コニー＆カーラ

男が女装して、女を真似するとき、そこには男にとって理想の女が誕生するといいます。
とすると、女が男装して、男の真似をしたら、それは女にとって理想の男といえるはず。
そういえば、宝塚ってそんな感じですよね。

そこまでは容易に想像がつくけれど、本作は、“女装して女の真似をしている男”の振りをする女たちのお話。

想像できます？

さて、本題。

コニー＆カーラのドラァグクイーンっぷりは、実に見事です。
本物（♂）のドラァグクイーンのお姉さま方も、すっごくお綺麗！
立体的なお顔立ちの方は、お化粧栄えがしてうらやましいですね〜。

この作品は、有名なミュージカルのオイシイ場面満載のコメディー。
歌やダンスが文句なく上手なのはもちろんのこと、観客の皆さんのノリの良さが、気持ちいいんですよね〜。

◎本編９８分＋特典映像

＜映像特典＞

●未公開ミュージカルシーン集
●ドラッグ・クイーンの作り方
●未公開シーン集
●メイキング
●ＮＧシーン集
●名女優デビー・レイノルズ
●予告編

特に観ていただきたいのは、

☆未公開ミュージカルシーン集
「雨に唄えば」の名女優＝デビー・レイノルズが本作で「Worse Things」を歌うシーンが、ノーカットで観られます。
そして、かっこいいドラァグクイーン３人の「Shake Your Groove Thing」もロングバージョン。
これ、大好き！

☆ドラッグ・クイーンの作り方
化粧とか、まったく興味なかったけど、ここまでぶっ飛んだドラァグクイーンメイクなら、一度やってみてもいいかな〜。
そしたら、一番にＫＩＳＳしてあげるわね。うふっ！
…って、その気になりそうなほど、納得のメイク術です。

☆ＮＧシーン集
「Ｘ-ファイル」の“デヴィッド・ドゥカブニー”の男らしいサービスショットが観られます。（男ってこういうイタズラ好きだよね〜）

ミュージカルやライブがお好きなら、お勧の映画です。ぜひ、どうぞ。

DISCASさんではいつまでもお届け率が低いけれど、ツタヤさんでは早くも旧作コーナーに。半額ディーにレンタルした私は「こりゃ大当たり！」でした。

８年ほど前にトニー・コレットの出演作『ハーモニー』を観たのですが、この中で彼女が「スタンドバイミー」を歌うシーンがありました。その上手さにザワザワと心震えた事があったので、ずっと彼女を追っかけて来ましたが、なかなか歌声は聞く事が出来ずにいました。この映画では９８分のうち２人のステージは何分あったのでしょうか？タップリと聞けましたねー。話も良かったですねー。自分が好きって人は男も女も可愛いってこと。

「化け物」なんて字幕が出てきてグサッときましたが、そういえば最近観た『ふたりにクギづけ』でも同じ言葉が出てきました。こちらもカラットした笑いの中に”普通って何？””違うって何？”と考えるボールを観る側に軽ーく投げてきました。タップリ楽しんだ９８分が過ぎる頃には「たまには数が少ない側に立つこと」も考えてみようよ、と種を蒔くあたりも沁みる。

ジャケットが気味悪かったので、借りるのをなんとなく敬遠していました。でも、少し前までお届け率がいつも三日月状態なので（もともとの所有枚数も少ないのですけど、、）気になってる作品でした。
観てみてビックリ！ジーンとくるとか、ハラハラドキドキとかは別にないんですけど、とにかく楽しくて心がハッピーになりました。

あまりの偶然に、ちょっとビックらしております。おばさんは。
ラヴァ様おっしゃる通り、ジャケットで、半分敬遠していた作品。
キャ〜〜、すごそ・・・ってね。BS放送なら録画して観るかと。
何ともセコイ考えであります。レンタル料浮いちゃった・・・・
二人の電撃連弾鉄砲玉？の様なトークに、ちょっと引いてしまいましたが。まあ、お二人共、何ともインパクト強烈なマスクにボディにキャラですな〜〜慣れない人には、びっくり仰天でしょうね。
前半、エ〜〜ラストまで観れるかしら・・・？と、心配しつつ、中盤から、しっかりハマッテしまった。逆転発想的パターンが、あまりにもピッタリで。どう観ても、ドラッグクィーンですがな・・・
てんやわんやの末に、見事にラスト、ハッピーエンド。めでたし、めでたし。二人の見事なエンターテイナーぶりに、感服。
『イン・ハー・シューズ』で見せた地味なオネエさん役も忘れがたいトニ・コレットでした。お好みなお方は、どうぞご覧を。

トニ・コレットは好きだけど、ニアの顔はどうもあんまり見たくないなあって感じで、レンタルすべきがどうか迷ってましたが、ラヴァースさんのレビューで即決レンタル、正解でした。おもしろかった！
トニもニアも歌がうまくてびっくり。drag queenのメイクも板についてます。
何よりもびっくりしたのはデビット・ドウカヴニーが登場したこと！My Big Fat Greek Weddingのジョン・コーベットといい、ニアの男の好みがわかってしまったぞ！自分でスクリプトを書いて、自分の好みの俳優を登場させてるとはすごい！！全くの無名だった彼女。My Big Fat・・・では主演は別の人にという話があったそうですが、自分が主演することにこだわったと聞きました。う〜ん、これはおいしいなあ。だって、私だって脚本を書く才能があれば、ガエル・ガルシアと共演できるかもしれないってことでしょう？？って話が飛躍しすぎか。