動もひとしおなのでしょうが 家庭のテレビでは伝わりきらないものがありそうですね。 コール・ポーターの伝記といいながらも メインになっているのは、彼を支え続けたポーター夫人の愛。 演じるアシュリー・ジャッドが素晴らしいです。 この映画の主役は彼女のような気さえします。 時折明るく楽しいシーンもとり混ぜられているのですが 全体としては哀愁に満ちた雰囲気です。 聞いたことのあるメロディもあったのですが やはりコール・ポーターを知らない私にとっては ’へぇ〜〜’と思うことが先にたってしまい 感動するところまでは至らなかったのが残念です。
愛というよりは救済
投稿日
2008/01/27
レビュアー
ポッシュ(卒業)
パープルローズさん同様、私も「ビヨンド・ザ・シー」を思い出してしまい、同じケビンですがスペイシーの方に軍配を上げます・・・。鳥肌立つくらいミュージカルシーンが良かったので。こっちも素敵な作品なんだけれども、自分としてはサラッと観てしまいました。 コール・ポーターと言えば自分は「You‘d Be So Nice To Come Home To」を真っ先に思い浮かべるのですが、出てきませんでしたね〜。それとも、もしかして私が聞き逃しただけ?何しろ後でレビュー読んで、「え?ビギン・ザ・ビギンなんて出てきた?」ってくらい、ちゃんと入ってない。なんでしょう、映画って出来・不出来と関係なく見る側の体調だったり何だったりで、ぜんぜん感じ方が変るものなので、この度は私自身のコンディションの問題でしょうかね、すいません、サラッと終ってしまいました。 放蕩三昧の天才音楽家コール・ポーター(K・クライン)と、彼を支える妻リンダ(アシュレイ・ジャッド)の物語なんですが、これも愛、あれも愛、たぶん愛、きっと愛(若い人は分からんだろう)ってことなんでしょうか。リンダという女性は本当に大きい人ですね。コールは完全に彼女に甘えている。悪いと分かってて遊んでしまうのは、心のどこかで「許してもらえる」と思っているから。もう母親と子供みたいな関係。こういう男性が妻への愛を歌い、彼女の最後を看取るのは「一途な愛」と言うよりも、業の深い男が女の情けや憐れみに包まれている実感の中で浄化された、という救済のストーリーに思えた。 老人福祉の仕事をしていた自分は、こういうじいさんをたくさん見てきましたよ。若い頃ヤンチャした人ほど、老後は奥さんにベタベタになっちゃうのですね。それで妻は一生分の苦労が報われるんでしょうか・・・。女はツライよ!?
レビューしにくい
投稿日
2005/08/15
レビュアー
まるZONBI
アマデウスを見た時に思った事。芸術家にはスポンサーが必要。世俗にまみれた瞬間に才能は枯渇してしまう。彼らに必要なのは、無償のバックアップと理解と営業マン。 序盤、そんな条件を全てクリアしたのがコール・ポッターでした。 妻であるリンダは、無償の存在でなくなった時点で彼から離れるべきだったのではないでしょうか?ポッターの素行が悪くなってり、音楽に悪影響が出た時、彼に必要だったのは妻の愛ではなく、友人からの苦言だったような気がしてなりません。 ミュージカル映画はあまり見ないのですが、実にワクワクさせてくれる演出でした。自分の人生・・・見たくない〜!! ああ、なんかレビュー書きにくい映画です。
作曲家の名前は知らないけれど、・・・
投稿日
2005/07/12
レビュアー
mokoさん
耳に懐かしい、心地よい曲がいっぱいです。才能のある人の周りにはそれを支えるあたたかい存在があるんだね。でも私にはコールポーターの妻はとてもじゃないけど務まらないです。。・・・
アシュレイ・ジャッドは相手の心に語り掛けたいときは首が右に倒れる
投稿日
2008/12/12
レビュアー
bokensdorf
コール・ポーターの音楽はとっても好きだが、伝記映画があると知って早速観た。 まずタイトルが酷い。誰がこんな訳をしたのか知りたいものだ。同じことは字幕にも言える。 この字幕を書いた人は運命論者なのか、ただスキルが低いかのどちらかだ。「運命の人」なんて英語は一度も出てこないのにそういう訳を書いている。コールとリンダは運命のパートナーと真逆の関係としてこの映画は描いているのに、この二人の関係を運命で結びつける訳をつけるのは余りに酷いではないか。 映画は、なんと言ってもアシュレイ・ジャッドが良かった。先週初めて見た女優だが、この人は上手いし、色んな表情ができる女優だ。きっとアカデミー賞をいつか取るだろう。 そのアシュレイ・ジャッドの魅力の所為が90%あるが、リンダの魅力が光る映画だ。コール・ポーターはそもそもリンダと結婚する必要は無かったのではないか。それをミューズの役割としてリンダが人生に付き合ってくれた。リンダの愛は終始与える愛だった。それが美しい。 リンダは機知に富んだ人であることがセリフから分かる。 コールにゲイであることを告白されて、こう言う。 “Let's just say you like them more than I do.” 本当にそう言ったのか脚本家が創ったのか知らないがどちらでも良い。リンダはそういう人だったと言う事だ。 ここの字幕は「私は男に懲りたの」だが、ちょっと違う。『いいのよ、私もちょっと好きだから』にして欲しい。 仮面舞踏会でアーヴィングからの電報をリンダがコールに渡す。【これもリンダがお膳立てしたもの】 コールが初めてリンダに問いかける。 「そんなに僕を愛してるのか?」 リンダはこう言う。 “You are the rhythm of my heart” 本当にそう言ったのか脚本家が創ったのか知らないがどちらでも良い。 しかし字幕は「あなたは私のすべて」 もう、ここは真剣に怒ったね。この字幕はクビだ! 「あなたは私のハートのリズムよ」と、どうして書けないんだ? コールが音楽家だから「リズム」という言葉を選んでいるんじゃないか。 そして、それは止まったら死ぬ、ということじゃないか。 この映画の最高にロマンチックなセリフ、それもクレオパトラの格好をしたリンダが言うセリフをこいつは台無しにしやがってしやがって。 このシーンもそうだけど、アシュレイ・ジャッドは相手の心に語り掛けたいときは首が右に倒れる。セクシーだ。 映画ではパリに始まってニューヨークに行くという順だけど、コール・ポーターって、イェール大学を出ているんだね。初めて知った。彼の歌詞って、なんか理屈っぽいと思っていたが、インテリだからなんだ。納得した。それから、彼の歌には『愛の喜びの歌』は沢山あるけれど『失恋の歌』が無いと思うんだが(ビギン・ザ・ビギンとか失恋の歌じゃないかと言われるかも知れないが、普通「失恋」の歌詞ってもっと寂しさ悲しさを詠うものなのにコール・ポーターの歌詞はそうじゃない)、この映画を観るとそれが何故だか合点がいく。彼は失恋したことが無いのだ。 それと関連してコール・ポーターのラブソングって、「愛とは何か」を問うようなよじれた歌詞ばっかりだが、この映画を観るとそれが何故だか合点がいく。男も女も愛せるような複雑な内面を持った人間を反映しているのだ。 「ナイト&デイ」を歌手が「唄えない」とゴネるシーンがあるが、あれはフレッド・アステアの持ち歌だが、実際にゴネたんだろうか。アステアに詳しい方、キャビアさんとか、知ってたら教えて欲しい。 あとはもう素晴らしい歌手のパフォーマンスが山盛り。ダイアナ・クラールが喋ってるのは初めて見た。 ソー・イン・ラヴの女性はララ・ファビアンではないか。全曲唄ってるところを見たかったが特典には何にも出てこなかった。 ソー・イン・ラブと言えば『日曜洋画劇場』だが、ラフマニノフかと思うようなあの曲の音源を長いこと探していたが、先日見つけた。不思議なタイミングだ。【インターネットで買えます】 この映画は本当に発見が多いが、ついでに書くと、メイクアップについても特典映像で観ることができてとても納得したことがある。それは何かというと、私は女性の年齢は「首」と「手」で判断できるんだけど、アシュレイ・ジャッドの首まわりが、ちゃんと年齢と共に皺になっていくのだ。特典映像ではまさに「首から」特殊メイクをしているのを見せてくれる。感心した。 あと、最後の贅沢を言わせてもらえば、レベッカ・ルーカーに何か唄わせて欲しかった。コール・ポーターの伝記映画はもう二度と創られないだろう。そう思うとこれは惜しかったなと思う。 邦題と字幕以外、とても良い映画だった。
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